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コーヒー沼
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「もう限界です」──82の国立大学法人が参加する国立大学協会は6月7日、日本の国立大学の財務状況に関する声明を発表した。物価高騰や円安などの影響で、国立大学の財務状況は悪化し続けているという。 国立大学法人の収入源は、学生からの納付金や病院収入などの自己収入、受託研究費や寄付金、研究者個人に与えられる科学研究費補助金などの他に、国からの運営費交付金と呼ばれる資金がある。運営費交付金は活動資金の中でも大きな割合を占めているが、2004年度以降、減少傾向という。
「新世紀エヴァンゲリオン」などを世に送り出した、アニメーション制作会社「ガイナックス」の破産手続きについて、庵野秀明氏が代表を務めるカラーが6月7日、コメントを発表した。「40年弱の歴史を持つアニメーションスタジオがこのような最後を迎えてしまい、残念でなりません」としている。 もともとガイナックスは、「王立宇宙軍 オネアミスの翼」(1987年公開)の制作を目的に設立されたもので、庵野氏は同社の立ち上げに参加。「トップをねらえ!」や「ふしぎの海のナディア」「新世紀エヴァンゲリオン」などの作品を生み出してきた。同氏は2006年にカラーを設立後、07年にガイナックスを退職。その後はガイナックスの株主となっている。 カラーは、ガイナックスについて「かねてより経営不振及び負債の存在を確認しておりましたため、経営に対し、庵野より懸念を申し上げたり、経営改善に向けた提案をしておりましたが長きにわたり受け
北朝鮮が管理していたとみられるクラウドストレージサーバから日米のアニメ作品に関するファイルが見つかった問題で、アニメ「魔導具師ダリヤはうつむかない」製作委員会は6月7日、北朝鮮の制作会社が同アニメに関与した可能性を「否定できない」として、該当する部分を作り直した上で放送すると発表した。 4月の報道を受け、制作に関わったスタッフの調査を行ったところ、製作委員会から製作委託を請けた颱風グラフィックスから国内の制作会社へ、その会社から中国の制作会社へ、さらに別の中国の制作会社へ一部の作業が委託されていたことが分かった。 これら委託先に作業スタッフリストの提出を求めたところ、応じない会社が1社あった。製作委員会は「当該会社へ委託した作業については、北朝鮮の制作会社の本作への関与の可能性が否定できない」と判断。該当部分は、すべて国内スタッフにより製作し直した上で放送するとしている。 製作委員会は、フ
米Googleは、Webブラウザ版Googleマップの「タイムライン」機能を廃止する。タイムラインは、自分の移動履歴を記録できる機能で、これまでは使用する位置情報データをGoogleのサーバに保存していた。今後、データが各スマートフォンに直接保存されるようになるのに伴い、PCなどWebブラウザ版Googleマップでのタイムライン機能の利用ができなくなる。 仕様の変更についてはGoogleマップアプリの全てのユーザーに段階的にリリースし、利用アカウントでアップデートが可能になると通知が届くという。Googleマップのヘルプコミュニティーによると、機能を利用する場合はデータの保存期間を指定し、タイムラインを「このままオンにする」と設定。これまでの移動履歴については、データをエクスポートし、スマートフォンに取り込む必要がある。 通知に従って設定し、データをスマートフォンに移動した後は、ブラウザ版
アニメ「新世紀エヴァンゲリオン」などを制作したガイナックスは6月7日、会社破産の申請が5月29日に受理されたと発表した。 同社は1984年の設立以来、アニメーション制作などで事業を行ってきたが、2012年頃から経営陣による不適切な経営により経済状態が悪化。具体的には、見通しの甘い飲食店経営や無計画なCG会社の設立、運営幹部個人への高額の無担保貸付、投資作品の失注などがあったという。 ガイナックスの神村靖宏代表はこれらを「経営陣・運営幹部の会社を私物化したかのような運営」と指摘し、経営悪化の原因としている。これによって同社は資金繰りに苦しむことになった。また、該当の幹部やその関係者たちがガイナックスの社名を冠した関連会社が多数設立。ガイナックス本体から大量の退職者を出して、アニメーション制作機能を失ったという。 18年には、映像制作に知見のない人物への株式譲渡を実施した。19年にはその人物が
