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「ヒューマンウェア」 スズキが1992年に発売した一風変わった見た目をしているSW-1/NJ45A型。 最初に名前の由来について話すと 『Water Design』 というデザイン会社(坂井直樹氏)とタッグを組んだことから 「”S”uzukiと”W”aterdesignの”1″号機」 という頭文字を取ってSW-1。 ちなみにWater Designは日産のクルマ(Be-1、PAO、Figaro、Rasheenなど)もデザインされた会社です。 言われてみれば通ずる所があるような・・・ そんなSW-1が始めて公の場に出たのは1989年の東京モーターショー。ここに出展されたのが始まりで反響が良かったことから市販化される事になりました。 ただ実際に市販化されたのは結構遅く、ショーから約3年後となる1992年の事。これはコンセプトモデルの時には本当に外見だけで市販化に向けた開発は一切していない状態だ
皆さんガソリンスタンド(正式名称サービスステーション)がものすごい勢いで減ってるのをご存知でしょうか。 資源エネルギー庁の調査によると2010年前後が一番酷く 『一日あたり4店が閉店または廃業』 という恐ろしいペースで、現在も歯止めがかからず2019年には遂にピークだった1994年の半分以下にまで減りました。 いち消費者の立場からすると 「テレビCMもやってるインフラ事業なのに何故」 と思うところですが、それについて時系列でザックリ簡単に調べ上げた事を元に解説していきたいと思います・・・結構長いです。 『1.キッカケは規制緩和』 ガソリンスタンドの減少が始まったのは1990年代半ば。精製から小売まで支配下においていた日本政府が ・1990年 SS建設指導と転籍ルールの廃止 ・1996年 特石法廃止(輸入ガソリン解禁など) ・1997年 供給元証明制度の廃止 ・1998年 セルフスタンドの解
「バイク事業は日本メーカーが強すぎる」 「バイク事業への新規参入は中国メーカーでも無理」 というような論調のニュースや声が定期的に言われているのは皆さんご存知かと。 世界最大の市場と言われるアジアなんかを見てもホンダを筆頭に日本メーカーの人気が凄い。 これについて日本のバイク乗りからすると 「やっぱ日本車が高性能で故障知らずだからでしょ」 と思いがちなんですが、実際はそう単純な話ではない。 では日本メーカーの人気要因が何なのかという話になるんですが、これはホンダが実際に行なった例が分かりやすいのでそれをザックリ書いていきます。 ちなみにこの話は 「なぜ日本メーカーを脅かす存在が現れないのか」 にも繋がる事だったりします。 アジア市場ではホンダが人気と話したんですが、じゃあホンダは最初から順風満帆だったかというとそうでもないどころか2000年頃に生産停止や撤退危機に陥った過去があります。 そ
「原付の最高速が30km/hなんて間違っている」 という止むことのない問題というか問い合わせ。 少し検索してネットニュースなどを読み漁ったところ、アンケート結果でも約80%の人間が 『30km/h規制は不要』 と答えられていました。 ・時代に即していない ・理不尽でかわいそう ・逆に危ない ・白バイの餌 などなど非難轟々ですが 「じゃあなんでそうなっているのか」 という根拠というか運転免許及び取締を担っている警察庁の言い分を聞くと納得する人も居ると思うので書いていきたいと思いますが、最初にザックリ要約した答えを言うと 「これが妥当だから」 というのが答えなんです・・・何が妥当なんだと怒り心頭かも知れませんがお付き合いを。 そもそも原付免許(50ccまでの運転免許)がいつ誕生したのかというと1952年で 『第一種(50ccまで)許可』 という現在の原付一種に通ずる許可証が最初。30km/h規
モーターショーにおける目玉の一つでもあるコンセプトモデル。 今回は過去に出展され反響があったものの市販化されなかったモデルをご紹介してみようと思います。 参照:東京モーターショーアーカイブ ~ホンダ編~ 『ES21』 1993年に出展された水素燃料とモーターで動く水素燃焼のHVモデル。 フロントがダブルウィッシュボーンになってるのも特徴で水素やメタノールなど代替エネルギーが世界的に注目されていた時代背景がある。 『SUPER MONO』 1995年に出展されたビッグシングルスポーツ。 ドミネーター650の空冷RFVC4バルブエンジンをパイプフレームで囲いリアサスはエンジン下というホンダっぽくないバイク。 『FN-1』 1997年に出展されたCX500を彷彿とさせるモダンフォルムのロードスター。 縦置き狭角ツイストV4にフロントサスペンションが一本と独特な佇まい。 『BOSS CUB』 19
