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■2016年度立命館大学大学院文学研究科行動文化情報学専攻「文化情報学専修」広報企画ワークショップ 日本出版学会2016年度第2回(通算第95回)関西部会のご案内 テーマ:「図書館を変えるウェブスケールディスカバリー」 日 時: 2016年4月25日(月) 18時30分~20時00分 会 場: 立命館大学・平井嘉一郎記念図書館(衣笠キャンパス)カンファレンスルーム 〒603-8577 京都府京都市北区等持院北町56-1 参加費: 無料 2016年1月、飯野勝則氏が『図書館を変える!ウェブスケールディスカバリー入門』(ネットアドバンス発行、出版ニュース社発売)を上梓されました。この本は大学図書館においてその導入が急速に進展しつつあるディスカバリーサービスの全貌を明らかにし、その日本化に挑戦した著者渾身の書です。 電子ジャーナル、電子ブック、データベース、OPAC(オンライン蔵書目録)など図書
■日本出版学会 2015年度第4回(通算第91回)関西部会のご案内 テーマ:「出版史研究の手法を討議するその5:明治期の出版研究」 関西部会では、会員、研究者間で、「出版史研究」のより活発な議論と成果の進展のため、ベースとなる研究手法、研究の進め方、評価モデル、定義などを共有し、その意味を探ることを目的に「出版史研究の手法を討議する」研究会シリーズを開催しています。今回は、明治期の出版研究をテーマに磯部敦会員、樋口摩彌会員にご報告いただきます。 日 時:2015年 9月19日(土) 14時00分~18時00分 会 場:関西学院大学大阪梅田キャンパス 1002教室 http://www.kwansei.ac.jp/kg_hub/access/ 大阪市北区茶屋町19-19 アプローズタワー14階 *「梅田コマ劇場」「ホテル阪急インターナショナル」のあるビルです。 オフィス用エレベーターをお使い
出版流通研究部会 発表要旨(2013年2月20日) “八木書店”と私の50年 八木 壮一 八木壮一さん(八木書店会長、日本出版学会監査役)に「八木書店の歩んだ道と再販制度、古本・ブックオフ、インターネットとのかかわり」を回想していただきました。八木書店は出版社、取次、バーゲンブックの売買、古書店の仕事をしていることから業界の中では独自の位置にあります。その視点からの貴重な見解を伺うことができました。参加者は、会員21名、一般9名の計31名(会場:東京電機大学出版局)。 1.私の50年、八木書店の79年 創業者の父・敏夫は、神戸の新刊書店に勤めていましたが、昭和4年(1929年)に、当時の“一誠堂書店”番頭の反町茂雄氏の面接を受けて上京しています。不況の出版界の「円本全集」合戦の後に出た『岩波文庫』が発刊されたころのことです。 朝早くから夜遅くまで「高買いの敏ドン」と呼ばれて働いたそうです。
■日本出版学会 学術出版研究部会のご案内 (終了いたしました) 学術情報デジタル化の実際 ~北米学術情報流通の調査報告会 【日時】 2012年12月6日(木) 19:00~20:30 (開場18:30)(終了いたしました) 【講師】 島田貴史氏 (慶應義塾大学メディアセンター本部) 日本よりも電子出版が一足進行しているといわれている北米において、学術書・学術情報のデジタル化はどのような段階を迎えているの か? その中で出版社と図書館はどのような戦略を取っているのだろうか? 日本でいちはやく出版社と提携して学術図書デジタル化の実証実験に取り組んでいる慶應義塾大学メディアセンターの島田氏による、最新の北米事例報告会。学術コミュニケーションの最新事情を踏まえながら、日本の課題を探る。 【会場】上智大学図書館(四谷キャンパス) L-912会議室 図書館のゲートを通る際に、受付で「学術出版の研究会
■日本出版学会 関西部会 開催 (2011年8月5日(金)終了しました) 「眺める文学――文学資料を魅せる活動」 【発表趣旨】(岡野裕行 氏) 「近代以降の文芸雑誌はきちんと残していかなければ散逸するおそれがある」という危機感が、文学研究者や作家を中心とした人々の共通認識となり、日本近代文学館の設立運動へと発展していく時期は、今から半世紀前に遡った1960年代のことである。 その当時の関係者の共通の思いは、文学資料を着実に後世へと残すことを可能にし、文学研究に役立つような公的な施設を形づくることにあった。 文学を主題とした専門図書館を目指した日本近代文学館の設立・開館以降、同種の施設が日本全国の各地に建てられることになる。 それら文学館と呼ばれる施設の使命は、単に文学資料の収集・保存活動を行うだけではなく、作家が残したさまざまな資料を通じて文学そのものの魅力を語り、多くの人たちに訴えかけて
電子出版の動向と出版者の権利・新しい出版契約 (2月9日出版著作権研究部会報告) 樋口 清一 (社団法人 日本書籍出版協会・事務局長) 1.2010年の出版動向 2010年の出版物推定販売額は、1兆8748億円と前年比3.1%のマイナスとなったが、書籍新刊点数は、74,714点で4.9%の減少となった。2000年からの10年間で書籍の販売金額は15.4%、雑誌は金額で26.1%の大幅減少になっている。一方、欧米の書籍出版界は、紙の出版物が伸び率は少ないものの依然として右肩上がりであるという現状がある。 電子出版については、5年後の予測で、日本における電子書籍市場が2000~3000億円という予測もあり、これは米国の5年後予測とほぼ拮抗する。 2.電子書籍をめぐる動き a. 三省デジタル懇談会とその後 デジタル・ネットワーク社会における出版物の利活用の推進に関する懇談会報告を受けて、次のよ
