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数多くの一流ヘルスケアスタートアップを輩出している、サンフランシスコのアクセラレータ、Rock Health。卒業企業にはDoctor on DemandやCollective Health、Omada Healthなどがあり、アメリカの「ヘルステックバブル」を支えるヘルスケアスタートアップの多くが、その創業初期にRock Healthで学んでいる。 RockHealthとはハーバードメディカル・スクールの同級生等4人によって、2010年に立ち上げられたヘルスケアに特化したアクセラレータ。きびしい選考を通過した企業だけが、プログラムに参加することができる。プログラムに参加しているスタートアップは、25万ドルの資金とコワーキングスペースを提供されるほか、事業支援として事業計画、顧客開発、事業開発、契約、価格設定、マーケティング、広報、資金調達といった起業・経営に関わる幅広い分野について支援を
本日をもちまして、私たちHealthTech Newsは公開より二周年を迎えることができました。読者の皆様をはじめ、国内ヘルスケアテクノロジー事業に従事される方々、ご協力者の方々のご指導・ご支援の賜物と厚く感謝しております。最近ではメンバーの臨地実習や博士課程への進学といった事情により、以前ほどの更新量を保てずにいるのも事実であり、サイト継続のために今後とも皆様のご協力を賜りたいと思っております。 今回は当サイト立ち上げ当時を振り返るという意味を込めて、以前取り上げた企業の現在についてご紹介したいと思います。 オンライン動画によるフィットネスレッスンWello 2013年11月にご紹介した、定額制フィットネス動画サービスのWelloは2014年5月にWeight Watchersに買収されたことがわかりました。Weight Watchersはダイエット関連サービスを提供している上場企業であ
2015年8月に資金調達を行ったヘルスケアスタートアップー社をまとめてご紹介する。 女性の月経をトラッキングするスマートデバイスKindara Kindaraは8月19日、Boston Seed Capitalをリードインベスターとするシードラウンドの資金調達を行った。このほかに、SOS Ventures, Good Works Venturesらが今ラウンドに参加した。同社はこれまでに3度の資金調達を行い(一度のコンバーチブルノートを含む)、総額690万ドルを調達している。 同社が提供しているスマートデバイスは、女性が妊娠できるようサポートしたり、予期せぬ妊娠を防ぐ支援をしている。体温や、膣分泌物、月経、性交渉に関連するデータを収集することで、支援を可能にしている。MobiHealthNewsによると、ユーザーのうち65%が妊娠希望の目的で使用し、残りの25%が避妊目的で使用しているとい
2015年4月24日にApple Watchが全世界同時に発売された。今回はApple Watchで利用可能な(itune store Japanでの利用の可否は未確認)ヘルスケアアプリをまとめてご紹介する。 今回のApple Watchで利用可能なアプリには二つの注目点がある。一つはアプリ開発のフレームワークとして提供されているHealthKitとResearchKitとの連携だ。様々なヘルスケアアプリで集められた情報がHealthKitを介してiOS標準搭載の「ヘルスケア」アプリに集約されまとめて管理することができる。またHealthKitによって集約された情報をユーザーが許可すればResearchKitを介して世界中の医療関係の研究者が利用できるようになる。 もう一つの注目点はApple Watchというデバイスの特性を利用したアプリの登場だ。Apple Watchには様々なセンサー
1、HelloDoctor ヘルスケアデータを統合するアプリHelloDoctor、FacebookとGoogleから70万ドル調達。 2、Almond Systems 健康的な食事をサポートするAlmond Systems、Matrix PartnersとCharles River Venturesから900万ドル調達。 3、MyHealthDirect 病院予約サービスのMyHealthDirect、資金調達と借り入れで800万ドルの増資を行う。 4、PillPack 薬局から自宅に処方薬が届くPillPack、Accel PartnersらVCと個人投資家Andy Palmer氏、David Tisch氏から875万ドル調達。 5、Selecta 糖尿病の治療薬を開発しているバイオテック企業Selecta、2000万ドル調達。 6、Welltok 健康をゲームで学べるアプリ、Cafe
