日本医療労働組合連合会(日本医労連)給食対策委員会は21日、東京都内で会見し、第3回病院給食実態調査の結果について発表しました。病院給食は「治療食」として重要な役割があるにもかかわらず、委託・非正規雇用化がすすみ、人手不足などの深刻な実態にあることが明らかになりました。 給食実態調査の実施時期は昨年4月~7月。日本医労連加盟の労働組合がある全国314施設の回答を集計しています。 病院給食には、腎臓や肝臓の病気、糖尿などの病状にあわせた「特別食」、高齢患者のための刻み食など「個別対応食」があり、手間や時間、技術が必要となります。 79・5%の病院が、毎日給食の3割以上を特別・個別対応食としてつくっています。 特別食を5割以上つくっているのは全体の32・1%、7割以上つくっているのは12・5%にのぼります。前回調査の1996年では特別食5割以上が19・2%、7割以上が6・9%であり、特別食が増
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