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パリ五輪
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LINEヤフーは8月5日、同社のメールサービス「Yahoo!メール」において、第三者から閲覧された可能性があると発表した。SMS認証を使った「Yahoo! JAPAN ID」のログインに不具合があったとしている。 Yahoo! JAPAN IDのSMS認証には、登録された携帯電話番号の持ち主が変更されていないかを確認する仕組みが組み込まれているが、それが一定期間中(6月13日午後1時11分から27日午前11時30分まで)一部正常に動作しなかったという。現在、不具合は解消している。 このため、ユーザーが登録した携帯電話番号を解約するなどして使用しなくなり、Yahoo! JAPAN IDに登録していた番号を変更せずにいた場合、新たに携帯番号を取得したユーザーがその番号でYahoo! JAPAN IDにログインできてしまう事象が一部のユーザーに発生したという。 閲覧された可能性がある情報は、Ya
三菱電機子会社の三菱電機ホーム機器は8月5日、顧客情報約231万人分が漏えいした可能性が否定できないと発表した。同社では4月、情報システムサーバへの不正アクセスが発覚。情報漏えいの可能性が浮上したことを受け、他のサーバにも問題がないか調査したところ、新たな漏えいの可能性が発覚したという。 調査により、7月25日に顧客の氏名、住所、電話番号、メールアドレスなどを保存するサーバに対して2回の不正アクセスがあったことが分かった。1回目は13秒、2回目は12秒間のアクセスだったという。サーバにクレジットカード情報は保存していなかった。 実際にデータを閲覧された可能性については「当社の実証においては、この時間では個人情報が特定される形での閲覧の可能性は極めて低いと考えている」(三菱電機ホーム機器)としている。8月5日時点では個人情報の悪用なども確認していないという。 三菱電機ホーム機器は事態を受け、
東京都都市整備局は8月2日、個人情報約700人分が漏えいしたと発表した。委託先の富士通Japanが、自治体に向けた説明会資料の中に個人情報を記入。都市整備局は内容を十分に精査せず、ダウンロード用URLを説明会の参加者にメールで送信したという。 漏えいしたのは、整備局傘下の東京都多摩建築指導事務所が保存している、2003年から24年にかけた屋外広告物の掲出許可に関する情報。申請者や広告物管理者の氏名など690人分が対象という。このうち668人は所属組織名や部署名の一部または全部、18人は住所や電話番号の一部もしくは全部、3人は性別、1人は社用のメールアドレスが漏えいした。 都市整備局は7月3日、都内50区市町の屋外広告物担当者に、資料のダウンロードURLをメールで送信。翌日に説明会を開催した。9日に資料を配布した自治体から指摘があり、漏えいが発覚した。その後都市整備局は自治体にデータの破棄を
KADOKAWAサイバー攻撃、流出個人情報は25万人分 ニコニコユーザーは無事 端緒は従業員アカウントの漏えい KADOKAWAは8月5日、6月上旬に受けた大規模なサイバー攻撃により漏えいした情報の詳細について、社外のセキュリティ企業よる調査結果を発表した。 漏えいした個人情報は25万4241人分で、ドワンゴの全従業員や取引先、N中等部・N高等学校などの在校生・卒業生の一部などが含まれていた。「ニコニコ」ユーザーのアカウント情報の漏えいは確認していないという。 攻撃の標的は、ニコニコを中心としたサービス群。「フィッシングなどの攻撃により、従業員のアカウント情報が窃取され、社内ネットワークに侵入されたことで、ランサムウエアの実行と個人情報の漏えいにつながった」とみている。従業員のアカウント情報が窃取された経路や手法は「現時点では不明」としている。 流出した個人情報 流出を確認した25万424