「うちから5kmの大冒険」 1997年にヤマハが出した60年代アンティーク風、ジャンル的に言うとレトロスクーターといえるビーノ。 宣伝でPUFFYが乗っていたのを覚えている人も多いのではないかと。 一見するとただオシャレなだけに見えますが、こう見えて20Lものトランク容量と6.3馬力を叩き出すJOG譲りの2stエンジンで実用性もかなり高いものを持っていました。 しかし爆発的な人気となった要因はやはりレトロなデザインで、これが多くの女性のハートを射止め大ヒット。ちなみにデザインはGKデザインではなく子会社のエルムデザイン。 ただし一応断っておくとビーノはレトロスクーター勢としては決して第一人者ではありません。同ジャンルで唯一のライバルともいえるホンダのジョルノの方が5年も前となる1992年に登場しているんです。 加えて言えるのがビーノが登場した1997年はヤマハの看板スクーターだったJOGが
町中を一番走っているバイクであろうスクーター。 端的に言うとシート下に収納スペースがあるオートマバイクという感じでしょうか。 【特徴】 ・プーリーと呼ばれる円盤とベルトによるオートマチックが基本 ・左右のレバーがそのままブレーキになってる自転車に近い形 ・車体もホイールも小さく軽いので取り回しも楽ちんで125ccまでなら税金も安い ・反対に長距離は苦手な部類 ・メットインと呼ばれる便利な荷物入れがある という感じ。今さら細かい説明は要らないかと。 【歴史】 スクーターの歴史は非常に古くまた変化に富んでおり、全部書くと長くなるので割愛しつつ書いていきます。 スクーターの始まりは1902年にフランスで造られた『auto-Fauteuil(オトフォトイユ)』と言われています。 4stの433ccエンジンを搭載したモデルで名前の意味は 『走る椅子』 まさにそのままですね。ちなみに排気口を足元に持っ
今もバイクの話題になると取り上げられる80年代から始まったレーサーレプリカとそのブーム。 懐古ブームの影響か前にも増して雑誌やニュースでレプリカホイホイ記事をよく見かけるようになったんですが、内容がスペックか思い出話ばかりで曖昧な記憶や認識の人が(自身も含め)多い印象があります。 あやふやなまま後世に残すのも良くないと考えたので当時を知る人はおさらいとして、当時を知らない人は歴史の勉強がてらレーサーレプリカとそのブームについて振り返ってみたいと思います。 ※当時レース等に参加していた方は後世に残すためにもコチラからご教授下さると補完となるので非常に助かります。 さてさて・・・まずもってレーサーレプリカとそのブームを巻き起こすキッカケとなったのは1980年になります。 当時国内最高峰レースだった鈴鹿八耐がこの年から国際レースに昇格となったのですが、その際に国際規格に準拠するため厳しいレギュレ
「SINGLE SUPER SPORTS」 スズキが1991年に出したGoose350/NK42Aと、その一ヶ月遅れの1992年に出したGoose250/NJ46A。 倒立フォークやオイルクーラー、アルミサイドプレートの有無が250と350の分かりやすい見分け方です。 ちなみにガチョウ(Goose)という車名の由来は単にガチョウから取ったわけじゃありませんよ。 マン島TTレースの名所、Rも勾配もキツく、ガチョウの首の様な事から”Gooseneck”と命名されたコーナーの形にサイドプレートが似ていた事からグースと名付けられています。 グースは単気筒ということからノスタルジーなバイクというイメージを持っている人が多いと思いますが、スズキが自負している様にスーパースポーツバイクです。 エンジンはオフロードモデルであるDR250/350の物がベースなんですが、油冷や三軸三角形レイアウトを見れば分か
スズキが2015年のモーターショーでEX7というターボ付きの二気筒エンジンをモーターショーに出展したことで再びターボの時代が来ると話題になりましたね。 スズキのアナウンス曰く 「中速域からトルクフルで扱いやすい今までとは違うターボ」 ということでした。これは最近クルマの方で流行ってるダウンサイジングターボというやつに近い構想かと思います。 最新のダウンサイジングターボについて調べてみると、排気量を落とす事でエンジン全体のフリクションロスを減らし燃費を向上させ、排気量ダウンにより落ちた分の力(トルク)はターボで補うという考え。 ※元々750Turboの系譜に載せる予定だった考察に近い内容なのですが長くなりすぎたのでコッチに書いてます。だからちょっと重複してしまう部分がありますがご了承ください。 ターボというのは排気ガスでタービンというプロペラを回し、反対側に付いているコンプレッサーというプロ
