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最近「富女子」が増えているという。 ひたすら貯蓄に励む女子のことで、なんと若くしてアパートを一棟手に入れ、家賃収入を得る人もいるという。いずれかかる子どもの教育費や老後の年金もアパートの家賃から捻出できて安心なのだとか。しかし本当にそううまくいくだろうか。 『アパート経営はするな!賃貸経営の落とし穴』(須田忠雄・著/大空出版・刊)という本から検証してみたい。 収入が半減する可能性 富女子が仮に家賃5万円のアパート10室を5000万円で購入し、月々50万円の収入を得たとしよう。しかし10年や20年のローンで買った物件なので、しばらくの間は借金を返済している状況だ。そして全額返済した頃には建物が老朽化し、現行の家賃のままでは借り手がつかなくなるかもしれないし、周辺にもっと綺麗な建物が建ち、常時満室ではいられないかもしれない。仮に家賃を3.5万に下げ、7室に住人がいるという3割減で計算すると、月
『シン・ゴジラ』で特撮班美術を担当した美術デザイナー、三池敏夫さん。前半では三池さんのプロフィール、特撮技術の基本的テクニックや特撮マンの資質についてお話しいただいた。後半では、テクニック面についてさらに掘り下げていきたい。 CGの進化とミニチュア特撮特撮技術や撮影技術について何も知らない人間の立場から質問させていただくことにした。CGと特撮の境界線や組み合わせは、当然のことながら見ただけではわからない。『シン・ゴジラ』におけるCGと特撮の関係性はどのようなものだったのか。 「第二形態で川を遡って、係留してあるボートがひっくり返るシーンはほとんどCGです。車が押されるシーンもCGです」 CGとミニチュアの関連性について伺おうと思った理由は、今の若い世代の人たちが、「昔の『ゴーストバスターズ』のCGはショボい」というような感覚を持っているらしいことを知っていたからだ。 「あの頃は、まだCGは
2016年7月29日に公開された『シン・ゴジラ』の勢いが止まらない。公開後17日間で観客動員230万人、興行収入33憶8200万円を突破し(oricon.co.jp 8月18日付)、40日後には観客動員420万人、興行収入61億円という数字を叩き出した(cinemacafe.net 9月7日付)。今回のゴジラの身長は118.5メートルで歴代最大だが、観客動員数および興行収入においてもシリーズ最大値を記録したわけだ。 作る側も予測できなかった女性からの支持邦画史上最大級のヒットとなった『シン・ゴジラ』で特撮美術を担当された三池敏夫さんからお話を伺う機会を得た。きわめて大まかではあるが、まずは三池さんのキャリアを紹介しておく。 九州大学工学部を卒業後(株)特撮研究所に入社し、CMの現場を経て『超電子バイオマン劇場版』『宇宙刑事シャイダー劇場版』『上海バンスキング』で特殊美術助手を務め、その後『
声優、シンガー・作詞、そしてラジオパーソナリティとさまざまな面での活動を展開しているマルチアーティスト、南條愛乃さん。 7月13日に2ndフルアルバム『Nのハコ』をリリースし、9月4日の名古屋公演でスタートする『Live Tour 2016 "N"』を控える南條さんに、それぞれの面をつなぐ共通項としての〝言葉〟との向き合い方についてお話を伺う機会をいただいた。 セリフで伝える:声優面 南條さんと言えば、まず声優という面を思い浮かべる人が多いはずだ。感情も含め、セリフを自分の中で処理して伝えるプロセスでは、何を意識しているのか。 「たとえば、『気が強くてツンデレ』とか『大人しい妹』のような同じ言葉で表されるようなキャラクターの設定でも、そのキャラクターによって、過ごしてきた時間や生い立ちが違います。このキャラクターがここでこういう事を話す理由は何か。それが個々の人間として成り立つための部分で