KADOKAWA傘下のブックウォーカーは6月27日、サイバー攻撃の影響で停止していた漫画配信サービス「ニコニコ漫画」のPC版Webサイトを再開した。ドメインは「https://manga.nicovideo.jp」に変更している。 同日にドワンゴの「ニコニコ動画」「ニコニコ生放送」なども再開しており、同じタイミングでの復活となった。 ドメイン変更後は、既存ユーザーもログアウト状態になっており、セキュリティ対策としてニコニコアカウントのパスワードをリセットしている。パスワードを再設定して使ってほしいとしている。 「ニコニコ漫画」は、6月上旬にKADOKAWAグループを襲ったサイバー攻撃によりサービスを一時停止していたが、6月25日にスマートフォン版Webサイトを再開。27日にスマートフォンアプリの「機能縮小バージョン」(iOS/Android対応)を公開し、徐々に機能を復活させてきた。 関連
多くの企業が生成AIの導入を急いでいるが、アクセンチュアによると、多くの企業はまだ実験段階にあり、全社にスケールするのは難しいという。その理由とは。 コンサルティング会社のAccentureが2024年6月20日(現地時間、以下同)、同社が2024年第3四半期に9億ドル、同会計年度で総額20億ドルの生成AI事業の契約を獲得したと発表した(注1)。 生成AIの全社へのスケールが難しい そのシンプルな理由 同社の2024年5月31日までの3カ月間の契約総額は211億ドルだった。契約総額全体に占める生成AI事業の割合はまだ小さいが、拡大傾向にあり、生成AIの需要が企業の間でますます強まっていることがうかがえる。 一方で、アクセンチュアは、生成AIを全社にスケールさせるのは難しいと指摘する。その理由とは。 Accentureの売上高はコンサルティングとマネージドサービスがほぼ半分ずつを占めており、
ドワンゴは8月5日、サイバー攻撃の影響でサービスを停止していたニコニコを、新バージョン「帰ってきたニコニコ」として午後3時に再開した。しかしアクセスが殺到したためか一時アクセスしにくい状況も。Xでは「ニコニコ復活」と共に「ニコニコ鯖落ち」が一時トレンド入りした。 ニコニコの栗田穣崇代表によると、新しいバージョン名は「ずっと待ってくださった皆さんに我々が伝えたい一言を体現したもの」という。 サイバー攻撃を受けた直後は、夏の復旧は難しい見通しだった。しかし「一日でも早くニコニコをお返ししたいという一心」で復旧を目指してきたという。「8月5日という早期のサービス再開にこぎつけることができたのは、社員のがんばりと、ユーザーのみなさんの温かい声援のおかげ」(栗田代表)としている。 6日の午後8時からは公式番組「日刊ニコニコインフォ」で栗田穣崇代表らが出演する「帰ってきたニコニコ」特集回を配信する。
AIスタートアップのSakana AI(東京都港区)は8月2日、複数の画像について日本語で質疑応答できるAIモデル「Llama-3-EvoVLM-JP-v2」を発表した。このモデルは、同社が提案する生成AIの開発手法「進化的モデルマージ」で開発した視覚言語モデル(VLM)。作成したAIモデルなどはHugging Faceで公開中。 「Llama-3-EvoVLM-JP-v2」の特徴は、複数の画像を扱えること、日本語で応答できることだ。例えばこのAIモデルに、2枚の犬の画像を見せて「それぞれを簡単に説明してください」と質問すると、犬種や身に着けている装飾品など、質問に対する回答を日本語で返してくれる。米Metaが公開しているAIモデル「Llama-3」をベースにしており、同社が過去に公開したAIモデルよりも性能が向上しているという。 これまでも、画像に対する説明や質疑応答のできるVLMが多く
ウォンテッドリーは7月30日、ビジネスSNS「Wantedly」について、ユーザー約20万人の情報が漏えいしていた可能性があると発表した。同社は4月、アクセス設定の不備による情報漏えいの可能性を発表。その後リスク調査をしたところ、同様の問題がサービス内で10件見つかり、新たな漏えいの可能性が発覚したという。 調査により、2013年10月17日から24年6月10日にかけて、未公開か削除済みの人材募集記事19万4733件、もしくは企業の公式ページ2万4435件が、本来アクセス権限を持たない第三者に閲覧された可能性が発覚。これにより、それぞれのページに載っていたユーザーの氏名や所属企業、職種、プロフィール画像、自己紹介文など20万578人分が漏えいした可能性が明らかになったという。 期間中は人材募集記事や企業の公式ページに対し「公開範囲を超えてブックマークやフォロー、募集に対する応募が可能であり
