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GWの過ごし方
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中東のエネルギー危機や円安により燃料価格が過去最高値を更新したことを受け、3月中旬に政府が補助金を導入したにもかかわらず、日本のガソリン価格は依然として高止まりしている Photo:NurPhoto/gettyimages 備蓄少なく燃料や原料の調達難 「不可抗力条項」宣言、供給停止の企業相次ぐ 東南アジアでは、中東情勢の悪化による経済への影響がいち早く顕在化してきた。 ホルムズ海峡封鎖による原油価格などの高騰と通貨安に加え、原油などの備蓄が少なく、燃料や原材料の調達難から、企業活動にも支障が生じている。 石油化学業を中心に、不可抗力条項(フォースマジュール条項、非常事態を理由とする販売先への供給義務の免除)を宣言する企業が相次ぎ、LPG、エチレン、プロピレン、ポリエチレンといった幅広い基礎化学品の供給に支障が生じている。航空業では、燃料不足による減便といった動きが広がっている。 各国政府
米グーグルや韓国ネイバーとの異例の資本提携で独自の資本戦略を貫くnote。その快進撃の裏では、生成AIの学習に不可欠な「日本人の思考や経験」という膨大なデータが外資ビッグテックに相対的に安価な対価で開放されることへの懸念が強く、日本の知財利権を空洞化させかねない「データ争奪戦」のリスクも浮かび上がる。長期連載『メディア興亡』内の特集『note解剖』#4で明らかにする。(フリーライター 松田晋吾) グーグルと対峙した元外交官CFO 専門知の集積が導いた合意 米グーグルとの交渉が水面下で動きだしたのは2024年7月ごろだった。従前からイベントなどで交流があり、AI関連の事業協業を探る中で、資本提携の話が持ち上がった。グーグルが国内上場企業に出資した前例はなく、交渉は前代未聞の難題となった。 noteの交渉の中心となったのが鹿島幸裕CFO(最高財務責任者)だ。東京大学法学部を卒業後、外務省に入省
新幹線は、決済のタイミングでチケットとスマホの交通系ICを関連付けるため、乗車時には改札にスマホをかざすだけで乗ることができる(写真はイメージです) Photo:PIXTA 新幹線予約や日用品の購入など、日常の支出をスマホへ集約させることで、利便性の向上だけでなく大きな節約効果が期待できます。スマホを賢く使いこなし、家計管理をよりスマートに進化させる方法を、『9割が知らずに損してる! スマホ決済「超」入門』(青春出版社刊)から紹介します。 (2026年4月28日時点の情報です。制度は都度変更される可能性があります) 新幹線はスマホで乗ったほうが安くなる 新幹線はスマホのアプリで利用すると、便利でお得になることが多くあります。窓口で列の後ろに並んだ人に気兼ねしながら便やチケット選びに迷ったり、わざわざ窓口に足を運んだり行列に並んだりすることからも解放され、自宅でゆっくり吟味してチケットを購入
メディアの凋落が叫ばれる中、彗星のごとく現れた「note」が情報の生態系を塗り替えつつある。広告に頼らず、クリエイターが読者から直接対価を得る独自のモデルは、大手企業や省庁までもが参入する巨大インフラへと膨張している。しかし、その快進撃の裏には、参入障壁の低さや肥大化に伴う質の低下といったアキレス腱も潜む。noteは新たな情報インフラとして定着するのか、それとも歴史の波に消える一過性の熱狂にすぎないのか――。長期連載『メディア興亡』内の特集『note解剖』で、その最前線を追う。 #1 4月30日(木)配信 note、時価総額10倍への「期待」とmixi急減速の「既視感」が交錯する“広告なき1000万人経済圏”の正体 noteが売上高、利益共に過去最高を更新し、投資回収フェーズへの突入を宣言した。広告を排し、読者がクリエイターに直接課金する手数料モデルで「情報のインフラ」を標榜するが、市場が
