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UPDATE 2023 07/20 オウンドメディアはもう終わり? コンテンツのプロたちが、企業のオウンドメディアを再定義してみた 『WIRED』日本版の元編集長で、現在は黒鳥社でコンテンツディレクターを務める若林恵さんと、アマナでコンテンツマーケティングアドバイザーを務める柴山英里による「企業が発信すべき良いコンテンツとは?」がテーマの対談企画。……をお届けするつもりが、気づけばなぜか「オウンドメディアはOut of dateだ」などと、オワコン発言が飛び出す事態に。でも、それって本当?というわけで、企業のオウンドメディアの行く末はどうなるのか、それぞれの立場から意見を交わしました。 柴山:今日は企業や官公庁の情報発信もサポートしてらっしゃる若林さんに「良いコンテンツの作り方」についてどうお考えか、聞きに来ました。アマナでは近年、オウンドメディアに関する相談が増えていて、とりあえず作って
あらゆる業界でDXが必須項目となり、コロナ禍も相まって多くの企業でデジタル化が急速に進んだ2020年。今後、日本企業のデジタル化はどのような方向へと進んでいくのでしょう。長年、数々の大型プロジェクトに携わり、今なお、デジタルマーケティング、コンセプトワークの最前線に立つコンセプターの坂井直樹さんに、日本の現状の問題点と進むべき道について伺いました。 2020年までの世界の動きとこれから 僕はこの2年間どっぷりと中国にハマっていて、周囲からは共産党員か? って言われている(笑)。今の中国は、2014年ごろから始まったデジタライゼーションが、ようやくある地点まで到達した状態だと言えると思います。 それが顕在化しつつあるのがアフリカ。2013年に提唱された「一帯一路(※)」によって、アリペイ、WeChatペイといったデジタル決済のカルチャーもアフリカまで行ってしまった。かつ、かの地では、いきなり
UPDATE 2020 10/06 企業の「伝えたい」より、読者の価値観が大切。 オリックスのオウンドメディア戦略 メインカット:オリックス株式会社 グループ広報・渉外部 宣伝チーム 大塚孝裕さん(左)、滝川ちひろさん(右) オリックスは企業理解、事業理解を目的に広報活動に取り組んできました。メディアリレーションやTVCMだけでなく、Webの活用にも早い段階から取り組んでおり、2014年からはオリックスグループサイト(以下、グループサイト)と呼ばれるコーポレートサイト上にストーリー形式で事業を紹介するコンテンツを展開しています。その流れを踏まえて発展的に始められたのが、オウンドメディア「MOVE ON!」です。 「MOVE ON!」ではデータドリブンなコンテンツ運営をされています。本稿では、「MOVE ON!」をご担当する、グループ広報・渉外部宣伝チームの大塚孝裕さん、滝川ちひろさんに、立
UPDATE 2020 07/09 オープンソースで作る東京都新型コロナウイルス対策サイト。透明性が求められるサイト構築の舞台裏とは 東京都が3月4日にリリースした新型コロナウイルス感染症対策サイト。一番の特徴は非営利団体・Code for Japanに所属するエンジニアやデザイナーが中心となり、オープンソースで開発された点にあります。刻々と変化する状況とともにブラッシュアップした制作内容と、国民の関心度が高い新型コロナウイルス関連情報のビジュアライズのポイントについて、広報の陣内一樹さん、エンジニアの今村かずきさん、デザイナーの林敬子さんに伺いました。 サイト構築を手がけた3000人のオンラインコミュニティ、Code for Japanとは? ――まずCode for Japan設立の経緯と普段の活動について教えてください。 陣内さん(以下、陣内。敬称略):Code for Japanは
UPDATE 2020 07/14 HATRAが提案する、デジタルとフィジカルを融合した新しいファッションブランドのあり方 アパレル向け3DCADツールの活用や、その普及支援で注目を集めるファッションブランド、HATRA。奇しくも展示会開催の最中コロナ禍に突入し、最も集客できる週末は会場を閉じざるをえなかったといいます。そこで実施したのがARでの展示会。これまで取り組んできたプロジェクトや、変わりゆく状況の中スピーディに対応したAR展示会について、HATRAデザイナーの長見佳祐さんに伺いました。 アルゴリズムと共同するあたらしいパターンとは HATRA デザイナー長見佳祐により2010年に立ち上げられた、ユニセックスウェアレーベル。フードウェアを中心に「部屋」を主題に居心地のよい服を追求・提案している。 ——HATRAでは以前からAIやデジタルデータを取り入れたものづくりを行っていらっしゃ
