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2024年3月28日 国立研究開発法人国立がん研究センター 発表のポイント 健康格差の実態を明らかにする(以下「モニタリング」という。)ため、国勢調査と人口動態統計を匿名化個票単位で突合した約800万人分の人口データ(全人口の9%)と約33万人分の死亡データから、日本人の教育歴ごとの死因別死亡率を初めて推計しました。 わが国でも教育歴が短い群で年齢調整死亡率がより高い傾向が明らかになりました。欧米など諸外国からの報告と比較すると日本人の健康格差(教育歴ごとの死亡率の差)は小さい可能性が示唆されました。 教育歴ごとの死亡率の差が大きい死因の上位は、脳血管疾患、肺がん、虚血性心疾患、胃がんでした。教育歴が死亡率に直接影響しているわけではなく、喫煙や塩分過多などの既知のリスク要因が社会経済状態(教育歴など)によって異なることが死亡率の差につながっていると推察されます。 諸外国では健康格差のモニタ
目次 要 約 1章 HPV感染とがん 1.1 HPV感染 1.2 HPV関連疾患 1.3 子宮頸がんの症状・診断・治療 1章 引用文献 2章 HPV関連がんの疫学 2.1 日本のHPV関連がんの罹患・死亡の動向:子宮頸がん 2.2 日本のHPV関連がんの罹患・死亡の動向:子宮頸がん以外のがん 2章 引用文献 3章 HPVワクチンによるHPV関連がんの1次予防 3.1 HPVワクチン 3.2 HPVワクチンによるHPV関連がん予防の有効性と安全性 3.2.1 HPVワクチンによる感染予防効果 3.2.2 HPVワクチンによるHPV関連がん予防効果 3.2.3 HPVワクチンの安全性 3.3 日本におけるHPVワクチン接種の経緯・現状 3.4 HPVワクチン接種後の症状とその対応 3.4.1 HPVワクチン接種後に生じた症状:日本の事例 3.4.2 HPVワクチン接種後に生じた症状に関する診療
(注)RNAシークエンス解析のみの症例もあり。またRNAシークエンスは高品質RNAが得られた症例のみで実施。 びまん型胃がんにおける発症要因の同定 喫煙や紫外線などがんの発生要因は、細胞のDNAに特徴的な変異(変異シグネチャー(注6))を起こすことが知られています。そのため、がん細胞に生じた変異シグネチャーを解析することで、そのがんの発生要因を推定することが可能です。今回の胃がんのゲノム解析においては、14種類の変異シグネチャーが同定され、中でもSBS16という変異シグネチャーは、びまん型胃がん・東アジア人種に多く、また男性、飲酒量、アルコールを代謝しにくい体質(分解能が弱いゲノム多型(注7) (ADH1B/ALDH2))と有意な相関を示しました。更にびまん型胃がんの発症において鍵となるドライバー遺伝子であるRHOA遺伝子の変異がSBS16で誘発されることが示され、飲酒に関連したゲノム異常
大腸がんそのものではお腹の痛みや違和感が出現するはありません。がんが進行して大きくなると腫瘍が便の流れを妨げたり、腫瘍から出血を起こすことで症状として自覚されるようになります。早期の大腸がんは無症状のことが多いです。 どんな病気か 口から食べたものは消化管を通り消化、吸収されます。大腸は消化管の最後尾にある1.5mから2mの長さの臓器です。主な仕事は水分を吸収して便の形を作ることであり、最大で1日6Lの水分を吸収できるとされています。大腸は大きく結腸と直腸に分けられ、結腸は更に盲腸、上行結腸、横行結腸、下行結腸、S状結腸に分けられます。 大腸がんとは大腸表面の粘膜から発生する悪性腫瘍の総称です。進行するとがんは粘膜表面から大腸壁の奥深くまで進展し、腫瘍のサイズも大きくなるため症状が起こりやすくなります。 図1:大腸の模式図 症状の現れ方 大腸がんは早期のものは無症状ですが、進行すると症状が
