サッカーJ1のFC町田ゼルビアの黒田剛監督は7日までにX(旧ツイッター)で誹謗(ひぼう)中傷を受けたとして、名誉毀損(きそん)と侮辱容疑での告訴状を警視庁町田署に出し、受理された。ゼルビア側が明らかにした。投稿のあったアカウントの保有者は現時点で不明で、発信者情報開示手続きで特定を進めるという。 告訴状によると、2024年9月ごろ、Xに「未成年飲酒隠蔽するヤツ」などと投稿され、社会的評価を損なったとしている。 ゼルビア側は昨年10月、所属選手らへの悪質な中傷投稿が相次いでいるとして、投稿者の処罰を求める告訴状を東京地検に提出。その後、複数人が投稿をしたと名乗り出て、今後同様の投稿をしないことをゼルビア側に誓約したため、告訴は取り下げたという。 ゼルビア側弁護団の加藤博太郎弁護士は東京都内で記者会見し「選手、監督がスポーツに集中できる環境をつくらないといけない」と述べた。