「走れ、国産。¥59,800。」 2003年に発売されあまりの安さに大きな話題となったチョイノリ。 この値段で出すことが出来たのは徹底的に部品点数を減らしたからです。 サイドスタンドや左ミラー、そしてセルスターターもメットインも付いていない。 更に21世紀にもなってリアサスが無いリジッド仕様で分厚いシートがサス代わり。燃料計やタコメーターはもちろんオドメーターすら無し。 エンジンも耕運機などに使われる汎用OHVエンジンがベースのオイルポンプすら付いていない掻き揚げ式で、当然ながらキック始動のみ。 これらの徹底した削減によりレッツIIが469点の部品で造られていたのに対し、チョイノリは309点という少なさに。 どうして部品点数の削減が大事かというと、部品点数を減らすということは生産コストはもちろん工数も減らせるわけなので、組立に必要な人間や組立時間の削減にも繋がり労務コストもカット出来るから
「ライヴに遊べるトラバイ(Trunk Bike)」 モトコというアダ名で根強く親しまれ再び人気急上昇中のような気がする全長わずか1185mm、車重も装備重量で45kgしかない原付一種のモトコンポ/AB12型。 こうやってカブやモンキー50と並べてみるとモトコンポが如何に小さく、また背が低いかが分かりますね。 何故これほど小さいのかというと 「シティ(車)に積めるバイク」 というのがコンセプトだった事にあります。 キッカケは後に『HY戦争』と呼ばれるようになった原付を中心に巻き起こっていたホンダとヤマハの常軌を逸したシェア争い。 そこで 「車を買う人に原付も買ってもらって台数を稼ごう」 という算段だったわけです。 補足:HY戦争の系譜 ただ少し驚きだったのはモトコンポの開発を要請したのがHY戦争の陣頭指揮を取っていた二代目ホンダ社長の河島さん、つまり社長勅命プロジェクトだったということ。 も
「More of everything」 フルスペック125スクーターとして登場したフォルツァシリーズの末っ子FORZA125。 FORZA125は開発設計は日本だけど製造はイタリア。だから日本では並列輸入のみで正規販売されていませんが、2015年の東京モーターショーでは出品されたので覚えている方も多いと思います。 ・前後ディスクブレーキABS ・6段階可変スクリーン ・フルLEDライト ・ヘルメットが二個入る48L大容量メットイン ・多機能LCD付きメーター ・120/70-15|140/70-14の太いタイヤ ・最高速度160km/h もうこれ以上ないというほどの装備と性能。 プラスαで付けたいアクセサリーといえばグリップヒーターと防水スマホマウントケースくらい。 しかしそのゴージャス路線は留まる所を知らず、2017年モデル(JF69)からは各部の改良に加えキーレスまで装備。 もはや1
「GO TO THE TOP」 水冷400オフロードではスズキ唯一の車種となるDR-Z400S(SK43A) このモデルは2stモトクロッサーRM250の4st版というコンセプトで作られた経緯があります。 そしてもう一つ大事なのは保安部品やセルが無いエンデューロレーサーDR-Z400(写真下:DK42A)との共同開発だった事。 これは欧州を中心にして始まったエンデューロレースに合わせたもの。 ・大口径バルブ ・鍛造ピストン ・メッキシリンダー ・マグエンジンカバー を採用し40馬力を発揮する単気筒エンジンはもちろん、フレームもクロモリ鋼管製ダブルクレードルにアルミアーム。 他にも大径49mmで圧側14段・伸側18段調節可能な正立カートリッジタイプとアルミガードにアルミペダル等など本当に余念がない豪華な作り。 DR-Z400SはそんなDR-Zの公道版モデル。 だから400最速クラスであると同
「Taste of the world」 今もなお一部のライダーから絶大な支持を得ているSRX。 このバイクは販売台数が低迷してきたSR400の後継機として開発がスタートした経緯があります。 エンジンはSRの物ではなくXT600/400のもの。 SR400の元がXT600/400のご先祖であるXT500だったことを考えると、SRXは従兄弟というか腹違いの兄弟の様なバイクですね。 いきなりですがSRXは特にこれと言って目立ったメカニズムがありません。 エンジンも振動を打ち消す一軸バランサーを装着している事くらい。 フレームも至ってシンプルなダブルクレードルフレームです・・・が、そう単純な話ではない。 当時はレーサーレプリカ全盛期で、次々と新装備や高いスペック、そして “カウル付きにあらずんばバイクにあらず” という時代だった。 SRXプロジェクト(SRの後継プロジェクト)はそんな風潮に納得が
