『病院覚え書』(フローレンス・ナイチンゲール著、1858年) 「良い病棟とは、見かけが良いことでなく、患者に常時、新鮮な空気と光、それに伴う適切な室温を供給しうる構造のものである」と本書で語るナイチンゲールは、20世紀の社会で普及する機能主義を当時の病院建築に早くも取り入れていた。 >> 関連記事 ロベルト・コッホ Robert Koch, 1843-1910 ドイツの医師、細菌学者。炭疽菌、結核菌、コレラ菌を発見。純粋培養や染色の方法など細菌培養法の基礎を確立した。また感染症の病原性確認のための基本指針「コッホの原則」を提唱し、ルイ・パスツールとともに近代細菌学の開祖とされる。 ジョン・メイナード・ケインズ John Maynard Keynes, 1883-1946 イギリスの経済学者。20世紀最大の経済学者の一人で、経済学の巨人とも呼ばれる。1936年に「雇用、利子および貨幣の一般