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前回の記事、ECショップ その粗利計算は間違っている!で、多くのECが粗利の計算式を間違えているという指摘をしました。 そして、利益を出すための正しい粗利計算式として 粗利 = 売上 - 変動費 変動費 = 仕入れ値 + 運賃 + クレジットカード決済手数料 + 梱包資材費 という式を紹介しました。 ところで皆さん、やっぱり利益を増やしたいですよね。 正しい粗利計算式がわかると、自社のECがどのような利益構造なのかが手に取るようにわかります。 そして利益構造がわかると、何をすれば利益を増やすことができるのかが一目瞭然になります。 この記事では利益構造を可視化する方法を説明します。 足し算・引き算・掛け算・割り算ができれば、どなたでも簡単に出来る方法です。 ぜひ皆さんのECでも同じように計算して利益構造を可視化してみて下さい。 経常利益を2倍3倍に伸ばすための道筋がきっと見えてくるはずですよ
2017年6月5日。 ベビー服EC『べびちゅ』では、 8,000円以上で送料無料だったのを10,000円以上で送料無料に変更しました。 その結果、 『どうなったと思いますか?』 多くの人が『10,000円以上で購入する人の割合が増えた』と予想したのではないでしょうか? 半分正解で半分不正解です。 確かに、10,000円以上で購入される方の割合が増えました。 でも、ある価格帯の客単価も同時に増えてしまったんです・・・。 なかなか興味深い結果になりましたので、詳しく説明させていただきたいと思います。 それでは早速まいります。 『10,000円以上購入で送料無料』に変更した結果 今回は、『5月(31日間)のデータ』と『10,000円以上購入で送料無料に変更した6月6日~6月19日まで(15日間)のデータ』を比較しています。 計測の期間が違うので、受注件数ではなく、価格帯ごとの受注件数を総受注件数
弊社が運営するベビー服ECべびちゅでは最近、客単価の改善に取り組んでいます。 客単価が高ければ受注件数が少なくても良いわけですから、少ない人数でECショップを運営することができます。 そうすると利益が出やすくなります。 客単価は高ければ高いほど良いわけですね。 客単価を上げたいという話をすると、ECコンサルや書籍、EC関連のサイトなどではすぐについで買いを促そうという提案をします。 しかしそういう小手先の改善はほぼ間違いなく失敗します。 客単価を上げるとは、つまりどういうことを意味するのか? この問いに答えられる人にしか客単価を上げることはできません。 この記事では、客単価を上げるというのはいったいどういうことなのかを深く掘り下げて説明したいと思います。 客単価を上げたい全てのECショップの方、ぜひ読んで下さいね。 客単価を決めるのは、お客様を決めるのと同じ ついで買いを促しても客単価が上
こんにちは! 私は、ベビー服EC『べびちゅ』でメルマガによる集客を担当しています。 あなたは、 集客数が少なくなるのが怖くて、配信内容にかかわらず、一斉配信ばかりになってしまったという経験はないですか? 私も、 集客数を稼ぎたいあまり、少しでも配信数を稼ごうと一斉配信を乱発して、せっかくのセグメント配信の機能をうまく活かせていないという経験をたくさんしました。 でも、実は、 『 一斉配信でもセグメント配信でも、メルマガ会員に嫌われないことが重要』 ということを意識するようになったことで解決したんです。 というのも、 セグメント配信で喜ばれても、一斉配信で嫌われてしまったら、それで終わりです。 なぜなら、メルマガは、一度でも嫌われてしまうと、関係の修復が難しいメディアだからです。 『このメルマガ必要ないな』 『このメルマガうっとおしいな』 と思われたら最後。会員登録を解除されるか、ずっと未開
ECを運営していて頭を悩ますことのひとつが、『初期購入者になかなかリピーターになってもらえない』ことではないでしょうか? ベビー服EC『べびちゅ』でも、 新規購入顧客にリピーターになってもらうための施策にいくつも取り組んできました。 その施策として、初回購入限定のクーポンの発行や2,000円以上購入で送料無料といった施策などがありました。 というのも、初回買いやすいと感じていただくことで、リピート購入につながりやすいと考えていたからです。 しかし、 2017年3月に新規で購入したお客様のうち、4月にも購入してくれた人の割合(以下、継続率という)を初回の客単価別に調べてみると、客単価10,000円以上が13.7%だったのに対し、客単価5,000円未満では、4.9%となっていたんです。 なんと、2.81倍です。 しかも、8,000円以上10,000円未満の客単価、5,000円以上8,000円未
