サクサク読めて、アプリ限定の機能も多数!
トップへ戻る
パリ五輪
shinpei.github.io
概要 vmvm てのを使うと、テスト実行時間が短くなることがあるらしいので、試してみた。 結果、私の試行では早くならなかったが、早くなる人もいるかと思われ、使い方をシェアしたい。 vmvmて何? 論文漁ってたらたまたま見つけた、 ICSE ‘14のペーパ 。すでに1年経過してる。タイトルは、”Unit Test Virtualization with VMVM”。Unit test virtualization??と思いつつも、読み進める。どうやらJavaのテスト実行時間を62%短くする、 vmvm てのを作ったらしい。62%て。 なんとも驚異的な結果。さすがICSE。 使ってみる(maven編) (antは 公式README を参照) 論文の中身はさておき、まずはチェックアウト。ビルドしてインストール。バイナリもあるのでそれにパスとおしても良い。 1 2 git clone https:
初めに Go 1.7がリリースされる。目玉の一つは、SSA-IRが導入されたことだろう。Go1.7でSSAが入るんだけど、SSAって何?と居酒屋で聞かれたことが本稿の発端だった。私の知識だけでは包括的な説明にならなかったので、いろいろ調べつつそれをまとめた。 以下、一般的な話ではなく、なるべくGoに絞って話を進めている(コンパイラのコードははcmd/compile/internal/gcあたりにある)。より一般的な話は、参考文献等を示したのでそちらを参考にしてほしい。いろいろ調べて、Goに追加されたSSAについて知るべきことは、SSAが何か?よりも、SSA導入したGoがどうなったか、であると思った。 SSAとは何か SSA とは Static Single Assignmentの略だ。一つの変数への代入は一度しか行われてない事が確約できる形式のコードだ。この形式のコードは、最適化が行いやす
初めに Go 1.7がリリースされる。目玉の一つは、SSA-IRが導入されたことだろう。Go1.7でSSAが入るんだけど、SSAって何?と居酒屋で聞かれたことが本稿の発端だった。私の知識だけでは包括的な説明にならなかったので、いろいろ調べつつそれをまとめた。 以下、一般的な話ではなく、なるべくGoに絞って話を進めている(コンパイラのコードはは cmd/compile/internal/gc あたりにある)。より一般的な話は、参考文献等を示したのでそちらを参考にしてほしい。いろいろ調べて、Goに追加されたSSAについて知るべきことは、SSAが何か?よりも、SSA導入したGoがどうなったか、であると思った。 SSAとは何か SSA とは Static Single Assignmentの略だ。一つの変数への代入は一度しか行われてない事が確約できる形式のコードだ。この形式のコードは、最適化が行い
Goでウェブアプリのクライアントを書いている。 ローカルでテストする場合は、サーバもローカルにたてるので、アクセスする先はlocalhostになる。 リリースするときは正しいウェブアプリのURLを指定しなければならない。 この際、切り替えはナイーブにコメントアウトで行ってきた。 const ( // APIServer = "http://www.mywebapp.com" APIServer = "http://localhost:8080" ) 当然、デバッグ用を有効にしたままリリースしてしまったり、その逆だったりと、混乱があった。 このような、デバッグ・リリースで機能を切り替えたい場合はBuild constrainsを使えば良いらしい。 Build Constrainsとは? 従来の機能が充実しているGoに抜かりはない。Build constrainsとは必要に応じてビルドするファ
概要 Goでテストを書く際にt.Errorfなどで問題を表示することは多々ある。しかし、テストがいくつかあった際にダンプをズラズラと表示されたときは、一概でどのテストが失敗したのか追うのがめんどくさいと感じることもあるだろう。そういう時は、recoverとdeferをうまく使えばよいらしい。 具体的にはテストに以下ようなコードを足せば、うまく省略できる。 1 2 3 4 5 defer func() { if r := recover(); r != nil { t.Error("Too lazy to show stack trace. This test has failed. Fix it.") } }() 問題 たとえば、以下のようなテストを考える。例ではStackという型を定義したパッケージでも作ったこととしよう。 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 packa
Goで作られるプログラムサイズはそこそこ大きい。配布する場合はやはり小さい方が良い。 そんなときは、リンカの設定を利用するといいようだ。 go build -ldflags '-s -w' Linuxならバイナリサイズが小さくなるはずだ。拙作、comstockでは8MiBから5.2MiBに縮んだ。 何をやっているか? -ldflagsは、gccなどを使ったことある方はよくご存知だろうが、ldへの引数である。 ldとはgccが使うリンカであり、Goもリンカを持っている。Goのリンカは、例えば、go tool 6l(番号はアーキテクチャ依存)から呼び出せる。伝統的にリンカへのフラグは LDFLAGSであるので、goでは小文字で指定するようになってる。 go buildはリンカへの引数を-ldflagsの後で文字列として渡すことができる。 指定できるリンカフラグは様々で、標準ドキュメントよりもg
Goで作られるプログラムサイズはそこそこ大きい。配布する場合はやはり小さい方が良い。 そんなときは、リンカの設定を利用するといいようだ。 1 go build -ldflags '-s -w' Linuxならバイナリサイズが小さくなるはずだ。拙作、comstockでは8MiBから5.2MiBに縮んだ。 何をやっているか? -ldflagsは、gccなどを使ったことある方はよくご存知だろうが、ldへの引数である。 ldとはgccが使うリンカであり、Goもリンカを持っている。Goのリンカは、例えば、go tool 6l(番号はアーキテクチャ依存)から呼び出せる。伝統的にリンカへのフラグは LDFLAGSであるので、goでは小文字で指定するようになってる。 go buildはリンカへの引数を-ldflagsの後で文字列として渡すことができる。 指定できるリンカフラグは様々で、標準ドキュメントより
Goでウェブアプリのクライアントを書いている。 ローカルでテストする場合は、サーバもローカルにたてるので、アクセスする先はlocalhostになる。 リリースするときは正しいウェブアプリのURLを指定しなければならない。 この際、切り替えはナイーブにコメントアウトで行ってきた。 1 2 3 4 const ( // APIServer = "http://www.mywebapp.com" APIServer = "http://localhost:8080" ) 当然、デバッグ用を有効にしたままリリースしてしまったり、その逆だったりと、混乱があった。 このような、デバッグ・リリースで機能を切り替えたい場合はBuild constrainsを使えば良いらしい。 Build Constrainsとは? 従来の機能が充実しているGoに抜かりはない。Build constrainsとは必要に応じ
このページを最初にブックマークしてみませんか?
『Home - flyhigh』の新着エントリーを見る
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く