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あくまで僕の個人的な好みの話なのであしからず。なぜ、カメラとファインダーのことについて書こうと思ったかというと、わが家のSIGMA fpやRICOH GRの稼働率が他のカメラと比較して上がらないのは、やはりファインダーが無いからだな、と思い至るからである。 かといって、SIGMA fpやRICOH GRを手放そうという話ではない。ほぼファインダーなんて必要としない街撮りスナップなんかでは、あの身軽に振り回せる感じはある意味唯一無二で、持ち出すと「あゝ、このスナップシューターとしての気持ちよさよ」といつも思うので。 でも、僕がカメラを好むのは、レンズ描写の優秀さもあるが、やはりスマホカメラのようにモニターを見て写真を撮るのではなく、フィルムカメラのようにファインダーの中の世界をのぞきながら、そのファインダーの中にある光景を切り取りたいと思うから。
そう書くと、なにやら昔の骨董品のように聞こえるが、尊いのはそれがいまでも普通に現役カメラとして使えているからだ。 いわゆる「機械式カメラ」と呼ばれるカメラたち。絞りもシャッタースピードもじぶんでセットすることが前提のカメラ。電池を入れて露出計を動かす仕様のカメラもあるが、僕はその電池も入れない。電池を使わず機械を動かしていることに感じる何かがあるから。 電気を一切使わずに精密機械が動いていることの感動は、なかなか言葉では言い表せない凄みがある。まさしく、尊いというレベルの。 僕が所有しているフィルムカメラは、ほとんどが機械式だ。電子シャッター機もあるけど、買い求めるのはほぼ機械式シャッター機のみだ。それはやはり、電子基板を必要としない機械式カメラなら、職人さんと部品があれば「直せて使い続けられる」という安心感があるからというのもある。 現代の電子デバイスの塊というデジカメでは、さすがに70
発売から5ヶ月を経て僕のもとへやって来たNikon Zf。幸いというか、きょうは週の真ん中で祝日だったんで、朝から少し散歩カメラヘ持ち出してみた。試し撮りというほどでもないけど、少しだけ備忘録として書き残しておきたい。 Zマウントは過去にZ6やZ fcを使っていたんで当時は純正レンズなども持っていたのだけど、いまは手元に装着できそうなのはフィルム一眼レフのモノとスクリューマウントのモノくらいなので、まずはクラシックタイプのカラースコパーをつけてみた。 とりあえず試したかったのは、新しく設けられたB&Wのスイッチの操作性とその写り。ひとまず写真もいくつか載せておきたい。
まさに昨日から「ところでペンタックスのフィルムカメラプロジェクトはいま、どんな状況だろう?」と考えていたら、きょう3月1日にうれしい続報が入ってきた。 それも、かなり具体的に。いろんな課題を一つひとつクリアして、カメラの構造と発売時期が見えてきたとのこと。予定(目標かな)とはいえ、これだけアウトラインがはっきりしてきた報告ってことは、ペンタックス社内ではかなり明確なスケジュールで進行しているのだろう。 まずはまっさらな気持ちで、本日アップされた以下の動画をご覧ください。 どうでした?。いやあ、かなりかなり具体的です。フィルムコンパクトで、スマホ時代とフィルムのコスパを考えたペンタックス初のハーフサイズフォーマットの採用。電子シャッターで誰でも臨機応変に撮れる一方で、巻き上げレバーに巻き戻しクランク、そしてゾーンフォーカスによる「じぶんが操って撮っている感」づくり。 いやあ、がんばった!ペン
僕が比較的FUJI機の高騰が気になってるからかもしれないけど、最近は市場に出回ってるカメラが少なくなっているのか、新品も中古も含めて全体的に値段が上がっている気がする。 もちろん、最新の高性能機はそれなりの値段になっても致し方ないとは言え、趣味での範囲でいえば中古カメラを安く手に入れて遊ぶという選択肢もやっぱり欲しい。 そんな人には、個人的には少し古い時代のPENTAX機がおすすめだ。古いといっても堅牢性に定評のあるPENTAX機ならいまでも十分使えるし、古さはある意味「味」でもある。 特にCCDセンサー時代の製品は、どこか色描写も懐かしさが感じられて、いまだにCCD機を愛する人は多い。 別にCCDセンサーだから色がこってりしているわけじゃないというロジカルな説明も目にするけど、その色味はやっぱり独特で、僕はこの時代のカメラの描写には心惹かれるものがある。 そして、やっぱりレフ機のカシャン