ホウ素中性子捕捉療法(BNCT)とは 通常の生体内元素の数千倍の核反応を中性子と起こすホウ素薬剤BPA(p-boronophenylalanine)を、注射により腫瘍細胞に集積させ、そこに中性子を照射し、病巣内部に限局的な核反応を起こします。核反応により生じた重荷電粒子は、従来の放射線療法と比べ、はるかに大きな線量を腫瘍細胞のみに照射することができ、これまで治療不可能であった病巣にも著しい損傷を与えることが期待できる大きな可能性を持った治療法です。 当院における共同研究 これまで、BNCTは、中性子源を原子炉に依存していたことから、広く普及させることができない現状でした。当院では2010年より株式会社CICSとの共同研究により、直線加速器を利用した中性子源を用いることによって、IAEA(国際原子力機関)の基準を指針とした、より小型で、安全な病院設置型BNCTシステムを開発しました。 RFQ
発表のポイント 手術可能の進行直腸がん患者さんに対して、化学放射線療法(放射線治療と抗がん剤の併用治療)の後の手術治療が現在の標準治療(最も推奨される治療)ですが、我々は化学放射線療法のあとにニボルマブという免疫チェックポイント阻害薬注1を行い、その後に手術を行う新しい治療の有効性・安全性を評価する医師主導治験(VOLTAGE試験)を実施しました。 通常の化学放射線療法のみだと完全奏効(切除した組織ですべてのがん細胞が消失した状態)は10-15%ですが、免疫チェックポイント阻害薬の効果が期待できないと言われているマイクロサテライト不安定注2がない(MSS)患者さんでも今回の新しい治療によって30%の患者さんで完全奏効が得られ、免疫チェックポイント阻害薬の効果が期待できるマイクロサテライト不安定性のある(MSI-H)患者さんでは60%の患者さんで完全奏効が得られました。 手術前のがん組織を使
2021年8月17日 国立研究開発法人国立がん研究センター 慶應義塾大学医学部 国立研究開発法人日本医療研究開発機構 in English 発表のポイント 難治性であり、かつ病態解明が困難であるスキルス胃がんについて、腹膜播種による腹水細胞を用いた全ゲノム解析等によって、疾患に特徴的なゲノム異常を解明しました。 治療標的となり得る複数のゲノム異常を発見するとともに、マウスモデルを用いた研究では、治療標的となり得る分子を阻害することで、がん細胞の増殖抑制または腹膜播種の消失を確認しました。 今後、がん患者さんを対象とした臨床開発への検討を重ね、がん遺伝子パネル検査への実装や分子標的治療薬の開発を目指します。 概要 国立研究開発法人国立がん研究センター(理事長:中釜 斉、東京都中央区)研究所の細胞情報学分野(間野博行分野長)および基盤的臨床開発研究コアセンター創薬標的・シーズ探索部門(佐々木博
2021年2月5日 慶應義塾大学医学部 国立がん研究センター 慶應義塾大学医学部整形外科学教室の弘實透助教と国立がん研究センター研究所細胞情報学分野・連携研究室の増田万里主任研究員らの研究グループは、主に小児から青年期に大腿(ふともも)や膝関節(ひざ)周囲の骨に発生する悪性腫瘍である骨肉腫に対する新しい治療法の標的となる分子を発見しました。本研究グループはタンパク質リン酸化酵素のTNIK(TRAF2 and NCK-interacting protein kinase)が骨肉腫で高頻度に活性化しており、TNIKの阻害薬が骨肉腫細胞の増殖を抑制するのみならず腫瘍細胞を脂肪細胞に変化させることを、マウスを用いた動物実験で明らかにしました。 本研究成果は、2021年1月5日(米国東海岸時間)に、米国機関紙『JCI Insight』の電子版に掲載されました。 1.研究の背景と概要 私たちの体は、異
国立研究開発法人国立がん研究センター研究所 郵便番号:104-0045 東京都中央区築地5-1-1 お問合せ電話番号:03-3542-2511(代表)