近年、米国の様々なテクノロジー企業がヘルスケア分野に進出していることが注目を集めている。今回はその中でもライフサイエンス分野で独自に研究も行っているGoogleについて、最近の動向をまとめた。 GoogeleはGoogle Venturesを通して、12のヘルスケア関連スタートアップに出資している。検査サービスえお低右京している企業としては、23andMe、Predilytics、Foundation Medicine、SYNAPDXに出資していて、診療を効率化する会社としてOne Medical Group、Doctor on Demand、Hello Doctorに出資している。 ヘルスケアプロジェクト Googleの研究機関、Google Xのライフサイエンスチームはスマートコンタクトレンズや人体の研究をおこなっている。また実際に同社のビデオチャットサービスHangOut上で医師とチ
Uberの仕組みは様々ものに適応でき、昨今では「Uber for ○○」や「Uberライクな○○」と表現されるサービスが数多くローンチしている。実際にUber自体も様々なものにUberのオペレーションを導入し、ユニークなキャンペーンを展開している。米Uberが10月23日、ニューヨークとワシントンD.C.、ボストンで1日限定で行ったキャンペーンは、スマートフォンからインフルエンザの予防接種の往診をデリバリーできるというものだ。 今回Uberは全額無料で予防接種を提供していて、さらに赤十字に対しても寄付を行っている。このキャンペーンはハーバード·メディカルスクールのオンライン予防接種検索サービスHealthMap Vaccine Finderと共同で展開している。 予防接種を行うのは医師ではなく、看護師であることも注目だ。米国では予防医療の一環として予防接種の拡充に力をいれていて、病院以外の
2014年9月から10月頭までの、海外でのヘルスケア・バイオ・メディカルテクノロジー関連の資金調達のまとめを作りました。 ご利用は自由ですが、改変等の際はキャッシュと下記の参考メディアの明記もお願い致します。 以下参考 TechCrunch http://techcrunch.com/2014/10/02/glow-gets-17-million-in-series-b-funding-from-formation-8-founders-fund-and-andreesen-horowitz/ VentureBeat http://venturebeat.com/2014/09/19/xaiomi-bets-25m-on-ihealth-labs-smart-health-devices/ http://venturebeat.com/2014/09/25/spruce-health-la
Shake100主催のヘルスケアスタートアップイベント、HEALTH+TECH START-UP SUMMITが10月7日開催 AppleのHealthKitやApple Watchの公開、Y Combinatorサム・アルトマン氏の「ヘルスケア領域の出資強化」発言に伴い、スタートアップシーンではヘルスケアテクノロジーが盛り上がりつつある。実際に米国では、今年1月から6月までのヘルスケアスタートアップへの投資額が、2013年1年間の投資総額を既に大幅に上回っている。 米国同様、日本国内でもヘルスケアテクノロジー領域に注目している企業がある。サイバーエージェントのビジネスパーソン向けイベントShake100は10月7日、渋谷マークシティウエスト13Fの同社本社でヘルスケアテクノロジーやライフサイエンステクノロジーに注目したイベント「HEALTH+TECH START-UP SUMMIT」を開
ラリー・ページ氏が、ニューヨークタイムズ紙のインタビューに対し、医療領域におけるデータマイニングの有効性について語った。 同氏によると、ヘルスケア領域でのデータ活用に対する懸念によって、救えるはずである10万人の命を毎年失っていると語った。 「我々がヘルスケアに関するデータマイニングを行えば、次の年には10万人の命を救うことができるでしょう」 Googleは度々プライバシーに関する批判を受けているが、医療におけるデータ活用の場合もプライバシーの問題が懸念されている。しかし、ストリートビューも開始当初は強烈なバッシングを受けたが、いまとなってはその有用性によってプライバシーの問題を唱えるひとはいなくなった。同社は先日のI/Oにてフィットネスと健康に関するデータトラッキングプラットフォームを発表しており、期待が集まっている。 via theguardian 吉澤 美弥子Twitter:@miy
