QRコード決済やオンライン会議、動画配信アプリなど、日常生活や仕事で何気なく使っているインターネットサービス。 こうしたデジタル化を推し進めているのが、クラウドです。 日本国内のクラウドは、シェアの6割以上を海外の巨大IT企業が占めているとみられます。 近年、こうした海外デジタルサービスへの支払いが急増。日本のデジタル関連の国際収支は5兆3000億円のマイナスになり、「デジタル赤字」として注目されるようになっています。 デジタル化が進む日本で何が起こっているのか? 多くの日本企業が利用するAWS (アマゾン・ウェブ・サービス)の日本法人の幹部に聞きました。 (「クローズアップ現代」取材班) 私たちが訪ねたのは、幕張メッセで開催された「AWSサミットジャパン2024(6月20日・21日開催)」。AWSが13年前から毎年日本で開催しているイベントです。 今年のトピックは、急速に進化する「生成A