高市政権の発足以降、台湾有事への言及や靖国奉納を巡り、日中関係の緊張は一見、決定的な悪化局面を迎えたように見える。しかし、相次ぐ外交的非難や制裁の裏側で、中国は日本企業への融和姿勢を見せている。 本稿では、対日強硬策を徹底できない中国指導部に課された「2つの制約」について詳しく解説する。(北海道大学公共政策大学院研究員 王 彦麟) 見せかけばかりの「反日運動」 中国指導部が最も恐れている展開とは 高市早苗首相が国会で「台湾有事」に言及して以降、中国は日本に対し外交的非難を強め、レアアース規制や観光統制といった措置を相次いで打ち出した。 さらに、高市首相が靖国神社の春季例大祭に合わせて供物を奉納したことに対し、中国政府は「断固反対し、厳しく糾弾する」として、日本側に猛烈な抗議を行ったと明らかにしている。 一方、日本政府も2026年版「外交青書」において中国の位置付けを「最も重要な二国間関係の
楽天モバイルの通信ネットワークで異変が起きている。ショッピングセンターの電波改善のため、本来は災害時に使われる移動基地局車が出動する異例の事態が発生しているのだ。他方、ダイヤモンド編集部が入手した内部資料では、2026年2月に携帯電話単体で1000万回線を突破したことが判明した。急成長の裏で何が起こっているのか。長期連載『通信 大激変』の本稿では、楽天モバイルで表面化した「通信品質悪化」の実態に迫る。(ダイヤモンド編集部 村井令二) イオンモールの通信悪化で 災害用の緊急車両が出動の全顛末 2026年4月、千葉県習志野市。京成電鉄・京成松戸線の新津田沼駅の南側に直結する大型商業施設「イオンモール津田沼サウス」の駐車場の一角に「Rakuten Mobile」のロゴをまとった小型トラックが停車していた。 車両には通信機材が積み込まれ、数メートルの高さに伸びたポールの先には、携帯電話の電波を発信
4月21日、米トランプ大統領はイランとの停戦を延長すると発表しました。依然、緊張状態が続いている中東情勢ですが、状況が改善されれば原油高を背景とした物価高も一段落するのではないか……そう期待している人もいるかもしれません。 しかし、事態はそう単純ではありません。現在の日本のインフレ圧力は、さまざま要因が絡まって起こっています。そんな中で、どのように資産を守っていけばいいのでしょうか。(アレース・ファミリーオフィス代表取締役 江幡吉昭) 中東情勢が落ち着いても 日本のインフレ圧力は消えない イラン情勢が緊迫し、原油価格が上昇すると、日本では「また物価が上がる」と不安が広がります。 しかし、本当に怖いのはそこではありません。仮に中東情勢が一定程度落ち着き、原油高が一服したとしても、「日本のインフレ圧力そのものが消えるわけではない」のです。 日本はエネルギーも食料も海外依存度が高いのはご存じの通
4月から新生活が始まり、ひとり暮らしを始めた人も多い時期。子どもが、家を出て、「ちゃんと食べているかな」と気になっている親御さんも少なくないでしょう。実際、いざ自炊を始めようと思っても、「何から始めればいいのかわからない」「続けようと思ったのにうまく回らない」という人は多いもの。そこで今回は、令和の自炊バイブルとして版を重ねる『てんきち母ちゃんの自炊練習帖』(ダイヤモンド社)の著者“てんきち母ちゃん”こと井上かなえさんに、自炊初心者でも無理なく自炊を続けるためのヒントを伺いました。(取材・構成 ダイヤモンド社 書籍編集局 井上敬子) 自炊の入口は「ご飯を炊くこと」 自炊を始めたいけれど、なかなか続かない。 そういう人に私がおすすめしたいのは、まずは「ご飯を炊くこと」。 娘たちが一人暮らしを始めたときにも、私は「とりあえずご飯を炊きなさい」とお米を送っていました。3合くらいまとめて炊いて、小