国立国会図書館におけ電子納本制度と出版業界 湯浅俊彦 (夙川学院短期大学准教授)(2010年11月 秋季研究発表会) 1.はじめに 国立国会図書館・納本制度審議会による2010年6月7日付け答申「オンライン資料の収集に関する制度のあり方について」はオンライン出版物を対象とする新たな電子納本制度を策定し,その収集・保存を国立国会図書館に求めるものである. 1948年の国立国会図書館法に基づいて日本国内で発行される出版物は納本制度により国立国会図書館によって網羅的に収集され,利用可能とした情報のうち,同法第24条第1項に掲げられた図書,逐次刊行物等に相当する情報を収集するための制度の在り方について」の諮問がなされた. 諮問理由として国立国会図書館・収書書誌部長から次のような説明がなされた1). 「今日,インターネット等を通じて出版する事態が急速に進展しております.これらの情報を包括的に収
図書館資料としてのマンガの現状と課題 村木美紀 (同志社女子大学学芸学部情報メディア学科専任講師)(2010年11月 秋季研究発表会) マンガは読書材としてだけでなく,映画やドラマのコンテンツとしても人気が高く,メディアミックス化が盛んな資料である.日本の出版物全体におけるマンガの比重も,売上の占有率が 21.6%,部数の占有率が35.4%(『2010出版指標年報』より)と非常に高いことが確認できる. しかし,日本の図書館界においてはマンガを蔵書とすることが困難な状況にある.それはなぜなのか,日本の図書館における取り扱いの現状と課題を明らかにし,図書館の蔵書にするにはどうすればよいかを提言することを目的に研究を行った. 図書館法の第2条には,図書館の機能と役割が明記されている.それに照らして,図書館の機能である収集・整理・保存・提供の4点に注目し,選書,購入,配架・コーナー作り,目録デー
出版法制研究部会 発表要旨 (2005年2月8日) 青少年条例改定と図書規制の現状 東京都のいわゆる青少年条例が2004年春に改定され,夏から実施されている。その前後から,いわゆる「有害」図書の販売方法が変更されていることを受け,当部会は規制当局,媒体,流通の三者からそれぞれ担当者を招き,これまでの経緯と現状について話を伺うことにした。 その初回にとして今回は,日本雑誌協会から渡邊桂志氏を招き,出版業界としての自主規制の取り組みの経緯と,東京都をはじめとする各自治体による規制への対応について話を聞いた。 出版業界としては,1964年の東京都青少年健全育成条例施行に前後して1963年に出版倫理協議会(出倫協=日本雑誌協会,日本書籍出版協会,日本出版取次協会,日本書店商業組合連合会で構成)を設置し,1965年には自主規制についての申し合わせを取り決めた。取り決めでは,東京都青少年健全育成審
関西部会2010年度第2回(通算第65回)のご案内:終了しました 「最近の図書館における電子化の動向 ―大学図書館の再定義とその編集機能」 近年図書館は変革期を迎えている。図書館はいわゆる「情報革命」と呼ばれる流れの中で、そのあり方を再定義しなければならない時期に差し掛かっている。 人類史上、かつての図書館は紛れもなく、並ぶもののない絶対的な「情報の集積地」であった。だがWebの出現により、図書館のアイデンティティは大きく揺らいでいる。今の図書館は「情報の集積地」の一つではあったとしても、絶対的な存在ではありえない。 存在意義が問われている図書館は、長期的な視野に立って、自らの行く末を見据え、現在なすべきことを考えていかねばならない。 その道筋は、Webが立脚するデジタル概念から、図書館の立脚するアナログ世界を観察する時、自然と明らかになる。特に大学図書館はこのプロセスを理解した上で、自ら
■ 出版流通部会 発表要旨 (2008年7月31日) シリーズ『出版流通の現状と未来』(4) 好評の出版流通研究部会『シリーズ・出版流通の現状と未来』の第4回目として,「書籍・雑誌の流通・取引慣行の現状―RFタグを導入した同一銘柄での〈買切と委託〉の複数取引条件の併用の試み」が7月31日八木書店会議室において開催された。 テーマは,第一部が,去る6月19日に開催された「第8回著作物再販協議会」における公取報告「書籍・雑誌の流通・取引慣行の現状」について,実際に再販協議会に陪席された昭和図書・社長の大竹靖夫さんに議論概要をご報告いただきました。 第二部は,今秋,小学館が実施する「RFタグを導入した同一銘柄での〈買切と委託〉の複数取引条件の併用決定」というホットな話題に触れ,出版流通の課題について,昭和図書・社長の大竹靖夫さんと数理計画の岡野豊さんにご報告いただきました。 時機を
■ 雑誌研究部会 「占領期雑誌と大衆文化」 今年度の雑誌研究部会は,研究活動の一つとして「雑誌史研究のフロンティアの探求」を掲げております。第一回研究会では,『占領期雑誌資料大系・大衆文化編』(岩波書店,全5巻)の編著者である谷川建司・早大教授に,この間の資料集編纂について語っていただきます。メリーランド大学プランゲ文庫の「占領期新聞・雑誌情報データベース」(http://prangedb.kicx.jp)の作業成果に基づき,今回の資料集は編まれました。占領期「雑誌」と,映画,演劇,音楽,写真,風俗,スポーツ等の「大衆文化」をキーワードに,本資料集の興味深い点,読みどころを報告していただきます。 講 師:谷川建司氏(早稲田大学教授) 日 時:2008年10月28日(火)18時30分〜20時 会 場:日本エディタースクール 千代田区三崎町2-4-6 参加費:会員:無料,非会員:50
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