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2024年2月27日 自然科学研究機構 分子科学研究所 大森賢治グループ発・冷却原子(中性原子)量子コンピュータの動作イメージ(図:富田隆文) 自然科学研究機構 分子科学研究所(愛知県岡崎市/所長 渡辺芳人 以下分子研)は、大森賢治教授が主導する研究グループの成果を用いた量子コンピュータ開発を目指して「事業化検討プラットフォーム」(以下当PF)を設立しました。企業や金融機関など10社の参画を得て事業化に向けた活動を始めました。 当PFへの参画企業はblueqat株式会社(東京都渋谷区)、株式会社日本政策投資銀行(東京都千代田区、DBJ)、富士通株式会社(東京都港区)、株式会社グルーヴノーツ(福岡県福岡市)、浜松ホトニクス株式会社(静岡県浜松市)、株式会社日立製作所(東京都千代田区)、日本電気株式会社 (東京都港区、NEC)など計10社(表記はアルファベット順)です。 当PFではスタートアッ
【関連動画】 記者会見の動画は下記URLからご覧ください。 https://www.youtube.com/watch?v=oAzgWoWlkGY 大森グループホームページ https://groups.ims.ac.jp/organization/ohmori_g/ 発表のポイント •「ほぼ絶対零度に冷却したミクロン間隔の原子2個を、超高速レーザーで操作する」という全く新しい方法によって、世界最速の2量子ビットゲート(量子コンピューティングに必要不可欠な基本演算要素)を実行することに成功した。 • 過去20年あらゆる量子コンピュータ・ハードウェアは、計算精度を劣化させる外部ノイズの影響から逃れるために、より速いゲートを追い求めてきた。 • 冷却原子型の量子コンピュータは現時点で開発が先行している超伝導型やイオントラップ型の限界を打ち破る画期的なハードウェアとして急速に世界の産学官の注目を
本年度の一般公開は終了しました。多数ご来場いただきありがとうございました! 次回は2018年を予定しています。 3年に一度の分子研一般公開、普段見ることが出来ない施設や実験室を大公開します。 その他、実験体験や講演会など科学のイベント、最先端の研究の紹介等盛りだくさん。 お子様から大人までお気軽に遊びに来てください! ★★★特別講演会の申込み受付を開始しました!下記の特別講演会の欄にあります申込みフォームよりお申込みください。★★★ ※掲載している情報は2015.9.25時点のものです。体験イベントおよび展示パネルは随時、更新中です。 UVSOR 地上で使う宇宙の光「シンクロトロン光」を出す分子研で一番大きな装置を大開放! スーパーコンピュータースーパーコンピューター、サーモグラフィー、利用状況について映像を交えながらご紹介! ナノの世界の光(岡本研究室)ナノの世界を光で観るための装置を公
氷の融解が始まる“きっかけ”を分子レベルで解明することに成功 [ポイント] ◆成果 氷が内部から融解する過程を、分子動力学シミュレーションの手法を用いて、分子レベルで詳細に解明する事に初めて成功した。 ◆新規性 氷の構造の乱れの大きさを測る新しい尺度を開発し、氷の融解過程はこれまで考えられていたような単純な経路ではなく、“水素結合ネットワークのからまり”をきっかけとする複雑な過程であることを明らかにした。 ◆意義ならびに将来展望 固体・液体間の変化という普遍的物理現象の原因を明らかにしたものであり、様々な物質の構造変化を理解する基盤を提供する。また、生命の維持に不可欠な水の役割を分子レベルで解明することへ繋がると期待される。 [研究内容] 1. イントロダクション 氷は通常、融点(1気圧では0℃)で容器の壁や表面から融け始めます(不均一融解)。これに対し、界面が存在しない理想的な環境では、
金属錯体触媒による新規な酸素発生反応のメカニズムを解明 ―人工光合成実現に向けた基礎的知見― 自然科学研究機構分子科学研究所の正岡重行准教授、九州大学理学部の酒井健教授らの研究グループは、水から酸素を発生させるルテニウム単核錯体触媒が、なぜルテニウム1つでも酸素を発生させることができるのかを解明し、人工光合成を実現させるための基礎的な知見をもたらしました。 人工光合成を実現させるためには、水を分解して酸素を取り出す触媒を開発することが必要です。天然の光合成では、マンガンイオンを4つもった酵素がこの役割を果たしていますが、研究グループは2008年に、ルテニウム(Ru)金属1つだけをもつ錯体(ルテニウム単核錯体)が、優れた酸素発生触媒であることを見出しました。しかし、1つしか金属イオンをもたないのに、どのように水から酸素を発生させているのかということについては謎のままでした。 研究グルー
ナノより小さい1分子コンピューター内の情報書き換えに成功 -分子1個で任意の超高速演算を可能にする新しい光技術- JST 課題解決型基礎研究の一環として、自然科学研究機構 分子科学研究所の大森 賢治 研究主幹/教授らは、分子1個の中で波のように広がった量子力学的な原子の状態(波動関数)に書き込まれた情報を、10兆分の1秒だけ光る高強度の赤外レーザーパルスを照射することによって一瞬で書き換える技術を開発しました。 大森教授らはこれまでに、0.3nm(ナノメートル、1nmは10億分の1m)サイズの分子の中の波動関数を使って、従来のスーパーコンピューターの1000倍以上の速度でフーリエ変換注1)を実行することに成功し、分子1個が超高速コンピューターとして機能し得ることを実証しました。これは、従来のシリコントランジスターを基盤とした情報デバイスよりも100倍以上コンパクトで、1000倍以上速い革
ナノの覗き孔は、塞ぐと光がよく通る!? ……貴金属ナノ粒子の特異な光学的性質 自然科学研究機構分子科学研究所の岡本裕巳教授及び早稲田大学の井村考平准教授らの研究グループは、北海道大学の三澤弘明教授らのグループと共同で、1000万分の1メートルというナノの世界でのみ観測される新しい現象を特殊な顕微鏡を用いて発見した。不透明な金属の板に1000万分の1メートルの直径の孔をあけ、その孔を不透明な金属製の円盤で塞ぎ、孔を通ってくる光の強さを測ったところ、円盤がない時に比べて、円盤で孔を塞いだ時の方が、数倍強くなる場合があることを世界で初めて見出した。本成果は、アメリカ化学会の発行するナノサイエンスの専門速報誌『Nano Letters』のオンライン版に、近く掲載される。 [研究の背景] ナノメートル*1)とは短い距離を表す単位で、nmと書きます。1ナノメートルは10億分の1メートルを示します。
[ 研究の背景] 現代の高速情報処理はシリコンベースの高集積回路に依存しています。しかし、これ以上高集積化が進行し、絶縁体の幅が数原子層レベルにまで到達すると、電子のしみ出しによって熱やエラーが発生します。最新のナノテクノロジー(注1)を用いたとしても、電荷を情報の担い手(担体)として用いる限り、この問題点を避けることはできません。大森グループでは、これを解決するためには、電気的に中性な物質の量子力学的な波(波動関数)を情報担体として使えば良いことに着目しました。フェムト秒(注2)レーザーパルスは多数の波動関数に同時にアクセスすることで、100万通り以上の異なった情報をオングストローム(注2)サイズの1個の分子に入力することができます。この情報密度は、2020年までに計画されている最高性能のDRAM(注3)の100倍以上に達するものです。分子の波動関数を使ったコンピューターは、情報処理技
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