突然ですが、 あなたは、初回購入時の客単価が、次回購入時に強く影響を与えるということを知っていますか? 私は、知りませんでした・・・。 今回の分析結果を見るまで、初回購入時の客単価が、次回購入時の客単価を上げたり、下げたりする大きな要因になるとは思っていなかったんです。 しかし、 ベビー服EC『べびちゅ』で2016年8月に初めて購入したときの客単価と2016年9月に2回目の購入をしたときの客単価を比べてみたことで、その考えが間違っていたことを知りました。 そして、その解決のきっかけとなったのが、アンカリングという認知バイアスがあることを知ったことです。 ウィキペディアでは、アンカリングについて、次のように説明されています。 アンカリングとは認知バイアスの一種であり、先行する何らかの数値(アンカー)によって後の数値の判断が歪められ、判断された数値がアンカーに近づく傾向のことをさす。 例えば、
こんにちは! 私は、ベビー服EC『べびちゅ』でメルマガによる集客を担当しています。 あなたは、 メルマガを一斉配信しすぎて、メルマガ会員の退会者が増えたり、反応が悪くなったと感じることはありませんか? 私も、 集客数を稼ぎたいあまり、一斉配信を乱発し、メルマガ会員の大量退会につながったり、開封率やクリック率の大幅ダウンにつながったりという苦い経験をたくさんしました。 でも、実は、 『メルマガ会員全員に配信する意義』を意識するようになったことで解決したんです。 そして、その解決のきっかけとなったのが、セグメント配信の考え方でした。 『セグメント配信の本質』は、 欲しいと思っている情報を欲しいと思っている人だけに配信することです。 この本質を理解していれば、 一斉配信を効果的に送ることが可能になります。 もし、『セグメント配信の本質』を理解しないまま、一斉配信を乱発し続けたとしたら、 メルマガ
「利益を出したい!」 「儲けたい!」 ECショップを運営していると誰もが思うことですよね。 では、 「利益が出ない原因は、粗利の計算方法が間違っているからだ」 と言い切ったら驚かれるでしょうか。 でも実際のところ、粗利の計算方法を間違っているECショップは多く、そのせいで一向に利益が出ない構造になってしまっています。 この記事では、儲かるECショップになるための実践的な粗利計算方法を紹介します。 なぜ粗利が重要なのか まず初めに、なぜ粗利が重要なのかを簡単に説明します。 粗利はECショップが利益を生み出すための原資になります。 例えば、人件費・家賃・水道光熱費・消耗品費・雑費など、毎月必要になる経費があると思いますが、これらは粗利から支払われています。 利益というのは粗利からこれらの経費を引いて残った金額ですので、利益が出ない理由は粗利と経費の金額が同じだったり経費の方が多かったりするから
以前、 『2,000円以上購入で送料無料』がなぜ失敗したのか? という記事で、ベビー服EC『べびちゅ』史上最大級の失敗について、その原因を客単価と粗利単価の数値を使って、説明させていただきました。 今回は、実際の客単価と粗利単価の分布図を使って、 2,000円以上購入で送料無料の期間にいかにおかしなことが起きていたかを説明したいと思います。 分布図にして視覚的にみると、単なる数字の羅列をみるより、インパクトがありますね。 客単価11,184円で粗利単価が-398円。 頭では理解していたつもりでしたが、ヤバいです。 2,000円以上購入で送料無料。収益を圧迫するわけです・・・。 それでは、気になる結果について説明していきます。 前提条件 『2,000円以上で送料無料期間の最後の月2016年8月』と『客単価や粗利単価がかなり回復してきた2017年3月』の客単価と粗利単価を比較しました。 粗利単
前回の記事で、「へぇ~情報」が圧倒的に増えたことで、ユーザーはどの情報を信用すれば良いのかがわからなくなり、その結果、Google検索の満足度が下がったという説明をしました。 前回の記事:なぜGoogle検索に満足できなくなったのか しかし、だからと言って検索が集客の役に立たないというわけではありません。 検索には今、面白い役割が生まれています。 弊社はそれを『ハイブリッド検索』と名付けました。 この記事では、情報量が圧倒的に増えた現代に最適な集客方法として『ハイブリッド検索』を紹介します。 ハイブリッド検索とは ハイブリッド検索は、ECショップ名を指名検索して頂くことを狙った集客方法です。 ショップ名が指名検索されると、クリック率も受注率も他の検索キーワードより高くなる傾向があります。 受注率で言うと、他の検索キーワードと比べて5~10倍違うようなこともありますので、ショップ名の指名検索
