東大生の親は“遠まわしに”勉強を促している 賢い子が育つ家庭では、親子はどんなコミュニケーションを取っているのでしょうか? 子供が一番接する時間が長いのは、先生でも友達でもなく親であり、その親とのコミュニケーションの質が高いかどうかによって、子供の能力も大きく変わっていくということですね。 おそらくですが、多くの人は「親が、子供に対して、頻繁に『勉強しなさい』と言っている家庭は、子供が賢くなりやすい」と考えるのではないでしょうか。 宿題をやりなさいとか、テストのために勉強しなさいとか、そんなコミュニケーションが多い家庭の子供なら、学力が上がりやすいのではないか、と。 でも実は、そうではないのです。東大生の親御さんは、「勉強しなさい」とストレートに言うのではなく、少し遠回りをして子供に「勉強しなさい」と伝えています。