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Windows8.1のノートPCのハードディスク増設の代わりとしてSDカードを購入し、その使い勝手の改善として仮想ハードドライブを作成、設定しました。 その手順をレポートします。 はじめに ノートPCのディスク容量がなくなってきたので、ディスク増設の代わりにSDカード(64GB、class10、UHS-I。本当はmicroSD)を買いました。(他の機器とのデータのやり取りをする用途は考えていません。) そしてGoogle Driveの同期ディレクトリをまるごと移動するために、NTFSでフォーマットし直し、Bドライブに割り当てました。ところが…。 尚、以下のレポートはWindows 8.1が対象です。 SDカードをHD代わりに使うことの問題点 読み書きが遅いのは仕方ないと思っていました。 しかし実際に使ってみると、以下のように使い勝手はあまり良くありません。 ゴミ箱がない エクスプローラーを
こどもとスマホのサイトは、URL公開初日より、各セキュリティサービスよりフィッシングサイトと認定されてしまいました。 本稿では、その際に行った各サービスへの再評価リクエストの様子を、詳しくご紹介いたします。 はじめに 「こどもとスマホ」サイトは、2015年6月1日にURLを公開直後から、Google、トレンドマイクロ、Twitter、ESETなどのセキュリティサービスから「フィッシングサイト」と認定され、Chromeで警告が出る、検索結果に表示されない、URLがTweetできないなどの状態になってしまいました。 その概要は上記サイトの”悪質サイト認定されたこと“に記しております。 本稿では上のページをベースに、Webサイト管理の観点から、現在でも続いている「悪質なサイト認定」との闘いの様子と対処を詳しく書きたいと思います。 最初に書いておきますが、「フィッシングサイト」と認定された原因はわ
このシリーズでは、Microsoft Wordを使った構造的な文書を作成するための設定と使い方をレポートする予定ですが、その前に本稿では「構造的な文書」とは何かから書き始めます。Wordの使い方は一切登場しません。(爆 はじめに 「構造的な文書」とは、ここでは章や節を意識する文書のことを指します。HTMLを書いたり、LaTeXを使ったことがある方はイメージしやすいと思います。具体的には以下の様な感想を持たれている方が対象です。 論理的な文書や技術文書を、早くきれいに書きたい! 章や節の番号って、あとから章を追加すると書きなおさなきゃいけないよね。 リターン連打でページを替えているけど、文章を追加するとリターンの数も変えなきゃいけないよね。 既に見当が付いている方もいらっしゃると思いますが「スタイルのススメ」です。 Wordの設定の仕方や使い方をレポートする前に、本稿では構造的な文書の定義と
サイトを構築すると、「お問い合わせページ」など個人情報を扱うページはSSL接続(https://で始まる暗号化された接続)にしたい、と考えます。本稿では、さくらレンタルサーバー上で独自ドメインにて運営している、WordPressで構築したサイトにおいて、お問い合わせページ等を共有SSLにする方法を考えます。 本稿で述べる方法は、2013年9月27日時点で確認しておりますが、各位の環境やさくらインターネットさんの仕様変更によりうまく動作しない場合が多々考えられます。ですので、お試しになる場合は自己責任でお願いいたします。 はじめに これまで2回にわたり.htaccessの編集のお話をしました。 私が.htacessの編集で苦しむに至ったきっかけは、サイトのお問い合わせページをSSLにしようとしたことがきっかけです。 サイトは独自ドメインで運用していますが、さくらレンタルサーバーでは、契約とと
WindowsのPHP開発環境に、依存性管理ツールComposerをインストールしました。 そして開発ツール(PHPUnit、PHPDocumentor2、PHPMD)をインストールしました。 その時のレポートです。 (2015年3月3日追記:「PHPUnit+MakeGoodを使う」の修正に同期し、インストールするツールにphpunit-skelgenを追加しました。) はじめに 長々と手付かずのPHPの開発ツールの開発を、久々に再開しようとしました。 最初にPHPUnit、PHPDocumenr2、PHPMDなどのツールをアップデートしようとしたのですが、Pearを使ってupgradeしようとしても、PHPUnit、PHPMDは最新版になりません。 そこで依存性管理ツールであるComposerをインストールし、これより各ツールをインストールすることにしました。 それぞれのツールに関して