1970年代以降、人類の物理的な進歩は停止し、情報空間という狭い世界への逃避が続いている。第1回で語られたピーター・ティール氏の冷徹な事実認識は、テクノロジーの恩恵を無邪気に信じる我々に重い問いを突きつけた。では、この物理世界の停滞は、我々の現実の経済や社会にどのような影響を及ぼしているのか。シリコンバレーが振りまく楽観論のウソを暴き、AIブームの背後にひた隠しにされている「日米の巨額債務」という時限爆弾、そしてAIブームがもたらす「本当の経済的規模」について、稀代の思想家が口を開く。(取材・構成/小倉健一) ※本稿は、3月6日行われた「ピーター・ティール氏 特別講演」電通ジャパン、電通総研 経済安全保障研究センター主催講演の抜粋に解説を加えたものです。 シリコンバレーの人々が吹聴する 「進歩は加速する」という物語 テクノロジーの進歩について問い得る非常に大きな全体像の問いの一つは、その大
「意見を言っているのに評価されない」本当の理由 ――会議で発言が多い人ほど評価される、というイメージがある一方で、「発言しているのに評価されない」という悩みもよく聞きます。このギャップはどこにあるのでしょうか? 確かに、自分の考えを言う人が評価されるのは自然なことです。ただし、「何を言うか」が重要です。 会議で価値がないのは、個人の好き嫌いや損得をベースにした「意見」です。そこには「会社にとってどうか」「事業にとってどうか」という判断軸がありません。 その結果、発言は議論を前に進める材料ではなく、意思決定を歪めるノイズになってしまいます。それは「その人がどう思うか」であって、「会社としてどう判断するか」ではないからです。 ――では、「頭のいい人は意見を言わない」とはどういう意味でしょうか? 頭のいい人は、この“個人的な意見”を言いません。 私が社外取締役として出席している取締役会でよく言う
とりあえず語学ができるようになりたい!という人向けに、100言語を習得した筆者が、各言語の特徴を解説しよう。勉強しやすくてオススメの言語、2つとは?※本稿は、言語学者の大山祐亮『勉強が止まらない!外国語を独学で極める技術』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)の一部を抜粋・編集したものです。 とりあえず語学に興味ある人へ オススメを挙げると…… ここで、具体的なことはあまり考えたことがないけれども、とりあえず語学ができるようになるということ自体には興味があるという人向けに、世界の言語の中でオススメできるものをいくつか挙げてみようと思います。 まず、話者数という観点でみると、やはり英語と中国語が第一に挙がります。私自身も、この両者を使う機会が圧倒的に多いです。 これに加えて、ヨーロッパのみならず南米でも話されているスペイン語とポルトガル語、アフリカ北部やカナダの一部でも話されているフランス語、
ライター業の傍ら、スキマバイトでさまざまな職場で働いている筆者が仕事を通じて見えた悲喜こもごもをつづる本連載。今回は、民泊物件でチェックイン業務をやってみた。指示の通りに物件に来てみたものの、今回の“職場”は想像とかなり違っていて……。(ライター みやーんZZ) 民泊でチェックイン対応のスキマバイト! 「基本的に1人での作業」とのことだが…… 氷河期世代の40代おじさんである僕が、突如ハマったスキマバイトを紹介する本連載。今回はとある民泊物件で宿泊客のチェックイン対応のバイトをしてきました。 僕は海外旅行が趣味なのですが、最近はAirbnbなどで民泊物件を借り、現地に住んでいる人のような滞在をするのがお気に入り。これまでいろいろな国でさまざまな民泊物件のチェックインを経験してきましたが、今回はチェックイン対応をする側に回れるというのが面白いなと思い、仕事に申し込みました。 スキマバイトアプ
