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ドラクエ3
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亜鉛は、動物性食品や全粒粉に多く含まれる栄養素です。 生命の維持や細胞の正常な分化に深く関わっており、不足すると色々な不定愁訴の原因になります。体内の様々な酵素を正常に働かせるために必須のミネラルです。 ヒトでの欠乏症が知られるようになったのは1960年代に入ってからで、1970年代には亜鉛欠乏による味覚障害も発見され、現在、入院患者さんの静脈栄養などでももっとも注目されているミネラルのひとつです。 亜鉛の分布 亜鉛は大人の体内に約2g含まれており、鉄の次に多い微量ミネラルとなっています。 前立腺、骨・骨髄、眼の脈絡膜、筋肉などにたくさん含まれており、コラーゲン合成に関わるため皮膚にも多く存在しています。 亜鉛の吸収 食べ物から摂取された亜鉛は小腸で吸収され、その吸収率は約30%といわれています。そして年齢とともに亜鉛の吸収率は低下します。吸収された亜鉛は、その多くがタンパク質とくっついて
マグネシウムはすべての細胞や骨に広く存在しています。そして300種もの酵素反応に関わっているといわれます。マグネシウムはそれだけ大切なので、人のからだは血中のマグネシウムが不足すると、骨からマグネシウムを取り出して常にマグネシウムの量を一定に保とうとしています。 マグネシウムの分布 人のからだの中には、約25gのマグネシウムが存在します。マグネシウムはすべての細胞に広く分布し、50~60%は骨に、1%は血中に存在します。 マグネシウムの働き マグネシウムが関わる働きとしては以下のようなものが挙げられます。マグネシウムは300種もの酵素反応に関わっているといわれます。 タンパク質の合成 神経伝達の制御 心機能の維持 神経伝達 筋収縮 血圧調節 など マグネシウム不足の症状 マグネシウムが不足すると以下のような症状や病態が起こるといわれています。 カルシウムとマグネシウム カルシウムとマグネシ
カルシウムとは カルシウムは、骨や歯の材料である。そう思ってはいませんか?実はそれだけではありません。カルシウムはすべての生命活動の中心的役割を果たしているミネラルなのです。 体内で重要な働きをするカルシウムは、骨にしっかり貯蔵されています。そして例えカルシウムを長い間食べなかったとしても、骨を溶かしてまでも濃度を保とうとするシステムが出来上がっています。 カルシウムの分布 カルシウムはからだの中で最も多いミネラルです。大人の場合、約1kgのカルシウムが存在するといわれ、そのうちの99%が骨や歯に、残りの1%が血液中や細胞に存在します。 骨や歯の材料となる イライラやストレスなどを静め、神経を安定させる 筋肉(平滑筋を含む)の収縮に不可欠 体内のイオンバランスを正常値に維持する 体内の浸透圧を一定に保つ 血液凝固促進作用 心筋の機能を正常に保つ 抗アレルギー作用 カルシウムはさまざまな反応
核酸とは 私たちのからだは一見変わっていないように見えますが、毎日からだの中で新しい細胞が生まれ変わっています。 新しい細胞に生まれ変わるときに必須の物質、それが核酸です。 核酸はビタミンB群が人のからだの中で働けるようになるにも必須の栄養素です。 DNAは核酸の1種 核酸の種類にはDNAとRNAの2種類あります。 DNAは遺伝子の本体です。親から子へ、細胞から細胞へと伝えられる遺伝情報はDNAに書かれています。 1つの細胞に入っているヒトのDNAは、つなぎ合わせるとなんと2mにもなります。 核酸の単位 核酸のいちばん小さな単位をヌクレオチドといいます。ヌクレオチドがたくさんつながったものを核酸といいます。 ヌクレオチドは5角形の糖(5単糖)と塩基、リン酸という構造からできています。 核酸は分子量のとても大きいポリマーです。その分子量は1万程度から数百億。この大きな核酸という分子をずーっと