手術支援ロボット業界最大手のIntuitive Surgical社は、第4世代となるダヴィンチ Xiシステムを開発、FDAの承認を受けた。ダヴィンチ(da Vinci Surgical System)は、マスタースレイブ型の内視鏡下手術支援ロボットであり、2000年の発売以来世界各地で2000台以上導入されている。ロボット手術は素晴らしい技術ではあるが、まだまだ議論・改善の余地がある技術でもある。 ダヴィンチの特徴 ダヴィンチの特徴については以前執筆した記事にまとめたが、ダヴィンチは内視鏡手術をサポートするロボットだ。内視鏡手術は、手術創が従来の開腹・開胸手術等に比べ小さく、近年多くの手術で普及している低侵襲な手術法である。しかし、内視鏡下手術は視野が狭く、器具の操作が難しいため習得に時間が掛かるとされている。 ダヴィンチによる手術では、内視鏡カメラとアームを患者に挿入し、術者が3Dモニタ
禁煙や減煙を決心しても、中々達成することは難しい。ダイエットを開始した後に体重を計測するように、スマートライター「Quitbit」は喫煙習慣をトラッキングすることが出来る。自らの喫煙習慣を認識し、さらにアプリによって喫煙を制限することで、禁煙を達成することを補助するという。 Quitbitは、通常のライターのように炎でではなく、カーシガレットと同じように熱でタバコに火をつける。Quitbitはタバコに火をつけた回数をカウントし、1日に吸った本数や、最後に吸った時からどれくらいの時間が経ったのかもトラッキングすることが可能だ。トラッキングデータは、Quitbit上のディスプレイでも確認可能で、喫煙習慣を簡便に自覚することが出来る。 また、Bluetoothを用いてスマホと接続することで、アプリ上で情報を簡便に管理することが出来る。さらに、アプリ上で1日の喫煙本数などの減煙目標を設定することで
ニューヨークに拠点を置く、デジタルヘルスのスタートアップSherpaaが、400万米ドルの資金調達を行った。ウォール・ストリート・ジャーナルによると、今回のラウンドにはTumblrのファウンダーDavid Karpが参加しており、最低でも50万ドル出資しているという。 今回は2度目の調達で、同社の累計調達額は540万ドルになる。シードの調達の際には、SV Angelなどが出資している。 従業員の健康管理する、雇用主のためのサービス「Sherpaa」 Sherpaaは、従業員の医療コストを削減できる雇用主のためのサービス。Sherpaaを導入している会社の従業員は、スマホやパソコンから、24時間365日いつでも医師に連絡をとることができる。Sherpaaでいくつかの質問に答えると処方箋をだしてくれる医師と連絡が取れるというものだ。処方箋をもらい、薬局に行くとSherpaaは仮想保険証を提供し
TechstarsとSprint Acceleratorがパートナーシップを組み、ヘルスケアスタートアップに特化したアクセラレーションプログラムをカンザスシティで開始した。 プログラムはカンザスシティのクロスロード地区で、三ヶ月に渡って開催される。指導者として、起業家と、ヘルスケアの専門家などが参加する予定だ。Sprintは参加するヘルスケアスタートアップ、10社を公開した。 血糖値を測定できるスマホケース Akibah -モバイルヘルスのハードウェアを提供しているサンノゼのスタートアップ。糖尿病患者が血糖測定機器を持ち歩く必要がないよう、スマートフォンで血糖値測定ができるようなデバイスとそのアプリの開発をしている。 愛犬のためのウェアラブルデバイス Fitbark -愛犬の為のウェアラブルデバイスを開発している、ニューヨークのスタートアップ。首輪タイプのデバイスで、犬の活動レベルなどを測
