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副業やパラレルワーク、ワーケーション、リモートワークなど、さまざまな働き方が出現している近年。こうした潮流からも見て取れるようにその価値観は、これまでの「一つの仕事を長く続ける」「一生涯働く」に、「自分らしく働く」「より良く働く」も加わり、さらに多様的に。従来の「働く」の価値観が解放され始めている今、F.I.N.ではその根源を問いながら、「働く」について改めて考えていきます。 今回ご登場いただくのは、元日本一有名なニートのphaさん。幼少期から労働意欲が少なく、大学卒業後は大学職員として働くも3年で退社。以降は、「できるだけ働きたくない」という思いから決まった仕事には就かず、シェアハウスの運営や作家活動などを続けてきました。ところが、2023年4月より、東京・高円寺の〈蟹ブックス〉の書店員に。長らく定職に就くことを避けてきたphaさんに何が起こったのでしょうか。「働く」の価値観の変化を探る
スポーツや賞レースの勝敗につい夢中になってしまう一方で、順位付けが廃止されたり、「逃げる」という選択肢も肯定されるようになったりと、現在は「勝ち負け」だけにこだわらない世の中となりました。そこで9月のF.I.N.では、こうした社会について教育やスポーツ、エンタメなどさまざまな角度から考えます。 今回は、「サブカルチャーと社会・政治を同時に語る」テキストユニット・TVODの二人に、近年のトレンドやカルチャーをもとに、「勝ち負け」の今について考察していただきました。 (構成:船橋麻貴/イラスト:しまだたかひろ)
2020年10⽉、コロナ禍真っ只中に配信が始まったPodcast番組『OVER THE SUN』。誕生のきっかけは、ジェーン・スーさんがパーソナリティ、堀井美香さんがパートナーを務める『ジェーン・スー 生活は踊る』(TBSラジオ)の金曜日の放送が、編成上の都合で同年9月に終了することでした。 「オバサン(OVER THE SUNの略称。以下、オバサン)は、スーさんから『堀井さんと自由にしゃべれる場所を残してほしい。地上波が終わるならPodcastでやりたい』という要望を受けて生まれたんです。当時のTBSラジオでは、Podcastでオリジナルのコンテンツを制作する予定はなかったにも関わらず、編成からGOが出た。結果的に、局として初めてのポッドキャスト専門番組としてスタートしました」 編集作業を行う局員2人、パーソナリティ2人という最小人数でのスタートを切った『オバサン』。普通のラジオとは違う
どんな人でも、毎日服を着ます。おしゃれが好きな人でも、全く興味のない人でも服を着ます。私たちはなぜ服を着るのでしょうか。当たり前のように身にまとう服について、一度、根源的な意味を考えてみたいと思います。お話を伺うのは、ファッション史、デザイン史などを専門とする武庫川女子大学生活環境学部准教授の井上雅人さん。哲学的な問いを投げさせていただき、私たちが何を着ているのかを振り返ります。 まず言われるのは防寒のため、怪我から身を守るために服を着るという説です。確かにその回答は、服の物質的役割として説明はつきます。しかしもう少し、人間が服を着るようになった社会的な背景から考えてみましょう。そのためには、私たち自身を液体だと考えるとわかりやすいと思います。 服は私たちのパッケージのようなもの。パッケージには二つの役割があって、ひとつは中身をきっちり梱包するという役割。飲み物は入れ物がないと形をとること
魔女とは、有史以前から世界中で行われてきた呪術文化の担い手のこと。日本人にとってはあまり身近ではないかもしれませんが、欧米には、多くの魔女のための専門店やコミュニティーが存在し、宗教として、そしてカウンターカルチャーと結びつきながら、フェミニズム、環境運動などの現代の思想を巻き込んだ活動体として今再び脚光を浴びています。 さらに、魔女・占いという題材はここ数年ファッション業界も注目しています。2017年にはCHANELが香水「N°5」の短編映画『JellyWolf』を公開していますが、LAのダウンタウンの魔女のお店が舞台です。2018年にはDiorから女神信仰に着想を得たタロットのコレクションがリリースされ、2021年の最新作もタロットが題材であったことは記憶に新しいかと思います。また、2019年にはSaint Laurentもアートプロジェクトとして現代の魔女狩りを描いた映画『ルクス・エ
哲学対話とは、「なんで?」と問い、対話することで、主体性を回復する営みである。そう話してくれたのは、哲学研究家の永井玲衣さん。各地の学校や企業、お寺などで哲学対話を通して「哲学する」ことを広める永井さんに、哲学対話による学びや哲学対話が叶える学びの未来について、お話を伺います。(撮影:猪原悠)
