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衆院選
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初心者でもできる!基本の土作りから肥料のやり方、野菜の種まき、苗作り、栽培管理、病害虫対策、収穫まで、代表的な野菜の育て方を図解入りでわかりやすく解説しています。
2017/06/08 料理の味わいの幅を広げるニンニクは、ネギと同様、家庭菜園で人気の香味野菜です。ただし、初心者の方がニンニクを育てるにはちょっとしたコツが必要。今回は、家庭菜園におけるニンニクの栽培方法・育て方のコツについてご紹介します。 家庭菜園で初心者におすすめのニンニクの種類 ニンニクは、地域の気候や天候の影響を受けやすい野菜ですが、大まかに分けて寒地向け、暖地向けの2種類があります。生産量はダントツで青森県が多いのですが、関東地方で同じニンニクを作っても気候の違いでうまくできないことがあります。その地域性に合っているかによって育てやすさが変わりますので、初心者の方は育てる地域によってニンニクの品種を選ぶとよいでしょう。 住んでいる地域に合わせて品種を選ぶ 北海道・東北などの寒地・寒冷地にお住まいの方は寒地向けの品種を、関東・関東以西などの暖地・温暖地にお住まいの方は暖地向けの品
緑肥とは、作物を畑で育て、土にそのまますき込むことで肥料分になったり、有機物として土壌改良に役立つ草の肥料のこと。雑草も土にすき込めば緑肥になりますが、コントロールしやすい作物をわざわざタネまきして栽培することが重要で、そのための作物が緑肥作物です。 作型と栽培 菜園の土をむき出しにしない緑肥の活用はおすすめ 有機農業や自然栽培の原理は、生物多様性や植物と土との栄養分の循環の中にありますが、菜園の土をむき出しにしないで、常に植物(作物)がある状態を保つためにも緑肥の活用は重要です。次の作付けまでしばらく間が空く畝、通路、菜園の周辺など、適当な場所を見つけて緑肥を作りましょう。 緑肥には、野菜の栽培のような作型は存在しませんが、耐寒性や菜園へすき込む時期などを考えると栽培する時期が決まります。主に春〜夏にかけて栽培する春まきと、秋〜翌年の春ごろまで栽培する秋まきがあります。緑肥の種類も、雑草
2016/11/24 自分で作った堆肥で植物を育てる悦び 自然の森の地を覆う真新しい落ち葉の下には前年の落ち葉が、さらに下に行くほど落ち葉は原形をとどめなくなります。自然の落ち葉は長年堆積した下の方から発酵を繰り返し、栄養のある有機質となって植物を育てます。自然の植物たちは、自身の落ち葉や動植物の死骸などが作り出す有機質を栄養として育っているのです。 つまり「植物が有機質なら植物を育てるのも有機質」。自然がくれた貴重な落ち葉。 自然に学べば落ち葉堆肥は誰にでも作れます。“行うは案ずるよりもやすし”、落ち葉の季節は堆肥作りの適期。落ち葉堆肥作りの好機として、挑戦してみてはいかがでしょう。 落ち葉を排水性の良い土の上に積み上げておけば、1年もたてば堆肥は自然にできます。 しかし、分解、発酵の条件がそろえば良質の堆肥を短期間で作ることができます。 堆肥作りはプロの技と思っていた方、ぜひこの「特集
2018/03/15 独特の風味と食感がクセになる香辛野菜「ミョウガ」。あまり手をかけなくても栽培できることから、家庭菜園でも人気の野菜です。今回はミョウガの栽培方法・育て方のコツをお伝えします。 家庭菜園でミョウガ栽培が人気の理由 ミョウガ栽培が人気の理由は主に二つあります。一つは、病害虫被害がなく、一度植え付けてしまえばほとんど手をかけずに毎年収穫できるので、初心者の方にもおすすめです。 そしてもう一つは、野菜の栽培には日当たりのよい場所が必要不可欠ですが、ミョウガは湿気があって暗いところを好むため、直射日光を必要とせず、日当たりの悪い場所でも育てることができること。家庭菜園に適した場所を確保できない方でも栽培できる野菜として人気があります。 ミョウガの育て方とコツ ここでは、ミョウガの栽培で失敗しないためのポイントを中心に、家庭菜園の流れをご紹介します。ミョウガは2月から球根(地下茎
サヤエンドウ/スナックエンドウ(スナップエンドウ)とは エンドウは古代エジプトですでに栽培されていましたが、我が国での本格的な普及は明治時代からです。ビタミンCに富み、ビタミンA、B1、食物繊維も多く、ミネラル分も豊富な緑黄色野菜です。調理は加熱を短時間にすることがポイントです。 エンドウには、未熟なサヤを食べるサヤエンドウや豆を大きくしてサヤごと食べるスナックエンドウ、サヤの中の豆を食べる実エンドウ(グリーンピース)の3種類があります。 花には、白花種と紅花種があります。つるが伸びる「つるあり種」と、つるが伸びないわい性の「つるなし種」がありますが、つるあり種の方が長い間収穫が楽しめます。 エンドウは冷涼を好み、15~20℃が生育の適温です。低温に強く、幼苗は4~7℃の低温に耐えます。低温にあたることで花芽の分化が進むことから、秋まき春採り栽培が一般的ですが、株が大きくなると耐寒性が失わ
