日本ジャーナリスト会議(JCJ)による今年度の「JCJ賞」に、「しんぶん赤旗」日曜版編集部の「『ブラック企業』を社会問題化させた一連の追及キャンペーン」が選ばれました。何を報道し、何を動かし、どうして「赤旗」が報じることができたのか―。 取材班 過酷実態克明に 4月、編集局に男性読者から一本の電話がありました。男性は介護関係の仕事に就き、労働条件を巡って会社を訴え勝利和解を得たといいます。 「日曜版の記事(ブラック企業追及)を読んでいたからたたかえた。勇気を与えてくれたことにお礼が言いたい。今後も、理不尽な会社に屈せずたたかう労働者の姿をたくさん描いてほしい」 日曜版取材班が、ブラック企業の追及キャンペーンを開始したのは2013年6月。同年8月からは連載名を「ブラック企業連続追及」とし、今年7月末時点で掲載回数は20回を超えています。 取材対象は、ブラック企業大賞2013に選ばれた「ワタミ
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