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この記事で実現すること 個人ユーザーでも手軽に始められる仮想環境のProxmox VE8.1のインストールを行います。セットアップは非常に簡単ですが、ポイントを絞って解説していきます。 Proxmox VEとはProxmox VEは、Debianベースのオープンソース仮想プラットフォームです。LinuxのKVMベースの仮装化とLXCのコンテナに対応しています。KVMはLinuxの一部であり、正統なハイパーバイザーにかなり近いですが、Linuxの中間型ともいえ、メモリ管理はあくまでLinuxとして行われるのが特徴です。Linuxにより近いことでパフォーマンスのボトルネックが少ないとも言えます。一方、セキュリティなどVMの独立性というセキュリティの面では正統なハイパーバイザーよりは劣ります。 KVMはかなりPC寄りでコマンド中心の管理となり、何らかのGUIツールと組み合わせて利用されることが一
この記事で実現すること この記事ではUniFiネットワークの導入未経験の方を対象に、UniFiの新しい小型ゲートウェイUniFi Expressの具体的なセットアップおよび性能確認、機能紹介を目的としています。検証のため製品提供を受けていますのでこの記事はPR要素を含みます。 経緯普段からUbiquiti製品を使っている私は、いつもUbiquitiの皆さまには製品サポートなどで大変お世話になっています。一方、FacebookのUbiquiti日本公式コミュニティではユーザーの質問などに微力ながらサポートするように心がけています。いつものようにUbiquitiのご担当者さまから製品設定についてアドバイス頂いていた折、新製品「UniFi Express」の検証はいかがですか?と打診があり、快く引き受けさせていただきました。普段はアクセスポイント(AP)、スイッチは使っていますが、他社製セキュリ
この記事で実現すること リモートワークやインターネット回線の高速化に伴い、10Gネットワークが普及し、10GBase-Tの発熱に対する声が聞かれます。10Gネットワークにおいては従来のLANケーブルではなく光ファイバーで省電力化と低発熱が実現できる、SFP+が選択肢となります。実はあまり知られていない低遅延の効果もあります。2023年4月以降段階的に各地で電気代が値上げされることになりました。また、5月中旬というのに夏のような暑さが到来しています。毎年恒例ですが、発熱対策の気になる季節になってきました。この記事は1年前に投稿したものですが、最近の情勢を踏まえて1年ぶりにアップデートするもので、10Gネットワークを前提にSFP+についてまとめています。 10Gネットワークの消費電力と発熱10GBase-Tの消費電力は1Portあたり3W程度で、単体で見るとさほど大きいものではありませんが、ス
スイッチのPortをオートネゴ(10gbps)とし、モジュール側で2.5GbEをサポートする場合の制限は2つあります。1つ目は熱の問題で、2.5Gや100Baseであってもチップ自身は10Gbpsですから、消費電力および発熱量は高くなります。 2つ目は相手を2.5Gbpsと認識しているのはモジュール内部のチップだけであり、スイッチはその事実を全く知らないため、10Gbpsの速度でスイッチからSFP+モジュールに対してデータ送信します。このためSFP+モジュールはキャパオーバーとなり、データバッファが溢れ、データ再送が繰り返される事になります。つまり、一般的によく出回っているASF-10G-T(Marvell社の88X3310チップ)は2.5GbEとしては全く実用的ではありません。 実際に問題となるケースを説明します。クライアントは2.5GBase-Tを持つWindows10で10GBase
この記事で実現すること ESXi代替としての仮想環境ソフトウェアのXCP-ng、またそのオペレーションをGUIで支援するXen Orchestraの概要およびセットアップを行います。Xen Orchestraは有償ソフトウェアですが、オープンシステムとして提供されており、コンパイル、ビルドすることで無償で利用できます。