『このECショップ、商品点数が多すぎて、目当ての商品にたどり着けない・・・。』 お客様がこう感じてしまうECショップは、意外に多いんです。 ベビー服EC『べびちゅ』でも同じようなことが起こっていました。 商品のカテゴリーやブランドごとに、何ページにもわたって商品が並び、お客様のお目当ての商品にたどり着けないということが起きるようになってきたんです。 確かに、 ある一定のレベルまでは、商品点数が多いほど、売上が伸びていきます。 これは、お客様が品揃えの悪いショップより、品揃えの良いショップで買い物をしたいという心理や多様なお客様の好みに答えることで、お客様の幅が広がることが主な理由です。 しかし、 品揃えが多いほうがうれしいという購買心理とは裏腹に、選択肢が多くなり過ぎると逆にストレスを感じるという性質を、人はもっています。 いわゆる『選択のパラドックス』と呼ばれる理論です。 重要な考え方な
集客に悩んでいるECショップ、きっと多いですよね。 集客は年々難しくなっていますので、悩みは深まるばかりです。 2010年に世界に流れる情報量が1ゼタバイトを超えたというニュースがありました。 1ゼタバイトというのは、世界中の砂浜の砂の数に近い数字なのだそうです。 2010年から既に7年経った今、情報量はさらに増えています。 そしてECが発信する情報もそんな大量の情報の中に含まれているわけですから、もはや集客が難しいどころの話ではなく、存在を知って頂くことさえも難しい時代になっています。 このあたりの話は、佐藤尚之さんが書かれた『明日のプランニング』という書籍に詳しく書かれていますので、興味のある方はご一読をオススメ致します。 さて、これから2回に分けて、インターネットの歴史の流れが集客手法の進化にどのような影響を与えてきたのかを説明します。 なぜこのような記事を企画したかというと、インタ
ベビー服業界では、春夏物については2~3月、秋冬物については9~10月に、繁忙期がやってきます。 ベビー服EC『べびちゅ』でも、繁忙期は毎年やってきます。 なお、繁忙期というのは、旬の商品がいっぱいショップに出てくる時期のことで、この時期がショップにとってのかき入れ時になります。 ところで皆さん、 『秋冬物って高価なイメージがあるし、客単価も上がるんでしょ?』 って、思っていませんか? 私もそう思っていました。 でも、その考えは、間違っていました・・・。 実は・・・。 春夏物の繁忙期の客単価は、秋冬物の繁忙期の客単価より、644円(10.9%)も高いんです。 これには、驚きました。 なぜ、こんなことになるのでしょう? 『秋冬物のほうが商品単価が高いはず』なのに不思議ですよね? そこで、なぜ2つの繁忙期の客単価に違いが出たのかについて、調べてみることにしました。 興味深いことが分かってきたの
前回の記事(受注率は、閑散期と関係ないってホントですか?)で、ベビー服EC『べびちゅ』では、受注率と集客数の季節変動について、以下のような結論を導き出しました。 受注率が落ち込む月と集客数が落ち込む月にはズレがある このズレは、受注率と集客数の落ち込む理由に違いがあることによるものだと考えられる 受注率は、出費の多くなりやすい月に落ち込みやすい 集客数は、季節性の高い商品がオフシーズンに入る月に落ち込みやすい 受注率、集客数の落ち込む時期を把握しておくことによって、うつべき施策も変わってくる 「結論は分かった。けど、もう少し対策についても整理してくれないと、実践で使えない!!!」 そう感じている方のために、 今回は、ケース別にそれぞれどんな対策を打つべきかについて、ご説明していきたいと思います。 ケースについては、ベビー服業界だけでなく、他のEC事業者様でも使えるように、より一般化したケー
