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保護者に伝えることの難しさ~小児科医の力、マスコミの力 子どもに予防接種を受けさせていないお母さん方でも、「何がなんでもワクチンは絶対接種させない主義」という人はあまりいません。「区市町村から接種の案内が送られてきたけど、何だかよくわからないし、副反応がなんとなく怖いし、病院に行くのも面倒くさいから、なんとなく接種していない」という人が大半です。そういったお母さん一人一人にVPDにかかった時の大変さや、諸外国の予防接種情報を伝えると、ほっとされた様子で接種を受けられます。自治体からの案内状1枚ではカバーできない予防接種のソフト面を小児科医が担っています。 こういった保護者を含めた社会全体に大きな影響力をもつのがマスコミです。かつて、全菌体DPTワクチンが一時期、接種中止となったとき*、マスコミは一大キャンペーンをはって、ワクチン接種による副反応の恐ろしさを報道しました。その結果、国民の予
1本のワクチン接種を受ける... この予防接種の裏には、様々な分野のスペシャリストたちの努力があります。 その卓越した、繊細かつ斬新な技術で「予防接種」を支える人々~ 「ワクチンの匠」をご紹介します。 はじめに 子どもたちは生まれてまもなく「予防接種」や「ワクチン」と出会います。このとき、子どもに予防接種を受けさせるかどうかを判断するのは、日本では保護者の方々です。保護者の方々が、予防接種やワクチンについて、不安になった時、悩んでしまった時に、頼れる確かな情報が必要です。しかし、現状では保護者の方々が身近に耳にできる予防接種情報は多くありません。どうしてその予防接種を受ける必要があるのか。そのワクチンで防ぐことができるのはどんな病気なのか。安全に接種できるのか。子育てに忙しく、専門的な知識もない中、手探りでそれらの情報を探し、そして判断することはとても難しく、大きな負担ではないでしょ
グループ紹介 いくつもの“日本初”ワクチンを 生み出してきたパイオニアとして。 「ワクチンで感染症から人々の命を守りたい」。 1934年に大学発ベンチャーとして誕生して以来、 BIKENは革新に挑み続け、数々の日本初となる ワクチンを開発・生産してきました。 これまでも、これからも。 BIKENグループはかけがえのない命を守るために 取り組んでいきます。
麻疹(はしか)や、風疹、ポリオなど、ワクチンで防ぐことのできる病気を、「VPD(Vaccine Preventable Diseases)」といいます。VPDが原因で、子どもたちが健康を損ねたり、死亡してしまったり、そうでなくとも苦しませたりすることは、非常に悲しいことですし、もったいないことだと思います。最終的に子どもに予防接種を受けさせるかを決断するのは保護者ですから、子どもにワクチンを接種せず、感染症でその子どもの命が危ぶまれるのは、一見保護者の責任のように見えます。しかし、私は、VPDの重大性やワクチンの安全性に関する正しい情報を保護者にしっかり伝えていない社会の責任だと思います。子どもの命はそのご家族にとってだけでなく、社会にとっても、かけがえのないものです。防ぐことができる病気から子どもを守ろうとしないということ~これはまさに社会のネグレクト、虐待にも等しいと考えています。子ど
子どもたちは生まれてまもなく「予防接種」や「ワクチン」と出会います。このとき、子どもに予防接種を受けさせるかどうかを判断するのは、日本では保護者の方々です。保護者の方々が、予防接種やワクチンについて、不安になった時、悩んでしまった時に、頼れる確かな情報が必要です。しかし、現状では保護者の方々が身近に耳にできる予防接種情報は多くありません。どうしてその予防接種を受ける必要があるのか。そのワクチンで防ぐことができるのはどんな病気なのか。安全に接種できるのか。子育てに忙しく、専門的な知識もない中、手探りでそれらの情報を探し、そして判断することはとても難しく、大きな負担ではないでしょうか。保護者の方々がもっと予防接種について知識を深め、安心して子どもたちに接種を受けさせられるために必要な情報やしくみとは? 今回は、長年臨床医として子どもたちや保護者の方と向き合いながら、予防接種やワクチンに関する
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子どもに予防接種を受けさせていないお母さん方でも、「何がなんでもワクチンは絶対接種させない主義」という人はあまりいません。「区市町村から接種の案内が送られてきたけど、何だかよくわからないし、副反応がなんとなく怖いし、病院に行くのも面倒くさいから、なんとなく接種していない」という人が大半です。そういったお母さん一人一人にVPDにかかった時の大変さや、諸外国の予防接種情報を伝えると、ほっとされた様子で接種を受けられます。自治体からの案内状1枚ではカバーできない予防接種のソフト面を小児科医が担っています。 こういった保護者を含めた社会全体に大きな影響力をもつのがマスコミです。かつて、全菌体DPTワクチンが一時期、接種中止となったとき*、マスコミは一大キャンペーンをはって、ワクチン接種による副反応の恐ろしさを報道しました。その結果、国民の予防接種に対する熱意が低下し、すぐに2歳以上で接種が再開さ
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