ITから政治・経済・社会・文化・食まで幅広いジャンルで、綿密な取材をふまえた執筆を行いジャーナリストとして活躍する佐々木俊尚さんは、既存概念に囚われない暮らしの実践者でもあり東京、軽井沢、福井と3拠点生活を実践して9年になるといいます。また、人生100年を見据えたパートナーとの関係構築など様々な点で、先進的な視点を持って生活を実践している佐々木さんに、これからの時代の働き方について伺っていきます。
風味化合物(=香りの成分)のデータに基づき、思いもよらない「食材同士の組み合わせ」を提示してくれる、「Flavor Network」。このシステムを使うことで、新たな「家庭料理」を生み出すことはできるのか……? そんなF.I.N.編集部からのムチャぶりに答えてくれたのが、食にまつわるさまざまな活動を展開している料理家の山田英季さんです。山田さん×AIの共創によって、いかなるメニューが生まれたのでしょうか? そして、肝心のお味は……? (撮影:和田裕也) 前回お話を聞かせてくれた食の人工知能の開発者のひとりである風間正弘さんによれば、「Flavor Network」では、食材同士の「相性の良さ」が表されています。食材の中にある風味化合物(=いわば香り成分)のデータを調べ、「食材同士に共通する化合物」がどれくらいあるかを計算し、共通点が多いほど「相性がいい」と判断しているのだそうです。 その説
株式会社ハビテック、電脳クリエイター。慶應義塾大学商学部卒業。専門は、機械学習、統計解析、データビジュアライゼーションなど。ビッグデータの解析、ビジュアライゼーションなどを通じて、人間とコンピュータの共創によって生まれる創造性、「Computational Creativity」に取り組んでいる。 「FoodGalaxy」とは、世界各地から集められたレシピデータを「ベクトル化」することによって作られた「食の世界地図」のようなもの。その基幹には、「創造性=新奇さ(Novelty)×質(Quality)」という考え方があり、「FoodGalaxy」では、「新奇さ」を「ベイジアン・サプライズ」という数式によって、「質」を「食材に含まれる風味化合物の組み合わせ」によって、評価しているのだそうです(このへん、理解できなくても大丈夫! 気にせず読み進めてください・笑)。 そもそも彼らが料理の研究を始め
最近よく目にする「アフリカ」。鮮やかな色のファッションに身を包んだサプールの写真集や、ヨシダナギさんの写真で見るアフリカの民族、映画『ブラックパンサー』の世界的な大ヒットも記憶に新しく、昨年のF.I.Nで行ってみたい場所として、ファッションデザイナーの内田文郁さんやafumi代表の齋藤牧里さん、〈TAKIBI BAKERY〉代表の鈴木善雄さんなど、アフリカの国を挙げる人もたくさんいました。なんだか最近アフリカが、ますます身近になっているのかもしれません。そこで、アフリカの事情通の方々にアンケートを敢行し、最新のアフリカ情報を教えていただきました。 ここは渋谷にある小さな食堂〈ロス・バルバドス〉 アフリカの料理が楽しめます。お店を営むのは元ミュージシャンの上川大助さん、真弓さん夫妻。アフリカに関わり始めて38年という上川さんのお店では、コンゴ音楽が流れ、アフリカ好きのお客さんが集まります。今
アフリカは目利きたちが今、注目している大陸です。そのカルチャーをもっとよく知りたくて、アフリカの事情通の方々にアンケートを敢行。今のアフリカ情報を教えていただきました。第1回目は食を知るため、渋谷の〈ロス・バルバドス〉でコンゴ民主共和国のご飯に舌鼓を打ち、ミュージックシーンについてもお話をお聞きしました。第2回の今回のテーマはファッション。アフリカのカルチャーの面白さを聞いた時、ファッションが素敵とご回答いただいた方たちがいました。世界中を飛び回り活躍する渡部賀子さんにセネガルのファッションを、毎年、アフリカに足を運ぶという板谷曜子さんに南アフリカについてお聞きします。ファッションにはその人の持つ価値観が現れます。ファッションからその地域を知ることができるでしょうか。 (撮影:渡部賀子)
F.I.N.は、今、この時、この瞬間の中から、未来の定番となる種を探し出していくメディアです。発見に協力していただくのは、様々なジャンルで独特の視点とセンスによる“目利き“として活躍する方々。彼らの“目利き“の力を借りて、日本のマーケットにおける未来を予見していきます。
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