ドイツの高級カメラメーカーLeicaが、iPhone用カメラアプリ「Leica LUX」の配信を6月6日までに開始した。ライカならではのカラーやレンズシミュレーションによるボケ味を再現した撮影が可能。 アプリには、独自のソフトウェアエンジンを組み込んでおり、Leicaの高級レンズ「Noctilux-M 50mm F1.2」「Summilux-M 28mm F1.4」「Summilux-M 35mm F1.4」などをシミュレートし、ボケ味で写真を引き立てるとしている。新しいレンズのシミュレーションもアップデート予定という。 また、Leica独自のカラーサイエンスに基づいたプリセットとして「Leica Classic」「Leica Contemporary」「Lieca Black&White」「Leica Vivid」などを用意。ライカ製カメラ(MやQ、SLなど)と同じカラーグレーディングと
セガサミーホールディングスは、自社の製品画像を学習した画像生成AI環境を構築し、特定の商品デザインに生かす実証実験で、デザイン案の件数を、従来の100倍に増やすことができたと発表した。 暗い部屋の天井や壁に動く絵本を映し出し、読み聞かせる「動く絵本プロジェクター Dream Switch」のデザインで実証実験を行った。デザイナーは、AIが生成した案をさらに洗練させてデザインを制作するなど、クオリティを高める業務に集中すできるようになったとしている。 また、同製品に関するアンケートで、自由記入欄に寄せられた大量の意見について、背景にある感情まで生成AIが抽出・分類し、製品改善案の提案を行うシステムも構築。アンケート分析業務が約80%の効率化したという。 同社グループは今後も生成AIの活用を進め、グローバルでの開発力強化を目指す。 関連記事 2024年の生成AIはどうなる? サイバーエージェン
2023年はサポート詐欺が急増――ソフトバンクグループで、ネット詐欺専用のセキュリティソフト「詐欺ウォール」を提供するBBソフトサービスは、同ソフトで収集した2023年のデータを分析した結果を公表した。 サポート詐欺は、「PCがウイルスに感染した」などの警告を出し、表示した電話番号に電話をかけさせて偽のサポート窓口に誘導して金銭を請求するなどの手口。実数で17倍以上に増えたという。 また、NTTドコモやau、ソフトバンクといった携帯キャリアをかたった偽アプリのサイトも前年比3倍に増加。Webページを閲覧中に「ウイルスが見つかりました」といった警告を表示し、偽アプリをインストールするよう誘導する手口で、インストールしてもウイルス駆除などの効果はないという。 フィッシングサイトに悪用されたブランドでは、イオン銀行が最も多かった。2023年の6~7月に短期集中的に多く確認されたという。2番目に多
日本時間5月8日に開催されたAppleの新製品発表会は、開催が午後11時だったこともあって、多くの人がリアルタイムで視聴したようだ。新iPadがメインで、多くの人がそこに言及しているが、動画制作のプロならiPadを使った新しい「Final Cut Pro 2」のアプローチに注目したことだろう。 iPadは動画編集にも対応できるパワーがありながら、プロ用動画編集アプリの選択肢が少なかった。2018年に「Adobe Premiere Rush」が登場したが、これは名前の通りラッシュ編集ができる程度で、最終的にはPremiere Proにプロジェクトを渡して仕上げるという格好だった。iPadの機動力を生かすという点に注目したということだろう。 その後もサードパーティーの参入がいくつかあったが、iPadでフィニッシングまでやるという発想が出てきたのは意外に最近で、22年10月に発表された豪Blac
