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writer profile Akiko Sato 佐藤晶子 さとうあきこ●編集者/ライター。都内出版社で雑誌、ムック、書籍の編集を経て独立。2011年に結婚を機に徳島へ帰郷。四国、東京を中心に企画、編集、取材&執筆、アテンドなどを行う。長続きしていることは数行日記と短歌。ともに15年以上。 〈本屋ルヌガンガ〉の1週間が始まる 定休日明けの水曜、午前10時前。 〈本屋ルヌガンガ〉の中村涼子さんが店先の植物に水をやり、 看板を出して開店の準備をしていると、自転車に乗った高齢の女性がやってきた。 「もう開けますから、さあどうぞ!」と軽やかに声をかける涼子さん。 常連のお客さんだという。 少し立ち話をしたあと、涼子さんは「配達に行ってきますね」と雑誌を手に外へ。 常連さんは雑誌が並ぶ平台へ。ほどなくしてひとり、ふたりとお客さんがやってくる。 カウンターでは黙々と本の検品作業を進める、店主の中村勇
writer profile Hiromi Shimada 島田浩美 しまだ・ひろみ●編集者/ライター/書店員。長野県飯綱町出身、長野市在住。信州大学時代に読んだ沢木耕太郎著『深夜特急』にわかりやすく影響を受け、卒業後2年間の放浪生活を送る。帰国後、地元出版社の勤務を経て、同僚デザイナーとともに長野市に「旅とアート」がテーマの書店〈ch.books〉をオープン。趣味は山登り、特技はトライアスロン。体力には自信あり。 大型書店が姿を消し、増える独立系書店 「本が売れない時代」だといわれて久しい。 本の売り上げは1996年をピークに右肩下がりを続け、 日本出版インフラセンターの統計によると、 この10年で全国の書店数は3分の2に減少。 全国の市町村の4分の1以上が「書店ゼロ」のまちになっているという。 一方で、個人オーナーによる独自セレクトの小規模な独立系書店は 全国各地で次々と開店していると
writer profile Shinji Yajima 矢島進二 公益財団法人日本デザイン振興会常務理事。1962年東京生まれ。1991年に現職の財団に転職。グッドデザイン賞をはじめ、東京ミッドタウン・デザインハブ、地域デザイン支援など多数のデザインプロモーション業務を担当。マガジンハウスこここで福祉とデザインを、月刊誌『事業構想』で地域デザインやビジネスデザインをテーマに連載。「経営とデザイン」「地域とデザイン」などのテーマで講演やセミナーを各地で行う。 日本デザイン振興会 この連載は、日本デザイン振興会でグッドデザイン賞などの事業や 地域デザイン支援などを手がける矢島進二が、 全国各地で蠢き始めた「準公共」といえるプロジェクトの現場を訪ね、 その当事者へのインタビューを通して、準公共がどのようにデザインされたかを探り、 まだ曖昧模糊とした準公共の輪郭を徐々に描く企画。 第4回は、20
writer profile Kotaro Okazawa 岡澤浩太郎 おかざわ・こうたろう●1977年生まれ、編集者。『スタジオ・ボイス』編集部などを経て2009年よりフリー。2018年、一人出版社「八燿堂」開始。19年、東京から長野に移住。興味は、藝術の起源、森との生活。文化的・環境的・地域経済的に持続可能な出版活動を目指している。 パンは2種類、交通は不便、だけど大人気の店 長野県の東部、佐久市と東御市(とうみし)、小諸市にまたがる 「御牧原(みまきはら)」という場所がある。 古くは平安時代、朝廷に献上する馬を育てる産地として知られたエリアだ。 現在は田畑や果樹園が広がり、八ヶ岳や浅間連山など四方を囲む山々を遠く一望できる。 特に晴れた日は圧巻の景観だ。 その御牧原に、2009年にオープンしたお店がある。 パンと日用品の店〈わざわざ〉だ。 「不便な場所までわざわざ来てくださった」こと