ニコニコ動画の復活は、多くのユーザーが待望していた。運営側は、復活時に動画を投稿する予定のあるユーザー向けに「投稿予告シート」のテンプレートを用意するなど盛り上げを図っている。動画タイトルや名前、サムネイル、内容を書き込んでハッシュタグ「#ニコニコ投稿予告」付きでXにアップすれば、公式生放送で紹介される可能性があるという。 ただ、気になるのはサーバ負荷だ。復活の瞬間には、多数のユーザーが一気に動画を投稿し、視聴しにくると思われる。急に利用が殺到すると大きな負荷がかかり、運営に迷惑が掛かってしまうのではないかと心配するユーザーも多い。
米大統領選で民主党の大統領候補指名を確実にしたカマラ・ハリス副大統領(59)をインターネット上で支持する人々を指す「KHive」(ケーハイブ)が勢いを増している。多くは若者で、ハリス氏が笑ったり踊ったりする動画をSNSで拡散し、ハリス氏支援を訴える。11月の本選に向け米メディアも注目しているが、一部は過去に他候補らを執拗(しつよう)に攻撃した経緯もあり、暴走も懸念されている。 ハリス氏待望論とともに「復活」 KHiveがネット上に出現したのは前回2020年の米大統領選だ。米紙USA TODAY(電子版)によると、副大統領候補だったハリス氏を人種差別・性差別的な攻撃から守ることが目的だった。 KHiveとは、人気歌手のビヨンセさんの熱狂的なファンを意味する「BeyHive」(ビーハイブ)と、ハリス氏のファーストネームの頭文字を合わせた造語とする説が有力だ。 ただ、ハリス氏が21年に副大統領に
米OpenAIは、テキストがChatGPTを使って生成したものかどうかを検出する高性能なツールを1年前にほぼ完成させているが、そのリリースを巡って社内で論争になっていると、米Wall Street Journalが8月4日(現地時間)、事情に詳しい人々や独自に入手した内部文書に基づいてそう報じた。 こうしたツールは、学生が課題の論文をChatGPTに代筆させるといった不正行為を取り締まるためなどで求められている。 OopenAIは、テキストが人間によるものかどうか判定するツールを1月に無料公開したが、精度が低いとして7月に公開を停止した。 報じられたツールはこれとは別のもので、ChatGPTによるトークン選択方法を少し変更することで、透かしのようなパターンを残す技術を使う。Wall Street Journalが入手した内部文書によると、OpenAIの検出ツールを使えば、この透かしを99.
田代氏は「ソニーミュージックグループは2024年7月時点で、約20のグループ企業と1700以上の管理ドメイン、1400以上のWebサイト、300以上の『Amazon Web Services』(以下、AWS)アカウントを所有している。例えば3日間のイベント用にWebサイトを作成し、終わったらそれを閉鎖するということがよくあるため、スピーディーにサービスを展開できるクラウドとエンターテインメント業界は非常に相性が良い」と話す。 ソニーグループはもともと製造業から始まった会社であり、セキュリティについても製造業の基準で進めてきた。しかしソニーミュージックグループが展開する音楽やエンターテインメント事業は製造業とはビジネスアプローチが全く異なるため、独自のセキュリティガバナンスが必要となる。 そこで田代氏はソニーミュージックグループのセキュリティ3本柱として以下を構築したという。 1本目の柱は「
パッケージは少し豪華 このケーブルは、以前紹介した「スイッチ付(USB)Type-Aケーブル」の上位モデルとなる。そのせいか、パッケージは黒基調で少し豪華感がある。中には本体と簡単な説明書が入っていない。重量は、ほとんどがセンサー付きのケーブル本体といったところだ。USB Standard-Aの入力端子と出力端子を備え、入力端子にACアダプターなどの給電デバイス、出力端子側にUSB Standard-A端子につなぐUSBデバイスをつないで使う。データの伝送に対応していないのは、スイッチ付(USB)Type-Aケーブルと同様だ。 実際に使ってみる 筆者宅にはちょうど、USB Standard-A端子でつなげるLEDライトがあった。同人即売会などのイベントで、モバイルバッテリーなどに接続して使用することを想定して友人が作ってくれたものだ。これを作ってくれた友人に感謝したい。 筆者が実際にイベン