ドイツをはじめとする欧米諸国では、無愛想とも言える接客が珍しくない。しかし、日本人の感覚では失礼と映る対応でも、ドイツ人はほとんど気にしないという。実は、過剰な無料サービスは社会全体の幸福を高めるどころか、弊害のほうが大きい。そっけない接客でも不満を言わないドイツ人の態度から、サービス業のあるべき姿を学ぶ。※本稿は、フリージャーナリストの熊谷 徹、『GDPで日本を超えた!のんびり稼ぐドイツ人の幸せな働き方』(ぱる出版)の一部を抜粋・編集したものです。 ドイツのサービス業の クオリティは最低レベル ドイツは、「もの作り」では世界でもトップレベルにあるが、顧客サービスは悲惨だ。商店などではものを売る人が威張っていて、客が不快な思いをすることも珍しくない。 たとえばドイツには、1900年に制定された閉店法という法律がある。1990年代までは店の営業時間が厳しく制限され、スーパーマーケットや商店は
「4~6月に残業すると、手取りが減るからソンするよ!」という話を耳にしたことがあるかもしれない。なぜ残業代が増えるのに、手取りが減る可能性があるのか。その仕組みをわかりやすく解説するとともに、定年が視野に入った人がぜひ確認しておきたい「大事なルール」を紹介する。(ファイナンシャルプランナー〈CFP〉、生活設計塾クルー取締役 深田晶恵) 「手取りが減るのでお先に失礼します!」 筆者が驚いた新入社員の言動 4月になると、新社会人向けに「給与明細の見方」や「先取り貯蓄のススメ」といったメディア記事が増える。いわゆる「季節もの」テーマだ。 そうした記事に紛れて「春に残業すると、手取りが減るので注意!」というタイトルも見かける。残業代分、収入が増えるのに手取りが減るとは、どういうことだろうか。 その理由は、社会保険料にある。厚生年金・健康保険などの保険料は給与の額に一定の料率を掛けて決まる。ただし、
過去のオワコン買収と 日立家電買収の違い 家電量販店業界第3位のノジマが日立の白物家電事業を買収すると発表しました。日本の白物家電は旧サンヨーが中国のハイアールに買収されてAQUAブランドへ移行。シャープは台湾の鴻海の子会社となり、東芝も中国の美的集団の傘下に入っています。業界としては長期衰退の傾向にありました。 日立も重電分野とITソリューションで成長する一方で、家電の売り上げ比率は約2%まで低下していました(読売新聞オンライン 4月21日を基づいて試算)。経営リソースの集中の観点から長らく家電事業の売却は時間の問題だとも言われてきたのですが、中国資本でもファンドでもなく、日本企業による買収というのは業界ウォッチャーの想定外の展開です。 買収発表後に株式市場はこのニュースを好感して、ノジマの株価はこの日の終値で14%も上昇しました。この記事ではノジマの家電戦略と将来の可能性について解説し
フレームワークは「やった気」にさせるだけ ――優秀なコンサルタントは、さまざまなフレームワークを課題に応じて使い分けている、というイメージを持つ方も多いと思います。坂田さんご自身は、フレームワークとどのように向き合ってきましたか? 実は戦略コンサルタントは、世間で思われているほどフレームワークを多用していません。少なくとも、それに頼って戦略を組み立てることはありません。私自身も、新卒で入社してから、世の中にある多種多様なフレームワークを、実務で使ってきたわけではありません。 もちろん、3Cやバリューチェーンのような基本的なフレームワークを、整理の道具として使うことはあります。ただし、それはあくまで思考を整えるための補助であって、戦略そのものを生み出すものではありません。 ――「フレームワークをほとんど使わない」というのは、意外に感じる読者も多いと思います。 理由はシンプルです。多くのフレー