writer profile Chizuru Asahina 朝比奈千鶴 あさひな・ちづる●トラベルライター/編集者。北陸の国道沿いのまちで生まれ育ち、東京とバンコクを経由して相模湾に面した昭和の残り香ただようまちにたどり着きました。旅先では、細い路地と暮らしの風景に惹かれます。 新幹線でビュンと移動、城下町・信州上田でワーケーションする良さとは? コロナ禍を機に、テレワークに切り替えた企業も多かったため、 全国各地にテレワーク施設が増えた。 そのなかで、地方の観光を楽しみながら 通常通りに仕事も行う「ワーケーション」という新しいワードも登場。 今やすっかり定着、普及した。 オフタイムの過ごし方も合わせ、 地域ごとに個性を打ち出しているワーケーションだが、 テレワーカーからすると、どこに出かけて仕事をしたらいいのか と迷うばかりである。 そんな人には東京駅から新幹線で約90分と、アクセスし
〈 コロカルニュース&この企画は… 〉 全国各地の時事ネタから面白情報まで。 コロカルならではの切り口でお届けする速報ニュースです。 writer profile Kanae Yamada 山田佳苗 やまだ・かなえ●島根県松江市出身。青山ブックセンターやギャラリースペース、ファッション・カルチャー系媒体などを経て、現在フリーのライター、編集者として活動中。まだまだ育ち盛り、伸び盛り。ファッションと写真とごはんが大好きです。 食べながら学ぶ、楽しいのり 1857年に東北で初めてのりの養殖をはじめた 宮城県気仙沼市の老舗のり店〈横田屋本店〉。 おさかなずかんのり 389円 のりの養殖165年の歴史を持つ同店が、水産デーである4月13日に、 のりに気仙沼の水産品と豆知識をプリントした 〈おさかなずかんのり〉を数量限定で発売しました。 全7種14枚入りでの販売です。 のりには気仙沼の海の幸、ヨシキ
writer profile Maruko Kozakai 小堺丸子 こざかい・まるこ●東京都出身。読みものサイト「デイリーポータルZ」ライター。江戸っ子ぽいとよく言われますが新潟と茨城のハーフです。好きなものは犬と酸っぱいもの全般。それと、地元の人に頼って穴場を聞きながら周る旅が好きで上記サイトでレポートしたりしています。 商店街サンド 一覧はこちら 商店街サンドとは ひとつの商店街(地域)で売られているパンと具材を使い、 その土地でしか食べられないサンドイッチをつくってみる企画。 必ずといっていいほどおいしいものができ、 ついでにまちの様子や地域の食を知ることができる、一石二鳥の企画なのだ。 江ノ島のお隣、鵠沼海岸でつくる! 今回やってきたのは神奈川県の鵠沼海岸(くげぬまかいがん)。 一大観光地である江ノ島のお隣にある。 私は年に数回、鎌倉とセットで江ノ島に遊びに行くのだけれど、鵠沼海
writer profile Kotaro Okazawa 岡澤浩太郎 おかざわ・こうたろう●1977年生まれ。編集者、ブックレーベル・八燿堂主宰。『スタジオ・ボイス』編集部などを経て2009年よりフリー。19年、東京から長野に移住。興味=藝術の起源、森との生活。個人の仕事=『murmur magazine for men』、芸術祭のガイドブックなどの編集、『花椿』などへの寄稿。趣味=ボルダリング(V5/1級)。 「100年続くブランド」のあり方 かわいい、華やか、やさしい、温かい、繊細、有機的、 物語がある、つくりが精巧、長く着続けられる――。 そのような言葉で表されるテキスタイルや服で 人々を魅了し続けているブランド〈ミナ ペルホネン〉。 創設者でデザイナーの皆川明さんがビジュアル・ディレクターを務める 〈北アルプス国際芸術祭2020-2021〉のオープニングの機会にインタビューを行っ
writer profile Kanae Yamada 山田佳苗 やまだ・かなえ●島根県松江市出身。青山ブックセンターやギャラリースペース、ファッション・カルチャー系媒体などを経て、現在フリーのライター、編集者として活動中。まだまだ育ち盛り、伸び盛り。ファッションと写真とごはんが大好きです。 〈GREENable HIRUZEN〉。 注目は「里帰り」したCLT建築 SDGs未来都市でもある、岡山県真庭市。 製材端材や林地残材を発電燃料として活用するなど、 ゴミを資源に変え、資源とお金の地域循環をつくる 「回る経済」の実現に取り組んできました。 そんな同市内・蒜山高原(ひるぜんこうげん)に、 今夏、隈研吾建築のサステナブルな新ランドマーク 〈GREENable HIRUZEN(グリーナブル ヒルゼン)〉がオープン。 「回る経済」をさらに発展させるために、阪急阪神百貨店とともに設立された、 自