UPDATE 2020 04/16 離職率が大幅改善! 全社員を巻き込み再起したグッドパッチのインナー施策とは 東京、ベルリンとミュンヘンにオフィスをかまえるグッドパッチは、社員の行動指針となるバリューの浸透に失敗し、離職者を多く出した過去があり、そこから組織を立て直しました。どのように組織を再生し離職率の改善を実現したのか、PR&PXグループマネージャーの高野葉子さんに伺いました。 一度浸透に失敗した組織の「バリュー」 【グッドパッチはどんな会社?】 2011年9月に創業したソフトウェア会社。スタートアップや大手企業の新規事業立ち上げ、デザイン戦略立案、デザイン組織構築支援などを手がける。サービスやプロダクトの企画設計から、コンセプトメイキング、UX(ユーザーエクスペリエンス)設計、UI(ユーザーインターフェイス)デザイン、プロトタイピング(試作モデル)、開発までワンストップで提供する。
——ririkaさんの寝ぐせの写真のどこに面白さを感じましたか? 末永:Instagramで自分の写真をアップするときって、少なからず映えを気にして撮るのが普通だと思うんです。でも僕個人としては、そういう自撮りはあまり好みではなくて。その点、ririkaさんは視点が面白かった。寝ぐせもそうですし、きれいに見せるというより、とにかく「生活を記録する」ことへの熱量を感じました。その熱量の高さがいいなと思ったんです。 ——インスタレーションから始まったririkaさんとの取り組みですが、そのあとなぜYouTubeにつながっていくのでしょうか? 末永:当時、僕もririklaさんもYouTubeをそんなに見てなかったんですが、2018年の秋頃にGoProを買うタイミングがあったので、試しにririkaさんに渡して。自撮りしてもらった短い動画をYouTubeにアップしたのが始まりです。その後2018
5G導入が見えてきた今、日々進化をとげている動画の世界。最近では、スマホで動画を見る機会も増え、動画がより身近なものになってきました。需要が増え続ける動画マーケットは、これからどのように変化していくのでしょうか? ONE MEDIA(ワンメディア)の代表で動画界の風雲児、明石ガクトさんに、動画マーケットの今とこれからについてお話を聞いてきました。 動画に求められているのは“狭く深く” ――まず、動画マーケットの今について教えてください 明石ガクト(以下、明石):従来の動画メディアというとテレビが主流でしたが、今はYouTubeやSVODなど、テレビ以外のサービスが増えてきています。また、動画を見るツールがタブレットやスマホになったり、タクシーの中でもタブレットで動画CMが流れるようになったりと、日常で動画に触れる機会もここ数年で格段に多くなっています。 このように新しい動画マーケットが生ま
年々増加するBtoB企業における動画の需要。どのように活用すればビジネスの成長を後押ししてくれるのでしょう? BtoB企業における動画の役割や効果、意識すべきことについて、企業のビジネス価値向上と向き合うアマナの社員3名が語りました。 BtoB企業における動画の効果と役割 ——なぜ今、BtoB企業での動画の需要が増えているのでしょうか? プランナー鈴木陸(以下、鈴木):動画需要が増えた背景には、2つの理由があると思っています。1つ目は、音楽やナレーションを入れることによって、説明的になりがちなプロダクトやサービス・企業の情報をエモーショナルに表現できること。 たとえば、就活生が企業のことを知りたいと思ったとき、ネットでちょっと調べればいくらでも情報は得られますが、企業側の熱い想いや突っ込んだストーリーはなかなか表に出てこない。こういった目に見えない想いやポテンシャルを引き出し、短時間で伝え
UPDATE 2019 10/23 写真家・濱田英明さんが考える、SNS時代の「共感」を超えた写真とは 目を奪われるのではなく、心を奪われる。濱田英明さんの写真を見ていると、まるで自分がその場にいるような、あるいは記憶を呼び起こされたような気持ちになります。写真集『DISTANT DRUMS』を自費出版されたタイミングで、プライベートワークとクライアントワーク、それぞれへ取り組む姿勢について伺いました。 大事にしているのは「距離感」と「視点」 ——濱田さんは、写真に対する姿勢や考え方をよくTwitterで発信されていますね。その中でも、「心に残らない写真を撮りたい」という言葉に大きな衝撃を受けました。 濱田英明さん(以下、濱田。敬称略):ちょっと語弊があるかもしれませんが、本当に心に残らない写真を撮りたいかというと、もちろんそうではなくて、「写真がその人のものになってほしい」という意味なん