KDDIが2024年度第1四半期決算を発表した。前年同期比で増収増益となった決算は、通信品質向上への取り組みが携帯回線のアップセルにつながり、特に「auマネ活プラン」の好調は顕著だったという。auマネ活プランはauの金融サービスの利用率アップにも貢献したそうだが、新たなる課題も見つかったという。
子どもにAIを使わせるとはいっても、その目的がAI活用スキルを研いて使いこなせるようにすることと、ドリルのような学習ツールとして使っていくのとでは、実施方法も違うし得られるものがだいぶ違う。 この2つのアプローチの違いは、今後AIと教育を語る上で欠かせない区別となっていくだろう。 いつAIを学ぶのか いま日本の社会で圧倒的に不足しているのは、AIを活用できる人材だ。これはAIを使って何らかの開発行為を行うエンジニアが不足しているという面と、日常業務にAIを活用することで効率化が図れる人材が不足しているという面がある。 エンジニア不足に対応する取り組みとしては、AWSが開設した「生成AI開発が学べるトレーニングコース」を取材した。AIを活用した業務改善については、リートンテクノロジーズジャパンが主催する「プロンプトソン」がある。 これらの活動は、大学生や社会人を対象に、「今々の課題の解決」を
アニメ映画「化け猫あんずちゃん」が7月19日から劇場公開されています。2006年から翌2007年まで「コミックボンボン」誌上で連載していた、いましろたかしさんのマンガが原作。この作品が大好きなボクは、まさかの映画化に大喜びしました。 化け猫あんずちゃんは、長生きしすぎた結果、化け猫になってしまったあんずちゃんと周囲の個性的な人々との日常を描いた、ちょっとシュールなコメディ作品。しかし、鑑賞前に映画の公式サイトを見て、原作とはかなり印象が違うことに気付きました。 映画は、あんずちゃんの飼い主である和尚さんの孫娘・かりんちゃんの「死んだ母親に会いたい」という願いのため、あんずちゃんが奔走するというストーリー。PVの映像はとてもきれいで、個性派の俳優さん達をそろえたキャスティングも目を引きます。これでは、まるでオシャレで芸術的な、そして感動的な映画のようです。 でもボクは、庭先でオシッコしたり、
米Googleは8月2日(現地時間)、パリ五輪開催に合わせて7月26日に公開した同社の生成AI「Gemini」のCMに多数の批判が寄せられたことを受け、この動画のテレビのオリンピック番組での放映を停止した。 本稿執筆現在、YouTubeでは視聴可能なこの60秒広告「Dear Sydney」(記事末に転載)は、陸上競技の米代表であるシドニー・マクラフリン=レブローニ選手に憧れる娘のために、父親がファンレターの作成をGeminiに依頼するというものだ。
デジタル変革の波が押し寄せる中、生成AIの活用が企業の競争力を左右する時代が到来している。ChatGPTの登場以来、多くの企業がクラウドベースの生成AIサービスの導入を検討してきた。しかし、機密情報や社内データの保護が特に重要な業界では、新たな選択肢として「プライベートLLM」が注目を集めている。 プライベートLLMとは、企業が自社の環境内に構築・運用する大規模言語モデル(LLM)のことを指す。この技術は、一般に公開されているパブリッククラウド上のAIサービスとは異なり、企業の内部ネットワークで完結するシステムだ。 日本ヒューレット・パッカード(以下、HPE)のサービスデリバリー統括本部に所属する安江啓人氏は、プライベートLLMの本質的な価値をこう説明する。 「オンプレミス環境で構築するプライベートLLMは、ネットワークを遮断した環境でも稼動可能であり、データセキュリティを万全に確保するこ
懐かしいスタイルのコンパクトデジカメが復活した。デジタル一眼っぽいデザインの超高倍率ズーム機。とにかく超望遠、という分かりやすいスタイルは、一時期当たり前のように各社のラインアップにあったものだが、コンパクトデジカメ市場の衰退に伴い姿を見なくなっていた。 もはや、レンズが「うにーっ」と伸びてくる超高倍率ズームカメラを見たことがない人もいるんじゃないかという時代にパナソニックの「FZ85D」がふいに出てきたのである。 末尾にDがついているのは「FZ85」のマイナーチェンジモデルだから。FZ85の発売は2017年……6年前だ。 なので最新の技術を使ってイチから設計したバリバリの最新カメラというわけじゃない。使って見ると、昔を知ってる人ほど懐かしさを覚えるというか、ちょっと古いなって感じるところもあるんだけど、じゃあ今の時代にFZ85をFZ85Dとして復活させた意味はないのか、というとそんなこと