writer profile Tomohiro Okusa 大草朋宏 おおくさ・ともひろ●エディター/ライター。東京生まれ、千葉育ち。自転車ですぐ東京都内に入れる立地に育ったため、青春時代の千葉で培われたものといえば、落花生への愛情でもなく、パワーライスクルーからの影響でもなく、都内への強く激しいコンプレックスのみ。いまだにそれがすべての原動力。 世界的アーティストが集結し、ローカルの拠点となるホテル 創業300年を超える〈白井屋旅館〉。 1975年にホテル業態に変更したものの、2008年に惜しまれつつ廃館してしまった。 群馬県前橋市民にとっては馴染みのあるこの跡地に、 何ができるのか? どうなるのか? 市民が興味深く見守っていたところ、2020年12月12日、 前橋の地域創生に深く関わってきたアイウエアブランド〈JINS〉の代表、 田中仁さんが引き継ぐかたちで〈白井屋ホテル〉として再生。
writer profile Yuki Harada 原田優輝 はらだ・ゆうき●編集者/ライター。千葉県生まれ、神奈川県育ち。『DAZED&CONFUSED JAPAN』『TOKION』編集部、『PUBLIC-IMAGE.ORG』編集長などを経て、2012年よりインタビューサイト『Qonversations』を運営。2016年には、活動拠点である鎌倉とさまざまな地域をつなぐインターローカル・プロジェクト『◯◯と鎌倉』をスタート。 photographer profile Ryosuke Kikuchi 菊池良助 きくち・りょうすけ●栃木県出身。写真ひとつぼ展入選後、雑誌『STUDIO VOICE』編集部との縁で、INFASパブリケーションズ社内カメラマンを経てフリーランス。雑誌広告を中心に、ジャンル問わず広範囲で撮影中。鎌倉には20代極貧期に友人の家に転がり込んだのが始まり。フリーランス初
くるしま・みちこ●東京都出身。1994年に美術出版社で働き始め、2001年『みづゑ』の新装刊立ち上げに携わり、編集長となる。2008年『美術手帖』副編集長。2011年に暮らしの拠点を北海道に移す。以後、書籍の編集長として美術出版社に籍をおきつつ在宅勤務というかたちで仕事を続ける。2015年にフリーランスとなり、アートやデザインの本づくりを行う〈ミチクル編集工房〉をつくる。現在、東京と北海道を行き来しながら編集の仕事をしつつ、エコビレッジをつくるという目標に向かって奔走中。ときどき畑仕事も。 http://michikuru.com/ 撮影:佐々木育弥 ハタチの学生が山あいに住む人々にインタビュー 3月初旬に地域の人に取材した本ができあがる。 昨日、原稿のチェックをすべて終え、最終工程に入る段階までこぎつけた。 このコロカルで、岩見沢市の山あいに暮らす人々のことを書いてきて5年、 いつか単行
〈 この連載・企画は… 〉 さまざまなクリエイターがローカルを旅したときの「ある断片」を綴ってもらうリレー連載。 自由に、縛られることなく旅をしているクリエイターが持っている旅の視点は、どんなものなのでしょうか? 独特の角度で見つめているかもしれないし、ちいさなものにギュッとフォーカスしているかもしれません。 そんなローカル旅のカタチもあるのです。 さまざまなクリエイターによる旅のリレーコラム連載。 第13回は、タブラ奏者のユザーンさんによる 香川で讃岐うどんを食べ歩いた記録。 カレーのイメージが強いユザーンさんが、 どうしてうどん屋をめぐることになったのだろうか。 なんだこれは、うますぎる 2018年の春、インド古典音楽のツアー中のことである。 岡山市のライブで、客席に意外な顔を見つけた。 僕は10年くらい前まで〈ASA-CHANG&巡礼〉というバンドに所属していたのだが、 そのバンドの