こうやって見ても、いい佇まいをしてるなと思う。もう今はなきNikon 1マウントのミラーレスカメラ、Nikon 1 V1である。 僕が手に入れた時はダブルズームキットだったんで、この標準ズームと望遠ズームの2本をチェンジして使ってるけど、明るい単焦点も欲しいし、Cマウントレンズなどもいつかは装着してみたいと、妄想はキリがない。 レンズ交換式カメラは、こういう気分転換が図れるというのが良い。小さいカメラは、そのレンズ交換式感覚が、なにか幼い頃に遊んだ合体型超合金ロボのようで(古くてゴメン)、そういう意味でも遊び心をくすぐるところがあるのだ。 僕の近ごろ頻繁に使ってるカメラでいえば、PENTAX Q-S1もそう。Nikon 1同様、センサーサイズが小さいんで、今となってはスマホカメラに取って代わられた存在ではあるけど、レンズを交換するという楽しみでいえば、やっぱりスマホカメラでは代わりの効かな
きょうはオフなんで、朝のうちからブログを書き始めている。我ながらブログというか文章書くの好きだよなと呆れている笑。 で、タイトルの話なんだけど、ここでいうオールドデジカメとは、文字通り現行機種ではない、少し古い世代のデジカメのことです。ただ、その定義は人それぞれで、何年前のカメラならオールドデジカメと呼ぶかなんて決まりは特にない。 僕の場合はそうだな、七、八年以上前のモノとか、三世代くらい前のモノとかを、なんとなくそういう呼び方にしている感じかな。まあ、ここは決まった定義はないので、「少し古いデジカメ」とか「ひと昔前のデジカメ」みたいにして書き進めたいと思う。 で、オールドデジカメの何がいいかってことなんだけど、まず当たり前に「安い」ということ。新品で登場した頃は高価過ぎて買えなかったという機種が、数年経って中古カメラになったことで、手が届く価格になっている。あの憧れだったカメラを試すこと
いや、僕もけっこうスマホカメラでも撮るんで、ここでスマホカメラがダメとかいう話ではまったく無いのだけど、コンデジで撮ったこういう写真を見ると、いやいや、やっぱりカメラ専用機で撮る写真の写りはスマホカメラよりグッとくるんじゃないか、と思ったりするわけである。 ちなみに、この写真を撮ったコンデジとは、固定でズームレンズのついたFUJIFILM X10という、2011年に発売された2/3型 EXR CMOSセンサーを採用した、初代X100シリーズの弟分のようなカメラだ。 これがまたルックスもご覧の通りカッコいい。いかにもフィルムカメラ好きの開発陣たちの手によって生み出された感がプンプンする。まさに、僕が大好物とするクラシックなスタイルのデジカメの代表的なひとつだ。 実はこのコンデジ、背面モニターでRICOH GRのようにカメラをかざして気軽に撮れるのはもちろん、なんと光学ファインダーを搭載してい
これはまったく個人的なことなんだけどね。以前からこのブログやTwitterを見てくれている人はご存知かもしれないけど、2年ほど前までは僕の日々のカメラは「NikonとLeica」がほとんどで、このブログの過去記事にもNikonとLeicaの記事が多い。 この話は主にデジカメのことなんだけど、以前だと週末はNikon DfやZ6、平日はLeicaはM-P typ240やLeica X2でスナップみたいな感じが多かったかな。これはフィルム機で使っていたNikonやLeicaのレンズをデジタルでも多用したくて、そうやって撮ることが多かったんだよね。 それがここ2年くらいの間に、なんとなくFUJIFILM Xシリーズのカメラたちに日常スナップカメラが移っていって、今年になってから一眼レフのK-3IIIを手に入れたことで、週末はK-3IIIで撮る頻度が俄然多くなった。そう、いまいちばん好んで使ってい
