サクサク読めて、アプリ限定の機能も多数!
トップへ戻る
ノーベル賞
www.milkstand.net
お馬鹿な写真をアップして問題になる件だが、はまちちゃんが書いていた、「Twitterがグループチャットに見える」というのは、その通りだと思ったが、かと言って、全く「うちら」の外側、見知らぬ人への流出を期待していないかというと、やっぱりそれだけでもないような気はする。 見知らぬ人に対して情報流通することで、アクセス数を稼げるのは、楽しくて仕方ないというネットの魅力は知っている上で、それ以上に実生活に負の影響が起こることまでは意識できていなかったという部分ではないかと思う。自分にとって不都合な行動をする人たちにまで広がると思っていなかったという、リスクに対する予見不足ではなかっただろうか。 ブロガーはブログシステム上で煽り文句や極論を書くことでアクセスを集められるのに対して、YoutubeやTwitterでお馬鹿を晒してしまう人は、コンテンツ生産手段が、リアルの生活の場で生み出すしかないから、
どうやら投票率が低いらしい。なんというかネット選挙解禁とネットの人から見るかもしれないが、世の中的には参議院議員選挙の一つでしかないだろうから、衆議院議員選挙ほど盛り上がらないだろうし、というのはあるのだろう。 また自民党が圧勝ムードで、ネット側で盛り上がっている東京の候補についても、当落線上の候補をどうするか?!という感じになっていて、なんとも盛り上がりの欠ける展開になってる感は否めない。 ネットでの選挙活動で得票数の手前にある投票率を上げるためには、blogやSNSでのPRではダメでしょう。 そもそもSNSが流行っているのは、ネットでの繋がりをリアルの人間関係に近くなるように微小に細分化したところにあるわけで、SNSを中心とした情報伝達は限りなくミクロな取り組みでしかない。 というより前からネット民は2chも含めて投票率が高かったと僕は思ってるので、そこだけに啓蒙した所で投票率にはほと
信頼を感じた時に分泌されるホルモン「オキシトシン」というのがある。女性の分娩の時にも使われるこのホルモンは、本来は体内で分泌され、そのレベルがあがると気前の良い、思いやりのある対応をするようになるのだそうだ。 オキシトシンを外部から注入することもあるが、基本的には信頼を感じた時に分泌される。すなわち信頼を感じると、人は思いやりのある対応をするということが、ホルモンレベルのロジックで説明ができるらしい。 では、信頼というのはどういう時に感じるのか?!というのを考えていくことで、ビジネスにさえ活用できるのではないだろうか。 信頼で一番簡単に思いつくのは、家族や気の置けない友達とのやり取りであろう。これはイマドキのソーシャルネットワークやメッセンジャーが友達にフォーカスすることで成功したことからも説明できるだろう。 そして次のレベルで考えられるのが ・お店のおもてなしに満足した時 (ex.接客の
少し手元の作業が一段落した感があるので、今後のことを考える。今までWebのビジネスは、どちらかと言うとWebのビジネスだけに専念してきた企業がその利益を独占してきたと思うが、今後のWebは、それだけではなく、既存のリアル企業もWebを活用しだす時代になってくると思う。 オンライン証券はもちろん、旅行、ライフネット生命など、もちろん既存産業がオンラインで普及している例があるのだが、リアルビジネスで成功している業種側の視点で言うと、「ようやくガン無視はできなくなってきた」ぐらいの規模だということらしい。 つまり今後は、ネットに力を入れて来なかった大企業が、ネットに本腰を入れてくるようになる。 (というか今までPCでいろいろやってうまく行ってなかった部分が、スマホ+モバイルインターネット普及のおかげで、日常生活にインターネットが繋がることで、インフラとして、うまく行くようになる可能性が高くなる、
