警視庁から警告を受け、選挙ポスターをはがす候補者=20日午後11時10分(外崎晃彦撮影、一部画像処理をしています) 都庁前に設置された東京都知事選の選挙掲示板=20日午後、東京都新宿区(一部画像処理しています) 東京都知事選(7月7日投開票)で、ほぼ全裸状態の女性を使用したポスターが波紋を呼んでいる。作成した候補者は「表現の自由を訴えるため」としているが、相次ぐ批判に警視庁が告示日当日の20日、都迷惑防止条例違反の疑いで警告。候補者はポスターをはがすことに同意した。都選管は今回のポスターについて「公職選挙法に抵触していない」との見解で、選挙と表現の自由を巡る論争は今後も続きそうだ。 想定外の選挙運動「子供に見せられない」。都知事選の選挙掲示板のポスターを見た都内に住む40代の男性会社員は憤った。問題視されたポスターには、胸や下半身の一部を隠したほぼ全裸の女性があしらわれた。書かれている内容