以前javascriptでMD5を計算するスクリプトを紹介しましたが、今回はそれを用いて、WEBアプリとjavascriptでダイジェスト認証を実装する方法をご紹介します。 「なぜそんなことをするのか?」という理由も記します。 はじめに 以前「javascriptでMD5」という記事を書きました。案外とアクセスしてくださる方がいらっしゃいます。 本稿ではそれを利用し、PHPで実装したWEBアプリでダイジェスト認証と同様の認証処理を実装する方法をご紹介いたします。 読者としてはHTML、PHP、javascriptとjQueryを知っている技術者を想定しています。掲載するコードは説明のためにシンプルにしてありますので、必要に応じて補完して下さい。 javascriptでダイジェスト認証を実装する意味 最初に、javascriptを使ってまでダイジェスト認証を実装する意味から記します。以下の4
オープンソースのファイル共有ストレージであるownCloudを、さくらレンタルサーバーにインストールしました。 本稿では、ownCloudの簡単な紹介と、インストール及び初期設定のレポートをいたします。 はじめに コミュニティなどでドキュメントを共有したいシーンはよくあります。 そこで、オープンソースソフトウェアのownCloudをインストールしてみることにしました。 尚、本稿は2015年4月現在の内容で、ownCloudのバージョンは8.0.xです。 (2017年4月18日:さくらレンタルサーバーにownCloud 9.1をインストールする機会がありましたので、それについて追記しました。画面キャプチャは8.0の時のままですが、作業はさほど変わりません。ただ一点を除いては…) 公式サイトはこちらです。 https://owncloud.org ownCloudの紹介 ownClowdは、D
本稿では、WordPressをレンタルサーバーに手作業でインストールし、そのWordPressをマルチサイト化して初期設定し、新しいブログを追加するまでをレポートします。 はじめに WordPressにブログ等を追加するための、マルチサイト化について考慮すべき点を前回の「WordPressのマルチサイト化を考える」に書きました。 最近、前回の記事でいうところの「新規WPをサブディレクトリ型マルチサイトにする」パターンを選択してWordPressのインストールとマルチサイト化を行いました。 ディレクトリとサイトの構成イメージは以下です。 本稿ではその課程での以下をレポートします。 WordPressのインストール WordPressのマルチサイト化 サイトネットワーク(マルチサイト)の設定 ブログの追加 1点目と2点目はブログ記事としては今更感が強いですが、最初の方はスキップして必要な章から
既存サイトを拡張して、複数のブログやサイトを追加したくなることがあります。 そのような場合に対して、WordPressには「マルチサイト」という機能があります。 単に既存のサイトをマルチサイト化してしまいがちですが、その前にマルチサイトの特徴とサイト拡張の目的の確認をおすすめします。 はじめに WordPressをインストールし、マルチサイトの設定をする機会ありました。 それらの手順を解説している記事や書籍は多数ありますが、本稿ではマルチサイト化についての考え方も含めて2回に分けてレポートします。 その第1回として、本稿では、サイトの拡張やマルチサイトを導入しようと思ったときに考えるべきポイントと導入パターンを考えます。 読者としては一般的なレンタルサーバーにてサイトを運営している管理者を想定しています。Apache等HTTPサーバーの管理もしている方にとっては、HTTPサーバーのコンフィ
数回に渡り、Microsoft Word 2013(Word 2010も対象)のおすすめの使い方をレポートします。 第1回は初期設定編として、Wordが行頭の文字を勝手に変換したり、Webブラウザからコピー&ペーストをする際に書式までコピーしてしまう機能を無効にします。 はじめに 前回の後半、Microsoft Office 2013の設定について書きました。今回はその中のWordに絞り、私の個人的おすすめ初期設定についてレポートします。 本稿は、以下のような感想を持たれている方を対象にしています。 Wordが行頭の「・」や「1.」を勝手に変えるんだけど…。 行頭の英文字を大文字にしないでほしい…。 Webページからコピペするとフォントや色をそのまま持ってきてしまう…。 記事中はWord 2013の画面を用いますが、Word 2010も同様の操作で同じことが可能です。 行頭の英字の自動修正