サンコーは、リュックのように背負うことで、両手を空けながら日傘をさせる「ハンズフリー背負える日傘」を6月6日に発売した。 円。雨の日でも使える晴雨兼用。1万2800円。 ベルトを両肩に背負って腰のベルトを装着し、左右の持ち手部分を前に倒すと傘が開く。通常の傘のように手に持つ必要が無く、両手が空いた状態で日差しを遮ることができる。 背中には柔らかいメッシュプレートを搭載。背中との間の空間に風を通すことで、蒸れにくくした。 UVカット率は99.9%、UPFは50+という。使用時のサイズは65(幅)×61(奥行)×86(高さ)cm、折り畳んだ状態なら奥行きが20.5cm、高さが55cmになる。重さは約980g。 関連記事 背中が蒸れない「リュックスペーサー」、サンコーが発売 ペルチェ素子とファン搭載 サンコーは20日、リュックに後付けするウェアラブルクーラー「リュックスペーサー」を発売した。 サ
アーティストの作品を企業の生成AIトレーニングや盗作に利用されないように守ると謳うSNS「Cara」のユーザーが急増している。米TechCrunchの6月6日付の記事によると、ユーザー数は過去1週間で4万人から65万人に増えたという。創業者のジンナ・チャン氏はこの記事の公開後、70万人を突破したとXにポストした。 画像生成AIモデルの多くは、著作権で保護された作品や個人データを含むネット上の膨大な量の画像をスクレイピングしてトレーニングされている。例えば米Metaは、ユーザーがFacebook、Instagram、Threadsに投稿したデータを自社の生成AIモデルのトレーニングに利用していることを明らかにしている。米Xもだ。 Caraは、こうした状況を受けて、シンガポール出身のアーティストであるチャン氏が2023年1月に立ち上げた。同氏は自らの作品もスクレイピングされたとして複数のAI大
米MicrosoftとLinkedInが発表した、職場でのAI活用の実態調査の結果によると、職場でAIを使っている日本のユーザーのうち78%が自前のAIツールを職場に持ち込んでいた。同社は、「日本の職場でも今後“Bring Your Own AI”が増加すると考えられる」とし、企業データを安全に活用するための環境整備が必要だと訴えている。 2024年2月から3月にかけ、日米を含む世界31の市場で、各1000人のフルタイムの従業員と自営業のナレッジワーカーを対象にオンラインで実施。平均値を算出した。 対象者の75%が仕事にAIを活用しており、うち46%が半年以内に使い始めていた。 地域別で見ると、生成AIを仕事で使っている人は北米で66%、アジア太平洋地域で83%、欧州で65%、日本では32%と日本は相対的に低かった。 世界でAIを使っている人の78%が自前のAIツールを職場に持ち込んでおり
Gemini 1.5 Proのマルチモーダル機能により、ソース内の画像やチャートに関する質問にも応える。 ソースを選択すると、データに基づく要約を表示し、その下のプロンプト枠で質問できるようになる。回答の文末には数字のついたラベルが表示され、ラベルにカーソルを合わせるとその文の根拠となるソースの部分が表示される。 また、ソースに基づいて、FAQ、ブリーフィング資料、学習ガイドなどの形式に変換する機能も追加された。 上の画像は、本稿筆者がNotebookLMに関するGoogleの2件の公式ブログのテキストと、アイティメディアのGoogle I/Oの記事のURLをソースとして指定したものだ。日本語設定のGoogleアカウントでは回答が日本語で表示されるが、日本語の記事へのURLの内容は元記事がシフトJIS形式の日本語テキストをUTF-8エンコーディングとして解釈されてしまったために文字化けして
【視聴】無料 【視聴方法】こちらより事前登録 【概要】元・東京大学松尾研究室、今井翔太氏が登壇。 生成AIは人類史上最大級の技術革命である。ただし現状、生成AI技術のあまりの発展の速さは、むしろ企業での活用を妨げている感すらある。AI研究者の視点から語る、生成AI×デジタル戦略の未来とは――。 近年、国内で上場企業がMBO(経営陣による買収)やTOB(株式公開買付け)などの手法を用いて上場廃止する動きが目立つ。 「上場離れ」は筆者の造語だが、上場企業が市場から撤退し、非公開企業へ移行する動きが活発化している流れと定義したい。企業が経営の自由度や柔軟性を高めることを目的に、MBOやTOBを通じて株式市場から撤退する現象だ。 特に近年では、永谷園ホールディングス(以下、永谷園HD)やスノーピークといった著名な企業がこの流れに沿って上場を廃止した。これらの企業が上場廃止を選択する背景には、どんな