最終更新日:2024年3月28日 厚生労働省「新型コロナウイルスに関するQ & A(一般の方向け)」(外部サイトにリンクします)も併せてご参照ください。 がん患者さんは重症化するリスクの一つとして知られており、ご心配されておられる方も多いと思いますが、すべてのがん患者さんにリスクがあるというわけではありません(がんと新型コロナウイルス感染症をご参照ください)。 2023年5月8日以降新型コロナウイルスへの対策が緩和されました。従来株より感染伝播力が高いオミクロン株などの変異株の動向にも注意が必要ですが、現時点ではがん患者さんにおける個人の感染予防対策の内容に大きな変わりはありません。今までは隔離が必要だった濃厚接触者も5月8日以降は人混みに紛れていることも考えると、むしろ今まで以上に基本的な感染対策を守ることの重要性が増しています(新型コロナウイルス感染症感染にかからないためにはをご参照く
更新日 : 2024年4月18日 公開日:2014年4月28日 脳腫瘍について 脳腫瘍は脳の細胞や神経・脳を包む膜から発生する原発性脳腫瘍と、肺がんや乳がんなどが脳に転移する転移性脳腫瘍と大きく2つに分けられます。 原発性脳腫瘍は、さらに良性の脳腫瘍と悪性の腫瘍に分類されます。脳腫瘍には他のがんのようにTNM分類やステージ分類といったものはありませんが、そのかわり悪性度(グレード)が1から4(ローマ数字のI/II/III/IVを使うことが多い)までに分類されています。良性腫瘍のほとんどは悪性度(グレード)が1で、代表的なものとして髄膜腫(ずいまくしゅ)・下垂体腺腫(かすいたいせんしゅ)・神経鞘腫(しんけいしょうしゅ)があります。これらの良性脳腫瘍のほとんどは手術ですべて摘出すれば再発はまれですが、わずかな残存組織から腫瘍が再発することがあります。 一方グレードが2から4のものは悪性の脳腫瘍
トップページ > 広報活動 > プレスリリース > がん診療連携拠点病院等院内がん登録2012年3年生存率、2009年から10年5年生存率公表 喉頭・胆嚢・腎・腎盂尿管癌3年初集計 2019年8月8日 国立研究開発法人国立がん研究センター 本リリースのポイント がん診療連携拠点病院等の3年生存率は2回目、5年生存率は4回目となります。 全がんの3年実測生存率は67.2%(前回66.3%)、相対生存率は72.1%(前回71.3%)で、5年実測生存率は58.6%(前回58.5%)、相対生存率は66.1%(前回65.8%)でした。 3年生存率の集計部位に喉頭・胆嚢・腎・腎盂尿管を追加しました。 都道府県・施設別集計は、集計対象が限定または患者さんの年齢・治療法・併存疾患の有無に偏りがあり、ただちに当該施設の治療成績や医療の質を示すものではありません。 国立研究開発法人国立がん研究センター(理事長
本論文では、がん組織内に自律神経系が入り込むことで、その患者の予後を左右することを世界に先駆けて証明しました。特に乳がん組織内に交感神経が活発な場合は、その患者は予後不良であること、さらに実験的に交感神経を抑制または除去した場合は、がんを縮小したり転移を抑制できることもわかりました。本研究においては、国立がん研究センター研究所の落谷孝広(現・東京医科大学)と同・中央病院、乳腺・腫瘍内科の下村昭彦が、がんの専門家として大きな貢献を果たしました。 発表のポイント 自律神経が、乳がん組織内に入り込み、がんの進展や予後に強く影響することを発見しました。 ストレスなどによる交感神経の緊張が、がんを進展させ得ることを明らかにしました。 自律神経を操作する神経医療(遺伝子治療など)が、がんの新規治療戦略になる可能性があることが示唆されました。 岡山大学大学院医歯薬学総合研究科(医)細胞生理学分野の神谷厚
2019年6月14日 国立がん研究センター 国立がん研究センターを装い、腫瘍マーカーが改善した患者さんの動画視聴と食事法に関するDVD販売サイトへ誘導するメールが発信されていることがわかりました。 このようなメールは、当センターとは一切関係がありませんのでご注意ください。