「車輪の再発明」ですが、javascriptでMD5を計算するスクリプトを作成しました。そして2049通りのテストケースを作成し、各ブラウザでテストしました。おまけに各ブラウザのjavascript実行速度のベンチマークもしました。 はじめに さくらレンタルサーバーのApacheはmod_digestが入っていないようで、Digest認証ができません。 パスワードを平文で毎回送るベーシック認証も如何なものだろう?と思っていました。(まあSSLにすればよいんですが。) ふと、「ブラウザ側で、javascriptにてDigest認証と同様にハッシュを生成してやればよいのでは?」と思いつきました。 そこで、javascriptでMD5が実装されているか調べてみました。 尚、今回作成した記事中で参照しているファイル(yjdmd5.js, testcase.js, md5test.html)の再利用
さくらレンタルサーバーの共有SSL(https://)を使う際に、.htaccessやPHPスクリプト内で、どの環境変数を評価したらよいかを記述します。またWordPressでの対処法を概説します。 (2018年4月5日追記:この記事の内容は、現在は必要ありません。) さくらレンタルサーバーの仕様変更について(2018年4月5日追記) さくらレンタルサーバーの仕様変更にて、環境変数HTTPSが設定されるようになりました。 以降の記事の内容はもう過去の遺物ですので、参考にしないようにお願いいたします。(記事自体は記録として残しておきます。) 参考:さくらのサポート情報「レンタルサーバの仕様変更について(2018年3月)」 「X_SAKURA_FORWARDED_FORを利用せずにHTTPSを利用するようお願いいたします。」とのことですので、これらの記事のパッチを当てた人は元にもどしたほうが良
心電あるいは脈波から計算できる「心拍変動 (HRV : Heart rate variability、RRV : R-R variability)」が、「ストレス」を表す指標となる、というようなことが言われています。心拍変動とは、ストレスとは何でしょうか? 本稿ではまず、心拍変動とは何か、それが表すストレスとは何か、を概観します。そしてライフレコーダーに実装できる、心拍変動をもとにした評価指標の開発を考えます。最後にそのような評価指標を製品化するときの課題を考察し、幾つかアプリケーションも提案したいと思います。 はじめに 前回の「健康サービスを考える(その4):生体センサ、測定項目、コンセプトについて考察」にて、測定項目のコンセプトとして「馴染みの測定項目」、「健康状態のアドバイス」、「実感」の3つを考えました。 今回は「実感」に繋がりうる可能性がある測定項目として心拍変動に関して考えたい
本稿では、メールの暗号化環境を構築することを目的に、以下をレポートします。 無料のデジタル証明書を取得する。 Windows7のメーラーであるThunderbirdと、Androidのメールアプリに証明書を設定する。 実際に署名付きメールと暗号化メールを送受信してみる。 某国の諜報機関の暗躍、大手ベンダーによる無料メールサービスの覗き見、はたまた社内恋愛メールを情報セキュリティ部門に覗き見られる恐怖など、メールの暗号化は時代の要請です。 はじめに 前回の「iOSのメールアプリで添付ファイルが暗号化されない件」書きましたように、某ニュースサイトのミスリーディング(いや私の勝手な勘違い)により、「iPhoneってデフォルトでS/MIMEなの?Appleさんは無料で証明書をくれるの?」と早合点してしまいました。 そして、「Appleさんが無料で発行してくれるなら、Microsoftさんももしかし
構成管理ツールのSubversionと、そのリポジトリの可視化&要求管理ツールのTracをインストールしたサーバーにおいて、実践的なプロジェクト(リポジトリとTrac環境)の作成の手順をレポートします。 はじめに 以下の様な、レンタルサーバーにSubversion、Tracをインストールする記事を書いてきました。 エックスサーバーにSubversionをインストールする エックスサーバーにTracをインストールする さくらレンタルサーバーにSubversionとTracをインストールする それらの記事に引き続き、実践的なプロジェクト(SubversionのリポジトリとTrac環境)を作成する手順をレポートします。(リポジトリ:ソースコード等コンテンツの貯蔵庫。) 読者にはレンタルサーバーでのサイトの管理者を想定していますが、自サーバーにてSubversion+Tracを運用しようとしている
