小林製薬(大阪市)は13日、同社が製造販売するオーラルケア製品について、日本歯科医師会の推薦が取り消されたと発表した。紅麹サプリメントを巡る一連の健康被害問題を受け、8月29日に推薦取り消しの連絡があったという。同社は、対象製品の販売を一時休止し、パッケージに推薦の表示がされている商品の回収を行う。 「日本歯科医師会推薦」と表示された「糸ようじ」「やわらか歯間ブラシ」「ピースクリン」の3商品。小林製薬によると、8月29日、日本歯科医師会から「紅麹問題を受け、企業として推薦に値しない」などとして推薦を取り消すとの連絡があったという。同社はこれを受けて販売を一時休止することを決定し、9月13日から商品回収を開始した。対象製品のパッケージ変更などが完了次第、販売を再開するという。