キャンペーンで打ち出す商品は、「エアリズムコットンメッシュセット(半袖)」(メンズ向け、全3型、2990円)、「ウルトラストレッチエアリズムセット(半袖)」(ウィメンズ向け、全2型、2990円)、「エアリズムコットンブレンドセット(半袖)」(キッズ向け/ガールズ向け、それぞれ全2型、1990円)。 いずれも既出の商品だが、メッシュ素材を取り入れて通気性を高めたというメンズ向けをはじめ、随時アップデートも行っている。 布団、マットレス、枕……快眠グッズの主流に参入 同社は2024年4月、20~60代の男女計1000人を対象に、夏の寝間着と睡眠に関する調査を実施。その結果、「暑くて目が覚める」「寝汗がベタつく」「寝つきが悪い」といった夏場における睡眠への悩みを抱える人が、6割近くに上ることが分かった。 そうした悩みがある中、快眠のために消費者はどんなグッズに注目しているのか。最も関心が高いジャ
米司法省(DoJ)と米連邦取引委員会(FTC)は、Microsoft、OpenAI、NVIDIAに対する独占禁止法調査を開始 米司法省(DoJ)と米連邦取引委員会(FTC)は、Microsoft、OpenAI、NVIDIAに対する独占禁止法調査を開始し、これらの大企業がAI業界に与える影響を調査する予定であると、米The New York Timesが6月5日(現地時間)、この件に詳しい匿名の関係者の話として報じた。 この3社は、AIブームの最大の勝者として注目されており、その優位性に疑問が生じているとNew York Timesは指摘する。 NVIDIAはMicrosoftやOpenAI、Amazon、xAI、SoftbankなどにAIチップを提供しており、同社の直近の業績発表によると、売上高は262%増の260億ドル超だった。同社の時価総額は5日、米Appleを抜いて世界第2位になった
LogRhythmは2024年6月4日(現地時間)、理事会や取締役会などに対してサイバーセキュリティの効果を報告する方法について伝えた。 ITマネジャーとSOCマネジャーはセキュリティ対策の有効性を経営幹部に対して伝えるのに苦労することが多く、経営幹部が適切な意思決定できないという状況が生まれている。 ややこしいセキュリティ施策を効果的に説明するには? LogRhythmはこうした課題に向き合う方法として、SIEM(Security Information and Event Management)のレポートを経営幹部の期待やビジネス目標に合わせて活用する方法を取り上げている。 主要なリスク指標や新たな脅威、セキュリティ制御の有効性を強調する高レベルで分かりやすい情報を提供できるSIEMレポートは、セキュリティとITの専門家および経営幹部の利害関係者の間のコミュニケーションギャップを埋めら
米SpaceXは6月6日(現地時間)、超大型宇宙船「Starship」の4回目の打ち上げを実施した。Starshipは、軌道投入したのち地球への再突入を実行。途中Starshipを覆う耐熱タイルが多数剥がれ、フラップも損傷を受けるなどのトラブルに見舞われたものの、無事着水に成功。「再利用できる超大型宇宙船」へ大きく前進した。 Starshipは再利用を想定した超大型宇宙船で、1段ロケットの「Super Heavy」と、2段ロケットと宇宙船と兼ねたStarship本体で構成される。これまで3度の打ち上げを実施しており、2024年3月の打ち上げではSuper Heavyの分離後、Starshipは予定軌道に到達したものの、再突入時にStarshipとの通信が途絶え、追跡不能となっていた。 4度目の打ち上げでは、StarshipはSuper Heavyと分離したあと予定軌道に到達し、大気圏への再
めちゃくちゃクオリティーが高くて、実物を見たら欲しくなっちゃった──。 ASUSのゲーミングブランド「ROG」(Republic of Gamers)が、PC関連の見本市「COMPUTEX TAIPEI 2024」(6月4~7日、台湾・台北市)で披露した「Project Dali」は、12型のカラー電子ペーパーを天板に搭載した13型ノートPCのコンセプトモデルだ。
