太陽光パネルの下のビニールトンネルの中でキクラゲが栽培されている=福知山市今安で2026年6月30日午前10時56分、庭田学撮影 京都府福知山市で太陽光パネルの下でキクラゲを栽培する「営農型太陽光発電」が始まった。二酸化炭素(CO2)排出量実質ゼロの「ゼロカーボンシティ」実現を目指す産学官民の取り組みの一環だ。電力は市公共施設に供給され、キクラゲは植物性代替卵の原料として出荷される。【庭田学】 全国で10万個の菌床栽培めざす キクラゲの初収穫が6月30日、福知山市今安の太陽光発電設備で公開された。農業法人「株式会社佐々木」(広島県東広島市)が栽培を担う。太陽光パネルの下にビニールトンネルに覆われたキクラゲの菌床が並ぶ。菌床のそばには水分を供給するホースが走っている。 露地栽培なので、キクラゲが育つのは6~10月ごろという。菌床1個当たり2キロのキクラゲを収穫できる。この発電施設では現在、約