たくさんの業種に触れてきた私がWeb業界に入ってきて思ったことは、2点。 1つは、数字で判断するという点が貧弱であるということ もう1つは、契約書に対する考え方が非常に甘いということ 今回は、この『契約書』について、私が今まで経験したこと、 気をつけていることをまとめて書いてみたいと思います。 契約書は必要か? 『取引先とは信頼関係があるから向こうから渡された契約書でも大丈夫』 『取引先の担当者は信頼できる人だから大丈夫』 と思っている方がおられるが、 取引先の担当者が信頼できるとしても、 担当者は変わるものです。 なにより知っておくべきは、 あなたはその『担当者』と仕事をしているのではなく、 『取引先』と仕事をしているという点です。 取引先の法務部は、 あなたと担当者の信頼関係など関係なく、 粛々と法律と契約書に則って対応してきます。 信頼関係が壊れた時には、 契約書が絶大な効力を発揮し