電車内で女性(30)の下着を盗撮し、その動画を自身が管理する動画投稿サイトに投稿したとして、兵庫県警生活安全特別捜査隊などは6月6日、性的姿態撮影処罰法違反(撮影・記録提供)の疑いで、名古屋市緑区徳重の配送業経営、大橋正斉容疑者(34、処分保留で釈放)を再逮捕した。同隊によると、黙秘しているという。 再逮捕容疑は2023年11月9日午後0時5分ごろ~午後1時ごろ、名古屋鉄道金山(名古屋市)~西可児(岐阜県可児市)間を走行中の電車内で、女性(30)のスカート内にスマートフォンを差し向け下着を撮影し、同12月4日、自身が管理する盗撮専門のネットサイトに加工した動画データをアップロードしたとしている。 県警は24年3月に大橋容疑者の自宅を家宅捜索。押収したハードディスクに保存されていた盗撮動画など約1万点の中から、今回の動画が見つかり、事件が発覚した。 大橋容疑者は、盗撮動画を掲載するインターネ
印刷、集客支援サービスなどを手掛けるラクスル(東京都品川区)は6月3日、動画やWeb広告によるマーケティングを支援する「まる投げ集客サービス」を提供すると発表した。5万円で出張撮影・動画制作を依頼できる「5万円でまる投げ出張動画」と、1.1万円からWeb広告を配信できる「1.1万円でまる投げWEB広告」の2種類のサービスを提供する。 5万円でまる投げ出張動画は、全国47都道府県にプロのクリエイターが訪問し、15秒動画を撮影・納品するサービス。費用はクリエイターの出張費も含めて5万円で、追加料金はかからない。 撮影前の打ち合わせから納品までにかかる時間は4時間で、撮影後にその場で編集して納品する。納品した動画は、Webサイト、SNS、イベントなど、さまざまな用途に活用できる。15秒動画の他、30秒動画や静止画などのオプションも用意する。 1.1万円でまる投げWEB広告は、Web広告の業務代行
米Xのオーナーであるイーロン・マスク氏が日本の出生率低下を心配している。ある海外のXユーザーが5日(現地時間)、「東京都が独自マッチングアプリの実用化を進めている」という旨のポストを投稿。マスク氏はこれに好意的な反応を示すと同時に“日本消滅”の可能性に危機感を示した。 新聞各社の報道によると東京都は独自のマッチングアプリの開発を進めており、夏ごろには実用化の予定だという。東京都では少子化対策の一環として、結婚に関心がある人に向けたマッチングサービス「TOKYOふたりSTORY AIマッチングシステム」を試験提供している。独自マッチングアプリについても、この施策の一環とみられる。
名刺印刷などを手掛ける印刷会社のスーパープリント(横浜市)が事業継続困難になったと発表し、Xなどで話題になっている。原因は日本本社と韓国支社の対立で、現在日本本社は生産システムやサーバなど全システムから締め出されてしまっているという。 スーパープリントのWebサイトにアクセスすると「SuperPrintにご注文くださっているお客様へ」という文章が表示される状態になっている。掲載日は5月18日で「受注分の印刷完了と、印刷事業の継続が困難となりました」などと発表。謝罪と共に、入金済みの客への返金案内などを記載している。 なぜスーパープリントは事業継続困難になってしまったのか。きっかけは、2月に発生した印刷機材の大規模故障という。これにより、バックオーダー(在庫切れ商品の注文を受けること)が増え、日本本社と韓国工場側とでコミュニケーションが機能不全に。結果、両者が対立する事態になったとしている。
ソフトバンクが、オンライン専用ブランド「LINEMO」の新料金プランを7月下旬以降に提供する。10GBまでの「LINEMOベストプラン」と30GBまでの「LINEMOベストプランV」の2つを用意。ソフトバンク 専務執行役員 コンシューマ事業推進統括の寺尾洋幸氏が、新料金プランの狙いを説明した。
気象庁は6月5日、静岡県から三重県にかけての沖合の海底に設置している海底地震観測システムで障害が発生したため、この周辺を震源とする地震が発生した場合、緊急地震速報の発表が最大で13秒ほど遅れる可能性があると発表した。 障害は、南海トラフ巨大地震の監視を目的に設置されている「東南海ケーブル式常時海底地震観測システム」で5日午後2時52分ごろに発生。原因は調査中という。 ケーブル式常時海底地震観測システムは、海底ケーブルに複数の地震計と津波計(水圧計)をつないだ大規模な地震計だ。 該当の観測点の観測データを緊急地震速報の発表に活用できなくなっているため、周辺を震源とする地震が発生した場合、緊急地震速報の発表が遅れる可能性があるという。 津波の監視には影響せず、津波警報や地震情報の発表までにかかる時間にも影響はないという。 関連記事 iPhone予報アプリに不具合「文京区で大雪警報」 気象庁「発