市販直四で初めて不等間隔燃焼のバイクとして登場したYZF-R1によって一気に知名度が上がったクロスプレーンと不等間隔燃焼。 サイトで「クロスプレーン凄い」「不等間隔燃焼は有利」とか言ってましたが、何が良いのか説明をサボっていたので、いい加減ヘンな例えを交えつつザックリ説明しようと思います。 ちなみに大前提としてクランクを知っておかないといけません。 クランクというのはこれ。上下運動を回転運動に変える棒です。 そしてそれが分かったら次はクランク角。 まあ要するにクランク角というのは次のピストンの点火タイミングが何度ズレてるかってことです。 頂点を0°として 吸気(180°) ↓ 圧縮(360°) ↓ 燃焼(540°) ↓ 排気(720°) というクランク2回転で1サイクル(下上下上の二往復)となっています。 横から見るとこういう構造になってます。 クランク角というのはこのクルクル回るピストン
先にも述べましたがホンダにはいくつかの決まり事があります。 その中でも特殊であり有名なのが 「社長は技術畑出身であるべき」 という決まり事。 そこで歴代ホンダ社長がどういう技術者だったのか振り返ってみたいと思います。 初代社長(1948~1973年) 本田 宗一郎(ほんだ そういちろう) 世界のホンダを一代にして築き上げた創業者で口癖は 「世界一じゃなきゃ日本一じゃない」 最期まで技術者として皆と寝食を共にしオヤジと親しまれた。 二代目社長(1973~1983年) 河島 喜好(かわしま きよし) 日本楽器(現ヤマハ)に入りたかったもののそれが叶わず本田技研に入社した初めてのエリート(現在でいう大卒)。 4st技術により初期のホンダを支え、また最初期のレース活動および北米進出の陣頭指揮を取り、45歳の若さで宗一郎と藤沢から直々に社長就任の命を受け、最初こそ技術者の身分で居たいと出社を拒否した
「近未来&COOL」 それまでのバイクとは明らかに毛色が違い異彩を放っているNM4/RC82型。 NCシリーズにも採用されている水冷二気筒745ccのDCTエンジンをロー&ロングな新設計専用フレームに搭載したモデル。 2016年からのEURO4規制で仲間がバタバタと倒れゆく中で、DN-01と同じ道を辿りそうな臭いをさせながらも生産終了どころかDCTとマフラーの改良が加えられ存続。 写真左がノーマルのNM4-01で右がNM4-02。 NM4-02は ・ユーティリティーボックス ・グリップヒーター ・ETC などを標準装備したモデルです。 アメリカでも発売されていますが欧州では『NM4 Vultus』という名前で発売。 2017年時点で売っているのはイギリスとスペインぐらい。向こうでは定番のTMAXとよく比べられていました。 デザインテーマは 「フロントマッシブスタイリング&コックピットポジシ
直四至上主義が蔓延っていた国内ではほんの十年ほど前までは安物バイクと見向きもされなかったのですが、技術向上による侮れない性能とコストパフォーマンスの高さから市民権を得て来ている二気筒。 ひとえに『二気筒』といっても色んな種類がある事を何となく知ってる人も多いかと。位相クランクだの180度クランクだの耳にしたことがあるでしょう。 実際この記事もリクエストを頂いて書いているわけですが、じゃあそれが 「どういう意味なのか、どうしてそんな事をしてるのか」 という事ですが、先に答えを言うと振動の問題が大きいです。 なるべく噛み砕いてWikipediaのアニメーションを切った張ったして書いていこうと思います。あまり詳しく書くとボロもでますし。 まずエンジンというのは 「1.吸気(180度)→2.圧縮(360度)→3.燃焼(540度 ※これが走る力になる)→4.排気(720度)」 というピストンが二往復
今回は少し男性的な話。 先入観や偏見と言われるかも知れませんがバイクというコンテンツが男性に人気な事から見ても女性と縁がないバイク乗りは多いかと・・・系譜なんて訪問者の9割が男性です。 そのため 「バイクに乗ってもモテない」 とお思いの人も非常に多いかと思いますが・・・必ずしもそうとは限らない。 ヤマハが20~30代の女性を対象としたアンケート結果(ヤマハ発動機株式会社「TRICITY LMW部調べ」)によると意外な事が分かりました。 【調査概要】 調査名:女性のバイクに対する意識調査 調査実施期間:2015/6/25~2015/6/26 調査手法:インターネットパネルを利用したWEB定量調査 サンプル年齢:20~39歳 サンプル性別:女性のみ サンプル数:618名 「バイクに乗ってみたい、または運転してみたいですか?」 というアンケートを取ったところ、こういう結果が出たんです。 なんと実
