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大阪万博
ishijimaeiwa.hatenablog.jp
※20180706 2か所訂正しました。東浩紀さんは社会学者ではありません&火吹き山は米ではなく英発祥です。 そりゃないよ、と思ったのでメモがてら。 d.hatena.ne.jp 東さんが国内外のRPGに関する議論の中で、 なぜ北米ではJRPGのような「物語的」で「文学的」なゲームが生み出されなかったのか(中略)日本のメディアミックスはそもそもが出版社が主導です。メディアミックスがゲームのコンテンツを支配していたというのは、つまりある時期まで「出版の想像力」がコンテンツを支配していたということです。(中略)けれどそんな環境は北米にはなかった。 https://genron-tomonokai.com/genron8sp/no1/ と述べたことに対して、 TRPGのリプレイやシナリオの翻訳などを数多く手掛けその分野に詳しい岡和田晃さんという方が6月21日に下記のように指摘。 これは明確な間違
※201705311230 追記としてブックマークコメントへ返信をしました。 ※201705271200 追記としてブックマークコメントへ返信をしました。 ※201705261455 オチを「真っ黒」から「グレー」に修正しました。趣旨は変わっていません。 ※201705261400 タイトルに「問題整理」を付け、一部文言を加筆・修正しました。趣旨は変わっていません。 ※201705261025 タイトルに(どっちもどっち)を付け、一部文言を加筆・修正しました。趣旨は変わっていません。 www.buzzfeed.com 今日、世間様を賑わせたこの話題、立命館の院出身でpixivに連載記事を持っていた私としては、結構自分事としてしっかりウォッチしていました。せっかくなのでこの件での私見をまとめておきたいと思います。 結論から言うと、研究者サイドとpixivユーザーサイド、どっちもどっちです。
hrnabi.com DeNAのWELQ問題に端を発するここのところのキュレーションメディアどうよ問題について、一つ気になっていることがあります。それは、ライターもメディア側も批判側も「引用」についてどれだけ正しく理解しているのか? ということです。 引用についてイチから説明するのは大変…と思っていたら、上記の記事が非常に正確に説明してくれていました。 詳細については上記サイトをご覧いただくとして、箇条書きで要約すると、 ・文章や写真の転載・使用・二次利用などの「他所から持ってきて使う」という意味の言葉と「引用」は、意味が全然違う ・引用は著作権法に定められている権利で、特定のやり方と目的であれば、誰でも人の文章や写真を無償・無断で使用できる ・どこからどこまでが引用の範囲なのかについてはあいまいな部分がありケースバイケース。法の精神に鑑みて、個別に判断すべき ・各種SNSには著作権法とは
http://togetter.com/li/907153 久美・C・薫 @kumi_kaoru 2015-11-30 18:14:17 こういうのが西洋人の目には児童ポルノと映ってしまう。だから恥ずかしいということではなく、日本のおたくカルチャーは児童ポルノと同じ進化環境で進化してしまったということ。それにしても男根の代わりにでっかい吹奏楽器と絡むこの構図はいったい。twitter.com/animesama/stat… というつぶやきから始まる、おたく文化と児童ポルノに関する話。というか、久美薫氏自身によるまとめ。 久美薫氏の主旨としては、おおむね以下の通り。 久美・C・薫 @kumi_kaoru 2015-12-01 08:41:30 送り手と受け手があうんの呼吸で共犯関係になってるのが日本のおたく文化。規制すべきかどうか論争は無駄。まずこの共犯関係を暴くことからはじめる。@Pm20