GIGABYTEの新構想「AI TOP」とは? 発表会の冒頭、あいさつに立ったエディー・リンCEOはAI(人工知能)について語った。 プレゼンテーションにおいて引用されたBloombergのレポート(2023年6月)によると、2022年度は400億ドル規模だった生成AI市場は、2032年までに1.3兆円規模にまで成長するという。平均で年率42%という高い成長率で、まさしく“ビッグビジネス”といえる状況だ。 現在、生成AIはクラウド(遠隔サーバ)ベースのものが多いが、今後は企業内限定のプライベートクラウド、あるいはエッジ(オンプレミス/オンデバイス)で稼働するものも増えるだろう。昨今訴求が強まっている、NPU(※1)搭載の「AI PC」は、オンプレミスの生成AIが普及するきっかけになるかもしれない。 (※1)Neural Processing Unit(ニューラルプロセッサ):AIプログラム
資産運用会社のあいざわアセットマネジメント(東京都港区)は5月31日、個人情報の流出があったと発表した。特定の社員のメールが不正にダウンロードされ、その情報をもとに社外の関係者らへ投資を促すスパムメールが送信されたという。 同社によると、5月12日から13日の間に、特定の社員が使用していたクラウド型eメールサービスから、メールサーバに保存していた約2年分のメールが不正にダウンロードされたおそれがあるという。これには顧客9件や同社従業員、社外関係者を含む1000件を超える個人情報が含まれていた。名前やメールアドレス、会社名、部署名、電話番号などが流出した可能性がある。 13日には、その情報を基に社外の関係者へ約800通の投資を促すスパムメールが送信された。ウイルスなどの添付はなかったことは確認しているものの、BCCで一斉配信されており「その影響の範囲を特定するに至っていない」。このため顧客や
7月26日のパリ五輪開幕を前に、ロシアが偽情報や中傷メッセージを拡散して妨害工作をしている手口が明るみに出た。米Microsoftが6月2日に発表した報告書で指摘した。生成AIで米人気俳優トム・クルーズさんの声を偽造したハリウッド風動画もある。 この動画は「五輪の陥落」と題し、米国でヒットしたアクション映画になぞらえた偽ドキュメンタリー。クルーズさんを装った声を流し、国際オリンピック委員会(IOC)の腐敗を糾弾している。動画は昨年夏からSNSで流布されたという。 報告書によると、欧州のテレビ報道と見せかけて「パリ住民はテロを警戒して住宅保険を購入している」「テロ脅威のため、五輪入場券の24%が払い戻しになった」という偽情報も見つかった。パリ五輪を巡り、米中央情報局(CIA)がイスラム過激派テロの危険を警告するでっち上げのプレスリリースもあった。一連の情報工作は、IOCやフランスに揺さぶりを
LINEヤフーは6月6日、「Yahoo!検索」に商品情報を直接表示する機能で、ユーザーが投稿した商品レビューを、生成AIが要約して表示する「レビューAI要約」機能を実装した。 商品の検索結果に取り扱いストアやスペックを直接表示する「統合コマース検索」に追加した機能。 従来は、「Yahoo!ショッピング」の該当商品のレビューを一覧表示していたが、新機能では、レビューから商品の「良い点」と「悪い点」を抽出し、それぞれの要約を最大5件ずつ表示する。 Yahoo!検索でユーザーが調べる情報のうち約20%は「商品名+おすすめ」や「商品名+メーカー名」などショッピングに関するキーワードという。新機能により、レビュー一つ一つを見なくても、情報を一目で得られるようにする。 関連記事 Yahoo!知恵袋、「AI回答機能」にClaude 3を追加 「2種類の生成AIによる回答がつく」 LINEヤフーは30日、
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