Rock Health出身のOmada Health、Andreessen Horowitzから2300万ドル調達 Omada Healthが、2300万ドルの資金調達を行った。今回の調達はシリーズBで、リードインベスターはAndreessen Horowitzだ。同社はRockHealth出身のスタートアップでもある。 糖尿病の予防プログラムPrevent Omada Healthが提供しているPreventは、簡単にはじめることができる糖尿病予防サービス。トップページから4問の質問に答えると、匿名で糖尿病のリスク計算してくれる。リスクが高かった人はプロジェクトへの参加が推奨される。 Preventは16週間で完結するプログラム。内容は米国政府が推奨している糖尿病予防プログラムを基にしている。専門家が、ユーザーの日々の生活習慣をチェックし、的確なアドバイスをくれる。最終的なゴールは、ユー
喘息の患者は、ピークフローメーターと呼ばれる器具を用いて彼らの呼吸状態の管理を毎日行う必要がある。ピークフロー値を毎日記録し変化量を見ることで、発作の予知や、日常の喘息コントロール状態を把握することが可能となる。 ポーランド発のスタートアップ「My Spiroo」は、従来までのピークフローメーターとは異なり、モバイルでの管理を可能にするガジェットを開発した。 喘息患者によるピークフロー値の管理 ピークフロー値とは、目一杯に吐き出した息の速度(最大呼気流量)のことで、ピークフローメーターを使って測定する。この数値を毎日記録することによって、自らの気道の状態の把握に繋がり喘息のコントロールを可能にする。例として、低い数値が続いている時は、気道が狭窄しており、発作が起こりやすい状態なので注意が必要となる。 (従来のピークフローメーター 引用元:amazon) 従来のピークフローメーターは非常に簡
ベルギー発のスタートアップ「Cefaly」は、片頭痛に対する予防治療用のウエラブルデバイスを開発した。Cefalyは、片頭痛に悩む患者の半分を治療出来るとしており、患者のQOLを大きく向上させる可能性を秘めている。 世界の10%が悩まされている片頭痛 片頭痛は、日常生活に支障をきたす頭痛のことであり、頭部の一領域に波打つような痛みを引き起こす。典型的な片頭痛の症状は4時間から72時間持続し、症状には光や音に対する過敏性の亢進や、悪心や嘔吐を伴なうことも多い。 世界で約10%の人が片頭痛に悩まされているとされ、女性の患者が男性よりも3倍多いとされている。 片頭痛の治療は慢性化を防ぐという観点から行われており、主にカルシウム拮抗薬や抗てんかん薬などの薬物が用いられているが、継続的な服薬による医療費の負担増加が大きな問題となっている。 Cefalyは、FDAによって承認された世界初の片頭痛予防の
日本初の個人向け大規模遺伝子解析サービスを提供している「ジーンクエスト」。唾液からDNAを抽出することで、がんや高血圧など病気発症のリスクや、近視や薄毛などの体質に関する様々な遺伝子情報など、約200項目について調べることが出来る。(ジーンクエストの概説は、以前執筆した記事を参照して欲しい。) サービス価格は2月28日までは期間限定で39,840円(それ以降は49,800円)。 ジーンクエストは、東京大学大学院の博士課程に在籍しているCEOの高橋祥子氏を中心に東京大学出身メンバーから構成される。2013年の6月に起業して、2014年の1月にサービスをローンチするという速度感溢れるバイオベンチャーであり、1年間でユーザー数1万人を目標に掲げる。CEOの高橋氏に立ち上げの動機や、今後の展望についてお話を伺った。 研究の目的は、人の役に立つこと 東京大学大学院の博士課程に在籍している高橋氏は、生
東京大学発のバイオベンチャーであるジーンクエストは、日本初の個人向け大規模遺伝子解析サービスを今年1月にローンチした。がんや高血圧など病気発症のリスクや、近視や薄毛などの体質に関する様々な遺伝子情報を簡便に調べることができる。 人の個人差を生み出すSNP ヒトの遺伝情報はDNAの塩基配列によって決定され、それらがタンパク質の発現を支配する。 2004年にヒトゲノムの全30億塩基対が解読されているが、個々の塩基配列の機能や役割、発現したRNAやタンパク質の挙動など未だわからないことが多い。ヒトゲノム配列は0.1%の割合で個人間で異なっており、その差異を作り出しているのがSNPだ。 ゲノム塩基配列中に1つ塩基が変異した多様性が見られ、その変異が集団内で1%以上の頻度で見られる時、これをSNP(一塩基多型)と呼ぶ。SNPによるわずかな差が例えばお酒の強さや髪の色、または特定の疾患へのかかりやすさ
