(正規表現)のように正規表現を()で括ると、マッチした値を参照できるようになる。捕捉グループ、capturing groupと呼ばれ、大体のプログラミング言語の正規表現ライブラリで対応している。 sedだと、\1, \2, ... という記法で後方参照できる。 Rubyだと、正規表現内では \1, \2, ... という記法で後方参照でき、マッチ処理が終わったあとであれば$1, $2, ... という特殊変数によって n 番目の括弧にマッチした文字列を参照できる。 Javaだと、String#replaceAllで置換するなど $1, $2, ... という記法で後方参照でき、Matcherでマッチ処理をする場合はマッチ処理が終わったあとにMatcher#group(int n)で n 番目の括弧にマッチした文字列を参照できる。 Awkでは以下のようにマッチした値を参照する。 awk 'm