〈 この連載・企画は… 〉 田舎へ移住を考えている人、すでに移住した人。 そんな方の、暮らしの参考やアイデアになるはずです。農業、狩猟、人とのつながり、四季のこと。 福岡県糸島で自給自足生活を営む〈いとしまシェアハウス〉の暮らしをお届けします。 writer profile CHIHARU HATAKEYAMA 畠山千春 はたけやま・ちはる●新米猟師兼ライター。3.11をきっかけに「自分の暮らしを自分でつくる」活動をスタート。2011年より鳥を絞めて食べるワークショップを開催。2013年狩猟免許取得、狩猟・皮なめしを行う。現在は福岡県にて食べもの、エネルギー、仕事を自分たちでつくる〈いとしまシェアハウス〉を運営。2014年『わたし、解体はじめました―狩猟女子の暮らしづくり』(木楽舎)。第9回ロハスデザイン大賞2014ヒト部門大賞受賞。 ブログ:ちはるの森 こんにちは。 「食べもの・お金・エ
writer profile Akiko Sato 佐藤晶子 さとうあきこ●企画・編集・執筆。出版社で雑誌、書籍の編集を経て独立。2011年、結婚を機に帰郷。東京在住時には中目黒の阿波踊り連に所属していた踊る阿呆(今はもっぱら見る阿呆)。阿波踊りと藍染め、徳島の食材(阿波尾鶏、金時豚、れんこん、鳴門わかめ、そば米、半田そうめん)が好きな阿波女。 日本初の〈アースシップ〉住宅が完成! 徳島県と香川県の県境に近い、美馬ICから山側へと車を走らせる。 山肌がぐんぐん迫るなか、山道を走り続けること20分。 やがて目前に広がるのは、稜線と空だけ……。標高600メートル。 四国山脈の美しい山あいに2019年8月、日本初であり、アジアでも初となる “循環型”オフグリッド住宅〈アースシップ〉が完成した。 この家は、2020年の春、ゲストハウスとしてオープンする予定で、 それまでの間、施主の倉科智子さんがこ
writer profile Tomohiro Okusa 大草朋宏 おおくさ・ともひろ●エディター/ライター。東京生まれ、千葉育ち。自転車ですぐ東京都内に入れる立地に育ったため、青春時代の千葉で培われたものといえば、落花生への愛情でもなく、パワーライスクルーからの影響でもなく、都内への強く激しいコンプレックスのみ。いまだにそれがすべての原動力。 多拠点居住というサブスクリプションモデル 1か月4万円で、全国に自分の家が25か所以上あったら? 想像してみるとワクワクする話。 そんな“住み放題”という夢のような仕組みを実現したのが〈ADDress〉である。 「モノからコトへ、所有から利用へ」とはサブスクリプションモデルを語るときに よく使われる言葉であるが、それがとうとう住居というジャンルにまで到達したようだ。 「ミレニアル世代が中核を担うようになってくる2035年頃になると、 デジタルノマ
〈 コロカルニュース&この企画は… 〉 全国各地の時事ネタから面白情報まで。 コロカルならではの切り口でお届けする速報ニュースです。 writer profile Saki Ikuta 生田早紀 いくた・さき●インディペンデントな広告会社『ココホレジャパン』の新米アシスタント。生まれも育ちもド田舎の27歳。やばい芋ねえちゃんとして青春時代を過ごす。その野暮さは現在も健在! さりげなく韻を踏むことが生業です。 文化財の日本家屋をリノベーションした、アイデアを買う宿 物語のプロット、ビジネスモデル、没になった企画やネタ……。 そうしたアイデアを提出すると 宿泊料金が1人あたり3,000円オフになる、とってもユニークな宿が誕生しました! もともとは、大正時代または昭和初期に呉服問屋の別荘として建築された建物でした。 その宿とは、「映画のまち」として知られる広島県尾道市の〈クジラ別館〉。 尾道商人