僕は、海外の長編小説が苦手だ。苦手というのは、嫌いという意味ではない。読み始めればグイグイ惹きこまれて読みふけ、読み終わったら「おもしろかったー」となるのだが、読み始めることがなかなかできないのだ。 海外長編小説が苦手な2つの理由 その理由はいろいろあるのだが、そのひとつが「難しそう」ということ。難しいというのは、話の内容が複雑ということもあるのだが、海外の人の名前や地名を認識するのが苦手なのだ。 高校の世界史の授業も苦手だった。世界史自体は先生がおもしろかったこともあり嫌いではなかったが、とにかくカタカナで書かれる人の名前が頭に入ってこない。地名も入ってこない。というか、固有名詞全般がカタカナなので、入ってこないのだ。 小学生のころに海外の推理小説ばかり読んでいたが、当時はあまり違和感は感じなかった。高校生ともなると頭が固くなってしまうのだろうか。 もうひとつが、「映像情報がない」という
「1999年7の月。空から恐怖の大王が降って来る」 筆者が小学校高学年だった1973年、『ノストラダムスの大予言』という本が出版された。冒頭の一節は、この本のキラーフレーズだ。「きっと結婚していて、子どももいて、会社では主任か係長くらいで、恐怖の大王が降ってきて死んじゃうんだな」なんて漠然と感じたことを覚えている。 ノストラダムスの予言の爆発力 『ノストラダムスの大予言』は瞬く間にベストセラーとなり、発売後3カ月に公称100万部を突破した。当時は文字通り朝から晩まで、どんな情報番組においても取り上げられ、ごく普通の小学生の脳裏にも〝アンゴルモアの大王〟とか〝逃げよ、逃げよ。すべてのジュネーブから〟といったフレーズが刷り込まれてしまった。 筆者が通っていた小学校では『ノストラダムスの大予言』を読み込んでおくとちょっとカッコいい、みたいな空気が生まれ、特に男子は競ってそういう空気に乗っかろうと
女子大生250人分の尿を集めた人がいる。集めたのはその女子大学の先生で、なんのためかというと、研究のためである。日本人の長寿の一因として挙げられる大豆をどれだけ彼女たちが食べているかを、尿中のイソフラボン量で調査したのだ。すると驚くべきことがわかった。なんと彼女達は、ほとんど大豆を食べていなかったのである。 『大豆は世界を救う』(家森幸男・著/法研・刊)に書かれた実験によると、脳卒中を発病したラットは生後100日までに残らず死んでしまうという。けれど、そのラットに大豆たんぱく質を含むエサを与えると、寿命は2倍に延びたそうだ。また、更年期になったラットに大豆の胚芽を混ぜたエサを与えると、毛ヅヤが良くなり、肥満もなくなり、骨粗鬆症も起きにくくなり、若返りの傾向が見受けられたという。更年期近くなり、毛ヅヤが悪くなり、肥えてきた自分には聞き捨てならない話である。 著者である家森幸男さんは、世界数十
芥川龍之介賞(通称・芥川賞)は、ときどき世間を騒がせる。発行部数200万部以上のベストセラーである『火花』(又吉直樹・著)は第153回の受賞作だ。 記念すべき第1回の受賞作は『蒼氓』(石川達三・著)だ。いまから80年前の1935年(昭和10年)のこと。そのとき惜しくも受賞を逃したのが、太宰治(だざいおさむ)だった。 太宰は賞金が欲しかったようで、選考委員の佐藤春夫にあてて、事前に「芥川賞受賞を懇願する手紙」を送り届けていたのは有名なエピソードだ。しかし、選考委員のひとりである川端康成が否定的な評価を与えたので、太宰治は第1回芥川賞に落選してしまった。 このときから太宰は、川端康成をはげしく憎みはじめる。復讐の機会をうかがっていた。 太宰治は「川端康成を刺す」と書いた 私はあなたの文章を本屋の店頭で読み、たいへん不愉快であった。これでみると、まるであなたひとりで芥川賞をきめたように思われます