2019年5月31日 国立研究開発法人国立がん研究センター 国立研究開発法人 国立がん研究センター(理事長:中釜斉、所在地:東京都中央区、略称:国がん)がん対策情報センターたばこ政策支援部は、家族のたばこについて国民意識アンケート調査を行い、その報告書をまとめましたのでご案内します。 たばこによる健康への悪影響は科学的に明白です。受動喫煙の他者危害性やニコチンの依存性を踏まえると、喫煙習慣は個人の嗜好にとどまらない健康問題であり、生活習慣病を予防する上で、たばこ対策は公衆衛生の重要な課題になっています。たばこは、本人の健康を損なうだけなく、家族など周りの人の健康にも悪影響を及ぼします。 そこで、国立がん研究センターでは、世界禁煙デーを前に、家族の喫煙について国民の意識や認識の把握を目的として調査を行い、5月31日の世界禁煙デーに合わせて、調査結果を公表いたします。 調査概要 実施期間 平成
国立研究開発法人国立がん研究センターがん対策研究所 郵便番号:104-0045 東京都中央区築地5-1-1 お問合せ電話番号:03-3542-2511(代表)
がんサバイバーの再発不安を軽減する研究などへの応用を期待オメガ3系脂肪酸の摂取による不安症状の軽減をメタアナリシスで確認 2018年9月15日 国立研究開発法人国立がん研究センター 国立研究開発法人国立がん研究センター(理事長:中釜斉、所在地:東京都中央区)社会と健康研究センター健康支援研究部長の松岡豊、蘇冠賓 中國醫藥大學醫學院生物醫學研究所教授(台湾)、曾秉濤 文信診所医師(台湾)らの共同研究グループは、青魚等に含まれるオメガ3系脂肪酸の抗不安効果を合計2,240人の不安症状を抱える人を対象とした19件の臨床研究をメタアナリシスで検討しました。メタアナリシスとは、複数のランダム化比較試験によるエビデンスを統合し、関心のある治療薬・ケア・対策の効果の大きさを評価し、より高い見地から正しい結論を導き出す解析方法です。 その結果、オメガ3系脂肪酸の摂取により不安症状が軽減すること、また身体疾
トップページ > 広報活動 > プレスリリース > がん診療連携拠点病院等院内がん登録 2011年3年生存率、2008から09年5年生存率公表 2018年9月12日 国立研究開発法人国立がん研究センター 国立研究開発法人国立がん研究センター(理事長:中釜斉、東京都中央区、略称:国がん)は、専門的ながん医療を行う全国のがん診療連携拠点病院等から収集した院内がん情報を用いて、2011年の1年間に診断された患者さんの3年を経過した生存率(2011年3年生存率集計)と、2008年、2009年に診断された患者さんについて、治癒の目安とされる5年を経過した生存率(2008から09年5年生存率集計)について報告書をまとめウェブサイトで公開しました。 国立がん研究センターがん対策情報センター「がん情報サービス がん登録・統計」統計ページ 2011年3年、2008-09年5年生存率集計(外部サイトにリンクし
2015年10月29日 国立研究開発法人国立がん研究センター この度の国際がん研究組織(IARC)による以下の発表について、当センターによる解説と当センターが2011年に発表した日本人における赤肉・加工肉摂取量と大腸がん罹患リスクについてお知らせいたします。 IARC Monographs evaluate consumption of red meat and processed meat(PDF:42KB)(外部サイトにリンクします) 解説 IARC主催の10か国、22人の専門家による会議で赤肉(注1)(牛・豚・羊などの肉)、加工肉の人への発がん性についての評価が行われました。評価は全世界地域の人を対象とした疫学研究(エビデンス)、動物実験研究、メカニズム研究からなる科学的証拠に基づく総合的な判定です。 その結果、加工肉について「人に対して発がん性がある(Group1)」と、主に大腸が