writer profile Saki Ikuta 生田早紀 いくた・さき●インディペンデントな広告会社『ココホレジャパン』の新米アシスタント。生まれも育ちもド田舎の27歳。やばい芋ねえちゃんとして青春時代を過ごす。その野暮さは現在も健在! さりげなく韻を踏むことが生業です。 JR尾道駅、新駅舎の外観。鉄骨仕様。photo by teruaki takekuni リニューアルしたJR尾道駅は、見どころいっぱい! 2019年3月10日、JR尾道駅が約2年の工事期間を経て、 ついにリニューアルしました! 2階へとつながる階段〈おのたびゲート〉。尾道で生まれた作品や、近隣の商店街内のおすすめ店舗が紹介されています。photo by teruaki takekuni 1891年(明治24年)に駅舎が創設されて以来、約128年ぶりとなる建て替え。 外観は瓦屋根や深い軒など初代駅舎のなごりを受け継いで
東京・町田にオシャレなブックカフェ&ホステルが誕生 漫画喫茶がもっとオシャレで楽しかったら、宿泊も楽しくなる。 そんな想いから、東京・町田市に カフェとライブラリー、ホステルが融合した複合施設 〈武相庵 LIBRARY & HOSTEL〉がオープン。 〈武相庵 LIBRARY & HOSTEL〉のコンセプトは、まさに“ライブラリー&ホステル”。 古くより地域に根付く歴史ある本屋・古書店である 「久美堂」「高原書店」がセレクトした本が並び、 コーヒーやビールとともに、様々な本を楽しめるカフェ併設を併設しました。 町田エリア初となるホステルです。 本とコーヒーを交換!? そして、カフェでは、 「お店に本を3冊寄贈してくれた方にはコーヒー1杯」、 「5冊寄贈してくれた方にはホステルの宿泊が20%OFF」 となるサービスを行います。まさに本が通貨になる仕組み。 本の内容は「読むとワクワクし、ポジテ
writer profile Tomohiro Okusa 大草朋宏 おおくさ・ともひろ●エディター/ライター。東京生まれ、千葉育ち。自転車ですぐ東京都内に入れる立地に育ったため、青春時代の千葉で培われたものといえば、落花生への愛情でもなく、パワーライスクルーからの影響でもなく、都内への強く激しいコンプレックスのみ。いまだにそれがすべての原動力。 遠野市とキリン。長い時間をかけて“丁寧な”関係を築いてきた。 ビールの原料として使われるホップ。 名前くらいは聞いたことがあるかもしれないが、 実際に見たことのある人はどのくらいいるだろうか。 今、ホップの一大生産地である岩手県遠野市に全国から多くの人が集まっている。 また、世界108都市で展開しているシティガイド『タイムアウト』にも 遠野が取り上げられるなど、海外からも注目され始めている。 目的は「ビアツーリズム」だ。 夏には5メートルにも及ぶ
くるしま・みちこ●東京都出身。1994年に美術出版社で働き始め、2001年『みづゑ』の新装刊立ち上げに携わり、編集長となる。2008年『美術手帖』副編集長。2011年に暮らしの拠点を北海道に移す。以後、書籍の編集長として美術出版社に籍をおきつつ在宅勤務というかたちで仕事を続ける。2015年にフリーランスとなり、アートやデザインの本づくりを行う〈ミチクル編集工房〉をつくる。現在、東京と北海道を行き来しながら編集の仕事をしつつ、エコビレッジをつくるという目標に向かって奔走中。ときどき畑仕事も。 http://michikuru.com/ 撮影:山中緑 娘さんとふたり、ポートランドへ冒険の旅に 長年編集者をやっていると、この人と本をつくりたいと血が騒ぐことがある。 今夏ポートランドへ旅立った山中緑さんは、そんな編集者魂をくすぐる人物だ。 緑さんと出会ったのは昨年のこと。 そのとき仕事の関係で、た
〈 この連載・企画は… 〉 海と山の美しい自然に恵まれた、瀬戸内海で2番目に大きな島、小豆島。 この島での暮らしを選び、家族とともに移住した三村ひかりが綴る、日々の出来事、地域やアートのこと。 writer profile Hikari Mimura 三村ひかり みむら・ひかり●愛知県生まれ。2012年瀬戸内海の小豆島へ家族で移住。島の中でもコアな場所、地元の結束力が強く、昔ながらの伝統が残り続けている「肥土山(ひとやま)」という里山の集落で暮らす。移住後に夫と共同で「HOMEMAKERS」を立ちあげ、畑で野菜や果樹を育てながら、築120年の農村民家(自宅)を改装したカフェを週2日営業中。 http://homemakers.jp/ 仲間が増えて、島の暮らしが楽しくなる 「移住先を探しているのですが小豆島はどうですか?」 「小豆島に移住しようと思ってるのですが 仕事とか家とかのお話聞かせて
