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ブックマーク / trivial.hatenadiary.jp (3)

  • 大都市の核心は知的労働者なのか? - 一本足の蛸

    住居コストを飛躍的に安くする方法 - Togetterを読むと、「世の中にはいろいろなことを考える人がいるんだなぁ」と感心する。 かなり杜撰な議論なので、はてなブックマーク - 住居コストを飛躍的に安くする方法 - Togetterで何人もの人がツッコミを入れているし、「住居コストを飛躍的に安くする方法」は実現しない - HPO:機密日誌という優れた論考もあるので、特に付け加えることもないとは思うのだが、一つだけ。 大都市ではいろんな人たちが働いているが、核心は知的労働者である。これは今も昔も変わらない。ホワイトカラーがいるからこそ、それを支える商業・運輸・通信・エネルギー等の現場作業員が働く必要があるのだ。知的労働者が消えれば、大都市は存在意義を失う。 これがよくわからない。都市というのは昔も今も商業・運輸・通信・エネルギー等の現場作業者が集積しているところではないのか? そりゃまあホワ

    大都市の核心は知的労働者なのか? - 一本足の蛸
  • 標本調査より精度の劣る悉皆調査 - 一本足の蛸

    webちくま「この国の教育にいま、起きていること」苅谷剛彦>第5回 教育政策の路線変更と全国学力テストの意味>常識と異なる専門家の見方*1経由で、調査研究協力者会議等 全国的な学力調査の実施方法等に関する専門家検討会議(第3回)議事概要−文部科学省を読んでみた。 客観的なデータを取ることが重要である。悉皆調査で一番懸念されることは、成績の悪い子どもを休ませたり、学力調査の結果において高いパフォーマンスを得るための特別な努力をすることで、データが変質してしまうことである。取ったデータがすでに変質してしまっていれば、それをどれだけ分析しても意味がない。 ある社会的集団の特徴を把握するために、その集団から一部の人だけを選んで調査を行う*2場合に、えてして調査対象者数は多ければ多いほど偏りの少ないデータが得られる、と考えがちだ。実はそうではなくて、調査対象の数より選び方のほうが大切だ*3ということ

    標本調査より精度の劣る悉皆調査 - 一本足の蛸
  • 『アクロイド殺し』と倒叙ミステリ - 一本足の蛸

    何を以ってフェアとするか、および倒叙の魅力 - 雲上四季について2点指摘しておきたいことがある。当は当該記事のコメント欄に書けばいいのだが、少し長くなるので、ここで書いておく。 その1。 秋山氏は「クリスティの『アクロイド殺し』のときから、十戒と二十則がミステリを書くにあたって絶対に厳守しなければならないルールではなかった」と言うが、これはちょっと意味がつかみ取りにくい。 『アクロイド殺し』が発表された1926年当時、まだ十戒も二十則もなかったので、「1926年当時、十戒・二十則がミステリを書くにあたって絶対に遵守しなければならないルールだった、ということはない」という主張なら、反対する理由はない。ただ、後に十戒・二十則という形で明文化されることとなるミステリの暗黙のルールに『アクロイド殺し』が違反していたことは明らかだ。その「暗黙のルール」が当時のミステリ界において絶対に遵守しなければ

    『アクロイド殺し』と倒叙ミステリ - 一本足の蛸
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