カメラ業界がスマホカメラの台頭におされて年々シュリンクしている危機感を感じる一方で、カメラにこだわり日夜カメラやレンズのスペックを追究しているカメラ愛好家の人たちもまだまだ多い。 僕なんかはフィルムカメラの延長線上でデジカメも楽しむ程度だから、それほど高画素へのこだわりもないし、顔認証AFや覚えきれないような先進機能なんかもまったく求めてはいないけど、それでもカメラ好きが高じて、やれフルサイズだの、やれライカだの、やれ単焦点レンズがどうのだの、結果として高価なカメラなんかにもついつい欲望がわいたりする。 でも、この日本カメラ7月号にさらりと紹介されている森山大道さんのカメラは、いわゆるコンデジ Nikon Coolpix S7000だったりして、あらためて驚くのである。 例えばRICOH GRIIIやSONY RX1、最近だとSIGMA fpとかFUJI X100Vとか、フルサイズコンパク
このDP1が世の中に登場したのは、今から10年以上前の2008年。古いほうが好まれるフィルムカメラならいざ知らず、なぜこんな型落ちのデジカメを今さら手にする必要があるのかと言われそうだけど、これはもうフィーリングとしか言いようがなくて、このボディのかたち、おっとりとした操作感、低解像度なんだけどFoveonセンサー搭載による公式1400万超の画素の写り、そのどれもを試してみたかったんだよね、じぶんの手と目でね。
「僕とNikon」の歩みについて。あるいは、僕がおすすめするNikonたち。僕はじぶんが当初想像した以上にカメラを好きになり、今ではブランドを問わず20台を超えるカメラたちが手元にある。もちろんどれも愛すべきカメラなわけだけど、なかでも「Nikon」というブランドは特別な存在かもしれない。きょうはそんなことを少し書いてみようと思う。 「僕とNikon」は、このD5300から始まった。Nikonデジタル一眼レフの入門機といわれるAPS-C機の一台だ。ある時、一眼レフが欲しいと思い立ち、仕事終わりにカメラのキタムラへ足を運んで、恐る恐る店員さんへ話しかけ、最後は僕が直感で選んだ。この時にレンズキットの18-140と共に単焦点AF-S 50/1.8Gを手にしたんだけど、生まれて初めて単焦点レンズで撮れた写真を見た時の衝撃は今でも忘れない。僕がこれほどまでにカメラに魅せられたのは、最初のレンズとし
ところでマイクロフォーサーズってどうなの という問いに対して 僕が思うこと。マイクロフォーサーズと聞いてどんな印象があるだろうか。僕の拙い知識でも、一般的なコンデジよりは大きなセンサーを積んでるとはいえ、フルサイズはおろかAPS-Cより小さなセンサーサイズでどこか本格的ではないライトなカメラ、という印象がある。いや、正確にはあった。今は全然違うのである、その食わず嫌い的な印象とは。 二週間ほど前に僕が初めて手にしたマイクロフォーサーズ機が、上の写真のOLYMPUS PEN-Fだ。このカメラを手にして以来、僕のカメラの見方は大きく変わろうとしている。見た目やシャッターフィールにまず一目惚れして購入したカメラだけど、当たり前だけど今まで気にも留めていなかった故に僕の前を素通りしていたマイクロフォーサーズ関連の情報が目につくようになる。そうすると、だんだんとこのマイクロフォーサーズというカメラが
PRぐるぐるボケが愛おしいTTArtisan 75mm f1.5 M42マウントを、Nikon Zfにも装着してみた。 2024年10月21日 kiokucamera
Twitterのあるフォロワーさんが海でのんびりと写真を撮る日を過ごしてるのを見て、僕も少しそんなことにふれてみようと思った。僕が暮らす街は職場からかなり離れた郊外だけど、山に近いほうだ。休日はおのずと緑と近い場所で過ごすことになる。小さい頃に大きな山々が見える場所で育ったのもあって、どちらかといえば山のそばが好きだし、心落ち着く。海のそばで育った人はきっと逆なんだろうね。 きょうは特に出かける予定もなくて、朝からゆっくりと愛犬と散歩を楽しんだ。昨日は卒業式の撮影でNikon Dfをさんざん使い倒せたから、きょうはLeica M-Pで。なんていったって卒業式の写真を息子に見せたら友達の分まで入れて160枚もプリントしてほしいと言うもんだから、父としてはさすがに今週はフィルム現像代を控えて、息子たちのプリント費優先にしなきゃと。写真は趣味としては大好きだけど、いちばん大好きなのは家族の記録写
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