ホルムズ海峡に関連する米国の封鎖作戦を実施している米空母「エイブラハム・リンカーン」 Photo:Handout/gettyimages 中国がホルムズ海峡正常化をイランに要請 逆封鎖で大きな影響、高みの見物はできず アメリカとイランの停戦期限が約1週間後に迫り、双方の間で中断した和平交渉再開に向けた綱引きが続くなか、中国政府は4月15日、ホルムズ海峡の通航を正常化するようイランに要請した。 これまで、米国・イスラエルとイランの軍事衝突やホルムズ海峡封鎖問題には、表向きは関与の姿勢は示してこなかった中国がここにきて動き出したのはなぜなのか。 「敵が過ちを犯しているときは、決して邪魔をしてはならない」 これは、ナポレオンが述べたとされる格言だ。「相手がすでに誤った道を進んでいるなら、そのままにしておくことが自分にとって利益になる」という意味だ。 英エコノミスト誌はこの言葉を引用して、米・イラ
公称83万部を誇り、全国紙の一角を担う「産経新聞」を発行する産業経済新聞社。フジサンケイグループの報道中核を担う同社だが、その経営環境は峻烈だ。ダイヤモンド編集部は今回、産経新聞の内部資料を独自入手。連載『メディア興亡』の本稿で、激減する賞与の決定通知や、詳細な給与テーブルが明かす「全国紙記者」のシビアな待遇の実態を徹底解剖する。(ダイヤモンド編集部 猪股修平) 相次ぐ地方支局の閉鎖と「夕刊フジ」休刊 グループ中核でも拭えぬ「新聞単体」の窮状 83万5611部。産業経済新聞社が自社媒体を紹介する「SANKEIメディアガイド2025-26」には、2024年下半期現在の「産経新聞」の発行部数が記してある。 24年9月末に富山県での発行を休止している一方、ほとんどの購読者は首都圏か関西圏に集中している。特に大阪府内での購読部数は、自治体別に見れば読売新聞や朝日新聞を上回る地域もある。「産経は東北
シリコンバレーを代表する起業家であり、卓越した投資家として世界的な影響力を持つピーター・ティール氏。ペイパル共同創業者やパランティアのトップとして数々の革新を牽引してきた彼は、深い教養を持つ稀代の思想家でもある。今、生成AIの熱狂に沸く世界に対し、彼は極めて冷静かつ根源的な問いを投げかけている。私たちが無邪気に信じるテクノロジーの進化は本当に存在しているのか。世界を牽引してきたはずの技術が実は半世紀にわたって停滞しており、それが破滅的な経済危機を引き起こすというのだ。世界の行方を左右する、知の巨人による独占講義が今、幕を開ける。(取材・構成/小倉健一) ※本稿は、2026年3月6日行われた「ピーター・ティール氏 特別講演」電通ジャパン、電通総研 経済安全保障研究センター主催講演の抜粋に解説を加えたものです。 科学技術の進歩の 「大きな減速」の兆候 私が生まれた1967年当時、テクノロジーを
「価格破壊」――。一時期、日本のあらゆる産業を襲った荒波である。スーパー、飲食店、衣類、そしてメガネにまで。限界に近い価格競争を仕掛けた会社の多くは、結局長くはもたなかった。 だが、そんな中でもしっかり生き残り、業界の革命児となり得た会社も存在する。スーパーではトライアル、外食ではサイゼリヤ、衣類ではユニクロ、そしてメガネではJINS。これらの会社には、共通することがある。(やさしいビジネススクール学長 中川功一) JINS創業者が答えられなかった 柳井正の質問 24歳の田中仁氏は、勤めていた信用金庫を辞め、1987年に有限会社「ジェイアイエヌ」を設立する。 さまざまな商材にチャレンジしていく中で、田中氏はメガネに勝機を見いだした。従来の眼鏡とは全くことなる「価格破壊」を武器にジェイアイエヌは順調に成長し、ついには2007年、上場を果たすことになる。 話はその翌年、2008年のことである。
2026年4月から自転車に対する「青切符(交通反則通告制度)」が導入され、罰則が厳格化され、ネット上では賛否両論が巻き起こっている。城南中央法律事務所所長の野澤隆弁護士は、この厳罰化の裏にはメディアが報じない「警察側の事情」が隠されているという。自転車規制の「本当の狙い」とは?ジャーナリストの小倉健一氏が聞いた。 ※本稿は、Youtube動画『弁護士が大暴露「自転車厳罰化」警察が言わないウラの狙い。野澤隆弁護士「反則金ではありません」』の一部を抜粋・編集したものです。 自転車の厳罰化 その本当の狙いとは? ――自転車の罰則強化が最近行われて、ネット上では賛否両論なんですよね。 私も今回(の罰則強化は)、ちょっと早すぎたかなと思うんですけど。この交通事故死というのは忌まわしい事件だし、ない方がいいと思うんですけど、結局ゼロにはできない。そんなことを言い出したら「車もなくせ、自転車もなくせ」と
