お盆休みを重要なイベントと捉えるかどうかは、ひとそれぞれだ。今年は南海トラフの影響もあり、二の足を踏んでいる人も多いだろう。親戚などが久しぶりに集う場では、個人の考えはさておいても、それ相応のふるまいが求められることが多いのも現実だ。 危機管理コンサルタントの平塚俊樹氏は、帰省でのコミュニケーションについてこう指摘する。 「近ごろでは個人を尊重すべきという風潮が強まっているせいか、何らかの働きかけが『強要』と取られることを恐れ、場違いなふるまいに対して注意することも憚られるといったケースもあるのではないでしょうか。 また、子供や若年層がスマホやゲームへの依存を強め、リアルなコミュニケーションを敬遠する節があることに不安を覚えている人もいらっしゃるようです。確かに年中行事で親戚が集まる時くらいは、和やかに会話を楽しむといった心がけも必要ですよね」 ・・・・・・・・・・・・・・・ 今回、お盆の