UPDATE 2019 09/19 山口義宏さんに聞く、BtoB企業こそブランディングでビジネスが伸びるワケ 「ブランディングはBtoCマーケットの話でしょ?」と思う人も少なくないはず。ですが、実はBtoB企業こそ短期間で企業ブランディングの効果が出やすいのです。なぜBtoB企業が企業ブランディングを行うべきなのか? ブランディングコンサルの第一人者、山口義宏さんに解説していただきます。 ブランディングがもたらす2つの効果 ——そもそも、なぜ企業はブランディングすべきなのでしょう? 山口義宏さん(以下、山口。敬称略):2つの効用があるためです。1つ目は、社内の求心力になること。ブランド戦略として、自社の強みや魅力を見出し、価値とビジョンを関連づけて明確に定義できれば、社員たち自身があらゆる場面で、ブランドが目指す価値とビジョンに沿って判断できるようになります。 商品企画やプロモーション、接
デジタル化が進み、動画も簡単に撮影出来る時代になったとはいえ、誰にでも、永遠に残したい瞬間、飾り続けたい写真、共有したい一瞬の表情、色褪せてほしくない写真があるはずです。 例えば企業の場合、それは創業者や第一号店の写真だったり、成功の瞬間だったり、商品そのものだったり、喜ぶ顧客の表情かもしれません。 …でも、「写真は劣化する」とお思いでしょう? いいえ、アートの世界には、500年も耐久性のある写真現像技術があります。 500年先も残る、プラチナプリントとは プラチナプリントは、写真表現への飽くなき追求が生んだ世界最高峰の写真現像技術で、1870年代にイギリスで生まれました。科学的に安定性の高い金属であるプラチナを使用し、そのプリントは500年以上、美しい状態で保たれると実証されているのです。まさに「瞬間を、永遠に」閉じ込める稀少なプリントといえます。
ブランディングを成功させている企業に、その秘訣をうかがう本連載。前回に続き、お菓子ブランド「フランセ」のリブランディング成功事例を紹介します。今回は、ブランドのイメージを大きく変えた、ロゴやパッケージなどのビジュアル面にフォーカスします。(フランセのリブランディング・コンセプト編はこちらから) 若返りと、旧ブランドへのリスペクトを両立するようなビジュアルに お菓子メーカー「シュクレイ」による「横濱フランセ」子会社化・吸収合併に伴い始まった「フランセ」のリブランディング。ブランドイメージを刷新するためには、ビジュアルの改革が不可欠でした。 「横濱フランセは50〜60代の方々が中心顧客でしたが、新生・フランセを強いブランドにするためには、若い世代も取り込む必要がありました。とはいえ、弊社は東京駅や百貨店など、さまざまな世代の方が訪れる場所に出店しています。若い世代だけにターゲットを絞ったわけで
ブランディングを成功させているあの企業は、どんなトライアンドエラーを繰り返して今の形を作ったのでしょう。今回は、横浜みやげのイメージから脱却し、女子好みのおしゃれな世界観を作り上げたお菓子ブランド「フランセ」のリブランディングの成功事例を紹介します。(フランセのリブランディング・ビジュアル編はこちらから) 歴史あるブランドをキュートに刷新したのは、男性ばかりのチーム 「フランセ」は、「ザ・メープルマニア」などを展開する菓子メーカー「シュクレイ」の1ブランド。看板商品「果実をたのしむミルフィユ」は「JR東日本おみやげグランプリ2019」で総合グランプリも受賞しています。 もともと「フランセ」は1957年に渋谷で創業した洋菓子店。1997年から横浜に拠点を移し、「横濱フランセ」として地元を中心に愛されてきました。その「横濱フランセ」を、「シュクレイ」が2016年に子会社化(2017年に吸収合併
ブランドコンサルティングを手がける、Takramの渡邉康太郎さんとインサイトフォースの山口義宏さんによるトークイベント「『ブランド』を作る思考法」が開催。ブランディングに悩む人たちへ、SNS時代に求められる「ブランディング」のヒントに満ちた内容をレポートします。 ブランディングの範疇が広がり、全社的な取り組みが求められる時代に note編集部では、思想を持った店作りや運営、デザインにまつわる記事をまとめた公式キュレーションマガジン「#お店 記事まとめ」を発信中。今回、ピースオブケイクで開かれたイベントは、店舗運営はもちろん、Webサービスやメディアも含めた広義の「ブランディング」のフレームワーク作りに携わる人に向けて実施されました。 ──そもそも、ブランディングはなぜ必要なのでしょうか? 山口義宏さん(以下、山口。敬称略):ブランディングには大きく2つの目的があると思います。1つは、社内判