現在、遺伝子検査やエイズ検査のキットが日本国内でもネットで販売されており、自宅にいながら様々な検査が受けれるようになっている。そして米国では自宅にいながら精子の検査と精子の機能向上を行うことができるサービス「Trak」がローンチ予定である。Trakは男性が原因の不妊症の発見をすることができるサービスだ。 精子の運動能力と数が自宅でわかる検査キット Trackで精子検査キットをオンラインで申し込むと、自宅に検査キットが届く。検査キットはサンプルを研究所に送り、検査結果が送付されるというタイプではなく、自宅ですぐに結果がわかるものだ。単三電池で動く遠心分離機に精子を乗せたシートを置き、遠心分離機のスイッチをいれるだけで「精子の運動能力」と「精子の数」がわかる。ユーザーはそのデータをもとに、Trakが提供している情報サイトで男性不妊症の改善ができる。 男性不妊の症例は不妊の原因全体の約半数に及ぶ
喘息の吸入器のセンサーを開発したPropellerが、Social+Capital Partnershipから500万ドルを調達 喘息や慢性閉塞性肺疾患(COPD)の患者の吸入器に装着するセンサーを開発したアメリカのスタートアップPropellerは、Social+Capital Partnershipから500万ドルを調達した。Propellerの開発したAsthmapolisは、吸入器の使用場所、時間、回数などを情報をトラッキング出来るセンサーだ。 喘息とCOPDに欠かせない吸入器による治療 世界で数億人が罹患しているという、喘息やCOPDなどの慢性的な呼吸器疾患。 可逆性があるか否かなど差異はあるが、この両者の疾患は炎症のために慢性的に気道が閉塞するという共通点を持つ。このため息苦しさや咳嗽、動くと苦しいなどの症状が起きる。また、喘息はアレルギーなどの原因物質を、COPDは喫煙や排気
近年、アメリカで医療目的でのマリファナ使用が合法化されつつある。今回紹介するのは「てんかん」で苦しむ子供たちを救える可能性としてのマリファナの薬物医療だ。一方で、我々が持つマリファナは危険だという固定観念はどこから現れたのか?マリファナの歴史も振り返りながら探っていきたい。 発作で苦しむ7歳の女の子 4年間にわたって17回も行われてきた薬物治療は結局Haley Osbornの痙攣を止めることは出来なかった。時には自分自身を傷つけてしまう1日に何度も訪れるこの症状は、脳における電気信号の混線から生じていると考えられている。 Haleyの両親であるJillとArthurはコロラド州で深刻な症状に苦しむ子供がマリファナによって救われたと聞いてから、娘にも薬を処方したいと考えている。しかしながらマサチューセッツ州においてマリファナが合法化されてから1年、未だに薬を手に入れられずにいる。彼らのように
Snapfishの元CEOらが立ち上げた、フィットネスアプリのfitmobがシリーズAで980万ドル調達 fitmobはフィットネスのトレーニングクラスを検索し、気軽に実際のクラスに参加できるアプリだ。現在β版のアプリが公開されていて、ユーザーはアプリで簡単に興味のあるトレーニングコーチを検索し、実際にクラスに参加することができる。利用料金は最初の週は無料で、それ以降は1レッスンあたり15ドルがかかる。週二回の頻度で利用すると1レッスンあたり10ドルになり、週三回の頻度で1レッスンあたり5ドルになる。レッスンに参加するほどお得なサービスだ。これまでにもユーザーとトレーンングコーチのためのマーケットプレイスについて取り上げたが、ここまで安く気軽に参加できるサービスはなかなかないだろう。今のところFitmobは有酸素運動、筋力トレーニングとヨガに焦点を当て、サンフランシスコで週30のトレーニン
ヘルスケアテクノロジーの分野で2014年注目の技術は「摂取カロリーの測定」技術だ。以前ご紹介したAIROはこれまでのリスト型ウェアラブルデバイスに光学センサーが搭載され、摂取カロリーが測定できるデバイスで今年の夏発売予定。そして今回ご紹介するTellSpecは、食品にセンサーをかざすだけで栄養成分や含有成分を計測出来るという画期的なデバイスだ。 TellSpec Inc.はアレルギーの娘を持つ母親Isabel H.氏によって創設されたカナダのスタートアップ。彼女はSamsung Healthcareにアドバイザーとしても勤めており、普段口にしている食べ物の安全性を確認できるようにとTellSpecを開発した。このデバイスはセンサーで食べ物をスキャンすると、読み取ったデータをTellSpecのクラウドデータベースに照会し、スマホ上で食品中に含まれる栄養分、アレルゲンや化学物質を表示してくれる