学名Momordica charantia L. 和名/別名ツルレイシ、ニガウリ 英名Balsam pear、Bitter gourd、Bitter melon 原産地/生産地東インド、熱帯アジア 分類ウリ科ツルレイシ属 発芽地温25~30℃ 生育適温20~30℃ ゴーヤーとは ゴーヤーは、独特の苦みを活かした沖縄の炒め物料理ゴーヤーチャンプルーに欠かせない野菜で、夏の食欲増進に役立ちます。料理はこのほか、サラダ、天ぷら、和え物など、さまざまに使われます。ビタミンCが多く含まれていて、炒めても壊れにくいことが特徴です。他には、カリウムやカロテンを多く含み、栄養的にも優れた野菜です。 果実の形には、紡錘形、円筒形、卵形などがあり、長さでは10cm程度から30cm以上のもの、果色には淡緑色から濃緑色、また、白色があり、多種多様です。ゴーヤーの特徴である苦みは品種によって強弱がありますが、一般に
キュウリは野菜の中でも生育が特に早く、最盛期にはつる先が1日で5、6cmも伸びる上に葉も大きいため、整枝、誘引作業が重要な野菜になります。また、キュウリは親づるだけでなく子づる、孫づるの節にも雌花(果実)を付けるため、適切な整枝を行わないと雌花が付かず、収穫できる果実が少なくなってしまいます。こまめに整枝、誘引を行うことで、より多く果実を収穫することができます。 支柱は畝の上に合掌式に立て、ネットを張ります。親づるはネットに巻き付けて垂直に誘引します。子づる、孫づるはひげが伸びて支柱やネットに巻き付くため、基本的に誘引は不要です。 仕立て方は親づる1本仕立てとし、5~6節までの子づると花は除去します。7節以降の子づるは、下位節(地面から60cm程度)では本葉1枚、中位節(~120cm程度)では本葉2枚、上位節(120cm~)は本葉1枚で摘芯します。親づるは手の届く高さで摘芯します。孫づるは
学名Arachis hypogaea L. 和名/別名ピーナッツ、ナンキンマメ(南京豆)、地豆(じまめ、ジーマミー) 英名Peanut、Groundnut 原産地/生産地ブラジル 分類マメ科ラッカセイ属 発芽地温20℃前後 生育適温15~25℃ ラッカセイとは ラッカセイ(落花生)の名前は、開花後の花の根元からつる(子房柄)が下方へ伸び、地中にサヤを作ることに由来します。子実(粒)にはタンパク質、ミネラル類やビタミン類(B1、E)、オレイン酸を主とした良質の脂肪などを多く含みます。食べ方は、若ザヤをゆでたもの(ゆでラッカセイ)、サヤのまま(炒りざや)かむいたものを炒る(炒り豆)、それにバターなどをからめたもの(バターピーナッツ)、完熟後の子実を食べるなど、多種多様です。 草形から側枝が比較的直立する「立性」、側枝が地面を這う「ほふく性」、その「中間型(半立)」に分けられ、子実は大きさから一
トマトとは ビタミンC、カロテン(体内でビタミンAになる)、リコピン(活性酸素を消す作用をもつ)を多く含み、栄養や機能性に優れたトマトを好きになることは健康な生活を送る第一歩になるでしょう。文字どおり「トマトが赤くなると医者が青くなる」といえます。 トマトの品種は用途から、生食用と調理用・加工用に分けられます。大部分の品種は生食用で、大きさは大玉、中玉(ミディ)、小玉(ミニ)に分けられます。これらを果色でみると、大玉は主として桃色、中玉・小玉では赤色が主となっていますが、一部、黄色や橙色の品種もあります。調理用・加工用は赤色です。家庭菜園ではスーパーなどで売っていない黄色種や調理用トマトを栽培するのも楽しいのではないでしょうか。 トマトは強い光を好み、多湿を嫌います。生育適温は20~30℃で、栽培では比較的冷涼で昼夜の温度差が大きいと有利です。トマトは種まき~定植、定植~収穫開始までそれぞ
地球上の生命体は皆、炭素の化合物です。私もあなたも例外ではありません。それでは生命の源とされる炭素は、どこから私たちの体に入ってきたのでしょうか? それらも例外なく、元は植物が光合成で固定した二酸化炭素由来の炭素なのです。 私たちは食料、環境、エネルギーなどすべてにわたって植物の恩恵に依存しているのですが、植物だって人や動物に利用されるためだけに生きているわけではありません。気のよい植物たちは、多少なら自分の体をわけてくれるかも知れませんが。 しかし、種が絶滅しないためにさまざまな工夫を凝らし、時を越えて生き続けています。その工夫のひとつが毒素を作り、自らを防衛する術です。多くの植物には毒があると思った方が賢明で、無害な植物の方がむしろ少ないと思われるとよいでしょう。 今回の前編は日本三大毒草と呼ばれる、特別に恐ろしい毒素を持つ植物、ドクウツギ、ドクゼリを紹介したいと思います。次週後編は日
