石破総理大臣は、4日午後、衆参両院の本会議で就任後初めてとなる所信表明演説を行いました。 冒頭、石破総理大臣は「全身全霊をささげ、日本と日本の未来を守り抜く。政治資金問題で失われた政治への信頼を取り戻し、納得と共感をいただきながら安全安心で豊かな日本を再構築する」と述べました。 そして、自民党の政治とカネの問題について、収支報告書に不記載があった議員一人一人に反省を求めながら自身も説明責任を果たす考えを示し「さらに透明性を高める努力を最大限行うことを約束する」と強調しました。 外交・安全保障では、ロシアのウクライナ侵攻に中東情勢なども相まって国際社会は分断と対立が進んでいると指摘し、日米同盟を基軸に友好国や同志国を増やし、日本の平和と地域の安定を実現するとしています。 日韓関係では来年の国交正常化60周年も見据え、協力をさらに堅固で幅広いものとするとしています。 中国については、あらゆるレ