日本の乗用車市場は、軽自動車とミニバンとSUVで全体の8割を占める印象だ。セダンやクーペ、ステーションワゴンなどは極めて少数派となってしまった。 トヨタの場合、ボディバリエーションの多いカローラやヤリスなどは、SUVもハッチバックも全部ひっくるめた数字だけに、正確な販売台数はつかみにくい。カローラでは、カローラスポーツやツーリングワゴンも善戦しているが、SUVのカローラクロスの人気が高い。カローラに残されているセダンは多くが教習車としての需要で、残りは営業車である。 どうしてセダンはここまで衰退してしまったのか。セダンには魅力がなくなってしまったのか。 そもそもセダンのメリットとは何だろうか。リアのオーバーハングにトランクルームがあることによる、後席の快適性がまず挙げられる。リアのホイールハウスから侵入するロードノイズがトランク内で吸収されるため、後席には届きにくいのだ。また前後方向の揺れ
ChatGPTに対して、膨大なプロンプトを入力するのは大変だ。一方、テキストや表組みなど、データがまとまって記載されたファイルを読み込ませれば、そこに記載されたデータに対してChatGPTで分析や編集を行うことができる。本稿では、ChatGPTにファイルを読み込ませる手順について解説していこう。 ChatGPTでファイルを読み込ませるには有料プランの契約が必要 前回の記事でも解説したが、ChatGPTには、テキスト入力だけでなくファイルを読み込ませてデータを処理する機能や、ChatGPTで生成したコンテンツをファイルとして出力する機能が備わっている。 もともとは「Code interpreter(コードインタープリタ)」や「Advanced Data Analysis(アドバンストデータアナリシス)」という名称だったが、現在は、有料プランである「ChatGPT Plus」の基本機能になって
「ファストフードを食べ過ぎてしまった」「最近野菜を摂れていない」――誰しも身に覚えのありそうな”食生活の乱れ”に対して、AIがトータルで「ツジツマ」を合わせた献立を提案するWebサービスを、味の素が提供している。リリースからすでに4カ月経つが、同社R&B企画部マネージャーの勝美由香氏は「目標を大幅に上回るユーザー数を獲得できている」と手応えを話す。ニーズが千差万別な「献立作り」にAIを取り入れるにあたって、同社は何を重視したのだろうか。 左から広瀬圭太郎氏(同社シニアソリューションデザイナー)、椎橋徹夫氏(Laboro.AI 代表取締役CEO)、勝美由香氏(味の素 R&B企画部 マネージャー)。記者発表会にて編集部撮影 ニーズに合わせて献立を提案 3月25日に味の素がリリースした「未来献立。」は、ユーザーに対し、最大で8日分の献立を提案するWebサービスだ。事前のID登録により無料で利用可
サイバー攻撃を受けてサービスを停止しているニコニコの栗田穣崇代表(ドワンゴ取締役COO)は8月2日、ライブ配信サービス「ツイキャス」が提供している「コメントを画面に流す(β)」について、事前に連絡を受けていないと明らかにした。画面上に流れるコメントを配信するシステムはドワンゴが特許を有し、2023年には類似した機能を「FC2動画」に採用した米FC2との裁判に勝っている。 栗田代表は「ニコニコが特許を有する『配信に流れるコメント』表示機能をツイキャスが実装したことについて、ご連絡はいただいておりません。ニコ生が利用できない間、ユーザーがお世話になっており、事前にご相談いただければ...と残念に思います。なおサービス再開まで法的アクションを取るつもりはありません」と自身のXアカウントで投稿。ニコニコのサービス再開後に何らかのアクションを起こす考えを示した。 指摘を受けたのは、配信アプリ「ツイキ
