子どもの成長を祈る「七五三」。神社での撮影を巡り、トラブルも増えたという(写真はイメージ/gettyimages) この記事の写真をすべて見る 七五三のシーズン。近年、子どもの晴れ姿をプロのカメラマンに撮影してもらうケースが増えたが、その陰でトラブルも頻発している。多くの参拝客がいる神聖な場所での「迷惑行為」に規制を強化する神社も増えてきた。 【写真】神社は映える「無料セット」なのか 実際の神社の注意書き * * * 大声でポーズをつけて 11月初旬、首都圏のある神社ではおごそかな雰囲気のなか、神前結婚式が行われていた。 ところが、雅楽(ががく)の演奏がカメラマンの大声でかき消され、斎主の祝詞(のりと)も聞き取りづらくなった。 「〇〇ちゃん、表情が硬いよ? 笑って!」「右手はもうちょっと上だよ~」 社殿の外ではカメラマンが声を張り上げて、七五三の子どもにポーズをつけていたのだ。 「