多くの薬を使用しても病気のコントロールができない。人間ドックや健康診断で「異常なし」にもかかわらず体調が思わしくない-それは現代医療に『栄養の視点が欠落しているから』と、わたしたちは断言します。 すべては血液検査から始まります。 オーソモレキュラー栄養療法に携わるわたしたち医師は、何よりまず初めに詳細な血液検査(約60~70項目)を行います。血液検査データを詳細に“栄養解析”することにより、顕著な異常・隠れた異常を発見し、病態との相関性を明らかにします。そして主としてサプリメントを用いた栄養の積極摂取と、ひとりひとりの病態・嗜好・ライフスタイルを受容した上での糖質制限を主軸においた丁寧な食事の提案、時には「高濃度ビタミンC」点滴療法を適用し、ひとりひとりが持つ自然治癒力を最大限に引き出すアプローチをすべての土台として治療を開始します。 オーソモレキュラー栄養療法では、多くの副作用を持つ化学
ビタミンEは、もともと1920~1930年代に不妊のネズミの実験によって発見された脂溶性ビタミンです。別名「トコフェロール」とは、tocos(子どもを産む)、phero(力を与える)、ol(水酸基をもつ化合物の総称)という意味からきています。 しかしその後、ビタミンEのもつ強力なからだのサビ取り効果(抗酸化作用)が注目されるようになり、今では若返りビタミンなどと呼ばれるようになっています。 ビタミンEの吸収 ビタミンEは食べた後、タンパク質のボール(キロミクロン)に吸収されて運ばれていきます。このときタンパク質不足だと、このボールがつくれずにせっかく摂ったビタミンEが無駄になってしまうおそれが出ます。 また、ビタミンEはあぶらに溶けるので、一緒に食べる脂質の量によって吸収率がちがってきます。 ビタミンEを摂るときは、あぶらやタンパク質もしっかり摂りましょう。 ビタミンEの種類 ビタミンEは
カリウムは細胞内にもっとも多いミネラルです。人が生きていく上で最も基本的なミネラルのひとつで、カリウムはナトリウムとペアで「ブラザーイオン」と呼ばれ、お互いに協力し合って働きます。 カリウムの分布 人のからだの中には全部で120~160gのカリウムが存在します。そのうち2%が細胞外にあり、98%は細胞内に存在しています。 カリウムとナトリウム 私たちヒトは60兆個の細胞からできています。その細胞の一つひとつの中と外にカリウムとナトリウム、カルシウムとマグネシウムのペアが一定の割合でいてくれることが、人が生きていく上でとても大切な役割を果たしてくれています。 マグネシウムとカルシウムも「ブラザーイオン」と呼ばれるペアで、お互いに協調し合って働いています。 不定愁訴とカリウム 不定愁訴にカリウムが関係する!? カリウムとナトリウムのバランスの崩れがさまざまな不定愁訴につながることがあります。カ
鉄は、肉や魚・野菜などに含まれる栄養素です。 鉄は、細菌や植物、動物などあらゆる生き物(乳酸菌以外)に必要であると考えられています。 鉄欠乏症は世界的にもっともよく見られる栄養問題のひとつです。現在、もっとも軽い潜在性鉄欠乏症とよばれる状態でも、実はうつ病などと関わる重要な状態であることが知られるようになってきました。 鉄の吸収 ~ヘム鉄と非ヘム鉄~ 栄養素の鉄には2種類あります。ヘム鉄と非ヘム鉄と呼ばれるものです。 肉や魚に含まれるものを「ヘム鉄」、ひじきやほうれん草、プルーンなどに含まれるものを「非ヘム鉄」といいます。ヘム鉄の方が圧倒的に吸収率がよくなっています。 ヘム鉄と非ヘム鉄の吸収 鉄は小腸で吸収されます。 ヘム鉄はもともとタンパク質にくるまれて吸収されやすい形になっているので、比較的すんなりと吸収されます。一方、非ヘム鉄の吸収率は非常に低く、吸収されるときに活性酸素を出して粘膜