カシアス・マーセラス・クレイと聞いてニヤリとする人は、かなりのボクシング通、または格闘技通だろう。そう、伝説のヘビー級ボクサー、モハメド・アリの本名なのだ。 モハメド・アリといえば、1976年6月26日に当時の新日本プロレスの絶対的エース、アントニオ猪木と異種格闘技戦を行ったので、名前を知っているという人も多いのではないだろうか。 猪木・アリ戦の詳細はいたるところで語られている通り。当初は「世紀の凡戦」と批判されていたものの、当時のいきさつなどがわかるに連れ、お互いが負けられないという究極の状況のなか行われた試合であるということがわかり、今では評価がかなり変わってきている。実力のあるもの同士が真剣勝負をした場合、膠着状態にもつれ込むというのはよくあることだ。 ヘビー級のボクシングを変えた男 さて、そのモハメド・アリだが、本名はカシアス・マーセラス・クレイ。世界最強のチャンピオンとして、19
日本はもの作り大国ではなくなったと言う人がいる。電気製品などでは低価格の韓国製、中国製に市場を奪われ苦戦している日本のメーカーもある。 しかし、ジャパンテクノロジーは、今も健在! 日本国内ではお目にかかれない、日本企業が作ったヒット商品が世界各国には、たくさんあるのだ。 日本企業は海外でもがんばっている ”所変われば品変わる”で、その土地で使えば便利なもの、助かるものがある。また、民族が変われば嗜好も異なる。そこに目をつけたのが多くの日本企業だ。現地の人々のニーズに応え、企画開発した商品は次々とヒットを飛ばしている。 『日本初! 世界のヒット商品』(毎日新聞経済部・著/毎日新聞出版・刊)は、日本ではお目にかかれない日本製品を紹介したユニークな本だ。異国でがんばるジャパニーズ・ビジネスマンたちアイディアで生まれた商品は、見てみたい、使ってみたい、味わってみたいものばかりだ。 やっぱり日本の家
暖かくなってきましたね。「春眠暁を覚えず」と言ったりしますが、やはりポカポカしてくると眠くなってしまうものです。 特にお昼ご飯を食べた後などは、眠くなりますね。会社員の方などは、午後の仕事中、眠気との戦いを日々繰り広げていることでしょう。 極度の不眠症時代 僕は、今でこそ暇があれば寝ている人間なのですが、大学生の頃にものすごく眠れない時期がありました。とにかく寝付きが悪く、深夜0時くらいにはベッドに入るものの、寝付くのが5時とか。そして、7時には起きて大学に行き、アルバイトに行き、帰ってきてまた眠れず、明け方に……。若かったこともあり、「眠れないなら眠れないでいいや」と開き直っていたためか、あまり眠さを感じませんでした。 母親の助言「人間は眠かったら勝手に寝る」 そんなある日、母親に相談しました。「最近寝付き悪くて眠れないんだよね」と。そのときの母親の助言は、 「人間、眠くなったら勝手に寝
がんばるとき。つらいとき。運を天に任せるしかないとき。わたしは胸中で「神さま、仏さま、魔法少女リリカルなのは様」というフレーズを唱える。勇気がわいてくるのだ。これまでもたくさんの試練を乗り越えてきた。 わたしが無病息災や五体満足でいられるのは、すべて『魔法少女リリカルなのは』のおかげだ。末永く加護を受けられるよう、かならず食事の前には「りりかる…まじかる…なんまんだぶ…なんまんだぶ」という祈りをささげている。 カルト思想や新興宗教の類ではない。『魔法少女リリカルなのは』とは、2004年に放映されたテレビアニメだ。全13話。記念すべきシリーズ第1作。至高の聖典。奇跡のはじまり。人類のあらたなる夜明け。 豊穣のなかで生まれた女神2016年現在からさかのぼること12年前に、神アニメ『魔法少女リリカルなのは』が放映された。2004年。何もかも懐かしい。同年に放映されていたアニメ作品をピックアップし