〈 コロカルニュース&この企画は… 〉 全国各地の時事ネタから面白情報まで。 コロカルならではの切り口でお届けする速報ニュースです。 writer profile Chihiro Kurimoto 栗本千尋 くりもと・ちひろ●青森県八戸市出身。旅行会社勤務→編集プロダクション→映像会社のOLを経て2011年よりフリーライターに。主な執筆媒体はマガジンハウス『BRUTUS』『CasaBRUTUS』『Hanako』など。2020年にUターンしました。Twitter 「本のまち」として活性化を目指す、青森県八戸市。 2016年に開業した市営書店〈八戸ブックセンター〉を皮切りに、 本をテーマにした店が続々オープンし、盛り上がりを見せています。 なかでも、SNSを中心に今話題となっているのが、 “ポップごと売っている本屋さん”〈木村書店〉。市内にある老舗書店ですが、 Twitter上でほぼ毎日更新し
関西で盛り上がる“スパイスカレー”ムーブメント。スパイスカレーとは、 ルーを使わずオリジナルのスパイス配合で作るカレーのことです。 そんな関西のスパイスカレー32店のオリジナルレシピに加えて、 スパイスカレーカルチャーが分かる 書籍『関西のスパイスカレーのつくりかた』が2018年12月に発売されます! 『関西のスパイスカレーのつくりかた』1,600円(税抜) 書籍『関西のスパイスカレーのつくりかた』には、 お店独自のバラエティに富んだスパイスカレーと副菜、 スパイス料理合わせて全40種のレシピを掲載。 〈旧ヤム邸 中之島洋館〉〈columbia 8〉〈ボタ〉 〈ダルバート食堂〉〈ポンガラカレー〉など、大人気のカレー店が大集結。 自由な発想で作る関西のスパイスカレーをお届けします。 レシピ例 ボタ『エビのココナッツカレー』 さらに、「カレーワールドマップ(イラスト権田直博)」、 「大阪とチャ
〈 コロカルニュース&この企画は… 〉 全国各地の時事ネタから面白情報まで。 コロカルならではの切り口でお届けする速報ニュースです。 Azusa Shimokawa 下川あづ紗 しもかわ・あづさ●兵庫県生まれ。ライター/編集者。雑誌や書籍、ウェブを中心に、ファッション、インテリア、ライフスタイルなどに関する記事を執筆中。2014年に地元である神戸に帰郷し、夫と息子、犬1匹と古民家暮らしを満喫中。出没エリアは神戸&阪神間、京都など。 滋賀の琵琶湖と京都を結ぶ人工運河「琵琶湖疏水」を巡る観光船が、67年ぶりに復活! 〈びわ湖疏水船〉として本格的に運航をスタートしました。 「琵琶湖疏水」とは、明治維新後、産業が急激に衰退した京都を復興させるために、 琵琶湖の水を京都に通した人工運河で、 舟運や水力発電の活用によって街を活性化させた一大土木事業でした。 平成19年には「近代化産業遺産」として認定も
writer profile Nao Sakaguchi 坂口ナオ さかぐち・なお●東京都在住のフリーライター。2013年より「旅」や「ローカル」をメインテーマに、Webと紙面での執筆活動を開始。2015年に編集者として企業に所属したのち、2018年に再びライターとして独立。日本各地のユニークな取り組みや伝統などの取材を手がけている。nao-sakaguchi.com 今年2月、高知市内に、ゲストハウス〈TOMARIGI HOSTEL〉が誕生しました。 〈TOMARIGI〉があるのは、空港直通バスの停留所「はりまや橋観光バスターミナル」 から徒歩6分、中心街までは徒歩8分と、高知観光の拠点に便利な好立地。 昭和45年から続く〈菜園場(さえんば)商店街〉の通り沿いにあり、 地元を感じられるロケーションも魅力のひとつです。 ちなみにこちらの商店街、高知の名を全国に轟かせた「よさこい祭り」の競演
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