私たちのからだは何種類のアミノ酸でできているでしょう? 驚いたことに、私たちのからだは主にたった20種類のアミノ酸からできています。 この20種類のアミノ酸は、からだの中でつくることのできない必須アミノ酸と、からだの中でつくられる非必須アミノ酸とに大きく分けることができます。必須アミノ酸は、毎日の食事から必ず摂ることが必要とされるアミノ酸です。
人をつくるアミノ酸 人間の身体は頭の先からつま先まで、全てタンパク質でできています。髪の毛も爪も筋肉もタンパク質です。 生命をつくる最も大切な栄養素、それがタンパク質です。 そしてタンパク質はアミノ酸によってつくられています。アミノ酸のおかげで私たちは成り立っているのです。 アミノ酸の消化・吸収 食べたタンパク質は、まず歯で噛み砕かれ、胃酸で消化されやすく加工されます。その後、胃や十二指腸で分解されて、小腸で小さなペプチドやアミノ酸のかたちになって吸収されます。 吸収されたアミノ酸は、いったん肝臓に集められ、そこから全身に運ばれます。そして遺伝子の情報に基づいて筋肉や心の素(神経伝達物質)、ホルモンなどにつくり変えられ、私たちの生活を支えてくれています。 必須アミノ酸 私たちのからだは何種類のアミノ酸でできているでしょう? 驚いたことに、私たちのからだは主にたった20種類のアミノ酸からでき
ビタミンB群とは ビタミンB群は、私たちが生きるためのエネルギーをつくるのに欠かせない栄養素です。 ビタミンB群はどれかひとつだけでは効果を発揮しにくく、お互い助け合いながら働きます。ゆえにビタミンB群は一緒に摂る(複合体)のが望ましいかたちです。 ビタミンB群は動植物性食品に広く存在していて、ビタミンB群は普通の日本人の食生活では不足することはないと考えられがちですが、実際はかなりの数の潜在性欠乏者が存在すると考えられます。 ビタミンB群の種類 ビタミンB群に属する栄養素としては、ビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンB6、ナイアシン、パントテン酸、ビオチン、ビタミンB12、葉酸などがあります。 ビタミンB群の働き ビタミンB群はあらゆる種類の酵素の補酵素として働いています。 その中でも、ビタミンB群は特に代謝ビタミンとよばれ、私たちが生きるための源であるエネルギーをつくるのに必須です。
ビタミンCは、一般名をL-アスコルビン酸といいます。1753年に英国海軍医師リンドによって、壊血病予防因子として発見されました。 ビタミンCは水に溶け、血液や目の水晶体など、体の水溶性の部分でサビをとってくれるほか、疲れてしまったビタミンEを元に戻します。また美肌のもとコラーゲンをつくるのにも必須です。 ビタミンCの点滴によりがん治療への応用も始まっています。ビタミンCは未来をつくる栄養素といっても過言ではないかもしれません。 ビタミンCは人に必要? 人はなぜビタミンCが必要なのでしょうか? 犬や牛は自分でビタミンCをつくれます。しかし、ヒトやサル、モルモットなどはビタミンCをつくれないので、健康のために必ず食事から摂る必要があります。 また、ビタミンCは光や熱、空気(酸素)に対してとても不安定です。食品中のビタミンCは保存や調理、加工などで多くが失われてしまいます。 ビタミンCの分布 体
生命の基本 タンパク質 タンパク質とは何でしょう? 生命の根底をつくる最も大切な栄養素、それがタンパク質です。 人間の身体は、頭の先からつま先まで全てタンパク質でできています。私たちが食べたり、ものを見たり、歩いたり、考えたりできるのも、そして病気になったりするのも、すべてタンパク質がかかわっています。 からだは日々新しくなる わたしたちの身体は日々分解され(異化)、新しくつくられて(同化)います。 この異化と同化が同じレベルで保たれるとき、私たちは健康でいられます。このときいちばん重要な栄養素がタンパク質です。 異化と同化 異化=同化:健康の維持 異化>同化:病気の発症、老化現象 異化=同化であるためには、材料(栄養素)が必要です。 タンパク質の消化と吸収 食べたタンパク質はどのようにして消化され、吸収されるのでしょう? 食べたタンパク質は、ハサミ(消化酵素)で切られて小さなペプタイドや