イリノイ大学のエンジニアたちが新たな泳動ミクロ生物を作り出すことに成功した。彼らは将来、このミクロな運び屋たちが薬を運んだり、ガンに直接到達することができるようになることを期待している。 バイオボットとは 今回開発されたバイオボットは、最先端のエンジニアリングとバイオロジーの融合によってもたらされた。複雑怪奇な機構を持つロボットと違い、バイオボットは頭としっぽだけ、という驚くほどシンプルな構造を持っている。 バイオボットのボディは柔軟性のあるポリマーで出来ていて、動力源は心筋細胞から生み出される。心筋細胞が一体となって収縮を起こすと、尾に力が伝わりバイオボット自体を前進させることになる。しかしながらどのようにして細胞がシンクロし収縮を起こすのかについての詳しいメカニズムはまだ分かっていない。 泳動バイオボットは何をもたらすのか 「長期的なビジョンは実にシンプルだ」とSaif博士は豪語する。
長時間デスクに向き合って仕事をすることは腰痛を引き起こすのみならず、肥満の要因にもなる。米カリフォルニアの企業の開発したスマートデスクStirは、革新的な解決になるかもしれない。Stirはユーザーの行動パターンを学習し、デスクが最適なタイミングでその高さを変えることで、ユーザーを立たせてカロリーを消費させることが出来る。 腰痛と肥満を引き起こす、座位での作業 座位での作業は、腰に多大な負荷を与える。Wilkeらの研究によると、直立状態に比べて一般的な作業姿勢である腰から前屈の姿勢では、ヘルニアの好発部位である第4.5腰椎への負荷が、1.6倍の負荷がかかっているとされる。成人の約70%以上が腰痛を訴えているとのデータもあり、腰痛は社会人の一般病とも言える。 また、座位での作業を続けることは肥満の要因にも繋がる。厚生労働省によると、職場内での移動や立位での作業・接客等、あるいは勤・買物・家事、
シンガポールを拠点とするハードウェアのスタートアップ、Vibease社が開発したウェアラブルデバイスはなんと女性用バイブレーター。Vibeaseのスマートバイブレーターは下着の中に装着可能なデバイスで、スマートフォンを使って遠隔で操作出来る。専用アプリには、遠距離恋愛中のカップルが離れた恋人のデバイスを操作して楽しめるだけではなく、一人でも楽しめる機能が搭載されている。アプリ上で好みのシチュエーションを選択するとその雰囲気に沿ったBGMなどが流れ、より興奮しやすい環境にできるという機能だ。 Vibease本体の価格は79ドルで、今年の3月に出荷予定だ。 Vibease社は2012年にシードで8万6000ドル、2013年1月にベンチャーラウンドでHAXLR8Rから2万5000ドルを調達した。その後、2013年7月にクラウドファンディングで13万ドルを集めている。 果たして女性向けの性ビジ
ライフトラッキング系ウェアラブルデバイスの流行については懐疑的な意見も少なくないが、ペットやこどもウェアラブルといった分野においてウェアラブルは非常に注目を集めている。今回紹介するAmulyteは高齢者のために開発されたウェアラブルデバイスであり、高齢化のすすむ先進国では非常に注目をあつめている。 Amulyte社はYコンビネーター出身のスタートアップで、2013年5月にベンチャーラウンドで25万5000ドルを調達している。同社は高齢者がより安全に自立した生活を送れるようサポートするデバイスを開発している。Amulyteは高齢者の家族に安否情報や健康情報を提供してくれる、ペンダントタイプのウェアラブルデバイスで、家族はスマホやタブレット上で高齢者の活動量などの情報を確認することができる。高齢者は家族にテキストメッセージを送信できたり、助けが必要な際にスイッチひとつで緊急アラームを送信できる
日本だけで約600万人いると言われているアトピーの患者。まだ完全にメカニズムが解明されてないこの疾患に悩む患者のためのコミュニティーサイトの作成資金が、クラウドファンディングサイトのCampfireで資金調達中である。 アトピーとは アトピー性皮膚炎とは、アレルギー反応と関連があるもののうち皮膚の炎症を伴う、過敏症の一種とされている。乾燥状態など、皮膚のバリア機能が低下した際に、ストレスやアレルゲンなどの多様な環境的要因が重なって起こると考えられている。症状や原因には人それぞれ差が大きく、悪化させる要因にも個人差が大きいのがアトピー性皮膚炎の特徴である。 個人差が大きいことで、ネットで検索してもなかなか自分とマッチした情報を見つけ出すことが困難であり、この問題を解決するためのサイトがアトピンである。 アトピー患者のためのサイト、アトピン アトピンは、アトピー患者のためのオンラインコミュニテ
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