この記事で実現すること XG Firewallなどの次世代Firewallで利用されているSSL/TLSインスペクションについて、PCやiPhone等(Windows/macOS/Linux/iOS)を防御する仕組み、および必要となる対応を説明します。 SSLインスペクションとはhttps通信では、サーバーとクライアント間がSSLで暗号化されます。SSLというのは本来はTLS(Transport Layer Security)が正しい名称ですが、SSLという言葉が過去より定着しているので、今日でも”SSL証明書”などSSLという言葉は一般的に使われます。この暗号化された通信をIPS(Intrusion Prevension System)は暗号を解読しながらコンテンツの中身の検査を行います。暗号通信の復号化方法としてSSL/TLSインスペクションという方式が採用されています。ここではSSL
この記事で実現すること Firewallなどルーターの内側(LAN)がユニークローカルアドレス(ULA)となるネットワーク構成、かつ、NATでインターネットに接続しているIPv4、IPv6のデュアルスタック環境では通常IPv4が優先されます。クライアント側のWindowsおよびLinuxではシステム設定変更を行う事でULA環境下でもIPv6を優先させる事ができます。 IPv4を優先するULA現時点でIPv6/IPv4の優先度を確認する方法の1つは、The KAME projectにブラウザでアクセスし、亀が踊っていればIPv6接続、動かなければIPv4接続という事になります。プロバイダのWebサイトの右上に「IPv6(IPv4)で接続しています」との記載も見かけます。 The KAME project http://www.kame.net ブラウザやOSがIPv6優先であっても、ULAそ
この記事で実現すること YubiKeyと関係するソフトウェアの概要説明、そして公開鍵認証でリモートホストにSSHを行えるようにします。またGitHubにコマンドラインからSSH接続できるようにします。 Yubico社のYubiKeyYubico社のYubiKeyはなんとなくご存知の方も多いかもしれません。指紋認証ではなく、秘密鍵をこの小さなハードウェアに埋め込み、公開鍵認証、Yubico独自のワンタイムパスワード、FIDO2、そしてGitHubやGoogleなどはWebAuthn(ウェブオースン)でYubiKeyにタッチするだけで簡単に2要素認証が可能になります。6桁のワンタイムパスワードをいちいち入力しなくて済むのは魅力的です。ただ法人向けの要素が強く、実際の使い方については情報が少ないのが現状です。しかし、Amazonなどの商品の評価では非常にユーザー満足度が高いのが見て取れます。 私
この記事で実現すること macOS環境下でGPG Tools(GPG Suite)の鍵管理(署名、暗号化、SSH認証)にYubiKeyを使います。 GPG(GnuPG)についてGPGは昔からあるオープンソースの暗号・署名の主要なコンポーネントのひとつです。日本ではパスワード付きZIPファイルのやり取り、いわゆるPPAPを無くしていく流れでもあるので、これを機会にGPGが見直されればいいなと思いこの記事を書く事にしました。特にmacOS版は複数プロダクトまたは複数バージョンに対する設定が混在していて(既に廃止された機能の説明を含む)、余計に分かりづらくなっています。 昔のPGPでの主眼であった友達の輪を広げていくという考え方は現代ではもはや少なくなってしまいました。むしろそういった信用の輪がサイバー攻撃で狙われてしまう時代です。GPGでの署名やITベンダーへのサポートのためにダンプファイルを
導入の背景元々、家庭用の無線ルータだけではセキュリティが不足していると考えていました。数年前よりランサムウェア等の脅威が出てきた事で、それなりの対策が必要と感じていました。街のWIFIからも自宅のリソースに安全に接続したり、家のサーバーを踏み台にしてネットに繋げたいというニーズもあり、VPNも必要でした。 そもそも、iCloudかOneDriveあたりにファイルを置いておけばいいんですが、漏洩よりも万が一のロストが不安です。クラウドの特徴として、提供サービスと費用が一方的に変更されやすい傾向にあるようです。オンプレミスの場合は盗難や火事というリスクもあり、人によって優先するものは異なりますが、利便性と安全性のバランスを取る事を目指すのでしょうか。個人のセキュリティは、ビジネスにおけるリスクを極限まで抑制するという考えではなく、最低限必要な対策をもれなく行うものと考えています。特に最近進歩が
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