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主人公とゲストの関わりを通して話が進んでいき、各話完結でそのゲストの物語の結末にたどり着く。これが、カウボーイビバップの基本構成です。第1話に当てはめれば、アシモフという賞金首が話の主軸で、スパイクが彼を追いかけ、そして取り逃がすという話です。 しかし今回はなぜか、主人公と密接にからんでこない、もう一つの軸があります。それは「カテリーナ」の物語です。組織を抜け出したアシモフと火星に逃げようとしていたカテリーナ。しかし追い詰められたアシモフは、カテリーナを気遣う事すら出来なくなり、肉体も精神も壊れてしまう。そして逃げ切れないと悟ったカテリーナは、愛した人を殺し自ら命を絶つ。このカテリーナの物語は、スパイクがいなくとも結果は変わらなかったでしょう。そしてはっきり言ってしまえば、スパイクはこの物語には関わったわけではなく、見ていただけです。 なぜカテリーナを出さなければならなかったのか?アシモフ
なんちゃって考察の決定版。アニメと映画の脚本・シナリオの感想と考察。基本的には3回以上見た作品を、全体構成や台詞・演出の面からあまり高尚にならず書き連ねています。
ちなみに『漠然と毎日を過ごしていた』という部分ですが、冒頭の真琴と友梨の会話「先のことは分かんないもん」「果てしないよねー」から取っています。 そして概略を受けてのストーリーとテーマの考察。 この物語をまとめれば、一度しかない今に対してどう向き合うか、という事が軸になっています。そう考えた時に、この物語は恋愛でもSFでもなく、いつまでも続くと思われた学生時代が終わりを迎え、将来への決断を迫られるという、誰もがぶつかる思春期を描いた青春映画だと言えるのではないでしょうか。 またテーマですが、「Time waits for no one」ではなく、それに対する真琴が出した答え、言葉にするとありきたりで薄っぺらくなってしまいますが、『一度きりの人生、しっかり前を見て生きる』というのが、テーマになるかと思います。また、今に向き合わなかった場合、ストーリー展開が良くない方向に転がっていく事を考えると
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