身の回りの人たちが3Dプリンターを事業としてやり始めていて、まだ確実に早い行動だと思うが、とは言え、しかるべき時代が訪れた時に始めても遅いわけで、じゃぁ、どういう時代が来て、その時に3Dプリンターなるものがどういうスタイルになっていたら、多くの人が使いはじめるんだろうか?!と思うので、現時点で思っていることのメモをしておこうと思う。 ■現状、3Dプリンターが活躍している場所 現状、3Dプリンターが活躍している場所として上げられるのが大学のような教育の場だろう。僕が通ってるKMDにも修士の授業に3Dプリンターの授業はあったし、SFCの方も3Dプリンターの導入が話題になっていた。 学生は、まだ量産品を作る必要はないのだから、授業やプロジェクトでの学びの手段として使うことができる。 ただし3Dプリンターを使うには、そもそものプロダクトデザインの考え方はもちろん、デザインスキルや、3D CADのス
TBSの深夜番組で、人狼のカスタマイズ版であるジンロリアンという番組をやっていた。 普通の人狼とはルールが違う部分があって、 ・人狼と疑わしきプレーヤーを排除するのを決定するのは視聴者のオンライン投票(生放送) ・人間の側にナイトや占い師などの役職がない。 というもので、一瞬面白いと思って見ていたが、場を盛り上げる芸人が率先して排除されていく様に、すぐにルールが成り立ってないことに気がつく。 ・役職がないので圧倒的に人間が不利。情報が非対称。 ・当事者ではない視聴者が投票するので、目立ったもん負け ・人間の側が条件をひっくり返すほどの武器を持ってない。 ・ということなので、深夜にプレーヤーが殺される意味が無い。(普通の人狼は、占い師と騎士をいち早く殺したいハズなのだが、こっちは全員人間なので誰が死んでもあんまり関係ない。最後に壇蜜が竹山を殺した理由を誤魔化していたように見えた。「なんとなく
若干ながら、いつからかDeNAの株を買って持っている。僕が買う株は、基本的に安定株だ。僕が言う安定というのは、変化し続けるネット社会の中で、自分たちがチャレンジをして新しい市場を作る期待ができる銘柄のことだ。 そうなると、必然的に「ネット大手」になってしまう。実績的に生き残り、かつ伸び続けているネット企業は、状況変化に適応し、売上を伸ばし続けてきた特殊な会社で、そういう組織を作るのは簡単なことではないから。できれば、もっと小さなうちからそういう会社や社長を見極める力を身につけたい。 今、通っている大学院の修士の授業で、南場さんが登壇されるという話を知ったので、授業にもぐりこませてもらった。2000年ぐらいにネット業界に転職しペーペーになったモノとしては、南場さんや三木谷さん、藤田さん、堀江さんのようなWeb1.0時代のトップランナーの経営者とは、もうほとんどすれ違うタイミングもないし、あま
数少ない経験論かもしれないが、自分が会社を辞める時、もしくは周りや部下が会社を辞める時の経験を踏まえて思うのが、転職を決めて会社を辞めるまでの期間はどれぐらい必要か?!という話なのだが、 相当、際立った事情がない限り、1.5ヶ月以内にカタがつかない会社は、誰かが何かを甘えていると考えることが可能だと思う。 だいたい退職については、1ヶ月前までには連絡をするのが通常だと思うが、会社側と調整がつけば別に一週間でも明日からでも辞めることはできる。さすがに明日でも良いよ、というのは、さっぱりしすぎた関係性だとは思うが不可能ではない。 それに対して「なんとなく三ヶ月」みたいな期間を設けても、大抵、引き継ぎが始まるのは良くて一ヶ月前。たいてい、最後の1週間とか2週間で引き継ぎをするのが多くのケースではないだろうか。ということは、その前の期間は何も起きない可能性が高い。 もちろん、今やってるプロジェクト