2016年11月29日 国立研究開発法人 国立がん研究センター 株式会社 Preferred Networks 国立研究開発法人 産業技術総合研究所 国立研究開発法人 国立がん研究センター(理事長:中釜 斉)と株式会社Preferred Networks(代表取締役社長:西川 徹、以下、PFN社)、国立研究開発法人 産業技術総合研究所(理事長:中鉢 良治、以下、産総研)人工知能研究センター(研究センター長:辻井 潤一)は、国立研究開発法人 科学技術振興機構の戦略的創造研究推進事業(CREST)における「イノベーション創発に資する人工知能基盤技術の創出と統合化」研究領域に採択され、人工知能(AI:Artificial Intelligence)技術を活用した統合的ながん医療システムの開発プロジェクト(以下、本プロジェクト)を開始します。 本プロジェクトでは、国立がん研究センターに蓄積されてい
2018年3月14日 国立研究開発法人国立がん研究センター 一般財団法人NHKエンジニアリングシステム オリンパス株式会社 株式会社NTTデータ経営研究所 国立研究開発法人国立がん研究センターと一般財団法人NHKエンジニアリングシステム、オリンパス株式会社、株式会社NTTデータ経営研究所は、国立研究開発法人日本医療研究開発機構「8K等高精細映像データ利活用研究事業」の支援により開発した8Kスーパーハイビジョン技術(以下、8K技術) を用いた腹腔鏡手術システムで、大腸がん患者を対象とした臨床試験を開始しました。この臨床試験で安全性および有用性を確認した後、先進医療での実施を目指し準備を進めます。 本プロジェクトは、8K技術を用いた新腹腔鏡手術システムの開発と、実用化・普及を目指し、2016年度より開始しています。2017年度においては、新腹腔鏡手術システムの試作品が完成し、動物実験や医療機器
2018年3月2日 国立研究開発法人国立がん研究センター 国立研究開発法人国立がん研究センター(理事長:中釜 斉、東京都中央区)東病院(病院長:大津 敦、千葉県柏市)は、進行性または転移性固形がん(注)患者さんを対象とした、腫瘍溶解ウイルス製剤(注)であるテロメライシン(R)(OBP-301)と、抗PD-1抗体薬であるペムブロリズマブの併用療法に関する医師主導治験(第I相試験)を開始しました。本試験では、併用した際の安全性及び有効性などの評価を行います。 腫瘍溶解ウイルス製剤テロメライシン(R)は、風邪ウイルスの一つである5型ヒトアデノウイルスに、細胞ががん化した時に活性化する酵素の遺伝子の一部を遺伝子改変によって組み込んだウイルス製剤です。テロメライシン(R)が正常な細胞に感染してもほとんど増殖しませんが、がん細胞内ではテロメライシン(R)が増殖して、がん細胞を破壊することで抗腫瘍効果(
トップページ > 広報活動 > プレスリリース > 全がん協加盟がん専門診療施設の診断治療症例について 5年生存率、10年生存率データ更新 グラフを描画する生存率解析システムKapWebなどにて公開 全がん協加盟がん専門診療施設の診断治療症例について 5年生存率、10年生存率データ更新 グラフを描画する生存率解析システムKapWebなどにて公開 2018年2月28日 国立研究開発法人国立がん研究センター 国立研究開発法人国立がん研究センター(理事長:中釜 斉、所在地:東京都中央区、略称:国がん)の研究開発費に基づく研究班「がん登録データと診療データとの連携による有効活用に関する研究班(班長:東 尚弘)」は、全国がんセンター協議会(会長:中釜 斉、以下、「全がん協」)の協力を得て、加盟施設での診断治療症例について部位別5年相対生存率、10年相対生存率を集計し、全がん協ホームページで一般公開し
