任天堂が2024年度の第2四半期決算を開示し、その中で有料のネットワークサービス「ニンテンドースイッチオンライン」の会員数が「3400万以上」(2024年9月末時点)と明かされました。これまで会員数は発表のたびに増えており、1年前の2023年9月末は「3800万以上」でした。数パーセントならともかく1割減をどう考えるかですが、急減といっても差し支えないでしょう。なぜかを考えてみます。 会員数の鈍化・減少は、大げさに考えなくても良い……という意見もあるでしょう。“頭打ち”という意味では、ソニーの有料ネットワークサービス「プレイステーションプラス」も同様で、同サービスの場合は、5000万の大台が“壁”になっています。2023年3月時点で4740万人で、以前は四半期決算のときに数値を都度公表していましたが、今は非開示です。 この手の月額サービスは、まず会員数は右肩上がりで伸び、ピークに近づくにつ