昔、iPhone売れないよねって言説に、iPhoneは入力が面倒くさいから売れないのがあった。 結果的には、これは半分あってて半分間違っていたようだ。どうやら正解は、iPhoneは売れたが、 「iPhoneは入力が面倒くさいので、文字入力しないサービスを使う」 ということだったらしい。つまりネガティブ要素が別に買わない理由になるとは限らないし、それを解決するものが支持される可能性があるということ。 つまり、それがLINEということだし、写真アプリということになるだろう。 難しく書くとノンバーバルコミュニケーションにおける最大の勝者がムーンやブラウンだったということだと思う。 故に、彼らがキャラクターに出てくるLINEアニメはどれぐらい人気があるのかわからないが、彼らはユーザーの代弁者であって、独立したキャラクターではないので、個人的にはあんまり興味が持てなかった。(ただ、そういうことを見越
「Firefox OSアプリ開発スタートアップマニュアル」という本を献本いただいて、読んでいたのだが、どうにも実機を見ないことにはイメージが湧かないと思って、幕張メッセで6/13〜6/15の間開催されているInteropに行って実物を見てきた。 Mozillaブース Firefox OSは、プレゼンテーション層がHTML5で作られているモバイルOS。ZipでアーカイブされたHTMLとJavaScriptをインストールし、必要あらばAjaxでネットワーク側のサーバにアクセスする。 つまりアプリ自体がHTML + JavaScriptで作られているので、Webの開発スキルだけでアプリを作ることができる。 ホーム画面。なんとホーム画面もHTML5なんだって。つまり、Webのスキルを活用し、OSをカスタマイズすることで、「GREEスマホ」とか、「Amebaスマホ」が作れてしまうわけ。もっと特化した
エンジニアの仕事は原則として「できて100点」、できなければ減点。 一般的な社員評価の基準に照らし合わせると、「できて100点」だと、4以上の得点はつきにくい。 大体、どこの会社でもこんなイメージの評価じゃないだろうか?! 4以上 ・・・ エクセレント(スーパーな貢献をしたレアケース) 4 ・・・ よくできました。(普通に優秀) 3 ・・・ 可もなく不可もなく。(でもちょっとネガティブ) 1〜2 ・・・ 何か問題があった時。(基本的につけたくない点) 絶対的な評価をされると「できて100点」の仕事の人は、4以上の評価がつくケースは稀だ。逆に毎回4以上の評価になるのも少しおかしい。毎日株価が上がってる銘柄みたいなもんだ。 例えばサーバ管理の仕事が典型例で、「動いて当たり前」、大きな障害が起きれば「減点」になってしまう。本当は、いつ壊れるかわからないというサーバを守っているという部分に対し
どんなに当たり前になった開発手法やプログラム管理方法があっても、新人さんにとってはHello worldから入って行くと思う。インターネットで、「知の高速道路」が整備されたと言っても、意外と古い話を探すのは難しい話で、MVCみたいに当たり前になってしまったことについて、何故そんなものが存在するのか?という考え方を後から肌で感じるのは難しく、そんなことを考えていたら、突然MVCについて書きたくなった。 以下、書いていくがかなりの偏見が入っている気はするので、ぜひ、歴史認識が間違ってたら僕のためにツッコんでくださいませ。 僕がMVCアーキテクチャを知ったのは、JavaのServletを勉強していた時だった。Javaはオブジェクト思考で作られている言語かつ、Webに特化した言語ではないため、クラス間のデータは、インターフェース仕様に基いて秘匿されるのと、テンプレートエンジンは別に存在していたので