Microsoft Wordには、昔から「スタイル」という機能があります。論理的な文書や技術文書を、を早くきれいに作成するためには必須の機能です。本稿ではWord 2013を例に、スタイルの設定の仕方をレポートします。 既にスタイルを利用している方も、もしショートカットキーを設定していないのであれば、ショートカットキーを設定することでさらに効率があがります。 はじめに 前回の「構造的な文書のススメ」では長々と「構造的な文書とは」について書いてしまいました。(^^ゞ 要約しますと、構造的な文書とは、「論理的な文書、技術文書、その他ビジネス文書などの、章・節・項が適切に設けられた文書」のことを指しています。 構造的な文書には、章・節・項に「見出し番号」が振られています。その作成途中には、章・節・項が適切になるようレベルを変えたり、順序を入れ替えたりします。また後から見た目を調整するために、文書
「PHPの開発環境を構築する」シリーズの第5回です。今回は、オープンソースでPHP用の静的解析ツールである、PHPMDを試してみます。PHPMDによる使われていない変数の警告によって、変数名のタイプミスが発見できそうです。 順番を入れ替え、最初にPHPMDの試用レビューをし、その後でインストールをレポートします。 (2014年12月23日追記:インストール時の「謎のエラー」を無視しても、動作することを確認しました。またWindows 8.1の場合に付いて追記しました。) (2015年2月26日追記:インストール方法については「Composerによるツールのインストール」を起稿しました。こちらをご参照下さい。) はじめに PHPは、柔軟で便利なツールもそろっている、プログラミングがしやすい言語です。 しかし一点、変数が無宣言で使えるので、タイプミスによる欠陥を作りこみやすいです。またインタプ
「Pleiades All in One」のPHPパッケージにてインストールしたEclipseに、新規プロジェクトを作成します。そしてPHPファイルを作成しデバッグするまでの、Eclipse+PDTの基本的な使い方をレポートします。 本稿は「PHPの開発環境を構築する(その1):「Pleiades All in One」のインストール」に記載した通りに設定しました、以下の環境を対象に記載しております。各ソフトウェアのバージョンが異なる場合は動作が異なると思いますのでご留意ください。 OS:Windows7 64bit 環境:Pleiades All in One、Eclipse 4.3 Kepler、PHPパッケージ Eclipse Platform Version: 4.3.0(C:\pleiades\eclipse\eclipse.exe) ApacheFriends XAMPP Ve
「PHPの開発環境を構築する」シリーズの第4回です。今回はXAMPPのPHP環境にPHPUnitをインストールし、またEclipseからPHPUnitのテストを実行できるMakeGoodというプラグインを組み込みます。そして実際にテストを実行してみます。 (2015年3月3日修正:Windows 8.1+Pleiades All in One Eclipse 4.4 Lunaの環境とComposerにてインストールした直近の環境に合わせて、大幅に修正しました。尚、画面のキャプチャの多くは2013年11月のままです。実際と異なる場合があります。) 前提条件 本稿は「PHPの開発環境を構築する(その1):「Pleiades All in One」のインストール」に記載した通りに設定しました、以下の環境を対象に記載しております。各ソフトウェアのバージョンが異なる場合は動作が異なると思いますのでご
「Pleiades All in One」による、WEBサイトの開発環境の構築をレポートします。「Pleiades All in One」は、Windows用のEclipse(プログラム開発統合環境)日本語パッケージで、そのPHP環境にはPDT(EclipseのPHP開発用プラグイン)と、Apache(WEBサーバー)とMySQL(データベース)のパッケージであるXAMPPも同梱されています。 (2013年11月13日編集:WordPressサイトのミラーをローカルに作成するレポートの部分は「WordPressテーマ開発(準備編):サイトをローカルにミラーリングする」に移動しました。) (2014年12月20日追記:Pleiades All in Oneのサイトを見たところ「Pleiades 4.4 Luna」がありました。このインストールも、本稿での4.3 Keplerと同じでしたのでご
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