バイクの三ない運動 「免許を取らせない」「買わせない」「運転させない」 これは規制というよりは自主規制・自主運動なのですが載せたかったので書かせてもらいます。 かなり主観が入っていますご了承ください。 本当はこの記事はこんなサイトを読んでくれる根っからのバイク乗りより、子を持つ保護者や学校関係者に読んで欲しいのですが・・・まあ目に付けば幸いかな。 ただバイク乗りの人も、そうでない人も今回コレだけは覚えておいてください。 「3ない運動は間違い」 です。 まず最初に三ない運動が生まれた原因ですが、それは1980年前後のバイクブームによる事故や暴走族増加の助長でした。 これによりバイクが社会から否定される存在となり、1982年の全国高等学校PTA連合会にて全国で三ない運動を推進することが決まりました。 ちなみに”3ない運動”は日本だけと思われている方が多いかと思いますが、実は日本より先にドイツで
最近の投稿 2023年度401cc~販売台数TOP10 ※二輪車新聞推定値1月 4, 2024 2023年度251~400cc販売台数TOP10 ※二輪車新聞推定値1月 4, 2024 2023年度126~250cc販売台数TOP10 ※二輪車新聞推定値1月 4, 2024 2022年度401cc~販売台数TOP101月 1, 2024 2022年度251~400cc販売台数TOP101月 1, 2024
エンジンカーボンを"溜める走り"と"除去する走り" 「エンジンは(たまには)回さないと走らなくなるぞ」 皆さん漠然とこういう声を聞いたことがあると思います。 しかし なぜ回さないといけないのか?何が原因なのか? と思う人も多いと思います。 そこでザックリ割愛し変な例えも交えながら説明させてもらいます。 回るエンジン、回らないエンジンにはピストンリングも関係しているのですが、今回は空燃比の方にフォーカスを当てようと思います。 空燃比とは ”空気の混合気の空気質量を燃料質量で割った無次元数である(Wikipedia参照)” まあ単純な話ガソリンと空気の理想的な比率です。 ”ガソリン1gに対し空気14.7g” これが最も理想の比率(理論空燃比)であり最もカーボンやブローバイガスと言った有害な燃え損ないを発生させない比率です。 この空燃比で走るとカーボンやブローバイガスを蓄積しないため、エンジン内
日本の二輪免許事情 皆さんご存じでしょうが、日本の二輪免許は現在 原動付(~50ccまで) 小型自動二輪MT/AT(~125ccまで) 普通自動二輪MT/AT(~400ccまで) 大型自動二輪MT/AT(排気量制限なし/~650ccまで) となっています。 写真の様に全てを取得している免許をフルビット免許と言い、その人をフルビッターと言ったりします。 こち亀の両さんがフルビッターでしたね。 有名な話ですが、 大型二輪免許が一発試験の厳しい限定解除から教習所などで免除されるよう改定緩和されたのは貿易摩擦を生じていたアメリカとハーレーの圧力があったからなんですが、ホンダを始め日本の二輪メーカーは否定的だったんですよ。 まあ日本の免許事情はみなさんご存知でしょうからこのくらいにします。 ちなみに私の免許はずっと青いままです。 アメリカの二輪免許事情 アメリカでは免許を取り扱っている団体をDMV(
尾崎豊さんの名曲の一つである「15の夜」 そのサビである「盗んだバイクで走り出す 行き先も解らぬまま」は曲全体は知らずとも知っているという人も多いと思います。 さて、実はこの”盗んだバイク”にはちゃんとモデルになったバイクがあります。尾崎豊さんが後日談で仰ってました。 それのバイクはコレ。 ヤマハ・パッソル 「ええ!?ショボ!」 と思われた人も多いかと思います。 尾崎豊さんが歌ってるからCBとかZとかネイキッドのカッコいいバイクのイメージが湧きますもんね。 まあでも免許も持たない15歳の少年がそんなの乗れるわけもないって話ですが。 しかし何故パッソルなのかというと、実は当時HY戦争(HY戦争参照)の急先鋒だったパッソル(ロードパルも)はコスト削減&投げ売りのため、盗難防止機能が無いに等しい物でした。 もうとにかく鍵穴が回ればエンジンが掛かるっていう欠陥っぷり。 でも安かったから盗られた人も
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