先に書いておきますが、このエントリーに強い主張も意図もありません。はてブでもtwitterでも見える所で、適当なツッコミなどいただけますと幸いです。 PCは、アプリよりWebブラウザ、スマホはWebブラウザよりアプリの方が人気だと思う。 何故だろうと思ったら、結局のところ「キーボードの有無」なのかなぁなんて思ってみた。 その他、思ったことを、適当にキーワードだけ書いておく。限りなくFacebookやmixi日記のノリです。 スマホ ・iOSやAndroidのアイコンの重要性。 ・iOSのアイコンとLINEのスタンプは似たメリットがある(文字を入力しない) ・App StoreからWebが検索できない。 ・Safariからアイコンを置くのはネイティブの操作ではない。Androidの起動アプリは、ネイティブアプリと比べて見劣りする。 ・App Store / Google Playという「一つ
確かにiPhoneという名のタッチパネルパソコンは革命的に凄い。何より高性能でゲームもできるし、ボタンを意識しなくて使えるし、いろんな機能が割と自由に使える。 でも進化には必ず退化があって、最初にiPhoneは売れないって言ってた人たちが着目していた部分は、そういう部分。そういう指摘は間違っていないと僕は思っていて、ただし、商業的にそこがネガティブファクターになるかというと、必ずしもそういうことではないというのはITの歴史でもある。 つまり、うまくいかなければ、おサイフケータイがついてないだの、絵文字がないだのが失敗要因として語られるが、それを上回るメリットがあれば、そんなの関係無かったよね、と言われるだけのこと。 スマホがもたらした負の部分は、ガラケーで普通に使えてたサービスをそのままスマホ化するとオーバースペックになってしまうこと。 これは、一画面で扱える情報量と、操作ナビゲーションが
高いレベルの人間同士の勝負というのは、「ミスをしないこと」が雌雄を決する。つまり、人間という基本構造が同じ者同士が、体力、技能、精神力、頭脳等を高めることで「ほんのちょっと他者より抜きん出る」ことにこそ価値があるんだと思う。 それに対して、コンピューター将棋は計算リソースも電力にも制約がないのは不平等だと思う。お腹すかないし、眠くもならないなら、能力の劣化要素がないじゃんか。 「人間対コンピュータ将棋」頂上決戦の真実【後編】 一手も悪手を指さなかった三浦八段は、なぜ敗れたのか コンピュータープログラムのロジックがしょぼいとか、バグがあるからというのは、コンピューター技術側の都合でしかない。それを高めることについては、コンピューターの進化にとっては価値はあると思うが、人間との勝負の文脈に持ち込む必要はない。 十分に進化したコンピュータープログラムであれば、人間同士のかけっこの勝負の世界に、F
値段が高い、安いという議論は意味が無くって、 もし、受託で合理的に価格を説明する立場の人たちであれば、人日単価が内部で存在するのであれば、それがどれだけの手間がかかるのか?!どれぐらいの時間がかかるか?!で計算できるわけなのだが、極めて合理的にクライアントに伝わっていないんじゃないだろうか。 ロゴ5000円なのか20万円なのか、そこにどう違いがあるのか?!巨匠と呼ばれる特別な人を除けば、その理由は説明し、アグリーされなければ決して理解されない。巨匠は名前利用料が乗ってくるので、非論理的な価格設定でもOKなわけで。 もし発注する商品の価値が測れないのであれば、意思決定の際に、心の引っ掛かりが亡くなるので、その発注価格は0円に近づいていくのは仕方ないと思う。経営者だったら、どんなものだって、安ければ安いに越したことはないわけだから、妥当性のある理由を誰かが説明できなければ、安いほうが正義という
最近、イケハヤ氏もそうだし、そっち系の会社さんの方々どうしで、どなたさまたちかがネットで突然結婚してみたり、なんというかもてあそばれている感と言いますか、一部のソーシャルのネットワーク上では、感情的に物議を醸し出しているのですが、「インターネット嫌い」と公言する某先生が言ってることは、実は僕が博士課程の受験の際に作った研究計画書に書いた今のWebの問題点とほぼ同じ事でありまして。 ・人気のネットサービスができるでしょ? ・エンジニアが気軽にSQLで集計できるレベル(大概が一定期間内の数の合計)で気軽にランキングにして序列を作ってしまうでしょ? (=不適切な集合知化) ・そういうランキング上位に乗るために短期的なbuzz狙いのコンテンツが増えるでしょ?タチが悪いのは、ネタの内容がどんどん消費されるから、エスカレートしていくでしょ? ・みなさんの可処分時間が、そういうネタに、どんどん持っていか
