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Jun 5, 2019 「プリウスは事故が多い」は「事実」なのか「印象」なのか。 (6) カテゴリ:カテゴリ未分類 みなさん、こんにちは。 ここのところまた、「プリウスの事故が多い要因はこれだ!」みたいな動画がシェアされてくるのですが、どれも説得力に欠けるものばかりです(シフトパターン要因説については、以前に書いたとおりです)。 というより、そもそも「プリウスは事故が多い」というのは事実なんでしょうか? 確かに、おおっぴらに報道される高齢者の事故では、第一当事者がプリウスであることが多いという印象はありますが、それを客観的に証明するエビデンスを、僕は見たことがありません。 そこで、自動車保険の保険料率に注目してみました。保険適用実績≒過去の事故件数によって、保険料のランキングが1〜9の段階で変動するように設定されたもので、事故が少ないものほど小さい数字になっています。 それを検索してみ
Dec 20, 2016 「高齢ドライバーの事故は20代より少ない」は、何が間違っているのか。 カテゴリ:カテゴリ未分類 みなさん、こんにちは。 高齢運転者の交通事故がなにかと話題になっている昨今ですが、表記のブログを紹介してくれた人がおりました。紹介者曰く「高齢者、高齢者と騒ぎすぎではないか」と。 で、読んでみたのですが、「だから高齢者の対策は後回しでいい」とか無茶なことを言っているわけでもないし、結論の「『なんとなく危なそう』というイメージではなく、データに基づいて『どんな年代の人に、何をすべきか』を冷静に考えていくことこそが大事」という部分には諸手を挙げて賛同しますので、わざわざ話題に取り上げなくてもいいのかなとも思ったのですが、朝日新聞までこんなこと言いだしたので、念のため指摘をしておくことにしました。 えーとまず、冒頭に挙げていらしゃるグラフを見ますと、なるほど「高齢ドライバーの
Dec 6, 2016 博多のタクシー暴走事故は、いったい何がおきたのか!? カテゴリ:カテゴリ未分類 みなさん、こんにちは。 博多でタクシーが暴走し、ふたりが亡くなるという痛ましい事故が起きてしまいましたね。まずは亡くなられたかたのご冥福をお祈りいたします。 さて、暴走事故といえば高齢者によるペダルの踏み間違いであることが多いですが、今回、事故を起こしたドライバーはまだ64歳です。若年性痴呆という病気もありますが、その瞬間までタクシー運転手をしていたということは、その可能性は極めて低いと考えて良いでしょう。 踏み間違い事故の多くは、後退するとか料金を支払うとか、運転席で姿勢と変えるときに起こりがちですが、暴走を開始した地点は直線だったようですし、乗客も乗っていなかったことから、乗客とのやりとりという可能性もありません。タクシーですから、後席に荷物を置くということも考えられませんので、それ
Sep 24, 2016 トヨタのアルミテープチューンを理解するポイントは、静電気ではなく流体力学。 (2) カテゴリ:カテゴリ未分類 みなさん、こんにちは。 表記の件、クルマ好きの間では、「ホントに効くのか」と議論百出のようですね。 中にはオカルト呼ばわりする人も出てきているようですが、曲がりなりにも大学時代、圧縮性流体力学の単位を取っている僕には(成績は内緒)、わりとすんなり受け入れることができました。 具体的な説明に入る前に、状況証拠的なお話なんですが、まず「トヨタという会社が特許を取得してまで採用した」ということを考えて下さい。「乾いたタオルをなお絞る」と言われるほどコストに厳しいトヨタが、費用対効果の見合わないものを採用すると思いますか? 安いといってもタダではないし、製造ラインでの工数も増えます。 市販のチューニング部品の批判に「そんなに効果があるなら、メーカーが採用しないわけ
Feb 18, 2016 実車比較でわかった、燃料電池車(FCV)の効率は、電気自動(EV)の半分だった!? カテゴリ:カテゴリ未分類 みなさん、こんにちは。 日経オートモーティブという雑誌に、日産の電気自動車リーフと、トヨタの燃料電池車MIRAIの実走燃費比較が掲載されておりました。それによりますと、リーフが市街地で6.3km/kWhだったのに対し、MIRAIは2.7km/kWhと、半分にも満たない結果となりました(MIRAIの数値は、水素の単位エネルギー量を142MJ/kgとしてkWhに換算したもののようです)。 僕は10年以上前から、「燃料電池車のエネルギー効率は決して良くない」と、ことあるごとに主張してきましたが、実車が出たと思ったら、早くもバレてしまいました(^^;。 ちなみにこの比較は、車両にエネルギー源が注入されて以降(EVは充電、FCVは水素充填)のものですから、製造過程に
Jan 17, 2016 軽井沢スキーバス事故で、いちばん悪いのは誰か。 カテゴリ:カテゴリ未分類 みなさん、こんにちは。 表記の件、結局のところ、「過当競争による無理な低コスト運営」というところに落ち着いてしまいそうですが、これって関越道の”断ち割り事故”から、何も変わっていないんですよね。今日の東京新聞朝刊2面にも、背景を分析した記事が出ていましたが、まるで関越事故の記事の固有名詞を入れ替えただけのような既視感を受けました。 記事の最後は、国交省の担当者のコメントで、以下のように締められていました。 「全ての事業者を毎年監査するのは不可能。監査で違反が見つかった会社の行政処分公表を通じて、他の会社が教訓として問題点を改善してくれるのを期待するしかない」 しかしこれ、所轄官庁の言葉としては、無責任に過ぎないでしょうか? 例えばスポーツの試合は、ルールがあるだけでは成立しません。それを厳格
Dec 25, 2015 そろそろ真剣に「AT車の左足ブレーキ」を検討する時期に来てはいないか? (37) カテゴリ:カテゴリ未分類 みなさん、こんにちは。 またしても高齢者によるブレーキとアクセルの踏み間違い事故が起きてしまいました。にもかかわらず、地方紙でしか報道されなくなってしまったという現状に、何やら恐ろしさを感じます。 近年は、踏み間違いをしても、警報音を鳴らしたり、一時的にアクセルを絞って急加速しないようにする安全装置も開発されていますが、これらは必ず、一定時間(数秒間)アクセルを踏み続ければ、機能が解除されるようになっています。なぜなら、踏切内に閉じ込められてしまった場合、センサーが遮断機を検知していても、ドライバーの判断で脱出できるようにするためなんですね。 一方で、踏み間違いをしたドライバーというのは、自分が踏んでいるアクセルペダルをブレーキだと信じて踏んでいるわけですか
Nov 19, 2014 燃料電池自動車にMIRAIはあるか!? カテゴリ:カテゴリ未分類 みなさん、こんにちは。 トヨタの燃料電池車(FCV)「MIRAI」が正式に発表になりましたね。実は僕は、三栄書房「トヨタMIRAIのすべて」執筆のため、10月には取材をさせていただいていたのですが、発表前なので情報は一切出せずにいました。 今日19日に正式に発表になりましたので、標記の件について、簡単に書いてみたいと思います(詳しくは日刊自動車新聞社”整備戦略”に執筆予定です)。 僕はそもそも、燃料電池をクルマに使うことにはずっと懐疑的だったのですが、実車が世の中に出てきて、なおさらその感を強くしました。象徴的なのは、価格と車重です。 MIRAIの価格は、723万6千円。車重は1,850kgあります。 一方で、日産の電気自動車(EV)リーフは、最上級グレードでも約368万円。車重は1,460kgです
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