先日亡くなられた石黒昇監督が手掛けたSFロボットアニメ「メガゾーン23」は私の好きなアニメの一つでもあるのですが、その醍醐味の一つが、作品全体から漂う「向う見ずな青春ぷり」「若さゆえのあやまち」といった感じの雰囲気です。 特にそのエンディングは"やっちゃった感"全開のカタルシスがあって、物語的には「これ落ちてるのか?」という何とも言えない感じなんだけど、個人的には大好きな終わり方です。 (ネタバレを回避した書き方だとどうしてもこんな感じになるのですが、とても面白い作品なので気になる方はぜひ見てみてください) ただ、アメリカ人はそうは思わなかったらしく、北米公開版では物語が追加されていてかなりハリウッド的なハッピーエンドになっている、と聞いたことがありました。そんな噂の北米版のメガゾーン23はLDや特別DVD-BOXに収録されているということで私も見たことがなかったのですが、さっき偶然ニコニ
無敵超人ザンボット3 DVDメモリアルボックス 出版社/メーカー: バンダイビジュアル発売日: 2003/06/27メディア: DVD クリック: 106回この商品を含むブログ (37件) を見るhttp://d.hatena.ne.jp/nuryouguda/20120521/1337525743 富野由悠季監督の作品の中でもお気に入りの一作「無敵超人ザンボット3」(1977)を3話目まで見た富野監督大ファンの方の感想です。3話目までにしか見ていないにもかかわらずザンボ全編に敷衍できる作品テーマの読み込みをされていて感心しました(まあそれは作品自体が序盤にきちんとコンセプトを提示できているということでもあるんだけど)。 また、「魔法少女まどか☆マギカ」との対比で、まどマギが魔法少女ものに対するパロディであるのと同じく、無敵超人ザンボット3もまたそれ以前のロボットものをリアルにしてみた一種
だから僕は…―ガンダムへの道 (角川スニーカー文庫) 作者: 富野由悠季,とり・みき出版社/メーカー: 角川書店発売日: 2002/11/30メディア: 文庫 クリック: 32回この商品を含むブログ (55件) を見る 監督の講演から質問コーナーへの移行は係員がナビゲートすることになっていたようですが、 実際には監督はコーナーを区切ることなくそのまま自分で質問を受け付け始めました。 場の雰囲気を制圧してしまう人だなあ・・・と思いました。 Q.1 物語を作るうえで必要なことは? A.1 いつの時代でも通用する普遍性が必要。 それを学ぶためには、神話や伝説が何故残っているのかを考えるといい。 「私の気持ちをわかって〜」のような作品が流行っているが、普遍性がないからダメ。 ではずっと残っていく真理とは何か? 分かりません。私は神じゃないから。 ちなみに後で知ったことですが、この質問をされたのはあ
富野に訊け!! (アニメージュ文庫) 作者: 富野由悠季出版社/メーカー: 徳間書店発売日: 2010/02メディア: 文庫購入: 6人 クリック: 62回この商品を含むブログ (26件) を見る 以前このサイトに掲載されていた、2004年当時の富野監督によるセミナー体験記のログが見つかったので掲載します。昔の文章なので見苦しいところもあるかと思いますが、ご容赦いただけたらと思います。 補足しますと、富野由悠季氏はアニメ監督で、かの有名なTVシリーズ「機動戦士ガンダム」を世に輩出した方です。クリエイティブに非常に強い気持ちをお持ちの方ですので、以下のセミナー体験記も特にクリエイターの方にオススメです(いかに生きるか、みたいな話でもありますので、クリエイターでない方でも読んでいただけると思います)。 雨を心配していましたが、よく晴れた日でした。厚着していったけど暑かったです。 京都精華大学と
映像の原則 改訂版 (キネマ旬報ムック) 作者: 富野由悠季出版社/メーカー: キネマ旬報社発売日: 2011/08/29メディア: 単行本(ソフトカバー)購入: 15人 クリック: 98回この商品を含むブログ (72件) を見る「ガンダムが25年も持つ作品になった理由について。 アニメはおもちゃを売るためのテレビまんがだと思われていたけど、 自分は映画をやりたかった。 だからおもちゃやさんの話は無視したが、ちょっと聞いた。 だから3つの部品が合体してロボットになるようなものを出した」 「職業人として受け入れざるをえなかった。 スポンサーがいるからどうこう、ではなく、その日を生きるために必要なことだった」 そのような感じで、監督は「よい作家」であることを志す前に、 いち社会人としてやっていくことを強調しようとしているようでした。 で、会場に聞きます。 「えー、じゃあ、グレンダイザーという作