液晶を生産する技術力が、「大きなパネル」を作ることではなく、「小さくて、省電力で、太陽光の下での見た目も素晴らしい」ところで他の製品に負けない優位性が生まれれば、新しい分野で重宝されるだろう。 4月から通い始めた大学院の課題でシャープの不調の理由について検討する宿題があって、財務諸表を見たり、その他、いろいろチームで検討していた中で、今は実現できないけど、すごく面白かったアイディアが、 「液晶によるネイル」 デジタルサイネージ的に見た目の着せ替えができるツケヅメだ。おそらくハードを安く売って、一枚数百円から数千円ぐらいのスキンの販売で売上を回収するモデルになると思う。ハードは使い捨てでもいいのかもしれないし、非接触充電で充電するのかもしれない。 これを今のテクノロジから否定する意見はいくらでも思いつくし、じゃぁシャープの2兆円を超える売上を支えるほどのものなのか?!という疑問も生まれるが、
Objective-Cなんてのを書いてると、なんでこんなちっぽけなことを実現するのに時間がこんなにかかるんだろうと思う。 スキルや経験に問題があるかも?!というのは否定しないけど、Webベースで作ってる時に比べて、自分の生産性が1/20ぐらいになってる気がして、携帯HTMLのサーバサイドコード書いてた時と比較しちゃって、モチベーションの維持が本当大変。 HTMLのハイパーリンク、テーブル、CSS、、、すごくシンプルなアーキテクチャで、すごいよ、やっぱり。 なによりWebは分業したときの切り分けがエンジニアに優しいw。 唯一の弱点はサーバサイドコードが汚くなることだけど、汚くあることで可読性は悪いけど、その分、修正のスピードが早い。汚いところは君の頭の回転でカバーだ。 AjaxもいらないからブラウザとWebサーバの間で先読み技術などがどんどんリッチになって、Webの人はできるだけ使いやすいW
ニュータイプすぎるイケハヤ氏のイベントがあったそうですが、カイさんの記事に詳しく書いてあった。 「やまもといちろう×イケダハヤト対談イベント」メモ書きレポート【更新】 「自分の意見を書くと炎上する」、という部分だけが間違ってると思うのだけど、自分の意見の伝達距離を最大化するために、あえて炎上マーケをしてるんじゃないか?!という部分で、やまもといちろうさんが、わかっててやってるよね、って言ってたけど、果たして本当にそうなのだろうか?! 彼の芸は、自分の少ない経験を、誰にでも当てはまるだろうと一般化して批判した結果、その意見に含まれちゃってるけど該当しない人たちから「いやそれ違うだろ、何偉そうに言ってんだ」ツッコまれるという構図に対して、 「大人はどうこう」 「意見を言えば、必ず批判は出る」 「出る杭打たれる」 などなどと、自分を守る方向で批判意見をシャットアウトして防御してるという構図なので
よくネットサービス成功者の人たちが、つい「最初は受託をやって資金繰りをね、、、」とか言っちゃうもんだから、起業したい若者君達がつい、 「とりあえず受託」 って気軽に言っちゃってるのを見てアチャーと思いました。 諸先輩方こういう発言やめませんか? 受託と一言で言っても何種類かあって、ざっくり書くと、 1.アルバイト的な受託(主に二次受け以下で、持ってるスキルを生かして猫の手を貸す商売) 2.職人的技術系(デザイン、コーディング等)の受託(技術売り) 3.お客様のビジネスの成功のために、長期的な関係性を作るガチ受託 受託のビジネスモデルというのは基本的に利益率商売です。ネットサービスは、サーバーに働かせ、その上でサービスを動かし売上のレバレッジを得る商売です。 根本的にビジネスモデルが違います。だから同じ人が両方やるには相性が悪いです。 受託の利益率を高めるには、たいていが「コストを下げる」ぐ