「楽天モバイルがプラチナバンドへの投資を積極的に行っているようには見えない」――。楽天モバイルがプラチナバンドをアピールする中、KDDIの高橋誠社長は8月2日の決算会見でこう発言した。 プラチナバンドの商用サービス開始については、楽天モバイルが6月27日に発表した。楽天モバイルのプラチナバンドは周波数帯が700MHz帯で、帯域幅が3MHz幅。障害物を透過して電波が回り込みやすい性質を持つため、地下鉄や屋内の通信品質改善が期待される。 楽天モバイルは総務省に提出した基地局の開設計画で、開始時期の目標を2026年3月としていた。その開始時期を前倒ししてスタートしたプラチナバンドだが、現時点で開局しているのは東京都世田谷区にある1局のみとなっている。 設備投資額は544億円となっており、過去にも他社から「投資額が足りているのか」との指摘を散々受けていた。楽天モバイルはデュアルバンド対応のアンテナ
デイリーポータルZは2002年にニフティが開設。ニフティのコンシューマー部門売却に伴ってノジマ傘下に移り、その後東急グループに移籍した。2024年1月に独立し、Webマスターの林さんが代表を務める「デイリーポータルZ株式会社」が運営を引き継いだ。 関連記事 「定年まで逃げ切れなかった」デイリーポータルZ独立 林さんに聞く不安と希望「もう一度、インターネットらしく」 あの「デイリーポータルZ」がついに独立。東急グループ傘下から、編集長の林雄司さんの1人会社に譲渡される。今後も赤字の見通しだが、いろいろ大丈夫なのか、赤裸々に聞いてきた。 「デイリーポータルZ」独立 編集長・林雄司さんの新会社に譲渡 屋根はなくなるが、より自由に 「デイリーポータルZ」が独立。編集長の林雄司氏が代表を務める「デイリーポータルZ株式会社」に譲渡へ。現状、月100万円の赤字だが、運営は大丈夫か!? 「デイリーポータル
情報システム部(情シス)はIT戦略の要である――そのはずだった。それがいつからか、ヘルプデスク対応やトラブルシューティングに追われ、本来のコア業務であるIT戦略の立案や実行、ビジネスを支えるITシステムへの刷新や運用などに手が回らなくなってしまった。 「情シスの仕事はデスクサイドサポートだけではない」ということを改めて感じられるのが、「システム管理者の日」という記念日だ。システム管理者の労をねぎらい、日頃の感謝を伝える日とされていて、7月の最終金曜日がこの日に当たる。 システム管理者の日に合わせて大規模な企画を展開したのがインテルだ。「情シスがいなければ守れないビジネスがある」というキャッチフレーズを掲げて、PCメーカー8社と一緒にキャンペーンを実施。ITmedia NEWSもこれに賛同してメッセージを寄せた。 情シスが本来取り組む業務は何か。情シスは企業をどのように支えているのか。もし情
アイ・オー・データ機器は8月2日、Wi-Fi 7規格に対応した無線LANルーター「WN-7D36QR」を発表、8月下旬に出荷を開始する。価格はオープン、予想実売価格は1万6280円(税込み)。 最新のWi-Fi 7に対応した無線LANルーターで、5GHz帯最大2882Mbps、2.4GHz帯最大688Mbps(ともに理論値)のデュアルバンド接続に対応した(6GHz帯は非サポート)。 有線ポートは2.5GbE×1(WAN側)/ギガビット×2(LAN側)を利用できる。本体サイズは約50(幅)×160(奥行き)×215(高さ)mm。 関連記事 アイ・オー、Wi-Fi 7に対応したハイパフォーマンス無線LANルーター アイ・オー・データ機器は、最新のWi-Fi 7規格をサポートした無線LANルーター「WN-7T94XR」を発表した。 国内メーカー3社が最新規格「Wi-Fi 7」対応無線LANルータ
米Googleは8月1日(現地時間)、デスクトップ版のChromeブラウザに「Google AI」と「Gemini」採用の3つの新機能を追加すると発表した。 Googleレンズ追加 「Googleレンズ」は2017年にモバイルアプリとして登場した、GoogleのAIが“見た”画像内の情報を検索するAI技術だ。2022年にはデスクトップ版Google検索の画像検索機能になった。 Chrome版は、検索枠(アドレスバー)の右端のアイコンとしてレンズが追加される。 これをクリックして表示しているWebページ上の調べたいもの(画像でもテキストでも動画でも)をクリックまたはドラッグで選択すると、ページの右に検索結果を表示するサイドパネルが開き、テキストや画像での説明が表示される。カラムの上部にはさらにテキストで質問を追加する「マルチ検索」のための枠も設置される。 この機能は「今後数日中に公開される最
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