昨夏の株価暴落、背景に流動性低下 少数売り手きっかけか―金融庁データ分析 時事通信 経済部2025年01月08日14時47分配信 史上最大の下げ幅となる4451円28銭安で終了した日経平均株価の終値を示すモニター=2024年8月5日、東京都中央区 2024年8月5日に起きた株価暴落の背景について、金融庁が大阪取引所から提供を受けたデータを活用して実施した分析結果が8日、分かった。同年7月中旬から8月上旬にかけ、株式市場での取引の活況度合いを示す「市場流動性」が急速に低下。5日は特に大きな価格変動が起きやすい状態となる中、昼ごろに入った少数の売り手による注文をきっかけに売りが売りを呼ぶ急激な変動につながった可能性がある。 株暴落、一時4700円安 史上最大、ブラックマンデー超える下げ―米景気懸念、円急騰141円台 同日の東京株式市場では、日経平均株価の終値が前週末比4451円安と史上最大の下