「アベノミクス」で株価が上昇した2年間に、保有していた株を売却した自民党衆院議員が26人もいることが本紙の調べでわかりました。国会議員にはインサイダー情報も入ってくるため、閣僚や政務三役は株取引を自粛することになっていますが、一般の政治家もこれに準ずるべきだという声があがっています。 本紙調査 5月25日に衆院議員475人の2014年12月時点の資産が公開され、158人が株保有を報告していました。前回の資産公開は、第2次安倍内閣が発足した12年12月で、この二つの資産等報告書を比較すると、保有株の増減がわかります。 これによると、資産総額30億6520万円と断トツだった鳩山邦夫元法相(福岡6区)はじめ26人の自民党議員が株取引をしていました。 鳩山氏は、東芝86万4000株など、10銘柄593万4000株を保有していますが、前回に保有していた学習研究社3万3000株、NIPPOコーポレーシ