いまでこそ、自作のイラストや漫画をインターネット上で労力もなく発表できる時代だ。だが、わずか15年ほど前の20世紀末までは、漫画誌を発行している商業出版社に持ちこんで、実力を認めてもらわなければ自作のオリジナル漫画を多くの人にを読んでもらうことはできなかった。 たとえ画力やストーリーが水準を超えていても、一般的な読者に受け入れられないと判断されてしまうような「異端」「規格外」の作風の持ち主は、商業漫画誌から疎外されがちでデビューが難しかった。 ガロ系漫画の浸透と拡散かつて「月刊漫画ガロ」という漫画誌があった。元はといえば白土三平の『カムイ伝』を掲載するための媒体だった。発行元の青林堂が「面白ければ何でもOK」という編集方針を掲げたことにより、実売が数千部の雑誌でありながら、これまで数えきれないほど多くのすぐれた漫画家たちを輩出してきた。 白土三平や水木しげるは別格としても、わたしたちがよく
新年の抱負を定めるにあたって、参考になるかもしれない話題をひとつ。 自己啓発の古典『人を動かす』の著者であるカーネギーは、アメリカ鉄鋼王のカーネギーとは別人だ。血縁関係もない。大企業の経営者ですらなかった「カーネギー」の書いた本が、なぜ全世界で1500万部以上も売れたのだろうか? 鉄鋼王ではない「カーネギー」の正体 『人を動かす』や『道は開ける』を読んだことがある人にとっては常識なのだろう。わたしは読んだことがなかったので、つい最近まで知らなかった。書店で見かけたとき、なんとなく「音楽堂のカーネギーホールやカーネギーメロン大学を慈善事業として建設したアメリカの大富豪が書いた言行録」であると思いこんでいた。 大富豪のほうは、アンドリュー・カーネギー(Carnegie)だ。そして、世界的ベストセラー『人を動かす』や『道は開ける』の著者は、デール・カーネギー(Carnagey)という。姓(ラスト
伊藤計劃は、SF作家としてデビューする以前から、読みごたえのある映画評の書き手として知られていた。かれがブログやウェブサイトに掲載していた熱のこもった評論は、多くの映画ファンたちに愛読されていたという。 伊藤計劃と映画伊藤計劃は故人だ。2007年に小説家としてデビューを果たし、2009年に永眠した。10年以上にもおよぶ体調不良と闘病生活の果ての、34歳という早すぎる死だった。わたしたちは、伊藤計劃によって書き起こされた新たな映画評をもう読むことができない。 映画が好きで、観たあとに感想をインターネットで探すことがある人なら「伊藤計劃:第弐位相」というブログにたどりついたことがあるかもしれない。かれがデビューする以前、つまり会社員時代から運営していたブログだ。 伊藤計劃:第弐位相 徒然なること、闘病生活のこと、映画評などを読むことができる。死の直前である2009年1月7日を最期に更新が止まっ
年末が近づくと「やらなくちゃ…」と思いつつ、なかなか手を付けられない大掃除。 今年は家にあるもので1回1分から出来る、楽チンお掃除を始めてみませんか? 今から始めれば年末になっても焦り知らず。キレイなお部屋で年越しも夢じゃありません! 簡単にキレイになる、お掃除のプロたちのテクニックをいくつかご紹介しちゃいましょう。 キッチンのお掃除テクニック 五徳や魚焼きグリルなどの固まってしまったコゲつきは、なかなか落ちにくいもの。 そこで活躍するのが、使わなくなったカード!(プラスチック製の厚くて硬めのものがオススメ) コゲつき部分に用意したカードの端を押しあてて、こそげるようにすると汚れがキレイにとれます。 また、コンロまわりの油よごれには、ラップが効果的! クシャッとにぎってカドをたくさん作ってみがくのがコツ。使用済みのラップに、もうひと働きしてもらえます。 コンロがスッキリしても、まわりの壁に
