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アメリカ大統領選
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のだそうで、2009年4月10日、典礼暦では聖金曜日の深夜近くに国営放送France 3 の Comme un vendredi という番組で、仏蘭西国内で妻帯を隠しているカトリック司祭についてのドキュメンタリー Le reportage : « Le curé se marie » が流れました。COMME UN VENDREDI http://programmes.france3.fr/comme-un-vendredi/index-fr.php?page=video&id_article=764司会者はサミュエル Samuel Etienne 、さ、みゅ、え、る ね、サミュエル。ゲストはアクセル・カーン Axel Kahn 、エル el つきの K で始まるカーン 。サミュエルの苗字がエチエンヌってぇのがうっかりニヤリとしてしまいます。エチエンヌ Etienne はユダヤ人の歴史を引
さて、果たして本当に アフガニスタン難民の肝っ玉母さんがおっさるよう に、次期共和国大統領選挙において最有力候補のひとりであるニコラ・サルコぢ Nicolas Sarkozy 氏は貧乏なガイジンに冷酷なおっさんなのでしょうか? 私が知る限りですが、サルコぢは1955年1月28日、パリ17区で生まれた移民2世のフランス国籍者です。彼のパパはハンガリー人、ママンはスファラディ系ユダヤんフランス人です。 Nicolas Sarkozy ニコラ・サルコジは通称で、彼の本名は Nicolas Paul Stéphane Sárközy de Nagy-Bócsa ニコラ・ポール・ステファヌ・サルコジ・ド・ナジ-ボクサなのであります。この苗字も生まれながらに持ったのはサルコぢと兄、弟の三人が初めて。彼の父親の本名はPál Nagy-Bócsa y Sárközy パル・ノジ-ボウチャ・イ・サルコジ と
地元はきょう26日から2週間の冬休みに入りました。 先週水曜日ですが、私が通うフランス語講座でこんなことがありました。 両親が南米出身のスペイン国籍を持つ青年ジョナタンくんが翌日から父の住むスペインに遊びに行くため授業を1週間ほど休むと言うのです。私はそれまで彼の父親がスペインに今も住んでいるとは知りませんでした。彼の発言から熱心なカトリック信者でもあるので、てっきり両親揃って彼を含む子供8人と一緒にこの町に住んでいるのだとあたしゃ信じていました。この南米とスペインの両国籍を持つ一家の主(つまりジョナタンくんの父親)は現在もスペインで仕事をしているのだそうです。が、母親はスペインがEU(欧州連合)の一国であることを利用して子供8人と共に国境を越えてフランスに移住。フランス政府からママン・イゾレ(母親のみの家庭)手当と子供の養育手当をもらって生活しているのです。長男は既にフランス人女性と結婚
高すぎクンの強すぎクンである。 それもぶった切りたいほどの「高すぎ」であり「強すぎ」である。 あてくしは毎朝6時から1時間、France 3 で放映される Euronews をぼけーっと見るのが習慣だけれど、このニュウスは30分ものが二度流れる仕組になっており、最近はBourses ブルスのコーナーで目が覚めることが多くなった。1度目に見て「・・・へ?まっさか」と疑いつつ、2度目に見ると「・・・っげっ!(゜Д゜)」とお目目ぱっちりになる。日経平均が155円@1ユーロって、あーた・・・。あてくしのような一般人が両替所に行ったら買い(=円をユーロに替えること)が1ユーロにつき約157円計算、売り(=ユーロを円に替えること)が1ユーロにつき約153円になるってことだよね・・・。 おかしいよ、こんなの。なぜ放置されているんだあ? 何がおかしいかってユーロがこの世で使えるようになった時、2001年の
これまで何度かコメントのやりとりでフランスにおける名前について話題になりましたので、こんにちはこの話題で行ってみましょう。 私が子供の頃、英語の授業で習ったことは英米での名前の構成は First name + Middle name + Last (or Family) name で、First name は親が与えたものであり、Middle name がクリスチャンネームであることが多いということでした。フランスの名前の構成は Prénom(名) + prénom de grand père (mère) matérnel (母方の祖父母の名) + prenom de gran père (mère) patérnel (父方の祖父母の名) + nom de famille (苗字)になります。英米のMiddle name にあたる祖父母の名前は男児なら祖父、女児なら祖母の2名が並ぶ
食っちゃ寝の私にとって木曜の夜の楽しみと言えば、France 2で放映されるEnvoyé Spécial(あんヴぉわいえ・すぺしある、特派員報告)という番組を観ることです。国内外で話題になっている事項を3~4項目取り上げ、一項目について30分ほど丁寧に解説してくれる番組なので手っ取り早く「世間話」の概要を把握できるのです。 昨晩の第一報は"Les marcheuses de Belleville"、「ベルヴィル地区をうろつく女性たち」とでも訳しましょうか。marcheuse(マルシュウズ)というのはmarcheur(マルシュウ、健歩好きの人)の女性形ですが、このタイトルに使われたmarcheuseは近年、仏蘭西に現れ始めた「新種」のprostituées(プロスチチュエ)、つまり「売春婦」をさします。 仏蘭西における元祖な売春婦ですが、夕暮れになると街道沿いに一定感覚を置いて立っているおね