過去、いろんな経験をしてきて、こりゃまいったなーと思うのが、「決断力が高い人」の対処。 「決断力がある人」は「決断が早い」「ブレない」。これは一般的に社会人に必要なスキルと言われ、上司というのはそういう人である可能性が高いのだが、その実起きることとして、 「見切りが早い」 「判断を誤った時に軌道修正するチャンスがない」 「周りから見て、モノの見る目、判断が甘い場合がある」 大体、決断力のある人は、自分に絶大なる自信がある人だ。多分、それで多数の成功体験があるからこそ、自分を強く信じられるのだろう。 が、人間は必ずミスをする。どんなに頭が良い人でも見誤ることはある。問題はどうやってその軌道を修正するか?!フラットに判断していれば、人に言われて直すこともあれば、経験から学ぶこともある。自分で常に起動修正できる人もいる。 自分の意見に自信があって決断力があるがゆえに、何かが足りない時に軌道修正が
オトナになると、大体、自分で自分の責任を増やしていく。 家族を持って、家を持って、住宅ローンを抱えて、子供を育てて、上司にになって上と下の狭間で苦労する。 それが従来の大人が自然に求めていたロールモデルだったと思う。その後、景気が悪くなって、住宅ローンを抱えることはリスクになり、滅私奉公していた会社からはリストラされて追い出されたりして、一体何だったんだ、というのが大人のロールモデルが壊れたことではないかと。(終身雇用はそもそも幻想だけど) ただ、それはあくまでも結果論。その人達がその段階で、「やむを得ない選択」だったのか?!というとそんなことはなく、日本人的行動原理に基いて最善の選択をしたつもりであったハズだ。 大事なのは、最善の選択をしたことが「(いろんな意味での)資産を増やす、責任を増やす」方向に行ったということだと思う。これが大人としての自然な生き方だったんだろう。 ぼくはひょんな
Googleリーダー、いつまで続くのかなぁと思ってたら、今年の7月でサービスが終了だそうだ。 RSSリーダーというビジネスは、ユーザーがアクセスしなくなっても、機械はひたすらフィード単位でコンテンツを収集し続けなくてはいけないという理由で決してコスト効率は良くない。アクティブ率の低下と共に1ユーザーあたりのコストが増えていくサービスというのは他にはそんなに存在しないと思う。システム的にこれを改善する工夫はできると思うが、問題は、既にRSSリーダーはコンテンツの価値の重み付けの舞台ではなくなってるところにあるのだろう。 その中でもクローラーでWeb上のコンテンツを集め続けているGoogleのような企業だけが、こういうデータを別のところに活かせるのかなぁと思ったら、そんなことはなかったということか。 ソーシャルフィルタリング、tumblr、まとめの時代になって、情報流通が1ページ、1tweet
昨日、WebSig24/7のイベントがあって、そこで結構興味深かったのはチームラボの佐伯さんのプレゼンにあった、社内サーバーは全部クラウド化して、開発サーバーやテストサーバも全てコストとして可視化できた方がよいのではないか?!というアイディア 先日、総裁が書いてた尾崎豊の叫びみたいな、面白い半分、心配半分の記事でもそうなんだけど、作り手の側に技術に対する解釈の幅があって、その結果としてエンジニアにとっては定期的に言語選択闘争みたいなものが起きるのは、正直言って「緩い、幸せな世界」だなぁ、と思う反面「若干の不幸」でもあるなと思う。 簡単に言うとPythonを使おうが、PHPやruby,Perlを使おうが成果物の完成度にはあまり影響がないので、技術そのものに特別な競争力はない。 文字通りクソみたいな開発言語ってのは他の業界には沢山あって、そういうところでは技術選択の余地もなく、それを使って成果