UPDATE 2019 03/14 フーディニで何ができる?短納期で高品質CGを実現する広告制作の未来 Houdini(フーディニ)は、いま世界中の3DCG(※1)制作に関わるクリエイターに、もっとも注目されているツールといってもいいでしょう。デジタル技術に特化したクリエイター集団アマナデジタルイメージングに所属する、前田昂、花輪幸輝はHoudiniを業務で活用しています。そんな2人に、CG制作現場の最前線を聞きました。 注目度急上昇のプロシージャルソフトHoudiniとは? ビジュアルシフト編集部(以下、編集部):Houdini(フーディニ)とはどんなツールですか? 前田昂(以下、前田):Houdiniは、カナダのサイドエフェクト社(Side Effects Software Inc.)が開発している3DCGソフトウェアです。このソフト1本で、モデリングからテクスチャ、アニメーション、ラ
話題の展覧会を見ながら「アートとは何か」について学ぶ企画。今回、取り上げるのは東京都現代美術館で開催中の「百年の編み手たち-流動する日本の近現代美術-」です。ビジネスシーンに必須とされるアートの素養を鍛えてみませんか。 令和の時代が始まる少し前、東京都現代美術館(以下、MOT)は約3年間の休館を経て、2019年3月末にリニューアル・オープンを迎えました。開館当時は東京のはずれのごとく言われた清澄白河も、サードウェーブコーヒーのブームなどもあり、今や話題のエリアです。 リニューアル・オープン記念の展覧会は、時代を振り返るのにぴったりの「百年の編み手たち-流動する日本の近現代美術-」です。1910年代~現代の日本美術を一挙に体感! 「編集」をキーワードにおよそ100年間を再考し、3フロアに600点を超える作品が並んでいます。「ビジュアルシフト」では、特に「平成」の時代に的を絞り、キュレーターの
三井化学が推し進めるオープン・ラボラトリー活動「そざいの魅力ラボ」。研究者が社会とつながりをもつこの試みは、社内意識を向上させ同社のインナーブランディングに大きく貢献しました。この成功例を元に、インナーブランディングの意義をひもときます。 100余年の歴史を持つ化学メーカー・三井化学は今、研究者が自ら社会とつながりを持つ試みを行っています。それが2015年に開始したオープン・ラボラトリー活動「そざいの魅力ラボ(Mitsui Chemicals Material Oriented Laboratory:MOLp/モル)」です。 2016年に衣食住のデザインに関する見本市「インテリアライフスタイル」に初出展。2018年3月には東京・青山に期間限定の「MOLp café(モルカフェ)」をオープンして、素材の魅力を身近なプロダクトとして発表し、様々な方面から大きな反響を呼びました。 新たな価値を創
コンテンツマーケティングで成功を収めるには、組織の中心となる経営陣の協力が必要です。では協力を得るためには何が必要でしょうか? それは良く練られた完璧な事業計画書です。統計情報も完璧に備えていれば、コンテンツマーケティングの戦略と提案をサポートしてくれます。 今日、コンテンツマーケティングは、概念として一般的に理解されています。しかし、高い地位にある経営陣は、コンテンツマーケティングでは、具体的にどのような業務が必要なのか(たとえばソーシャルメディアマーケティングと何が異なるのか)や、コンテンツマーケティングが、どのようにして、会社のリードを増やし、収益を上げ、ブランド・アウェアネスやロイヤルティ向上に直接貢献するのかを完全には理解していないでしょう。 ある施策を始めようとしているコンテンツマーケティング担当者であろうと、あるいは大きな予算を必要とするベテランのコンテンツマーケティング担当
「空っぽ」。英語では「エンプティネス」と表されるこの言葉は、日本を代表するデザイナーである原研哉さんが、自身の創作活動において大切にされている概念です。モノやコトにあふれ、「成熟社会」と形容される現代において大切にすべきビジュアルコミュニケーションの在り方について、原さんにお話を伺いました。 「空っぽ」というコミュニケーション ――長年ビジュアルを作る立場として仕事をされてきた原さんが、ビジュアルコミュニケーションを考える際に最も意識されていることは何でしょうか。 原研哉さん(以下、原。敬称略):“大げさにしない”ことでしょうか。「ビジュアル」と聞くと、どちらかと言えば大げさなものだと思われるかもしれません。しかし、できるだけ肩の力を抜いて、無駄な演出をせず本質にふっと入っていくことに重きを置いています。 ――それは、原さんの著書である『白』と『白百』にも書かれている「エンプティネス(空っ