18年ぶりに『孤独のグルメ』の続刊(第2巻)が発売された。食事にまつわるユニークな独白を楽しめるマンガだが、空腹のときだけ身勝手になってしまう五郎が、じつは暴行事件の容疑者であることをご存じだろうか? 空腹のとき身勝手になって暴行した井之頭五郎容疑者 旧版・文庫版・新装版の累計発行部数が「80万部」を突破しているという大人気マンガ『孤独のグルメ』。 半年に1度くらいは読み直すのだが、読むたびに噛めば噛むほど味が出るスルメのようなマンガであり、そのたびに腹がへってしまうから困る。大好きな作品だが、あるエピソードに目を通したあとには気分がモヤモヤしてしまう。 わたしが気になっているエピソードとは『孤独のグルメ【新装版】』(久住昌之、谷口ジロー著/扶桑社・刊)に収録されている「第12話 東京都板橋区大山町のハンバーグ・ランチ」だ。主人公の井之頭五郎(いのがしら・ごろう)が、他人に暴力をふるうシー
書類を入れても中が見えて整理しやすいクリアホルダー。学生も社会人も日頃お世話になる機会が多いアイテムではないだろうか? 実はこのクリアホルダー、アイディア次第で書類整理以外にも大活躍する優れもの。そんなクリアホルダーの意外で便利な使い方を『クリアホルダー整理術』(福島晢史・著/すばる舎・刊)の中から紹介していきたい。 リモコンケース バラバラに置いておくと、すぐに行方不明になりがちなのがテレビにエアコン、DVDプレーヤーといったリモコン類。こうしたリモコンたちは一枚のクリアホルダーの中にまとめて入れておこう。そうしておけば紛失防止はもちろん、汚れ防止にもなり一石二鳥だ。 コップ 次に紹介するのは、クリアホルダーを文房具として捉えていた人には目からウロコの使用法。クリアホルダーは素材の防水性から、なんとコップとしても使用できるという。綴じしろ角の部分の隙間を押さえる必要があるが、A4のサイズ
「純文学」を正しく説明するのは難しい。しかし、見分ける方法はカンタンだ。ピース又吉の顔写真が印刷されているオビの本を探せばいい。「ライトノベル」も純文学と同様に、説明するのが容易ではない小説ジャンルだ。 よくわかっていないライトノベルの「定義」と「起源」 文庫市場におけるライトノベル小説の売上が占める割合は約20%。市場規模は約220億円。単行本や新書サイズのものを含めると約320億円だ。(参考:出版月報 2015年3月号「特集 2014年文庫本マーケットレポート」ライトノベル関連 - Matsuの日記 , この世の全てはこともなし : ライトノベル市場規模の話) そもそも「ライトノベル(ラノベ)」とは何か。ざっくり言うと、アニメや漫画のようなカラーイラストが表紙の小説本だ。しかし最近では、単行本やビジネス書なのにラノベっぽい表紙のものが少なくない。前述したようなテキトーな定義を踏まえて語
SNEP(スネップ)という用語がある。定義は、つぎのとおり。 孤立した(Solitary)無業の(Non-Employed)人びと(Persons)を指します。より詳しくは「20~59歳の、結婚したことがなく、学生でもなく、家族以外との人付き合いがない、孤立状態にある無業者」と定義されています。 (『独身・無職者のリアル~果てしない孤独~』から引用) スネップとは何かまるで「呪い」のような定義だと思う。いまはそうでなくても、だれもが将来そうなるおそれがあるという意味で、スネップの定義は「呪い」以外の何ものでもない。 ニートの定義が「34歳まで」なのに比べて、スネップは「59歳まで」と範囲が広い。NEETを日本語であらわせば「若年無業者」だ。SNEPも無業者(求職活動をしていない無職者)であるのは同じだが、厳密には「孤立無業者」のことだ。 職に就けず、結婚や友人関係にまつわるコミュニケーショ
