加谷珪一『お金持ちの教科書』(CCCメディアハウス,2014) を読みなおした。 「純金融資産5,000万円が”完全リタイア”できるかどうかを決める基準だ」 という主張に大きくうなずいた。 純金融資産というのは「金融資産総額 – 負債総額」だ。 金融資産が1億円あっても負債(借金)が9,000万円あれば、 「純金融資産」= 1億円 – 9,000万円 = 1,000万円 となる。 わたしも会社を辞めることを本気で考え始めたのが、純金融資産5,000万円に届きそうな頃からだった。 といっても、実際は5,000万円にはほど遠かったが、「いずれは5,000万円を貯められるのではないか」という希望がでてきた。 その後、純金融資産5,000万円に到達した。 5000万円で価値観が変わる 本書で一番感動したのは「5000万円で思考回路が変わる」というところ。 お金持ちの入り口は1億円と書いたが、現実に