※月次の受注率とセッション数のデータは、グーグルアナリティクスから取得しました。 落ち込む月がヅレているのが分かりますね。 そして、受注率にも季節変動(周期性)要因がありそうです。 受注率の季節変動性 べびちゅでいうと、受注率が落ち込むのは、5月、10月~1月であることが見えてきました。 ちなみに、集客数については、11月~12月と4~8月が落ち込む月(閑散期)であると考えています。 なお、集客数の落ち込みについては、次の記事で詳しく説明しています。ご参考にしていただければ幸いです。 参考記事:集客が急に落ちた?それって季節変動の影響ではないですか? では、なぜ、集客数と受注率で落ち込む時期が違うのでしょう? 集客数と受注率で落ち込む時期が違う理由 べびちゅでは、 集客数と受注率で『落ち込む時期』が違うのは、集客数と受注率では『落ち込む理由』が違うからではないか と考えています。 それぞれ
前回の記事で、仕入れの際に『何日で売り切るための個数を仕入れるか』という視点を持てば、不良在庫が生まれる可能性が下がるという説明をしました。 この仕入れ方法は、仕入れの基礎とでも言うべき方法です。 参考記事:完全図解!不良在庫リスクが低い仕入れ方法 今回の記事では、仕入れの基礎に1つエッセンスを追加するだけで、売上を増やしたり不良在庫リスクをもっと下げたりすることができるという説明をします。 ポイントは、在庫を実力別で4つに分類することです。 それでは参ります。 在庫の実力とは 『売れ筋』というキーワードは皆さん聞いたことがありますよね。 ではこのキーワードを在庫の実力を表すキーワードとして使っている方はどれぐらいいますでしょうか。 おそらくほとんどいないはずです。 理由は、在庫の実力という考え方自体がほとんど浸透していないからです。 在庫には実力があり、4つに分類することができます。 『
前回、 『集客が急に落ちた?それって季節変動の影響ではないですか?』で、 ベビー服EC『べびちゅ』では、ピーク時の集客と閑散期では、30%以上の差があることをお伝えしました。 季節変動が経営に与えるインパクトがいかに大きいか分かっていただけると思います。 毎年やってくる閑散期。なんとかしたいですよね。 そこで今回、閑散期をどうやって乗り切ればいいかについて、説明したいと思います。 答えだけ知りたい人のために結論だけ先にいうと 『閑散期は今まさに成長しているメディアに力を入れる』 ということになります。 なお、べびちゅではメディアを次のように定義しています。 弊社では、次の媒体を総称して、メディアと呼んでいます。 メルマガやブログなど自社で所有している媒体(オウンドメディア) Facebook、LINE、Instagramなどのソーシャルネットワークサービスを通じて、会員やファンを募る媒体(
皆さんは、EC経営にとって最も重要なことは何だと思いますか? 弊社は、粗利だと考えています。 人件費も家賃や光熱費も梱包資材等も、全て粗利の中から支払われますので、粗利こそがECの利益の源泉になっているからです。 ですから弊社では、粗利をEC経営の最重要指標として計測しています。 粗利は、取り扱いを間違えるとECを倒産に追い込んでしまう指標です。 この記事では簡単に値引きをしてはいけない理由を具体的な例を交えて粗利の観点から解説していきます。 ECの経営者や店長だけではなく、施策を考える担当者も、この記事で説明する粗利の話を知っていると日々の決断に自信が持てるようになります。 「売上が増えれば良い、受注件数が増えれば良い」という考え方は本当に危険ですので、この記事が考え方を変えるきっかけになってくれればと願っております。 1本100円のボールペンがあるとします。 このボールペンの原価は60
ベビー服EC『べびちゅ』の閑散期 月次で見ることで、べびちゅの場合の季節変動が見えてきます。 べびちゅでいうと、11月~12月と4~8月が閑散期であることが見えてきます。 (閑散期に該当する月は赤字で表示しています) 2016年3月と2016年7月を比較するとセッション数は、33.8%の落ち込みになります。 仮に3月と7月の流入後の受注率が変わらないと仮定し、受注数へのインパクトを見てみたいと思います。 3月の検索経由での1日当たり受注件数が50件であれば、7月は33件になります。かなりのインパクトですよね。 同じように2016年3月と2016年4月を比較すると11.3%の落ち込みになります。 受注率を同じだとすると、3月の検索経由での1日当たり受注件数が50件であれば、4月は44件になります。 インパクトとしては大きいですよね・・・。 さらに、検索経由でのセッション数が、2016年4月か