本が好きだ。小説、漫画、エッセイ、自己啓発本、たまに哲学や経済学の本だって読む。とにかく知的好奇心が満たせそうな本であれば片っ端から手に入れる。新刊、古本、図書館など、あらゆる手段を講じて取り寄せる。 本好き「あるある」コミックエッセイ 今回ご紹介する『お父さんは時代小説が大好き』(吉野朔実/著)は、本好きの漫画家によるコミックエッセイだ。 「漱石と芥川はどちらのほうが天才肌か?」「読書好きの友人にすすめられた本は必ずしも面白いとはかぎらない」など、本が好きな人なら思わず共感してしまう本にまつわる話題を扱っている。 収録されている漫画の多くは、1990年代に『本の雑誌』で連載されていたものだ。当時、パソコン通信はあったが、インターネットは普及していない。現在のように、世間でプレミア価格がついている人気本をAmazonマーケットプレイスやヤフオクで気軽に入手することはできなかった。 話題の本
編集者といえば「作家の原稿を〆切直前までガマンして待っている人」というイメージがある。 もちろん、編集者の仕事は「原稿取り」だけではない。「執筆の依頼」も仕事のひとつだ。「誰に書いてもらうか」は、本の質や売上に大きくかかわる。なるべく人気作家に書いてもらいたい。だが、たとえ大手出版社の編集者であっても、依頼してかならず引き受けてもらえるとは限らない。 原稿依頼の達人がいる。その名は、見城徹(けんじょう・とおる)。幻冬舎の創業者であり、数々のベストセラーを世に送り出してきた現役の文芸編集者だ。 返事がもらえない手紙を送りつづける 見城さんはベストセラー請負人だ。新卒1年目で30万部を超えるベストセラー本を世に送り出している。当時は無名だった「公文式算数」をあつかったものであり、いまや世界中に普及している『KUMON』が広く知られるきっかけになった。 成功に酔いしれることなく、その勢いで見城さ
フムフム は、ちょっとしたスキマ時間で、さまざまなHowTo(ハウツー)を紹介するコラムやニュースを無料で読めるウェブサイトです。関連記事を掲載した電子書籍も紹介!
告白する。私が、合法ドラッグ「インターネット」を乱用するようになったのは、2005年ごろからだ。いまも毎日やってる。どーしてもやめられない。かれこれ10年以上も常用しているから脳みそ溶けちゃってるかも…アヒャヒャ…キエェェーッ! ISDN回線すら乏しい山奥に住んでいた私は、2005年に田舎から離れる機会を得て、転居した先でようやく世間並みのインターネット環境(ADSL回線)を手に入れることができた。 それ以前の私にとって、インターネット環境といえば地元の公民館にあるパソコン(Windows98SE)だけだった。まともなネット回線が使えるかわりに「村民1名につき、ネット利用は1日30分のみ」というルールがあった。 山奥でブログ更新そんな極限状況にもかかわらず、身のほど知らずな私はブログを運営していた。北国にある奥ぶかい山の中心でセカイに向けて愛を叫ぶためだ。ヤッホォォォォー! しかし、1日3
「ありのままで」生きたいと思っているのは、世の女性たちばかりではない。じつは、社会の鼻つまみ者である暴力団員(ヤクザ)だって「ありのままで」生きたいと願っている。 彼らは、何のために暴力をふるい、何のために勢力拡大を目指すのだろうか? ヤクザたちは自分らしくあり続けるために、これまで血で血を洗う抗争を繰り返してきた。ありのままに生きられるならば15年の実刑だって怖くない。風よ吹け。真冬の独房なんて少しも寒くない、というわけだ。レリゴーレリゴー。 ヤクザの歴史 江戸時代には、おおきく分けて2種類のヤクザがいた。ギャンブルを稼業とする博徒と、縁日などの興行を取り仕切るテキ屋(香具師)だ。 そのあと明治~昭和初期にかけて、炭鉱や港湾などではたらく肉体労働者たちが形成した『組』も、一種のアウトロー集団として認識されていた。 日本最大の反社会的勢力である『山口組』。はじめは、神戸市にあつまった気の荒
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