トップページ > 広報活動 > プレスリリース > がん生存率の推移に関する大規模国際共同研究 2000-2014年に診断された3,750万症例の5年生存率を公表 2018年2月20日 国立研究開発法人 国立がん研究センター 研究のポイント CONCORD-3は、2000-2014年の15年間に診断された、71の国と地域3,750万症例のがん生存率に関する大規模国際調査で、特定の病院からのサンプリング等によらない、一般人口で比較ができる唯一の統計です。 日本からは、16府県(日本の総人口の40.6%)が本研究に参加しました。このデータを、同じ手法で処理した71の国と地域のデータ(世界人口の67%に相当)と比較し、2000年から2014年までの推移を検討しました。 日本のがん患者生存率は、従来通り世界的にトップレベルにありますが、皮膚の黒色腫、成人のリンパ性・骨髄性悪性疾患では欧米諸国と比較
トップページ > 広報活動 > プレスリリース > LC-SCRUM-Japan の遺伝子スクリーニングに基づいて、分子標的治療薬に対するがんの新しい薬剤耐性メカニズムを発見 RET融合遺伝子上に生じるアロステリック効果を持つ二次変異 LC-SCRUM-Japan の遺伝子スクリーニングに基づいて、分子標的治療薬に対するがんの新しい薬剤耐性メカニズムを発見 RET融合遺伝子上に生じるアロステリック効果を持つ二次変異 2018年 2月14日 国立研究開発法人 国立がん研究センター 国立大学法人 京都大学 国立大学法人 東京大学 国立研究開発法人 理化学研究所 国立研究開発法人 日本医療研究開発機構 in English 本研究成果のポイント 薬剤結合部位と離れた位置に生じた遺伝子変異が薬剤への耐性獲得の原因となる。 薬剤耐性は、遺伝子変異を引き金とするアロステリック(タンパク質構造を協調的に
トップページ > 広報活動 > プレスリリース > がん患者さんのサポートと生活の工夫展2018 3月10日(土曜日)中央病院にて開催 看護士や薬剤師、栄養士、薬剤師、医師などが療養生活に役立つ工夫を紹介 がん患者さんのサポートと生活の工夫展2018 3月10日(土曜日)中央病院にて開催 看護士や薬剤師、栄養士、薬剤師、医師などが療養生活に役立つ工夫を紹介 2018年2月6日 国立研究開発法人国立がん研究センター 国立研究開発法人国立がん研究センター(理事長:中釜斉、所在地:東京都中央区)中央病院(病院長:西田俊朗)は、「がん患者さんのサポートと生活の工夫展2018」(以下、生活の工夫展)を3月10日(土曜日)に開催いたします。 中央病院では、2016年9月に患者サポート研究開発センター(中央病院8階)を開設し、患者さんのQOLを重視したチーム医療を実践しています。生活の工夫展は、2017
国立研究開発法人 国立がん研究センター 希少がんセンター 築地キャンパス 郵便番号:104-0045 東京都中央区築地5-1-1 電話:03-3542-2511(代表) 柏キャンパス 郵便番号:277-8577 千葉県柏市柏の葉6-5-1 電話:04-7133-1111(代表) Copyright © National Cancer Center All Rights Reserved.
トップページ > 広報活動 > プレスリリース > 術後長期間を経た乳がんの再発、転移メカニズムを解明 休眠中の乳がん細胞の治療抵抗性への関連も示唆 再発、転移のモニタリングと休眠中のがん細胞に対する治療開発に大きく関与 2014年7月2日 独立行政法人国立がん研究センター 本研究成果のポイント 乳がん細胞の休眠にエクソソームと特定のマイクロRNAが関与していることを世界に先駆け報告 乳がんにおいて長期間を経て再発、転移するメカニズムの一部を解明 乳がん細胞は骨髄の中で、間葉系幹細胞からエクソソームという小胞を受け取って、休眠状態を獲得 エクソソームに含まれるマイクロRNAが休眠状態獲得に寄与していることを明らかにした 休眠状態により化学療法が効きにくくなり、乳がん細胞の治療抵抗性への関連が示唆 独立行政法人国立がん研究センター(理事長:堀田知光、所在地:東京都中央区、略称:国がん)は、乳
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