合同会社が近年増加しています。会社設立にかかる期間の短さや、費用面の安さといったメリットがあるため、この9年間で登記数は5倍近くに増えました。 また、外資の巨大資本も煩わしくて時間のかかる”現地固有”の労力やコストを削減するために、合同会社の形態を取ることが多いです。社会的信用と利益配分の問題がクリアできれば魅力的な会社形態と言えます。 合同会社の登記数は約10年で5倍増えている 合同会社(LLC)の登記数が増加しています。 総務省の統計データによると、 昨年の2014年に「合同会社」として登記した総数は、前年に対して34ポイント増加、件数にすると約40,000件 出典:総務省統計局 に上りました。 同じ時期の「株式会社」の登記件数は、およそ90万件だが、伸び率でみるとほぼ横ばいの結果です。 新会社法によって合同会社が定められた2006年当時、株式会社を設立した件数の割合が「9.6」とする