Facebookを使った集客には、ものすごく重要な指標が1つあります。 それは『オーガニックリーチ数』です。 オーガニックリーチ数とは、Facebookに投稿したコンテンツが広告を使わずに見られた数のことです。 ちなみに、投稿したコンテンツが広告を使って見られた数は有料リーチ数と呼びます。 なぜ、オーガニックリーチ数が重要かというと、Facebookはオーガニックリーチ数を下げていくことを公式に宣言しているからです。 Facebook側の見解はこちらをご覧ください。 しかし、なぜFacebookはこのようなことをするのでしょうか。 そしてそれはECの集客や販売にどのような影響を及ぼすのでしょうか。 この記事では、それら疑問に答えていきます。 数値は、弊社が運営しているベビー服EC『べびちゅ』の実際のデータを使います。 Facebookを使って集客するなら絶対に知っておくべき知識ですので、必
以前、 『あなたのメルマガは、一斉配信?それともセグメント配信?』で、 『簡単なセグメント配信の始め方』について説明しました。 しかしながら、 『成果の出るセグメントをどうやって見つけたらいいか分からない!』 という理由で、お困りの方が結構いらっしゃるということを知りました。 そこで今回は、 ABテストを行わずに『成果の出るセグメントを簡単に見つける方法』 について、ご紹介したいと思います。 復習|セグメントとセグメント配信 まず、セグメントとセグメント配信についての復習をしておきます。 セグメントは、断片、部分、分割(されたもの)といった意味です。 マーケティングの分野では、お客様を年齢や性別、価値観などで分割したグループのことをセグメントと呼んでいます。 たとえば、男性で40代のグループを『男性40代セグメント』などと呼んだりします。(実際はもう少しカッコいい名前が付きます) セグメン
「売上を増やしたい」 これはECに関わる人にとって定番の悩みですよね。 売上を増やすには、二つの方法があります。 客単価を上げる 受注件数を増やす この記事で紹介するのは、2の受注件数を増やす方法です。 しかも広告やセールには頼りません。 定価で買って頂く件数を増やす方法です。 それでは参ります。 「売り逃し」と「買い逃し」 この方法の最大のポイントは「売り逃しを逆に利用する」というところにあります。 売り逃しとは、お客様が購入しようとしていたのに売り切れてしまって購入して頂けなかった時のことを指します。 販売の機会損失という言い方をすることもあります。 ECにとっての「売り逃し」は、お客様にとっての「買い逃し」です。 ECはどうしても売り手側視点から離れられないので「売り逃し」という言葉を使ってしまいますが、ここで頑張って買い手側視点に頭を切り替えると「買い逃し」の裏にある面白い事実に気
『ABテストを実施したけれど、良かったのか悪かったのかよくわからない』 そんなことってよくありますよね? ベビー服EC『べびちゅ』でも『結果を見ても、よく分からない』といったことが、よくあります。 でも今回の失敗はもっとひどいです。『結果自体』が出なかったんです・・・。 まず、今回のテストの経緯を話しますね。 べびちゅでは、数多くのクーポン施策のテストを行ってきました。 その結果、『値引き額固定型クーポンが客単価を下げる』と結論付けました。 (『値引き額固定型クーポン』というのは、値引き額が固定されているクーポンのことです。) そして、5%引きクーポンのような『値引き額変動型クーポンは、客単価を上げる』ことも分かっています。 なので、べびちゅでは、クーポン施策をうつ場合には『値引き額変動型クーポン』を配布するようにしています。 なお、クーポン施策のテスト結果は、『「400円引きクーポン」の
『買わないならせめてメルマガ会員登録だけでも!』 あなたが、ECを運営しているとしたら、一度は考えたことがあるのではないでしょうか? ベビー服EC『べびちゅ』でも、過去、会員登録を最大化するため、新規訪問者に対し、サイト内でポップアップ表示などで会員登録を促してきていました。 しかし、この考え方は間違っていました・・・。 なぜなら、会員登録は増えたのですが購入自体には結びつかなったからです。 べびちゅでは、購入前に会員登録を促してもダメだった理由を次の2つだと考えています。 ゆるい繋がりを作るタイミングとして不適切 購入は、1回目のハードルが最も高い 会員登録を促すに一番よいタイミングは『購入時』です。 本記事では、『購入前に会員登録を促してもダメな理由』と『購入時に会員登録を促す理由』について、それぞれ説明していきたいと考えています。 それでは早速説明します。 購入前に会員登録を促しても