都道府県で検索 複数選択する場合は ctrl キーを押しながら選択して下さい。 (MacOSでは command キー) ※選択済みのエリア 都道府県を解除するにはクリアボタンを押してください。 医師・歯科医師の皆様へ <社団ホームページ導入医療機関掲載基準> ◆基礎理論の習得 下記①~③の受講 ①オーソモレキュラーベーシックセミナー受講済(ベーシックセミナー) ②オーソモレキュラーアドバンスセミナー(読取編・代謝編・CBC編)の中から二つ受講済(アドバンスセミナー) ③オーソモレキュラードクター OND講座受講済(OND講座) ◆臨床経験の習得 下記①・②のレポート提出 ①オーソモレキュラー栄養療法ケースレポート 初診5例 ②オーソモレキュラー栄養療法ケースレポート 効果判定5例 〔初診および効果判定の内容として〕 ・経過評価している際に提示している栄養素が適切かどうか ・効果的な食事指
ビタミンDの効果 ビタミンDはカルシウムのバランスを整えるのを手伝ったり、骨の健康を保つのに働いています。また最近では、免疫力アップ効果やガンや糖尿病、自閉症、妊娠しやすい体作りなどに有効かもしれないという報告もされるようになってきています。 ビタミンDの種類 ビタミンDにはD2~D7の6種類があります。ビタミンD1は発見された後で不純物であったことがわかったため、存在しません。 人にとって重要なビタミンDはD2とD3の2つです。D2とD3の働きは同じといわれていますが、最近ではビタミンD3の方がD2よりも2倍働きが強いとする意見もあります。 ビタミンDを得る方法 人がビタミンDを得るには2つの方法があります。食べ物から摂る方法と、日光を浴びて紫外線にビタミンDをつくってもらう方法です。 食べ物由来のビタミンDは、ビタミンD2が植物由来、ビタミンD3が動物由来です。 ビタミンD3とビタミン
レシチンとは レシチンは、動植物、微生物界に広く分布している、リン脂質の一種です。 レシチンは一般名で、日本ではフォスファチジルコリンだけでなく、他のリン脂質やスフィンゴミエリンとフォスファチジルコリンの混合物を指しています。(広義のレシチン) アメリカの栄養指導では、レシチンとはフォスファチジルコリンそのものを指しています。(狭義のレシチン) ここでは、レシチンはフォスファチジルコリンのこととしてお話しいたします。 レシチンは細胞膜の主成分 60%が水でできているヒトのからだを、きちんと区切ってくれているのが細胞膜です。細胞膜はタンパク質と脂質でできています。 細胞膜は、「区切る」だけでなく、からだの情報を伝えたり、必要な物質を通して要らない物質を通さないようにするなど、とても大きな役割をしているものです。私たちは、この細胞膜が健やかでいてくれるおかげで、毎日を無事送ることができています
オーソモレキュラー栄養療法(orthomolecular medicine)は、我が国では「栄養療法」「分子栄養学」「分子整合栄養医学」とも称され、栄養素-適切な食事やサプリメント・点滴、糖質コントロール-を用いて、わたしたちの身体を構成する約37兆個の細胞のはたらきを向上させて、様々な病気を治す療法です。 詳しく見る 【認定講師】いただいたテーマに合わせて正しい食事や栄養素の大切さをお話しいたします。医療機関や公的機関・教育機関、企業様、地域の活動団体の皆様より、広くご希望を承ります。 【公認カウンセラー】貴院内での栄養カウンセリングのお手伝いをいたします。
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