AIが「使えるかどうか」は、人間側の「使い方」で決まります。 そう語るのは、グーグル、マイクロソフト、NTTドコモ、富士通、KDDIなどを含む600社以上、のべ2万人以上に思考・発想の研修をしてきた石井力重氏だ。そのノウハウをAIで誰でも実践できる方法をまとめた書籍『AIを使って考えるための全技術』が発売。全680ページ、2700円のいわゆる“鈍器本”ながら、「AIと、こうやって対話すればいいのか!」「値段の100倍の価値はある!」との声もあり話題になっている。思考・発想のベストセラー『考具』著者の加藤昌治氏も全面監修として協力し、「これを使えば誰でも“考える”ことの天才になれる」と太鼓判を押した同書から、AIの便利な使い方を紹介しよう。(構成/ダイヤモンド社・石井一穂) AIを使って「抽象的な考えを具体化」する AIを仕事の効率化や自動化だけに使うのは少々もったいない。 アイデア発想や問
国土交通省の「鉄道事業者と地域の協働による地域モビリティの刷新に関する検討会」は4月10日、昨年10月以降、6回にわたり開催されてきた検討会の議論をふまえ「課題整理・今後取り組むべき方向性」を発表した。注目すべきは、電話サービスや森林整備の維持費用として、国民全員または利用者に広く課される「ユニバーサルサービス料金」の導入によるローカル線の維持が提言されたことである。議論を振り返りつつ、課題と可能性を考えてみよう。(鉄道ジャーナリスト 枝久保達也) ローカル線は廃止すべきか 鉄道事業者が直面する3つの課題 「鉄道事業者と地域の協働による地域モビリティの刷新に関する検討会(以下、検討会)」は2022年、人口減少社会において鉄道事業者と沿線地域がローカル線問題の現状について危機認識を共有し、利便性・持続性の高い地域モビリティの再構築と国の対応を検討・審議するために設置されたことに始まった。今回
米中が火花を散らす「AI(人工知能)覇権」を巡る産業戦争において、要となるのが半導体サプライチェーンだ。米エヌビディア、台湾TSMC、中国のファーウェイなどが一般にも広く知られるが、彼ら半導体メーカーだけで産業は成り立たない。半導体を製造する装置があってこそだ。世界最大の半導体製造装置メーカーであるオランダのASMLは、最先端の半導体を製造するのに欠かせない極端紫外線(EUV)露光装置で市場を独占。中小企業から巨大企業に変貌を遂げ、今や半導体産業の中核を担う。このASMLの舞台裏を描くノンフィクションの和訳本『FOCUS ASMLの流儀――地球上で最も複雑な装置をめぐる勢力争いの裏側』(マルク・ハインク著、化学工業日報社)の中から、世界最大の半導体受託製造企業であるTSMCとASMLの関係を描いた「第24章 モリスの仲間」を3回にわたって特別公開する。第1回はASMLとの関係を通じて、台湾
最近、東京・大阪などの都市部では中国語を耳にする機会が明らかに増えた。観光客として日本に来るだけでなく、日本で長期滞在し、移住する中国人が増えているのだ。その一方で、SNSでは「中国人は日本が嫌いなんじゃないのか」「なのに、なぜ移住してくるのか?」といった声もよく見かける。 実際、在留外国人は増え続けており、2025年末には約412万人と過去最多を更新した。そのうち中国人は約93万人と、国別で最多を占めている。しかし興味深いのは、日本にやってきて、暮らしてみた中国人の中に、今度は「住んでみると息苦しい」「自由がない」と感じて、日本を離れる人たちも出てきていることだ。日本は中国人にとって、どんな国に見えているのか。(日中福祉プランニング代表 王 青) 日本に移住した中国人が、別の国へ移り始めている? 近年、日本へ移住する中国人が急増している。「潤日」という言葉が広がったことも、その流れを象徴