UPDATE 2016 07/19 「議論の可視化」が導きだすのは、会議の結論だけではない 井口奈保×清水淳子 対談 こんにちは、ビジュアルシフト編集部の八島です。昨今、グラフィックレコーディング(以下、GR)という議論を可視化するための手法に注目が集まっていますが、皆さんはGRがどのようなものかご存知ですか? 完成したグラフィックを目にしたことがあるという方も多いかと思いますが、その効果について本質的な議論が尽くされているとは言いがたいのが現状です。一体この手法は、どのような歴史的背景から生まれ、活用されてきたのでしょうか。 日本人としていち早くグラフィックファシリテーション(以下GF)を取り入れ、現在はベルリンでコミュニケーションプロセスデザイナーとして働く井口奈保さんと、Yahoo! JAPAN データ&サイエンスソリューション統括本部でUXデザイナーを務めながら、Tokyo Gra
連載「写真の権利」、第三回のテーマは、広告業界で最も扱いがやっかいといわれている「建物」の写真についてです。建物写真の何がやっかいなの?と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、長年に渡って写真素材の流通に係わってきたアマナにおいて、これまで最も多くのトラブルを引き起こす原因となった被写体が、実は「建物」なのです。詳しく見ていきましょう。 ※2020年11月27日更新 建物の管理者から広告主に直接クレーム 具体的にどのようなトラブルが多いかというと、商品広告などに建物が写った写真を使った際に、「うちのビルの写真を勝手に使ってもらっては困る」といった内容のクレームが、直接広告主側に行ってしまって大騒ぎになるというパターンがほとんどです。クレームをしてきた理由を聞くと、「うちのビルの肖像権を侵害している」などという滅茶苦茶な理由(肖像権は人間だけがもつ権利)や、「使用する場合は、事前に申請をして
こんにちは。アマナアートフォトプロジェクトの上坂です。 アマナアートフォトプロジェクトでは、企業とアートに関するセミナーを定期的に開催しています。そうしたなか毎回必ず出てくるトピックが、日本と海外における企業とアートの関係性の違いです。 たとえば『The New York Times』など海外主要メディアのWebサイトには政治や経済、科学と並んで必ず「アート」というタブがあります。ビジネスパーソンにとって毎日欠かせない情報なんですね。またアメリカ・ミネソタ州のミネアポリス美術館は、20社から10万ドル(約1,100万円)以上の寄付を得ています。海外の企業はアートとビジネスの関係をどのように位置づけ、なぜ多額の寄付をしているのでしょうか? そこで今回は、話し手としてミネアポリス美術館で写真・ニューメディア(映像)部門長を務める中森康文さん、聞き手として美術ジャーナリストの小川敦生さんをお招き
UPDATE 2017 11/16 気付かれないデザインこそ、デザイン。佐藤卓さん(グラフィックデザイナー) 「デザイン」は、今、かつてないほどの注目を集めています。反面、その本質は見失われ誤解されているのではないかと、佐藤卓さんは考えているそう。「ロッテ キシリトールガム」や「明治おいしい牛乳」のパッケージデザインなどを手がけ、第一線で活躍する佐藤さんが、あらためて問い直すデザインの本質とは? 近著『塑(そ)する思考』(新潮社)の中でも触れられているあらゆる事例を挙げて、その答えを紡ぎ出してくれました。 デザインは「生み出す」ものではありません ビジュアルシフト編集部(以下、編集部):佐藤さんが考える、デザイナーがなすべき仕事とは、どんなものでしょうか。 佐藤卓さん(以下、佐藤。敬称略):デザインのスキルを使って、物や事の本当の価値を人や人の暮らしへと繋ぐこと、物やクライアントと生活者の
プレゼン全体のキーポイントになるような重要な数値は、テキストから切り出して見出しのように見せるのが効果的です。アイコンやビジュアルを活用してイメージも一緒に盛り込むと、より感覚的に伝わる資料にすることができます。 POINT2 ジャンプ率を利かせる ジャンプ率とは最も大きい文字と最も小さい文字の比率のこと。下のようにジャンプ率が大きいほどダイナミックでアクティブな印象を与えます。目立つフォントカラーと組み合わせれば、遠くの席の聞き手にも届きやすくなるはずです。 POINT3 数字は右にレイアウトする 「1分でわかる、身につく!伝わるプレゼン資料を作る3つのコツ」でも紹介していますが、脳医学では、右脳は「直感的」(無意識的)に働き、左脳は「理性的」(意識的)に働くとされています。右脳は左の視野、左脳は右の視野にクロスして結び付いているため、数字は右側にレイアウトすると、理解を促進します。反対
ARTICLE α世代のトレンドを生む、さまざまなプラットフォーム発のコンテンツ:STYLUS Trend Topics⑩
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