2017/04/27 家庭菜園では、春一番に行うのがジャガイモの植え付け。ジャガイモはそれほど手をかけなくても比較的簡単に育てることができる人気の野菜です。今回は、ジャガイモの栽培方法と上手な育て方のポイントについてご紹介します。 ジャガイモの植え付け時期 ジャガイモは春と秋の2回、植え付け時期があります。 ・春 … 3月~4月中旬くらいまで ・秋 … 8月下旬~9月 ※植え付け時期は関東標準になります。 初心者に向いているのは春の植え付け。秋の植え付けは、以下の理由などから、栽培や収穫が難しくなります。 ・種イモの販売期間や植え付け期間が短い ・夏~秋の暑さで種イモが腐りやすい ・冬の寒さが早いとジャガイモが大きく育ちにくい ここでは春の植え付けを前提に、ジャガイモ作りで失敗しないためのポイントを家庭菜園の流れに合わせてご紹介します。 事前準備のポイントと注意点 プランター プランターを
学名Allium fistulosum L. 和名/別名ネギ 英名Welsh Onion 原産地/生産地中国西部 分類ユリ科ネギ属 発芽地温20℃前後 生育適温20℃前後 ネギとは ネギは、特有の辛みと風味をもち、薬味、汁の実、鍋物など日本料理に欠かせない野菜です。ネギを刻んだ時に目にしみる硫化アリルは消化液の分泌を盛んにし、また、便秘、整腸などに効果があります。なお、根深ネギより葉ネギの方がミネラル、カロテン、ビタミンC・Bが多く含まれ、栄養価に優れます。 ネギは関東とその以北で栽培されている根深ネギと関西以西に普及している葉ネギに大きく分けられます。根深ネギは主に葉鞘(白い部分)を食べ、葉ネギは葉身(緑葉)と葉鞘ともに食べられています。 春になってトウ立ちしネギ坊主ができると品質が悪くなるので、春~初夏に収穫する作型の場合はトウ立ちしにくい晩抽性品種を選びましょう。根深ネギでは、春まき
学名Raphanus sativus L. 和名/別名ダイコン 英名Japanese Radish 原産地/生産地地中海沿岸、華南高地、中央アジア 分類アブラナ科ダイコン属 発芽地温25℃前後 生育適温20℃前後 ダイコンとは 根菜類の代表ダイコンは、ビタミンC、カリウムや消化を助け胃腸の働きを整えるジアスターゼを含み、栄養的に優れた野菜で、煮物や漬物、汁の実、サラダなど幅広い料理に使われ親しまれています。なお、ダイコンの葉は根よりも栄養価が高く、カロテン、ビタミンC、食物繊維などが豊富です。 品種選びのポイントは「つくる季節に応じて品種を選ぶ」ことが大切です。トウ立ちしにくい春どり用、暑さに強い夏どり用、秋から冬にかけて収穫できる秋どり用と、これらの品種をうまく選んで作ればかなりの期間連続的に収穫できます。家庭菜園では最も栽培しやすい秋どり用がおすすめです。 ダイコンの品種には、根の上部
2022/11/15更新 【第12回】農薬を使用しない病害虫の防除方法 2021/11/16更新 【第12回・最終回】生育中の植物が枯れる 2020/11/17更新 【第12回・最終回】ウイルスと害虫による野菜の生育不良 2019/11/26更新 【第12回・最終回】栽培のあれこれ(その2)~楽して経済的なエシカル栽培~ 2019/11/12更新 【第12回・最終回】自然セラピーの効果的なリラックス法 2019/05/21更新 【第6回・最終回】失敗の少ないプランター選びと植え付け方法 2018/12/04更新 【第24回・最終回】花が咲いてからの管理もしっかりしましょう 2017/12/26更新 【第24回・最終回】雪の下の黒土の中から掘り起こす越冬ニンジン 2017/12/12更新 【第24回・最終回】経年変化を見守ろう 2017/12/05更新 【第48回・最終回】庭からの贈り物で作
ゴボウとは ゴボウを食用としているのはわが国くらいで、原産地であるユーラシア大陸北部や中国などにおいては薬用としての利用が大部分です。シャキシャキした歯ざわりと独特の香りが日本人の嗜好に合うようで、きんぴらや天ぷらのかき揚げなどの他、煮物に用いたり、細切りにしサッとゆでてサラダにも利用します。食物繊維は野菜の中で最も多く、低カロリーのため、ヘルシー野菜として見直され消費量も多くなってきています。 ゴボウには従来、根が長い滝の川群と太くて短い大浦群がありますが、大浦群は一般には見られません。現在のゴボウ品種は、滝の川を代表とする長根種とそれらの改良型の短根種(太系も含む)が中心となっています。 家庭菜園では収穫までの日数が短く、掘り取りが容易な短根種(または太短根種)の栽培をおすすめしますが、耕土が深い畑では長根種の栽培に挑戦するのもよいでしょう。他に、葉を食用にする葉ゴボウがあります。 ゴ
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