スーパーに並ぶ魚の値段が上がり続ける昨今、日本の漁業者の「乱獲」を問題視する報道を耳にしたことはないだろうか。しかし専門家は、その認識は「誤っている」のだと警鐘を鳴らす。※本稿は、水産学者の佐野雅昭『日本漁業の不都合な真実』(新潮社)の一部を抜粋・編集したものです。 マスコミが問題視する 「乱獲問題」の本質 どれだけ人間が適切に管理しても、自然の営みの中で資源の変動や増減は避けられません。野生生物である海の魚の資源量や漁獲量が自然の環境変化に左右されるのは当たり前です。欲しい魚が減り、欲しくない魚が増えるなど、資源と利用のギャップは必ず発生します。 ところがメディアやSNSでは「乱獲」「資源減少」が常に問題視され、「魚が食べられなくなる」、「日本の海から魚がいなくなる」などと不安を煽り、耳目を集めようとします。中には「国民共有の水産資源を、漁師たちが儲けるために収奪している」と言うような論
「モスク建設反対!」「レイシストは帰れ!」――。藤沢駅前が騒然となったモスク建設を巡る、反対派と擁護派の激しい衝突。国内のムスリム人口が急増する中、この対立は全国各地へ飛び火しようとしています。しかし騒動の裏側を覗くと、単なる「治安への不安」とは異なる不自然な点が見えてきます。実際の犯罪データや、すでに25年共生している街の実態とはかけ離れた「恐怖」は、一体誰が何のためにつくりあげたのか? マイノリティを標的にして、反対運動を盛り上げる“本当の狙い”とは?(ノンフィクションライター 窪田順生) シュプレヒコールと激しい罵声が飛び交うなかで、デモ参加者と警官隊、そして動画撮影者やメディアがひしめき合い、日曜昼下がりの駅前は騒然となった。 これは4月12日、神奈川県・藤沢市のJR藤沢駅周辺で行われた「モスク建設反対デモ」の一幕である。 主宰したのは、「ジョーカー議員」として知られた埼玉・戸田市
議論されたのは年金の「第3号被保険者制度」の見直しです。この制度は専業主婦とパート主婦の優遇制度で、配偶者が会社員として厚生年金に入っている場合などでパート年収が130万円以下の場合は年金保険料を払わなくても、高齢者になった段階で基礎年金を受け取れるという制度です。 議論としては優遇の対象者を縮小し、最終的には廃止する方向で検討をされているというのが冒頭のニュースです。決定ではないとはいえ財政状況を考えるとそうならざるをえないでしょう。 仮にこの制度が完全に廃止されれば、専業主婦も毎月約1万7000円の国民年金を支払うことになります。年間約20万円の出費増ですが将来もらえる年金は今と同じです。 議論の方向をみるとおそらく最初は完全廃止ではなく、厚生年金に入らざるをえないパート主婦が増える形への制度変更になりそうです。その場合でも自己負担は毎月約1万5000円程度になるでしょう。隠れた出費と
SDGsが掲げられ、環境保全への意識が高まっている昨今。水産学の専門家である筆者は、地球温暖化対策のためには「肉よりも魚を食べよう」と推奨している。海水温上昇によって変容した日本の水産資源環境を解説する。※本稿は、水産学者の佐野雅昭『日本漁業の不都合な真実』(新潮社)の一部を抜粋・編集したものです。 「牛のゲップ」が 地球温暖化の原因に!? 本記事を執筆し始めたのは2024年夏ですが、これまでになく暑い日が長く続きました。筆者が住む鹿児島だけでなく、東京や大阪、北海道まで、時に危険を感じるほどの猛暑は読者の方々も経験されたはずです。実際、気象庁の長期データでは近年の気温の上昇傾向は明らかで、東京では1870年代後半の年間平均気温は約14度でしたが、2020年代には17度弱と3度近くも上昇しています。 地球温暖化の主な原因は、私たちのさまざまな活動から排出されるCO2やメタンガスなどの温室効
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