教えてください。富野です 作者: 富野由悠季出版社/メーカー: 角川書店発売日: 2005/05/23メディア: 単行本購入: 3人 クリック: 145回この商品を含むブログ (98件) を見る 黒板脇の扉が開いて、何人かのスタッフと共に富野監督が登場しました。 私は富野監督を生で見るのは初めてでしたが、ガンダムエースで連載中の『教えてください、富野です』 などで散々予習をしていたから、どの人が富野監督かはすぐに分かりました。 というか、ちょっと知っている人だったら誰でもすぐに分かったと思えるようないでたちでした。 黒の上下のスーツに中は白いシャツで、ハワイ帰りの芸能人よろしくキャップを被っていました。 想像していたよりは小柄でしたが、監督の年齢とまわりのスタッフが若い人たちであることを考えると、 まあ適当な身長だったかもしれません。 そして教壇に立ちキャップと上着を脱ぐと、サスペンダー姿
オタクの敵は誰か? などと、上の記事に関連して思ったことを徒然なるままに書いてみたいと思います。 そもそも岡田氏がわざわざオタキングを自称しオタクという概念を彼流の意味を付与して流布させたのは、仮想敵に対する宣戦布告という意味合いが大きかったみたいです。その当時のオタクの敵とは「世間」という体制でした。 宮崎事件での事実の捏造や事件に乗じた某ライターの存在によるネガティブキャンペーンによって、当時のオタクは今では考えられないような激しい弾圧を受けました。そこで氏は「オタク=エリート」という図式を打ち出しオタク公民権運動に乗り出したのでした。この当時オタクを社会に受け入れてもらうためには「世間」という大きな大きな敵を相手にパフォーマンスする必要があったのでした。 今でこそ「氏のような人がオタク=人とは違う特殊な人というレッテルを作り出し、オタクを自閉的な存在にしてしまった」という意見もありま
http://d.hatena.ne.jp/kasindou/20060524#p1 http://d.hatena.ne.jp/ADAKEN/20060525/1148484907 私の研究テーマにも深く関わる問題なので、興味深く読ませていただきました。 アマチュア的なプライドを持って情報を収集・解釈・発信せず、ただ商品を買うだけの「消費者」は岡田氏の考える「オタク」ではない、ということだと思います。物事の定義が変わっていくのを嘆いてもしょうがないと思うのだけど、彼が嘆いたのはオタクの死そのものではなく、それがオタク文化の死につながるからではないだろうか、と私は思います。 アニメビジネス、コンテンツビジネスが隆盛を誇っているのは現実を見れば分かりますが、そういうビジネスが巧みであればあるだけ受け手は「何もせず」「お客様のように」お金を使うだけでオタク文化を楽しむことができます。アニメや漫
「ジャパニメーション」はなぜ敗れるか (角川oneテーマ21) 作者: 大塚英志,大澤信亮出版社/メーカー: 角川書店発売日: 2005/11/10メディア: 新書購入: 3人 クリック: 56回この商品を含むブログ (67件) を見る 清水氏に紹介されたこともあって読んでみました。タイトルから察する主張は私のものと似ていたのですが、さて。 この本は2部構成になっていてます。第1部では日本のアニメがいかにディズニーの影響を受けてきたか(=昨今の「アニメは日本の文化である」的な言説がいかに間違いか)を取り扱い、第2部では国をあげての漫画/アニメビジネス政策がいかに杜撰なものかが実証的に述べられています。 私が読み取れた本書のメッセージは以下の通りです。 第1部 現在の漫画/アニメの基本的構造はディズニーの影響によるものであり、伝統文化とは言えない。 現在の漫画/アニメの基本的構造は戦時下に国
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