緊急援助隊に小型車配備 能登地震踏まえ救助迅速化―総務省消防庁 時事通信 内政部2024年09月08日07時05分配信 ひび割れがある道路を走って、能登半島地震の被災現場に向かう消防の小型救助車(総務省消防庁提供) 総務省消防庁は2025年度、大規模災害時に全国から被災地に出動する「緊急消防援助隊」に、悪路でも走行できる小型救助車などを配備する方針だ。能登半島地震の被災地では、大型車両が通れない場所があり、救助活動や物資輸送が妨げられたことから、迅速に活動できるようにしたい考えだ。同年度予算概算要求に関連経費を金額を示さない「事項要求」として新規で盛り込んだ。 救急出動、過去最多ペース 今年が上位半数占める―東京消防庁 同援助隊は、能登半島地震が発生した今年の元日から被災地での活動を開始。52日間にわたって消火や救助、物資搬送などを行った。ただ、倒壊家屋から被災者を救い出す資機材などを積ん