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目次 1.物流とロジスティクスの定義 2.寿司屋の業務フローから「ロジスティクス」と「物流」を探る 3.高度成長期に『物流』、バブル経済崩壊時に『ロジスティクス』 4.時代により企業経営の評価指標が変化 企業のご担当者やロジスティクスの学識経験者など、物流やロジスティクスと関わりの深い方々と情報交換する機会が多い。企業のロジスティクス担当者に、「貴社のロジスティクス部門の課題はなんですか」という質問をした際、「協力会社の運賃値下げ交渉だ」などの回答に驚かされることがある。時代錯誤と言えばよいのだろうか、話が噛み合わないことがある。 自分のコミュニケーション能力が不足しているのだろうかと悩んだこともあった。しかし、こんな経験を何度かするうちに、その原因がわかった。物流とロジスティクスの定義や認識が所属する企業や業界により異なっていることに問題があるようだ。 本稿では、物流とロジスティクスの違
依然として、サプライチェーン・マネジメント(以下SCMという)に衆目が集まっている。既に様々なメディアにて、概念や取り組みが紹介されているが、成功事例は喧伝されるものの、一方で停滞したまま一向に進展しない実例も多数存在しているようである*1。いったい、成功や失敗の原因・理由は、どこにあるのだろうか。 ところで、筆者は化粧品物流の実務に多少の年月携わり、97年度の「流通システム大賞」通産大臣賞および日刊工業新聞社賞を受賞した『ECRを目指した化粧品物流』のプロジェクトに、大手化粧品メーカー様やその関係者各位とご一緒するという貴重な経験を得た。また最近は、外資系を含む複数の化粧品会社のソリューションやアウトソーシング案件にコミットし、業界の実情に直に接している。さらに2003年は、明治大学の「Globale-SCM研究センター」の場にて、化粧品SCMについて調査・報告する機会に恵まれた*2。
企業のご担当者やロジスティクスの学識経験者など、物流やロジスティクスと関わりの深い方々と情報交換する機会が多い。企業のロジスティクス担当者に、「貴社のロジスティクス部門の課題はなんですか」という質問をした際、「協力会社の運賃値下げ交渉だ」などの回答に驚かされることがある。時代錯誤と言えばよいのだろうか、話が噛み合わないことがある。 自分のコミュニケーション能力が不足しているのだろうかと悩んだこともあった。しかし、こんな経験を何度かするうちに、その原因がわかった。物流とロジスティクスの定義や認識が所属する企業や業界により異なっていることに問題があるようだ。 本稿では、物流とロジスティクスの違いについて、定義とそれぞれが日本で紹介された時代背景などをもとに整理したい。 「物流」と「ロジスティクス」はどのように定義(あるいは説明)されているのだろうか。関連する書籍に目を通しても諸説さまざま
間近に迫った国際標準商品コード“GTIN”の導入と物流への影響 ―小売業、卸売業の入荷検品は大丈夫?― 1.GTINとは? Global Trade Item Number(GTIN)は企業間の取引に利用する商品コードをグローバル標準として14桁に統一することである。来年2007年3月からわが国では食品をはじめ、化粧品、日用雑貨、医薬品業界等で利用されている物流用商品コード(一般的には“ITFコード”と呼ばれているが、本稿では“集合包装用商品コード”)のうち、一部の商品では番号が変ってくる。関係するメーカーはもちろんのこと、その商品を販売する卸売業や小売業、さらには物流業などにおいても物流業務に影響が出てくることが予想される。 現在、わが国では食品や化粧品、日用雑貨などの商品にはJANコードが広く普及している。また、物流のコードとしては集合包装用商品コードが付番されている。JANコー
VMIとは"Vendor Managed Inventory"の略である、各々の単語の意味を分解して説明していく。 「Vendor(ベンダー)」とは供給業者のことでありサプライヤー(Supplier)と言われる場合もある、つまり製造業や組立業から見た場合は商品を製造するために必要な部分品や原材料を納入する業者のことを意味している、また小売業者の場合は店頭に並べるための商品を納入する製造業者や卸売業者等を指している。 「Managed(マネージド)」とは管理するという意味であり、会社で言うマネージャー(課長)も語源は同じManageから来ているどちらも管理という意味では同じである。VMIの場合にはVendorが管理をしている、然しながら会社のマネージャーの場合には部下を管理すると同時に上司から管理されているという板ばさみの一番成りたくない立場である。 最後に「Inventory(インベ
スーパー業界におけるEDIの取り組み 〜拡大期に入った流通BMS〜 坂本 真人 (財団法人流通システム開発センター 研究開発部 主任研究員) *執筆者の名前をclickするとプロフィールが表示されます。 前回「インターネット型データ交換(XML-EDI)」(2006.02.09)というタイトルで、流通業界の企業間データ交換の新たな流れを紹介してから約2年半が経ちました。2006年度からは、2005年度の標準化活動(前述のレビューで説明)を基に、経済産業省委託の「流通システム標準化事業」として、3カ年計画で"基盤の確立""実用化""普及拡大"として事業が行われている。(図表1-1) 今回は、過去2年間(2006〜2007年度)に進めてきた流通システム標準化事業のEDI標準化作業を中心に紹介します。 2006年度は、前年度までに整理したメッセージ種のデータ項目内容をさらに精査して、まずは
まず、バズすなわち、口コミが重要視される背景を見てみよう。ローゼン(2000)によれば、口コミの重要性を高めている理由を三つ挙げている。それは、�@ノイズ、�A懐疑的態度、�Bつながりである。 �@ ノイズとは、現代の過剰な情報環境に起因する。現代は、高度情報化社会であり、とりわけマスメディアから膨大な情報量が発信されている。例えば、アメリカの広告の専門家によると、消費者は一日に平均500以上の広告に接しているという。しかし、広告それ自体の認知度の低さからわかるように、その成果は、必ずしも出稿量に見合ったものではない。すなわち、人間の情報処理能力を超えるような情報量との接触は、ノイズにしかならない。そのことは、情報過多を生み出したマスメディアの相対的な地位の低下を帰結する。その反面、メディアとしての人、口コミの影響力が評価されることになる。 �A 懐疑的態度とは、製品・サービスの送り手
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