Perlねぇ。昨年のYAPCでアドテクネタで多くの注目を浴びた(少なくとも僕は注目したw)フリークアウト社が、最近5億調達を発表とイケイケで、DeNA、NHN(livedoor)、mixiという状況を前にして、衰退という言葉が出てくる意味がわからない。 なぜ国内でPerlが急速に萎んだのか やべぇ、そもそも、その「世界的なPythonブーム」というのにまったく実感が無い。WebSigで一緒にモデレータをやってる石丸くんがPython転職を果たすらしく、局所的にホットであることを除くと、昔からPythonに根強い人気があったのは知ってたし、コミットしてる人が増えてるのも知ってるけど、そんな言うほどブームなの?!僕の世界が狭いのか、この著者の世界が狭いのか。 (別にpyをdisってるわけじゃない) それはさておき、ObjCとかクライアントサイドのJSとかnode.jsとかオンリーワンな機能にニ
かつて製造業にいたわけだが、その時に思っていたのが、現場で使う工具や便利グッズは何故かアメリカ製などの海外製が多いということ。 当時印象的だったのが、温度が300℃ぐらいになる部分に使うネジが、焼き付いてメンテナンスの時に取れなくなるのを防止するためのグリスのようなものがあって、確かアメリカ製だったと思う。 他にもいろいろあるのだが、要するに、深夜の通販で売ってるじゅうたんにチョコレートをこぼしても拭き取れる謎のクリームとか、オレンジで簡単に油汚れを落とせる洗剤とか、車のボンネットが焼き付いても落とせるとか、そういう類のものだ。 何故か、そういう現場を席巻する「便利グッズ」はたいてい日本のものではないというところに不思議な印象がある。 ・何故、日本ではそういうものがほとんどないのか?! ・じゃぁ何故アメリカではそういうものが作られるのか?! ・更に、中国や韓国などでは作ることができるのだろ
(これは日経情報ストラテジーに掲載された記事の写真。以下本文) 利用規約ナイト、vol.1,vol.2の登壇者による利用規約の本がでます! まずいきなり絶対買うべき理由から紹介しますね。 特別付録として、利用規約とプライバシーポリシーのひな形の英訳も収録。 iOSアプリやAndroidアプリはスイッチひとつで海外にリリースできるわけです。利用規約いるよね?しかも海外で訴えられた時に適切な防御できてますか?!いきなりアメリカの裁判所に来いと言われても断れる規約になってますか?! これが2,394円で買えるのはどの人件費を考えても安い! ネットサービスを作る人達ならマスト! すべてのネットサービスを運営する企業なら、最低一冊は買いましょう!事業部が複数あるなら事業部毎に書いましょうw 良いウェブサービスを支える「利用規約」の作り方 著者は、多くのベンチャーの顧問弁護士も勤めてる雨宮弁護士と、某
ということを解決すべく、少しイベントの告知をさせてください。 3月9日(土)に「便利さと、怖さと、心強さと〜戦う会社のための社内セキュリティ 2013年のスタンダードとは?!」というイベントを行います。 セキュリティと言っても、いわゆるテクニカルなセキュリティの話ではなく、以下の図にある3つの要素を如何にバランスさせるか?!という視点で、 1.スマホやモバイルの進化により組織としての働き方が柔軟にしたい! 2.クラウドサービスの進化で、すごく便利になったけど、社内では制御不可能なリスクも背負っている! 3.そしてセキュリティは守らなきゃいけないけど、時代の変化で上二つを受け入れていかないとワクワクできる職場にならなくね?! という現状の中で、今回登壇していただく4組の方々には、どのようにチャレンジしているか、特にデータを預ける先のサービスは信頼できるのか?!、こういった状況で、各社、どう考
次のページ
このページを最初にブックマークしてみませんか?
『www.milkstand.net』の新着エントリーを見る
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く