「米国という帝国に、みんなが立ち上がる力になるプロジェクトを進めている」「戦争を起こさせないために強くなり、たたかおう」―。米映画監督のオリバー・ストーン氏は6日、原水爆禁止世界大会・ヒロシマデー集会で、アメリカン大学のピーター・カズニック教授とともに訴え、会場内から共感と連帯の拍手がわきあがりました。 米国の本当の姿伝えたい カズニック氏はストーン氏と脚本を共同執筆したドキュメンタリー「もうひとつのアメリカ史」について、米国の戦後の軍事外交政策を正当化する「ウソ」を暴いたと紹介。そのなかで広島・長崎への原爆投下がなくても日本の降伏は明白で、米国はソ連への“警告”だったと説明しました。 ストーン氏は「(戦後)ドイツは反省と謝罪の下で平和を守る国に変わったが、日本は米国の従属国のままで、経済大国だとしても道徳的な大国になっていない」と指摘。オバマ米政権の「アジア回帰」は「中国封じ込め」であり
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