ここ数日、中國天主愛國協会について調べています。 中國天主愛國協会というのは中華人民共和国政府が認めている「ヴァチカンとつながりのある」カトリックを信仰する団体です。キリスト教に縁の深いフランスでは「教会」という言葉も細分化されており、ヴァチカンとつながりのあるカトリック教会は église 、プロテスタント教会や神社仏閣は temple を用います。で、この中國天主愛國協会をフランス語にしますと l'Association patriote chinoise catholique となり、église も temple も含まれずなぜか association アソシアシオンという直訳すると結社、協同組合に相当する語を当てています。 右の写真は5月4日付でAP通信から配信されたもので、北京のWanfujing カトリック教会前の広場だそうです。あてくしは初めて中國は大都会の若い二人を拝見
私がフランスに住み始めた1999年当時、共和国民の自慢はCohabitation(コアビタシオン)と呼ばれる「保革共存政権」でした。 Cohabitation (保革共存政権)とは国政を握っている大統領と、大統領に任命される首相が政策的に対立する陣営に属するという憲法想定外の奇妙な体制を意味します。1958年、国民による直接選挙で選ばれる大統領に権力が集中するように構想されたのがフランス第五共和制でしたが、1986年3月以降、左派ミッテラン大統領に右派シラク首相、続いて同大統領に右派パラデュール首相、右派シラク大統領に左派ジョスパン首相などコアビタシオンが2002年大統領選挙まで実施されていました。政界や法曹界など知識人の一部ではコアビタシオンは批判の対象でもありましたが、共和国民にとっては二極の権力が互いに牽制しあいバランスを取っているように見えるコアビタシオンは好ましい存在で、1997
おととい(11月10日)からココんちにおける「流行語大賞」です。しばらくゆるがないかな。 このタイトルに書かれた言葉は11月10日お昼のFrance 3、Provence-Alpes (プロヴァンス・アルプ地方)のニュウスでまず流れたNice ニース在住のKarim カリム少年の言葉です。彼はフランス語でこう言いました。"La loi, c'est la loi. C'est ma mère est ma mère. Je préfère écouter ma mère que Sarkozy." 「法律は法律。僕の母親は僕の母親。 僕はサルコジ の言うことより僕の母親の言うことを聞くよ。」地方都市に住む未成年の男子が口にしたあまりの名文句にその後France 3の全国ニュウス(昼、夜、深夜)、France 2の全国ニュウス(昼、夜)でもカリム少年の証言ビデオが流れました。(これ↓の5分4
日本國発信の記事を読めば「移民」「移民」のオンパレード♪です。フランスにおける移民っていったい誰よ?と文面を手繰ると「今回の暴動は北アフリカ出身のイスラム教徒系の2世、3世が主」という説明です。確かに彼らはマグレブ三国(モロッコ、アルジェリア、チュニジア)の親を持ちますがフランス国籍を持っているではありませんか!そして親の国の国籍も同時に持っている場合もあります。「場合」というのは必ずしもフランス国籍を持っていることが絶対条件ではないからこういう表現になるのです。日本の報道の説明は非常に曖昧です。フランスについて知らない人が読んだら日本での制度をなぞらえてフランスの移民についてのイメージを膨らますことでしょう。そのイメージがあきらかにフランスの現実と異なるものだったらどうするのです? フランスにおける移民というカテゴリーですが、その中を覗いてみると*フランス国籍を持つ移民 *フランス国籍を
フランス共和国において2005年11月7日の夜明けから数時間を過ぎ、昨晩の被害状況がニュウスで次々と伝えられております。(↓どちらもクリックするとCM後ニュウスが流れます。ぜひ。)*France 2 : 朝8時のニュウス *France 3 : 12H30全国ニュウスこんにち注目すべきは警官の装束と暴れん坊が警官に向けてぶっ放した散弾銃の弾でございます。 さて昨日から今朝にかけて暴動第11夜の被害ですがパリ郊外では1408台の車が灰となり、395人が検挙。散弾銃の弾にあたった約30人の警官のうち二人が入院しました。 フランス国外では彼らの低賃金、劣悪な生活環境、人種差別などが強調されたニュウスとなっておりますが、先週末からフランス国内のニュウスには同じマグレブ出身者の方々の意見が次々と映像となって放映されています。現在暴れん坊となっている青年達と同様の環境で育ったマグレブ二世のフランス人が
Covid 19のせいで引きこもっていることが原因で、この頃、土用波のように次々と私の知らないハナシを見聞するようになりました。 第一に、例のマスク。 フランスという国では今も連日、マスクの着用についての話題が続いています。公衆で不着用だと主だった大都市、観光都市そして公共交通車内では初犯で135ユーロの罰金を求められます。「罰金刑だからマスク着用=マスクを着けていれば自分は感染しない」というくだらないウソが共和国内のアルカイーダ(=アラビア語で「三角形の底辺」という意味です。私はその意でココに使用なので誤解無きよう)ではびこっていることで、連日、地上波の主だったテレビやラジオ局ではマスク着用の是非について連日、牛の涎のごとくだーらだらと繰り返しているのかもしれません。でも、いくら医学会の基礎系と臨床系の医師が説明しても、恐ろしいというか、悲しいというか、一度脳に皺で刻んでしまった事項は消
「なんになりたい?」という質問は日本人なら誰もが子供の頃したり、されたりした経験があると思います。私なんぞは子供の頃、悪いことをすると「そういうことをすると今度生まれた時に蚊になってしまうかもよ。」と親に言われたこともあります。日頃から蚊にたかられると即座に引っぱたき人間の血を噴出してぺっちゃんこの蚊を見ていたので「蚊に生まれ変わりたくない、もう同じ悪いことはしない」と反省なんだかよくわからない感情を子供だった私は持ったものです。 そういう会話が成り立つ日本國で成人した私は今こうして欧州に住んでいても、つい欧州人に「今度生まれたら何になりたい?」という質問をしてしまいます。ココんちには猫がいるので、猫のまったりした勝手な生活を眺めつつ「次は猫に生まれたい」とつぶやくことも私にはあります。が、フランス人はこの手の私のつぶやきを聞くと誰もが真顔で「あなたの質問の意味がわかりません。」と言い返し
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