この連載では、Instagram集客の改善ノウハウを公開しています。 第1回:Instagram集客で絶対外してはいけない2つのこと 第2回:Instagram集客からの受注率を1.7倍にした改善 過去2回の記事では、 Instagramからの集客を増やすポイント 「投稿の一貫性」 「プロフィール説明文の納得感」 Instagram集客の受注率を改善するポイント 「クリック意図の一貫性」 という3つを説明してきました。 今回の記事では、Instagramからの集客を圧倒的に増やす方法について紹介します。 弊社が運営しているベビー服EC『べびちゅ』では、この方法を使うことでInstagramからの集客数を3倍に増やすことができました。 ぜひ参考にして下さいね。 フォロワー数の増加が集客の増加に繋がる 過去2回の記事で紹介していたのは、Instagramを見に来た人を効率よくECサイトに誘導し
『Facebook公式ページを作ったけど、いいね!が集まらない。。。』 『Facebook広告を使うといいね!が集まるらしいけど、どのくらい予算を使ったらいいか分からない。。』 そんな悩みをお持ちの方に向けて、この記事を書いています。 ベビー服EC『べびちゅ』では、2014年3~9月の間、Facebook公式ページのいいね!数を増やすことを目的にFacebook広告を打ちました。 広告費の投下により、いいね!数を大幅に伸ばすことが出来ました。 結果として、Facebook公式ページの早期立ち上げを実現し、現在も集客の柱となっています。 しかし、当時は、手探りで予算を決めていました。 なので、Facebookのいいね!数を増やそうとしたときに、 『どのくらい予算をかけたらいいかわからない』 となり、本当に困りました。 『同じようにお困りのECの運営者様がまだまだいらっしゃるのではないだろうか
この連載では、Instagram集客の改善ノウハウを公開しています。 第1回:Instagram集客で絶対外してはいけない2つのこと 第3回:InstagramでECの集客を3倍にした方法 前回の記事で、Instagramからの集客を増やすには「投稿の一貫性」「プロフィール説明文の納得感」の2つを絶対に外してはいけないという説明をしました。 そして、弊社が運営しているベビー服EC『べびちゅ』のInstagramプロフィール説明文の最後にある「紹介しているコーデアイテムはこちらのURLから購入もできます」という文章では、全く別のテクニックを使っているという説明をしました。 (クリックすると拡大します。) この文章は、Instagramで集客した際のコンバージョン率(べびちゅの場合は受注率)に関する非常に重要な役割を果たしている文章です。 今回の記事では、集客を受注に繋げるための色々な工夫やI
『HTMLメールはホントに成果が出ないのでしょうか?』 たしかに、ベビー服EC『べびちゅ』では『HTMLメールはテキストメールと比べて、クリック率や受注率が低い』という結果が出ました。 ※どちらの内容も記事にしました。詳しく知りたい方はこちらをご覧ください。 ⇒『HTMLメールよりテキストメールのほうがクリック率が1.84倍高い』って知ってました? ⇒『HTMLメールよりテキストメールのほうが受注率が1.89倍高い』って知ってました? なので、べびちゅのメルマガは現在、テキストメール中心です。 しかしながら、HTMLメールでは成果が出ないと言っているわけではありません。 べびちゅでも個別のABテストを見ると、 『受注率がほとんど変わらない』 『HTMLメールのほうが受注率が高い』 といったことが起きることがあります。 それでも、メルマガにテキストメールを利用している理由は、次の4点です。
この連載では、Instagram集客の改善ノウハウを公開しています。 第2回:Instagram集客からの受注率を1.7倍にした改善 第3回:InstagramでECの集客を3倍にした方法 先日の記事で、LINEの集客力はFacebookの20倍以上、Instagramの集客力はFacebookの3倍以上という話をさせて頂きました。 そして、メディア(上記の例の場合、LINEとInstagram)の集客力が伸びているステージでは、そのメディアのフォロワー数を増やすことが受注数の増加に大きく貢献するという説明もしました。 そこで、これから3回に渡ってInstagramからの集客を増やすための方法について紹介していきたいと思います。 1回目のこの記事では『Instagram集客で絶対外してはいけない2つのこと』(下記の2つ)について説明します。 投稿の一貫性 プロフィール説明文の納得感 いつも
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