【ワシントン=島田峰隆】キューバを訪問中のフランスのオランド大統領は11日、ハバナでラウル・カストロ国家評議会議長、フィデル・カストロ前議長と相次いで会談しました。仏大統領のキューバ訪問はオランド氏が初めて。米メディアによると、西側諸国の首脳によるキューバ訪問は1986年のゴンサレス・スペイン首相以来です。 オランド氏は会談に先立ってハバナ大学で講演。「キューバの発展をあまりにも妨害してきた政策が撤回されるようフランスは最善を尽くす」と語り、米政府が半世紀以上にわたりキューバに押し付けている経済封鎖の解除へ協力する姿勢を示しました。 オランド氏はまたフランスとキューバの学術科学協力の一環として、フランスで学ぶキューバ人学生が利用できる奨学金を倍増する計画を発表しました。 オランド氏のキューバ訪問には仏企業の幹部も同行。キューバとの経済関係強化を図ろうとしています。11日には、石油大手トタル
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