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アメリカ大統領選
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1969年、高野悦子は二十歳だった。立命館大学文学部史学科日本史専攻 の3回生。学生運動の嵐が吹き荒れている時代だった。 1月15日成人の日の日記に「独りであること、未熟であること、これが私の二十歳の原点である」と記す。 一時期、部落問題研究会(民青系)に入会するが、1969年になり、全共闘運動が起こると参加を決める。しかし、同じ運動のなかで敵対する党派が存在することを彼女は理解出来なかった。そのことが、他の様々なことに対しても向けられていき、結局は自分が未熟であるという認識に落ち込んでしまう。 学生であることに引け目を感じ続けた彼女は「労働者」になるべくアルバイトを始め、仕送りは家賃のみに使い、後はバイト代でまかなった。しかしこのバイト先で、彼女は失恋してしまう。やがて疲労は積もり、大学にも仕事にも疲れきってしまった。 そして1969年6月24日未明、線路に入り貨物列車
2008.3.28 先日、テアトル新宿で上映されている若松監督の「実録・連合赤軍」を観に行きました。 予想以上に当時の若者が多かったです。皆さん様々な想いで、この映画を観に来ているのでしょうね。(ちなみに私の両脇も団塊世代の方でした) 坂井真紀さん演じる、遠山さんの自己殴打のシーンなどはかなりきついですが、この事件に関心のある方には、一度是非見て頂きたい作品です。 そして、その前にある共同軍事訓練での、くそまじめに軍事訓練をする同志を見つめる遠山さんの見せる表情が、今この映画を観る人と同じ視点に立っているのではないかと感じました。 事実関係は、「光の雨」が、裁判資料などを基にして忠実に作ってあるので両方を観て頂 くと、更に当時の状況が伝わるのではないかと思います。 あさま山荘内での、坂東氏のつまみ食いについてなどの吉野氏の批判など細かい部分が、映像として見られてと
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